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ごー
タイムアスモデウス
タイムアスモデウス
Katherine
ごー
jk,m
■タイトル  作品化済み

セーラーヒロイン淫紋、侵蝕、連鎖堕ち [No.7950]

■プロット
セーラー戦士の頭脳である百香(ももか)ことセーラーアクア、そして夕夏(ゆうか)ことセーラーボルケーノは妖怪魔人カメラーダによって悪に堕とされ、イヴィルアクア、ダークボルケーノとなってしまった。2人の暗躍によって親友のセーラーブライトも悪の手先に堕ちる中、運命のめぐり合わせによって1人の少女が最強のセーラーヒロインとして覚醒していた。




「邪悪な気配はこっちからみたい!すぐ近くに妖怪魔人がいるはず!」

清々しい朝のことである、通りに緊迫した声が響き渡った。声の主は1人の女子高校生であり、目下邪悪な気配の元に急行中のようだ。彼女の名前は果林(かりん)、この世を乱す妖怪魔人に対抗する存在として最近セーラーヒロインとして覚醒した少女である。彼女が変身するのはセーラーアスタロト、この世から妖怪魔人を消すために生まれた絶対正義、汚れを知らぬ、魔族に対しての切り札である。おっとりとした雰囲気で穏やかな声だが、小動物を彷彿とさせるぱっちりと開いた目は品位にあふれていた。白磁のような真っ白な四肢で走るその姿は可愛らしい天使のようにも見える。年頃の女の子らしく服装や化粧などおしゃれをしているが、決して華美ではなく、清潔そうなそのいで立ちからいやらしさは全く感じられない。男なら誰もが見とれるであろうその颯爽と駆ける少女は瑞々しい爽やかな残り香を残しながら曲がり角に消えた。




「はっ!」
「やー!」
「あれ?もう誰かが戦ってる?」

果林が現場に到着すると既に2人のセーラーヒロインがカメラの頭部を持つ妖怪魔人と戦っていた。1人は青と白を基調としたコスチューム、もう一人は赤と白を基調としたコスチュームに身を包んでいる。2人の顔は濃いメイクが施され、どちらかというと悪の女幹部のような顔つきだが、その清純なコスチュームや実際に妖怪魔人と戦う姿は紛れもなく正義のセーラーヒロインだ。

「誰かわからないけど私も手伝うよ!セーラーアスタロトライズアップ!」

変身ペンを掲げて変身ポーズをとる果林。汚れのない心から発せられる清らかなエネルギーをペンに注ぐと、光と共に純白のセーラーヒロインが降り立った。上下共に純白のセーラーコスチュームは果林の清純な精神が表面化したかのようであり、ゴールドであしらわれたスカートや襟の部分のラインからはエレガントな雰囲気が醸し出されている。頭にはゴールドのティアラ、胸には光り輝くブローチが見える。

「邪悪を祓う純白の希望、セーラーアスタロト!」

腕をしなやかに構えながら高らかに名乗るその姿からは果林の正義感の強さ、困った人がいれば助けずにはいられないというしっかりした芯の強さを感じさせた。見るものを優しい気持ちにさせる朗らかな笑みからは白い歯がこぼれていた。

「私はセーラーアスタロト!覚悟しなさい!」
「私の名前はカメラーダ!、、、、いや、自己紹介している場合ではありませんでした!まさか新たな正義のセーラーヒロインが現れるとは!これはいけません」

そう言ってセーラーアスタロトは戦闘に参加すると、驚くべき攻撃力で妖怪魔人を圧倒する。妖怪魔人は新手の登場に焦りを隠せない様子である。

「セーラーアスタロトありがとう!最後は私が!アクア、、、、、、、、、、、、、、」
「今です!」

パシャリ!

「まっ、まぶしい!」
「何も見えない!」

セーラーアスタロトの攻撃によりカメラーダが弱った時、セーラーアクアがセーラーアスタロトの攻撃を静止して必殺技のモーションに入る。その時、攻撃が途切れたこれを好機と見たカメラーダはカメラのフラッシュを光らせ、3人のセーラーヒロインの目を眩ませ、逃走してしまった。

「私のせいで、、、ごめん」
「大丈夫大丈夫、次があるって!それより2人は?」
「私はセーラーアクア。水のセーラーヒロインだよ」
「私はセーラーボルケーノ。炎のセーラーヒロインかな」
「私はセーラーアスタロト。最近セーラヒロインとして覚醒したの!他にセーラーヒロインがいるって知らなかったからびっくりしちゃった。仲間が増えてうれしいよ、2人ともこれからよろしくね!」
「すっごく強いんだね、私こそよろしく!」
「頼りにしてるね、こちらこそよろしく!」

仕留め損ねたことを謝るセーラーアクアにセーラーアスタロトがやさしく声をかける。3人は簡単な自己紹介を終えて、お互いに味方であることを確認し、笑いあった。

「あっ、もうこんな時間。私学校に行かなきゃ!それじゃあまたね2人とも!」

心強い仲間ができたと安心していたのも束の間、セーラーアスタロトは登校中であったことに気づき、2人に軽く挨拶をして走り出すのだった。





「今日からこのクラスに新しい仲間が増えます。隣町の学校から転校してきた百香(ももか)さんと夕夏(ゆうか)さんです。」
「あっ、朝の!」
「なんだ果林、知り合いか?」
「まあ、ちょっと、、はい笑」

「百香です、前の学校では生徒会長やってました。早くみんなと仲良くなりたいです。よろしくお願いしまーす。」
「夕夏です、百香と同じ学校から来ました。前の学校では風紀委員長をやってました。色々分からないこととか教えてください。よろしくお願いしまぁす。」

パチパチパチパチ

「よし、じゃあ2人とも空いてる席に座って。授業始めるぞー」

朝のホームルーム、果林のクラスには2人の転校生が来ていた。2人ともケバケバしたメイクをしており、黒光りするチョーカー、ジャラジャラとした下品なアクセサリーやゴテゴテとした毒々しいネイルが目立つ。極端に短いスカートから伸びる艶めかしい足に思わず前屈みになってしまう男子も続出だ。果林は先生に紹介されている2人がさっきまで共に戦っていた2人だと気づき、思わず驚く。

「さっきぶりだね笑」
「まさかおんなじ学校とは思わなかったよ笑」
「しかも3人とも同じクラスなんてね笑」

自己紹介が終わった後、拍手に送られながら2人が果林の近くの席に着くと、3人はコソコソとこの奇跡ともいえる再開について盛り上がるのだった。しかしこれは奇跡でも何でもなく、むしろ仕組まれた出来事であることを果林は知る由もなかった。





