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タイムアスモデウス
ごー
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Katherine
ごー
シッキー
■タイトル  作品化済み

女格闘家破壊地獄ーホワイトファング無惨 [No.1784]

■プロット
登場人物
桐生晶 ・・・女格闘家。覆面格闘家ホワイトファングとしてリングに上がる。
堂島  ・・・闇社会のボス。地下リングを主宰して、女格闘家を食い物にする。
塩原  ・・・異端の薬学者。
クイーン・・・強力な男性格闘家。

あらすじ

 地下リングの上、ホワイトファング(以下WF)はパワー、スピード、回復力全てで男性格闘家を圧倒した。その様子に堂島が叫び声を上げる。
「バカな! 奴が勝ったのでは売り物にならないだろうが!」
 堂島は女格闘家を嬲りものにし、その姿を配信して収益を得ているのである。客から入った抗議の電話にしきりと頭を下げたが、電話を切ると怒りをこめ呟いた。
「あの女、許さん。次こそは無様に敗北させ、今回の損を返させてもらうぞ」
 一方隠れ家に帰った晶は、待っていた塩原に成果を報告した。
「出だしは上々よ。堂島を破滅させるのも、そう遠い先のことではないわ」
「それは結構。この薬がある限りお前さんは無敵だ、精々励むんだな」
 塩原は手にした薬瓶を見て笑う。
2(回想・一年前)
 リング上の晶、クイーンの登場に驚いて抗議する。彼女は現女子プロレスチャンピオンと、試合をする気でやってきたのである。
「こいつは誰? わたしはクイーンと闘う契約のはずよ!」
「だから、そいつがクイーンだよ。同名の女レスラーがいるようだが、俺のリングでクイーンといえばそいつだ。そっちが勘違いしたんだろうさ」
 リング下で堂島が笑っている。騙されたと気付いた晶だが、逃げ道は既に存在しない。やむなく必死の闘いを挑むも男女のパワー差を埋められず惨敗、敗者の証としてコスチュームを剥かれ堂島に凌辱されてしまう。試合後大金が渡されるが、正義感の強い晶は札束をはねのけ訴えると宣言した。危険を感じた堂島はリンチにかけて黙らせようとするが、晶は屈せず瀕死となり夜を待って山中に捨てられる。
 だが彼女は死ななかった。薬草を採りに来た塩原に救われ、彼の薬で一命を取り留めたのである。彼は学会を追放された異端の薬学者であり、現在は不遇をかこっていた。彼は晶の事情を知り、開発したばかりの秘薬を見せる。
「これは一時的に全身の筋力と回復力を、何倍にも上げる効果がある。ワシはこの効果を実証して、学者として返り咲きたい。お互い損な取引ではなかろう」
「そうね。その薬があれば奴の非道を、この手で潰してやれるわ。格闘家として最高の復讐ができる。法の裁きはその後でも充分ね・・・」
 二人はガッチリと握手を交わした。
3(現在に戻る)
 WFはまたも圧勝する。売り上げの激減に青ざめる堂島。そこへ電話がかかってくる。恐る恐る出てみると、次第に顔色が変わってゆく。
 晶が帰宅してみると、PCを見る塩原が待っていた。
「次戦は一週間後、相手はクイーンだ。リベンジマッチというわけだな」
「丁度いい。試合後堂島もリングに引きずり上げて、全ての罪を償わせてやるわ」
 晶は決意を新たにする。

 決戦の日、こっそり秘薬を口にして、WFはリングに上がった。待ち受けるクイーンと対峙する。ところが試合が始まると、彼女の身体に異変が起こった。秘薬の効果が表れないのだ。パワーもスピードも回復力も、普段とまるで変わらない。慌てたWFが見たのは、堂島の横にいる塩原だった。今の薬は偽薬だったのだ。
「塩原・・・裏切ったのか!?」
「いや、始めからこうするつもりだったよ」
 塩原の狙いは堂島の金だった。学会への復帰には金が要る。薬の効果を見せつけた後で、晶を売り渡す代わりに学会への復帰を手助けさせようとしたのだ(前回の試合後堂島が受けた電話が、塩原のものだったとこの時示される)。
 そこへ以前WFに敗れた男たちが、リングへ上がってくる。
「イカサマで勝ってきた貴様と、まともな勝負などする必要もあるまい」
 1対3のハンデマッチが始まる。抵抗はまるで通用せず、一方的に叩きのめされるWF。打撃、投げ技、絞め技を好き放題にかけられて、敗北寸前に追い詰められる。そこへ堂島がリングインしてきた。拘束されたWFの仮面とコスチュームを剥ぎ取ると、塩原の秘薬を口にする。
「散々煮え湯を飲ませてくれた礼だ。薬の力をその身で味あわせてやる」
 強化された堂島のパワーに、晶は為すすべなく圧倒された。腹パンチで内臓を潰されて、手足をへし折られ倒されると、強引に挿入され凌辱される。しかも腰を使う間に顔面へパンチを雨霰と浴びせられ、半死半生へ追い込まれてゆく。
 やがて大量に中出しした堂島は、喜色を浮かべて立ち上がった。
「これはいい。この薬があれば素人でも女格闘家に勝てる。新しいビジネスが始められそうだ」
 リングを降りようとする堂島。その脚に晶がしがみついた。最後の誇りと力を振り絞ったのである。
「待て、堂島。おまえだけは、絶対に・・・」
 しかし晶は振りほどかれて、クイーンらにまん繰り返しの姿勢にされた。両足を開かれて露わになった股間に、ニンマリと笑った堂島が瓦割りの構えを取る。
「ひとつだけ礼を言わせてもらおう。今回の貴様の健闘ぶり、おかげでこれまでの損を取り返す利益が上がりそうだ」
 冷酷な剛拳が打ち落とされた。恥骨から子宮まで撃砕された晶は、絶叫し泡を噴き白目を剥く。
「愚かな女だ、一度ならず二度までも逆らうとは。こいつには死すら生ぬるい。壊れた手足とマ〇コを抱えたまま、俺の屋敷で飼い殺してくれるわ」
 汚れた身を靴先で踏みにじり、男たちはリングを降りてゆく。後には痙攣を繰り返す晶が、カメラに映し出されていた。
 
 


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