~回想~

「悪いニュースです、隣町に新たなセーラーヒロインが現れたようです。汚れを知らぬ最強の力を持っているようで、あなた方2人でも勝てるかどうか、、、」

カメラーダのアジトでは玉座に座るカメラーダが両脇に2人の黒い姿のセーラーヒロインをはべらせていた。2人の名前はイヴィルアクアとダークボルケーノ。セーラーアクアとセーラーボルケーノが悪に堕ちた姿だ。元々爽やかで健やかなイメージだったコスチュームは、イヤらしい光沢を放つラバー地のコスチュームになり、足には網タイツとピンヒールを履いている。ケバケバしいメイクが施された顔と相まって、2人の心が完全に悪に染まってしまったことを強調させていた。2人の胸やおしりを触りながらカメラーダは新たに出現したセーラーヒロインについての話を始めた。カメラーダによると一筋縄ではいかない強敵らしい。

「そんなに強いんだったらダークネスユピテルみたいに悪に堕としちゃいましょうよーカメラーダ様」
「ダークボルケーノに賛成でーす!私いい考えありまーす」

ゴニョゴニョ

以前2人の姦計によってセーラーユピテルを精神的に孤立させダークネスユピテルに堕とした時のことを例に出し、新たなセーラーヒロインも悪に染めればいいとダークボルケーノが提案する。するとそれに賛同する百香が何かアイディアを思いついた様子で2人に耳打ちを始めた。

「すご!百香悪だくみ超得意じゃん」
「それは面白いですねえイヴィルアクア、さすがセーラーヒロインの頭脳」
「カメラーダ様ぁ、”悪の”セーラーヒロインですぅ❤」「邪悪なしもべたちよ、最強のセーラーヒロインを我が手駒とするのです!」
「カメラーダ様のお望みのままに」

作戦の成功を確信したカメラーダが新たなセーラーヒロインの陥落作戦を指示すると、2人の忠実なしもべは恭しく返事をする。4人目のセーラーヒロインの篭絡が始まろうとしていた。





「百香ちゃん転校してまだ1か月だけどどう?」
「みんなのおかげでだいぶ慣れてきたかな」
「夕夏ちゃんは?」
「私もー。友達めっちゃできて毎日楽しい!」
「よかった!私も2人の親友と毎日下校できて嬉しいよ」

2人が百香のクラスに転校してきてから1か月が経とうとしていた。3人もすっかり仲良くなり、今では毎日一緒に帰る中となった。

「そういえばこの前思ったんだけど、果林は変身するとき妖精いらないの?」
「私も思ったー、私と夕夏ちゃんは必要だもんね」
「へー、2人は変身用の妖精がいるんだ。私はこの変身ペンだけで変身するんだよ」
「果林は妖精いらないんだって。百香もチャッピー無しでセーラアクアになれたらいいのにねー」
「夕夏ちゃん酷いッピ!」
「冗談だよ、じょうだんー」

下校途中の話題は3人の変身の仕方へと移っていた。どうやら百香と夕夏は変身に妖精の力を借りる必要があるようだが、果林は変身ペンだけがあればいいらしい。それを聞いた夕夏が百香の妖精であるチャッピーをからかうと、百香のカバンから手のひら大のぬいぐるみのような妖精が顔を出し、反論する。その反応を見て3人は笑い合った。





「百香ちゃんから電話?なんだろ?」

ある日の放課後、果林が放課後教室で勉強している時に携帯が鳴った。画面を見ると百香からの着信らしい。

「どうしたのもも、、、、」
「果林ちゃん今すぐ来て!カメラーダが!あぁぁっ!」

ドーン!!!

「わかった!すぐ行く!!」

何気なく電話に出た果林だったが、百香の名前を言い切る前にその耳に焦った声と爆発音が届く。緊急事態であることを察した果林は変身ペンを持って教室を飛び出した。

「百香ちゃん!大丈夫?!」
「やっと来ましたかセーラーアスタロト。」

セーラーアスタロトの姿で現場に到着した果林はセーラーアクアの元に駆け付ける。目の前には以前3人で相手をしたカメラーダが立っており、なぜかその隣にはセーラボルケーノが佇んでいた。しかしその姿は黒く、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべる姿は、果林のよく知るセーラーボルケーノではないような気がした。

「しつこいよカメラーダ!でも何でボルケーノが妖怪魔人の隣に?」
「それが、、、セーラーボルケーノは、、、」
「彼女には私のしもべになってもらいました。そうですね、ダークボルケーノ」
「ふふふっ、そーゆーことでーす。今の私は悪のセーラーヒロインダークボルケーノ。欲望の炎を灯しますぅ」
「えっ?」

妖怪魔人の隣に佇むセーラーヒロインに違和感を感じざるを得ないセーラーホワイトは当然の疑問を発する。セーラーアクアが言いづらそうに言葉を詰まらせると、代わりにカメラーダがその疑問に答えた。カメラーダから紹介されると、ダークボルケーノは新しい姿を披露するかのように一歩前に進み、悪に堕ちたことを宣言する。その口元はニタリと歪んでおり、その笑みはいつもの朗らかな笑顔ではなく、邪悪に支配された笑みそのものだった。かなり変わってしまったが、確かにボルケーノである。突然のことに状況がうまく呑み込めないセーラーアスタロト。

「えっ、嘘、、だよね?」
「嘘じゃないよ?身も心もカメラーダ様に忠誠を誓って、雌奴隷セーラーヒロインになったの」
「どうです私好みに淫らに染まったダークボルケーノは」
「そんな、、、、」

セーラーアスタロトはなにかの間違いであってほしいと一縷の望みをかけて尋ねるが、倒すべき存在である妖怪魔人を様付で呼ぶ話しぶり、そしてカメラーダへのベタベタとした馴れ馴れしい態度から、嫌でも状況を理解しはじめる。

「隙だらけですよ、はっ!」
「しまった!」

まだセーラーアスタロトの混乱が収まっていないと見ると、カメラーダは手からフィルムのような帯を放ち、一瞬にしてセーラーアクアに巻き付けたかと思うと、次の瞬間には手元へ手繰り寄せいていた。

「抵抗したらセーラーアクアがどうなるかわかっていますね」
「人質を取るなんて卑怯よ!」
「卑怯で結構、さあダークボルケーノ、痛めつけて差し上げなさい」
「はーい、私がカメラーダ様の分まで仕返ししちゃいまーすっ!」

ぐるぐる巻きにされ身動きが取れないセーラーアクアを抱えたカメラーダはダークボルケーノに攻撃を指示する。ダークボルケーノは間延びした返事をしながらセーラーアスタロトに近づいていき、攻撃を始める。

「正気に戻って!夕夏ちゃんは正義のセーラーヒロインでしょ!」
「”元”正義のセーラヒロインね。うふふっ、仲間を裏切るのゾクゾクしちゃう♡」
「うぐっ、、、、」
「あ゛ぁっ、、、、、」
「お゛ぅ、、、、」

人質を取られており、何もできないセーラーアスタロトはダークボルケーノによって胸や下腹部、わき腹などにパンチやキックを入れられる。吐息を漏らしつつも最初は耐えていたセーラーアスタロトだったが、ついに膝から崩れ落ちてしまう。

「まだそんな目ができるんだ、さすが最強のセーラーヒロインだね。ご褒美上げちゃうよぉ♡」
「なにを、、、する、、、つも、り?」
「欲望をともす炎だよっ、熱くないからねー」

セーラーアスタロトは崩れ落ち、攻撃を受け続けてもなお、正義の光が灯った目でダークボルケーノに訴えていた。それを見たダークボルケーノはご褒美と言って人差し指に黒い炎をともらせる。ダークボルケーノは妖しげな揺らめきをもつ人差し指をセーラーアスタロトの下腹部、ちょうど子宮のあたりに当て、何やら紋様を描き始める。

「淫紋完成っと♡」
(淫紋?????)
「さすがですねセーラーアスタロト、あなたの我慢に免じてセーラーアクアは解放しましょう」
「じゃあ私たちはこれで帰るから。あっ、1つ言っとくと淫紋の効果で、あなたの中でイっちゃった男の人は下級魔人になっちゃうから気を付けてねー。」

描き終わると淫紋が妖しく輝きだす。セーラーアスタロトは聞きなれない言葉を心の中で咀嚼しながら考える。セーラーアクアを解放したカメラーダとダークボルケーノはその妖しい輝きを確認し、淫紋の気になる効果を捨て台詞に闇の中へ消えた。

「セーラーアクア!」
「ごめん、また私のせいで、、、、」
「私も動けなかったし、気にしないで!」

セーラーアスタロトがぐるぐる巻きになったセーラーアクアに駆け寄る。お互いの無事を確認しあい安堵するセーラーホワイトの下腹部では淫紋が未だ輝き続けていた。






(あぁ、、っ、はぁ、、、あれから体が変、、、、いやらしい気持ちが高ぶって、、、、、ほてりが全然収まらない、、、、きっとこの淫紋のせいだ、、)

翌日の放課後、教室で果林は自分の机に突っ伏していた。太ももはずっとモジモジしており、肌にはうっすらと汗をかいている。いやらしい気持ちが収まらず、自分の秘所をまさぐりたいという欲望と戦っているのだ。

(こういうこと、、やったことないけど、、、、誰もいないしちょっとだけなら、、、、、この火照りを抑えるためにちょっとだけ、、、)

果林はどうにも我慢できなくなり教室で弄り始めてしまう。

クチュッ、クチュッ

最初は恐る恐る股間に手を伸ばしていた果林だったが、その動きは次第にエスカレートしてった。

グチュッ、グチュッ
(もっと、、もっと奥まで、、)

一心不乱に指をかき回すが、火照りは一向に収まる気配がない。いきそうになる瞬間はあるのだが、その直前に急にイケなくなってしまう。

(なんで?なんで?!)

イくためにより激しくいじり始める果林だったが、その時。

「果林ちゃーん」
「!?。だめっ、入っちゃダメ!」
「えっ」

百香の声が聞こえる。親友に自慰をしている姿など見られたくないという思いからとっさに叫ぶ果林だったが、その静止も間に合わず、ガラッという音がしてドアが開けられてしまう。教室で自慰にふける果林を目の当たりにしてしまい、驚きの声を上げる百香。

「果林ちゃん、、どっ、どうしたの?!」
「・・・・・・・・」
「顔を上げて果林ちゃん、何も聞かないでおくね。きっと理由があるんだよね。このことは誰にも言わないでおくよ。」

心配そうに問いかける百香に、何も応えられずうつむいてしまう果林だったが、それを見た百香は果林に寄り添う。

「実はね、、、百香ちゃん。この前夕夏ちゃんと戦った時にね、、、、、何かされたみたいで、、、、、、その、、、、体の疼きが止まらないの。でも私、男の人とエッチもしたことないし、、、こういうこともしたことなくて、、、、」

こんな時親友と呼べる存在がいてくれてありがたいと思う。果林は百香のやさしさにぽつりぽつりと話し始めるのだった。百香はそれを真剣な顔で黙って聞いていた。

「とにかく火照りを収めないと大変なんだね。やり方はわたしが教えてあげるよ」
「手じゃダメ、、、イけないの、、、、、、ほかに何か、、、、」
「これは?」
「それは聖なるアイテムだから、、、、」
「でも手でイケなかったんでしょ?大丈夫だよ。使ってみよ?」

百香は果林の机の上にある変身ペンに手を伸ばし、それを使うよう促す。セーラーホワイトに変身する聖なるアイテムであることから、躊躇を見せる果林だったが、先ほどからオーガズムに達せずに、むしろ自慰をする前より悶々とした状態になっており、正常な判断が難しくなっていた。こくんとうなづくと百香がペンを果林の中に入れる。

「っ、、、はぁぁん」
(さっきまでと全然違う、、、)
(これなら、、これならイケそう、、、)
「よく覚えといて、これが快感だよ。」
「エッチなことすると満たされる感情なの。」
「はぁ、、っふぅ、、、あん(これが快感)」

先ほどまでとはまるで違う快感のボリュームに果林の嬌声が漏れる。百香は背後から手をまわし、耳元でささやきながら、ペンをグチュグチュと動かす。その顔は邪悪に満ち満ちているが、自慰に夢中の果林はそのとに気づかない。
「あっ、なんかっ、、、すごいのが、、、、きてっ、、、きてる!」
「それがイクってことだよ」
「イクっ、キテるキテるキテる!」
「じゃあイっちゃお、ほら、イッちゃえ」
「初めて、、、こんなの初めて、、、、イくっ、、、イっちゃう。。。。。。あぁはっ、、、んんんn」

百香の的確な刺激とリズミカルな動きにより、果林の快楽は絶頂に達そうとしていた。未知の快感への予感を口にする果林の耳元で邪悪にそそのかす百香。その囁きにつられるように果林は弓なりになってついにオーガズムに達した。

「ふぅっ、、、ふうっ、、、ふぅぅぅぅっっ、、、」
「果林ちゃんもこれからエッチなこといっぱい覚えて、いやらしい女の子になってね❤」

放心状態で余韻に浸り、肩で息をする果林に百香が毒を流し込み、果林の無防備な心に快楽を強く根付かせる。

「果林ちゃん、気持ちよかったかな?」
「うん、、、、、すっごく、、、、、、」
「よかったぁ、それがイくってことなんだよ」

しばらくして自我が戻り、少し恥ずかしそうにしている果林に声をかける百香は変身ペンを手渡しながら今の快感がオーガズムであることを教えてくれた。果林は自分の愛液でベトベトになったペンに手を伸ばし、それをつかむ。

(こんなことに使っちゃいけないのに、、、でも、、気持ちよかった、、、)

背徳感を感じながらも、この気持ちよさは、もしかしたらその背徳感がスパイスとして作用したのかもしれないなどとも思う。

「火照りはどう?収まったかな?」
「うん、もう大丈夫みたい、百香ちゃんありがとね」

ポウッ

百香の問いかけに果林は乱れた服装を正しながら応える。少し恥ずかしかったが、何はともあれ元通りになったのだ。安堵の気持ちから表情が崩れる果林だったが、その下腹部で淫紋が妖しい光を湛え、足りないピースを埋めるかのようにその画数を増やしたことに気づくことはなかった。

「百香ちゃん、本当にありがとね。じゃあまた明日」
「うん、果林ちゃんの役に立ててよかったよ。また何かあったら言ってね。」

教室を出ていく果林を手を振って見送った後百香は妖しく笑う。

「チョロくて助かるわぁ❤、、、んっ❤」
「明日はもっと体が疼いて1人じゃ我慢できなくなるハズ、、あぁんっ❤」

百香はそう独り言を言いながら果林の机の角にびしょ濡れのパンツをこすりつけながら自慰を始める。カメラーダの忠実なしもべとなり、邪悪な思考に染まってしまった百香にとっては正義のセーラーヒロインが日常を過ごす学校の机を自らの愛液で汚すという行為も快感の1つになっていた。

(果林ちゃんもすぐに悪い子にしてあげる)
「あっ、、んっっ」

かわいらしい制服の上から自らの胸を揉みしだき、ガクガクと体を震わせたかと思うと短くため息を漏らす。百香の愛液が机を濡らし、行き場所を求めて床へ滴り落ちる。欲望に汚された机は光の戦士のこれからを暗示するかのようだった。





「んっ、、、」
(昨日は、、、、ちゃんとイケたのにまた疼きが、、、、、しかも前よりも強い気がする、、、、)

翌日、果林は人目を忍んで女子トイレで1人自慰にふけっていた。その手には昨日、百香のアドバイス通り変身ペンが握られていた。何度も軽くイくが、体の疼きは一向に収まる気配がなく、淫紋の妖しい輝きによりまたも快楽への欲望が押し寄せ始める。しかもその強さは以前よりも強いように思われた。果林は欲望に照らされ、一心不乱に股間をまさぐる。

「あっ、、、あぁぁんっ、、、、、なんでっ!、、、なんでぇ、、」

人目を忍んで女子トイレを選んだはずなのに、いつまでもイけないことで次第に声が大きくなり、羞恥心が薄れていく。

「っ、、ふぅっんっ、、」
(ダメだ、、、1人じゃダメなんだ)

何度目かのチャレンジの後、果林は自慰ではどうしても満たされないことを予感してしまう。今までは考えないように気持ちに蓋をしてきたが、敏感になってしまった体と、いつまでも収まらない快楽への渇望によって、だれでもいい、男に犯されたいという黒い欲望があふれだしてくる。

(誰か、、、誰か、、、)

もはやコントロールの利かなくなった欲望が頭を占め始めると、果林は愛液と汗でぐっしょりの下着を身に着け、乱れた制服姿のまま個室からよろよろと出る。

「先生、体調悪いので早退します」
「果林が体調不良なんて珍しいな。わかった、今日は早退しなさい」
「私、果林ちゃん玄関まで送っていきます」
「そうか、よろしく頼むぞ、百香」

虚ろ気な目をした果林は廊下に出ると手近な先生に生気の無い声で早退の意思を伝える。するとどこかからひょっこりと現れた百香が果林を見送ると言い出し、果林の手を引きはじめた。

「大丈夫?びっしょりだけど。私予備持ってるから良かったらこれ使って❤」

そういって手渡されたのは女子高生がつけるにはあまりに卑猥なランジェリーだ。ブラジャーはシースルーで乳首が見え見え、ショーツに至ってはシースルーで肌の露出が多い上、クロッチ部分が開いており、大事な部分を見せびらかす様に、そして肉棒を迎え入れるためのように大胆に開いている。

(あぁ、素敵)

確かにグッシャリと液体を吸ったランジェリーは不快感でしかないが、普段の果林であれば素敵などという感想は持たなかっただろう。男を誘うには都合がいいかななどという考えが浮かぶほどに快楽を渇望していた。果林は百香からの黒いやさしさを身に着けて学校を出て、家とは逆の、人の賑わう街の方へフラフラと歩き出すのだった。






「ちょっといいですか」

学校を早退した果林は人気のない路地で1人の男を見つけ、声をかける。

「ん?学生がこんな時間に何やって、、、、、えっ?!」

まだ学校がある時間にフラフラしている女子高生に男は素直な疑問を口にしようとするが、目の前の女子高生の行動に驚き、声を失ってしまう。

「私のここ、試してみない?」

果林は秋波を送りながら大きく足を開き、自らの手でスカートをたくし上げる。そしてダメ押しとばかりにもう片方の手で大胆に空いたクロッチ部分から見える割れ目を開いて見せつける。その部分からは既に愛液が零れ落ちていた。顔立ちはもちろん、姿かたちが可憐で小動物を思わせる女子高生が妖艶な下着を身に着け、強烈な色香を振りまきながら誘うというギャップ、男はゴクリと生唾を飲む。と同時に窮屈そうなズボンの中でムクムクと大きくなる股間を果林は見逃さなかった。

(おいしそう)

ジュルリ

果林は、さながらサキュバスの様な妖艶な目つきで無意識によだれをすすりながらゆっくりと男へ近づく。

(初めてなのに、、私どうすればいいか知ってる、、エッチな知識があふれてくる、、、)

その時、果林の下腹部の淫紋が再び妖しく光った。するとつい何日か前までは自慰もしなかった果林の脳内に性的な知識が押し寄せる。誰に教えられるでもなく、呆然と立ち尽くす男の股間に手を伸ばし、ズボンを下す。

チロチロ
ジュッ、ジュッ、ジュッ
レロレロ

(これ、、これが欲しかったの、、、あぁ、もう我慢できない)

果林は勢いよくかぶりつくと、初めてとは思えない舌使いで男の肉棒を舐めまわしていく。男はまだあどけなさを残す娼婦の様な女子高生を見下ろしながら、そのアングル、シチュエーションに更なる興奮を覚えていた。その興奮は肉棒に更なる怒張をもたらした。

(早く入れないとおかしくなっちゃう、、ちょっとだけ、、、ちょっとだけだから、、、、)
「ここにぃ、、、いれてぇ、、、」

よくないことだと思いつつもちょっとだけという言い訳でごまかし、果林は後ろ向きになって誘いかける。果林の体に夢中になってしまった男は肉棒を背後から突き刺す。

「んんんんっっっ!」

挿入された瞬間、体に電気が走ったかのような快感を経験する果林。その快感は自らで慰めるときの比ではなかった。自らも腰を動かし、くねらせながら最大の快楽を享受しようとするその姿はつい先ほどまで処女だったなどと誰が思うだろうか。

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ
「もっと!もっとぉ!」

性交のリズムを刻むたびに高まっていく快感を抑えきれず、果林ははしたない願望を口にしてしまう。その下腹部では再び淫紋が光り、その画数を増やしていた。

「やばい、イくっ、、出るっ」
「?!」
(ダメ!最後までイっちゃうとこの人妖怪魔人になっちゃう!)

夢中で精を貪る果林だったが、男の絶頂を意味する言葉を聞いてわずかに残っていた理性が浮上し始める。最後までイくと妖怪魔人に変えてしまうという夕夏の言葉を思い出し、突然肉棒を引き抜くと、男の体液は果林の中に放たれることはなく、地面に散乱した。

「すっ、すみませんでした!」
「あっ、ちょっと君!」

まさに間一髪だったが、一般人を下級魔人に変えてしまうかもしれなかったという出来事に果林は愕然とする。我に返った果林は急いで散乱した制服や荷物をまとめると手短に謝罪の言葉を述べ立ち去った。





「この通り果林ちゃんはすっかり快楽の虜です、フフフッ❤」
「順調ですねぇ、優秀な雌犬にはご褒美をあげなければ」

邪悪な気が立ち込め陰鬱な雰囲気が漂うアジトで、果林が路地でなにをしていたか一部始終を魔力の鏡で見ていたのはカメラーダと百香である。玉座に座るカメラーダの膝の上で体をカメラーダに撫でまわされているのは制服姿の百香だ。カメラーダは妖艶な悪の女幹部を思わせる化粧で邪悪に笑うしもべに褒美を取らせると言いながら自らの股間をあらわにする。

「たまにはイヴィルアクアの姿ではなく、正義のヒロインの姿でお願いしますか」
「えー、あんなダサいコスチュームの何がいいのかわかんなーい」

ご褒美にしゃぶりつく百香だったが、カメラーダからコスチュームを変えるよう要求される。百香は少し膨れながら白と青を基調とするコスチュームに身を包んだ正義のセーラーヒロインの姿に変身する。

「そうだ、こんなのいかがですかぁ?❤」

ご褒美の続きを堪能するセーラーアクアはカメラーダを愉しませるために一計を案じ、その正義のコスチュームに似合わぬ笑みを浮かべる。

「私は正義のセーラーヒロイン、セーラーアクア!」
「悪の手先になんてなったりしない!」
「正義は必ず勝つんだから!」
「こんな悪のチンポになんか負けない!」

「いいですねぇ、興奮してきましたよ」

セーラーアクアは時には優しく、時には激しく、上目づかいでしっかりとカメラーダの肉棒を舐めながら、正義のセーラーヒロインを演じ始める。その意向に気づいたカメラーダは興奮を抑えきれない様子でセーラーアクアの頭を掴み上下させ始める。

「ングッ、、、ングッ、、ンンン゛」
「そろそろイきそうですよ!、、、、はっ!、、うぅっ!」

主導権をカメラーダに握られ、言葉にならない声を発するセーラーアクア。正義のヒロインのそんな姿を見て高まったカメラーダは欲望を吐き出してしまう。セーラーアクアの口にたっぷりと出したにも関わらず、まだ猛りが収まらないカメラーダは勢いそのままセーラーアクアの中へズブズブと挿入を始める。

「あんっ、ダメ!そんなもの入れないで!」
「私は悪に染まったりしない!」
「絶対に負けないんだから」

セーラーアクアは口が自由になったことで再び正義のヒロインを演じ始める。しかし合間合間に漏れ出る嬌声や自ら腰を振る姿からは、本心ではカメラーダとの情事を愉しんでいるのが丸わかりである。

「どうですか?セーラーアクア」

「気持ちいいぃ!カメラーダ様ぁ、気持ちいいですぅ!」
「負けちゃいましたぁ私悪のチンポに負けちゃいましたぁ❤」
「正義のセーラーアクアはチンポ狂いの淫乱ですぅ❤」

先ほどまでは不屈の台詞を吐いていたセーラーアクアだったが、情事を愉しむセーラーアクアを見て声をかけるカメラーダに、
闇の空間に隠すつもりのない嬌声が響く。

「我慢できない、、私もぉ、、私も悪い子にしてくださいぃ」
「さぁ!悪に堕ちなさい!、、うっ!、、、」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん、わたし、、悪に染められちゃうっ」

お楽しみも終盤に差し掛かり、お互いに快感の最高潮に達しようとしていた。セーラーアクアの言葉をきっかけにスパートに入るカメラーダ。ガクガクと揺れるセーラーアクアはだらしない顔をしてその快感を一心に味わっていた。そしてついに2人の快感が最高潮に達し、同時に果てる。

「どうでしたか?正義のヒロイン悪堕ちプレイは?」
「正義を悪に堕とす快感はいつ味わっても最高ですねえ。セーラーアスタロトももうすぐ、、、ふっふっふっ、はーっはっはっ!」
「フフフッ、その時が楽しみですね、カメラーダ様」

機転を利かせたセーラーアクアのプレイに満足するカメラーダに恍惚の表情を向けるセーラーアクア。邪悪に笑う2人のその横では魔力の鏡が夕夏の姿を映し出していた。





「あんっ、、、、んっ、、、隼人(はやと)くん、、、すごいっ、、、、んっ。彼女と、、どっちがいい?、、あんっ」
「夕夏ちゃんっ、、、、夕夏ちゃんがいい!夕夏ちゃんの中最高っ!」
(この技便利ぃ、彼女がいる男をこうやって寝取るのも悪くて最高にゾクゾクしちゃう)

体育館の倉庫だろうか、マットの上では男子高校生と女子高校生が淫らな交わりの真っ最中だった。女子高生の方は夕夏だ。相変わらず濃すぎる化粧で下品な格好をした夕夏はその手に淫らな炎を灯しながら隼人の顔を撫でている。隼人と言う名の男子高校生は夕夏の欲望の炎にあてられ、正気を失っていた。

「うっ、、、、、」
「あぁん♡」

愛のないセックスは隼人の短い吐息とともに終わりを告げた。

「隼人くぅーん。まだ、できるよね?♡」

そう言うと乱れた服装のまま夕夏は両手に再び淫らな炎を灯し、男の体をゆっくりと触り始める。隼人のイチモツは行為が終わって間もないというのにすぐにムクムクと怒張し始めた。

「ここ、こぉーんなに固くさせて」
「女の子のあそこにぶち込みたくない?」
「い・ま・な・らぁ、果林ちゃんとエッチ、できちゃうよー?」

「か、り、ん?、、、やりたい、、、やりたい!」

夕夏はギンギンになった部分をサワサワと生殺しにしながら小悪魔の笑みを浮かべ、耳元で誘惑の言葉をささやく。夕夏の技で完全に理性を失った隼人は夕夏に導かれるままに、果林を犯すことしか考えられなくなっていた。





「はぁ、、、はぁ、、、、、、はぁ、、、、」
(収まって、、お願いだから収まって、、、)

教室では呼吸が荒くなった果林が椅子から崩れ落ち、床に膝をついている。腹部では再び淫紋が輝き、果林はまたしても体のほてりが抑えられなくなっていた。

「苦しそうだねー、果林。」
「ゆ、、夕夏、、何しに、、、」
「親友が困ってるから助けてあげようと思ってぇ、果林にプレゼントだよ」
「プレ、、ゼント?」

汗を流しながら必死に欲望と戦う果林が耳にしたのは夕夏の声だった。果林が元親友のほうを振り向くとダークボルケーノ姿の夕夏ともう1人、下半身が裸の盛のついた犬のような隼人を見つける。

「果林ちゃんがまってるよっ♡」

夕夏は隼人の耳元で吐息交じりにそうつぶやき、隼人の背中をゆっくりと押す。隼人は慣性のままにゆらゆらと果林に近づいていく。

「えっ、、、ダメ!今入れられちゃうと頭がおかしくぅぅぅぅっっ!」

果林は拒否反応を示すも、熱にうなされたように体がうまく動かない。前戯もなくいきなり本番を始めようとする隼人に悲鳴を上げるが、その言葉は最後まで言い終わることはなく、挿入された途端に快感に押し流されてしまった。

「ひぁんっ、、、、っ、、うっ、、はっぁ、、ぁん、、、もっと、、、もっとぉ」
「果林、隼人君彼女いるんだってさ」
「んっ、、、彼女、、、ふぁんっ、、」
「浮気エッチで、もーっと気持ちよくなっちゃうね」
「あぁんっ、彼女さんっっ、、ごめんなさいぃぃ、、、でも浮気エッチ気持ちいいのぉ、、」

果林はすぐに隼人のもたらす快楽に夢中になっていた。そんな果林の耳元で背徳の味を仕込み始める夕夏。その言葉に心の片隅にはダメだという意識がありつつも、果林は自分の体の制御を失っていた。親友に裏切られ、自分の体にすら裏切られ、心の糸が切れたように、真っ逆さまに転がり落ちる。

「夕夏ちゃんどう?調子は?」
「あっ、百香。果林はすっかりオチンチンに夢中だよ」

果林が行為に夢中の間、教室にはイヴィルアクア姿の百香が入ってきていた。首尾を尋ねる百香に笑いながら夕夏が答える。

「これっ、これなの。私が欲しかったのはこのチンポなの。隼人君、私の中でイって、イって!」
「果林ちゃんだめ!、イったら隼人君妖怪魔人になっちゃう!」
「隼人君ごめんね!でも!私!気持ちよくなりたいの!お願い、私の中でイって!」

果林が行う行為は自分の欲望を満たすだけの、気遣いなどまるでない男を使ったただの自慰行為であった。その行為に呼応するかのように下腹部の淫紋が輝き、その画数を増やし、最後のピースを埋めた。快感を得ることで頭がいっぱいの果林はその場に不自然に百香がいることを疑うことすらなかった。自分の欲望のためだけに射精を促す果林に対して百香は静止の声をかけるが、その顔はどう考えても目の前の出来事を愉しんでいる顔である。そしてその答えを聞いていびつに口角を歪ませ、邪悪な笑みを浮かべる。

「うっ、うああああぁぁ!」

叫びとともに全てを果林の中にぶちまける隼人から妖気が立ち上り、異形の姿へと変わる。

「あーあ、隼人君下級魔人になっちゃった。果林ちゃん正義のセーラーヒロインなのにね」
「百香????、、、、その姿は、、、、、、!?」

(「セーラーホワイトありがとう!最後は私が!アクア、、、、、、、、、、、、、、」)
(「隙だらけですよ、はっ!」)
(「これは?」)
(今思えば全部おかしかった!)

快感の余韻による頭の曇りが晴れてくるにつれ、果林は周りの状況を把握し始める。そしてイヴィルアクア姿の百香を見てその聡明な頭脳からある1つの結論を導き出し、愕然とした表情をする。脳裏に浮かんだのは今までの百香とのシーンである。最初に出会ったとき、自分の攻撃を遮ってカメラーダに逃走の猶予を与えたこと。カメラーダのフィルム攻撃にあっさりと絡めとられ、大した抵抗もなく人質となったこと。数ある道具の中から、わざわざ変身ペンを自慰の道具に使わせたこと。今思えばその全てが不自然だった。

「百香ちゃん!全部私を騙すための嘘だったんだね!」
「まだ理性が残ってたなんて、すごいね」
「でも果林気持ちよさそうだったけどー?」
「それはあなたたちの卑怯な作戦のせいでしょ!」

最後にひとかけら残った理性が果林の心に正義の灯をともした。騙されていたことに気づかなかった自分の情けなさに自分に対しても怒りがこみ上げる。

「セーラーアスタロト、ライズアップ!」
「邪悪を祓う純白の希望、セーラーホワイト!」

変身ペンを掲げ、セーラーアスタロトの姿になる果林。正義に燃えた心で2人の邪悪なセーラーヒロインに戦いを挑む。

「はっ!」
「たっ!」
「えぇい!」
(私弱くなってる??最強のセーラーヒロインのはずなのに、、、)

しかし、セーラーアスタロトはなぜかいつものような力が出ない。

「聖なる力が弱くなってるみたいだねー」
「変身ペンでオナニーして汚れちゃったからね笑」
「?!!、だから百香ちゃんあの時!そこまで計算して?!」
「でも気持ちよかったでしょ?」
「そっ、それは!」

記憶にはセーラー戦士の変身アイテムを自慰に使用したときの快感が浮かんでいた。確かに気持ちよかった。聖なるアイテムを使った自慰で確かな快感を感じていた果林は百香の揺さぶりに動揺してしまう。

「つかまえたぁ」
「はいっ、おしまーい。完成した淫紋の力に狂っちゃいなー」

いつの間にかイヴィルアクアに後ろに回り込まれていたセーラーアスタロトは背後から羽交い絞めにされてしまう。ダークボルケーノは身動きの取れないセーラーアスタロトに近づき、下腹部の淫紋に手をかざした。すると再び淫紋が輝く。

「あっ、、、、あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ」
(チンポチンポチンポチンポチンポチンポぉー!)

「二人とも、今回の手管も見事でしたよ」
「カメラーダ様ぁ、セーラーアスタロトはオチンチンのためなら正義も捨てちゃう牝になってます」
「仕上げお願いしまーす」

爆発する欲望に耐えられず、悲鳴を上げるセーラーアスタロト。その頭の中では卑猥な言葉が木霊し、埋め尽くしていた。その姿を見た2人の邪悪なセーラーヒロインは主であるカメラーダを迎え入れる。

「果林ちゃん、こっちこっち」
「カメラーダ様はもう準備できてるよ?」

声の方に視線を向けるとそこには倒すべき敵カメラーダがいた。しかしセーラーアスタロトの目に敵意はなく、ビキビキそそり立つそれに目はくぎ付け。口の端からよだれが垂れていることにも気づいていない。

(あれが自分を満足させてくれるモノ、、)
(我慢なんてできるわけない、、、)

鉄塔のごとくそりたち、脈打つ凶悪なそれに思ったことは一つだった。目がうつろになり、よろよろとカメラーダのイチモツへ吸い寄せられる。自分を気持ちよくしてもらうために、この穴に入れてもらうために、やることは一つ。

「私をメスにしてください♥」

チュッ

その肉棒に軽く口づけをし、ペロリと舌で撫でまわす。選択の余地などない。

「ここ、もうヌレヌレです♥はやく、はやく入れてください♥」

セーラーアスタロトはカメラーダに見せつけるように腰をくねらせる。既に清純なセーラーヒロインは消滅し、そこにいるのは学生娼婦であった。

「そこまで誘われたら仕方ありませんね」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん♥」

「こうされたかったんでしょ!」
「アヒィン♥」

挿入された瞬間、今までの何よりも甘い快感が全身を駆け抜ける。ビクビクッと背中をそらすセーラーホワイト。気持ちよくなること、それに比べたら全てがどうでもよかった。ダメ押しとばかりにイヴィルアクアが背後から胸を鷲掴みにし、更なる快楽を与える。

「いいなー私も混ざりたい。そうだ!チャッピーおねがーい」

性に乱れるセーラーアスタロトの姿を見てうらやましそうな声を上げるダークボルケーノだったが、何かを思いつき妖精であるチャッピーを呼び出す。

「見てみてー男の人みたい、妖精はこんな使い方もあるんだよ」

チャッピーはダークボルケーノのスカートの中へ消えたかと思うと、そこから女性には無いはずのものが生えてくる。

ズッチュズッチュズッチュ
「あんっ、、あんっ、、あんっ、、、」
「私のも受け取ってぇ♡」
「ムグッゥ、、」

ダークボルケーノは自らに生えたソレを愛おしげに撫でながら、いやらしい水音と嬌声の混じった現場に近づく。カメラーダの与える下からの快感に酔いしれ、だらしなく開かれたセーラーアスタロトの口にボルケーノがイチモツを奥までねじ込む。本来は苦しむべきところだが、淫紋の効果で体中が性感帯になっており、それも気持ちいい。更なる快楽を得ようと果林は舌で迎え入れる

ヌッチュヌッチュヌッチュ
(あぁ、さいっこうに気持ちいい、、、、)
パンッパンッパンッ
(キテるキテるキテる!!!!イっちゃう!私イっちゃう!!!出して!!私の中に全部!)

「果林ちゃんそろそろイきたいみたいです」
「お望み通りイかせてあげましょう」
「さあ、果林も悪に染まって!あっ!出ちゃう出ちゃう!ンッ!!」
「ハハハッ、私に忠誠を誓う悪のセーラーヒロインとなるのです。うっ!はぁっ!!」
(おなかの中にも、口の中にも、、、悪のエキスいっぱい、、、あぁぁぁぁん♥)

3人からの攻めによってセーラーアスタロトの快楽のボルテージがMAXになろうとしていた。イヴィルアクアはその瞬間を見逃さず、すかさずカメラーダに助言を送る。悪の祝福を受ける元親友に言葉を贈りながら果てるダークボルケーノとカメラーダ。体が壊れるほどの快楽を身に受けたセーラーアスタロトは邪悪な液体が上からも下からもドクドクと注がれ、身も心も邪悪に満たされていた。

「体が、、、熱い、、、、熱い、、、う゛ぅっ」
「あなたの中の聖なる力が注ぎ込まれた悪の因子と戦っているのでしょう」
「私の中の、、、ちから、、、」
「セーラーアスタロトは清純の象徴。本来はどんなに犯しても悪に染まることはありませんが、、、、、、」

弛緩してひくついたからだから2本の肉棒が引き抜かれると、セーラーアスタロトは悶え始める。邪悪な因子とセーラーアスタロトの中に眠る聖なる力が反発しあっているのだ。

「私の中の聖なる力が頑張ってるんだ、、、、。フフッ、でも無駄、残念だけど私は悪い子に生まれ変わるの。じゃあね、正義のわ・た・し♥」

邪悪な快感に頭を支配されたセーラーアスタロトはそう言って大事な場所から零れ落ちるカメラーダの体液を手ですくう。たっぷりと手に湛えたそれを下腹部の淫紋に塗り付ける。

「あはぁぁん。闇の力が流れ込んでくるぅ♥」

守っていたものを自らの手で邪悪に塗りつぶすと、淫紋がこれまでにない輝きを放ち、暗黒のうねりを生み出し、完全にセーラーアスタロトを包み込む。

「ウフフフフフッ♥」

暗黒のうねりが収まると、そこには不敵に笑う果林がいた。しかしその顔からは以前の様な清潔さは消え失せている。パッチリとした目は目尻にかけてギラギラと派手なアイシャドウとそれに負けないくらいのつけまつげに彩られ、妖艶なルージュに染められ吸い付きたくなるような誘惑に駆られる唇からは白い歯がこぼれていた。果林が邪悪な存在に生まれ変わってしまったことは、そのドぎついメイクだけ見ても十分だが、心の変化はコスチュームにも表れていた。
清純の象徴であった純白のコスチュームはドス黒く変色し、禍々しく彩られており、体を優しく体を包み込み上品さを添えていた生地も、べっとりと欲望に塗り潰された様なラバー地へと変化し、ボディラインに沿ったグロッシーな光沢がオスの情欲を駆り立てる。ティアラは黒光りした蝙蝠の翼のような造形に変化し、額には漆黒の宝石がはめ込まれた。挑発的なほどに開いた胸元からは強調された谷間が惜しげもなく披露されており、大胆に露出された下腹部からキュートにちらりと見えるヘソの下で妖しく刻まれた淫紋が魔族のしもべとなったことを物語っている。短すぎるスカートからはイヤらしいショーツが見え隠れし、白磁のような真っ白な足には正義を踏みにじるかのように網タイツにピンヒールを身に着けていた。まだ男を知らなかった以前の果林であれば恥ずかしさのあまり手にすら取らなかったであろう破廉恥なアイテムの数々である。
コスチュームの全体的なイメージやケバケバとしたメイクからは攻撃的な印象を感じさせるが、所々に施された装飾や幼い顔立ちからはガーリーな性的魅力が滲み出ており、スパイシーな雰囲気と甘い官能とのギャップが果林を一層妖艶な存在にしていた。

「どうですか果林さん、生まれ変わった感想は」
「素敵。今まで正義や清純なんて馬鹿なものにこだわって抵抗していたなんて、、、、、。今の私は身も心もカメラーダ様の忠実なしもべです♥」
「ハハハハハッ!ようやく最強のセーラーヒロインも私のしもべに、歓迎しますよ。」
「悪くてエッチなこの姿にもゾクゾクしちゃいます。私の体、興奮しますか?」
「今すぐ犯したいくらいですよ。今からあなたは悪のセーラーヒロイン、セーラーナイトメアです」
「セーラーナイトメア、素敵ですカメラーダ様。私の闇の力、存分にお使いください。」

果林は自分の姿を見て満足げな様子でカメラーダからの問いかけに応えた。生来のゆったりした雰囲気は気だるげで退廃的なものへと変貌を遂げ、幼い顔立ちと娼婦の様な出で立ちが妖艶で背徳的な空気を纏っていた。主であるカメラーダから自らのイヤらしい姿を褒めてもらっただけでぞくぞくする感覚が背筋を通り抜ける。セーラーナイトメアという新しい名を与えられた黒いセーラーヒロインは、主への絶対の忠誠心に打ち震えていた。

「さあ皆さん、これからこの学園の生徒たちも私の眷属とするのです」
「お任せください、カメラーダ様。男は下級魔人に❤」
「女はカメラーダ様の淫乱奴隷にしちゃいます♡」
「そんな、、、何も知らない生徒たちを、、、、」
「おや?嫌ですかセーラーナイトメア」
「フフッ。いえ、そんな悪いこと、考えただけでもぞくぞくしちゃって」
「それでこそ悪のセーラーヒロインです、ハッハッハッ!ハーッハッハッハッ!」

カメラーダは3人に向けて学園支配の目論見を告げる。純白の戦士から暗黒の女へと姿を変えた果林。そしてすでに悪の手先となり暗躍していた百香と夕夏。背徳の性快楽とカメラーダへの忠誠心が3人の頭を、身体を、満たしていた。





ドサッ

「セ、セーラーアスタロト?なんでこんなことを?」
「セーラーアスタロト?そんなのもういないよ?」

教室では男子生徒を無理やり押し倒すセーラーナイトメアの姿があった。まだセーラーアスタロトの存在を信じている生徒に向かってセーラーナイトメアが吐き捨てるように応える。

「この子は悪のセーラーヒロインとして生まれ変わった、セーラーナイトメアだよ❤」
「そーゆーこと♥正義とかどうでもいいの。」
「あなたもつまんない理性飛ばしちゃお?♡」
「ん゛、、む゛ぐぅ」

イヴィルアクアはアスタロトが悪に堕ちたことを伝える。それに呼応するセーラーナイトメアの横からダークボルケーノが顔を出す。男子生徒は抵抗しようとするもダークボルケーノがその口に無理やり舌を忍び込ませる。3人は男子生徒の体に襲いかかり、ベロベロと指を、口を、耳を、乳首を、イチモツをなめまわし始める。ドぎついリップによるマーキングが男子生徒の体に刻まれていく。

「私の悪堕ちマンコにいっぱい出して人間やめちゃってね♥」

セーラーナイトメアはギンギンになったモノを自ら挿入する。もちろんそれによって男子生徒がどうなるか知った上での行為だ。男子生徒は完全に抵抗をやめ、3人から与えられる快楽を享受していた。

「アンッ、、、んっ、、、きもちいっ!
「あー、この子イきそうだぁ♡」
「ほらイけ!イっちゃえ!❤」
「あっ。、、、あぁ、、、、」

下品にあえぐセーラーナイトメアや妖艶な2人の悪のセーラーヒロインの性技によって限界が近づく男子生徒。絶頂の前触れに悪戯っぽく微笑むダークボルケーノとイヴィルアクアに促され男子生徒はセーラーナイトメアの中に勢いよく出してしまう。

「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「下級魔人への変化が始まったね❤」
「フフフッ、この悲鳴何度聞いても良いわぁ♥」

男子生徒に邪悪な気が立ち上り、下級魔人へと変貌し始める。ビクビクと脈打つ鼓動に酔いしれるセーラーナイトメアだったが、その悲鳴を聞いてウットリとした表情を浮かべる。

「おめでとー、下級魔人になれて♥」
「じゃあお仕事あげるねっ♡」
「カメラーダ様のためにこの学園の女を犯しまくりなさい❤」
「ウガー」

完全に異形の下級魔人姿となった男子生徒はセーラーナイトメアから邪悪な祝福を受ける。そんな下級魔人に命令を下すイヴィルアクアとダークボルケーノ。命令された下級魔人は犯すべき女を求めてその場を立ち去る。背後には悪のセーラーヒロインたちの邪悪な笑い声が響き渡っていた。




「ただ今戻りました」

アジトに帰還した3人はベタベタとカメラーダにまとわりつき始める。

ジュルジュルジュルッ
ギュポッ、、ギュポッ、、、

「皆さん私好みのエロい悪女になりましたねぇ。そうです、みなさん私に媚びながら自己紹介しなさい」

上目遣いで奉仕する3人を見下ろしながらカメラーダはあることを思いつく。カメラーダをどうやったら気持ちよくできるか、満足してもらえるか、それしか考えてない3人は肉棒を離れ、股を開脚する。

「私は悪のセーラーヒロイン、イヴィルアクア。貴方の心をケガしますぅ❤」
「私は悪のセーラーヒロイン、ダークボルケーノ。欲望の炎を灯します♡」
「私は悪のセーラーヒロイン、セーラーナイトメア。邪悪な快楽で最高の悪夢を見せてあ・げ・る♥」

3人はこの上なく下品なポーズで淫らに媚び、誘いながら
自己紹介をする。カメラーダは3人が元々大切にしてきた精神や価値観などが邪悪なもので上書きされ、微塵も残っていないことを確認し、高らかに笑うのだった。

(私たちのすべてはカメラーダ様のもの。どんな悪いことでも、どんなエッチな命令でも従います。私達をいつでも好きなようにお使いください。)


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