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■タイトル
月光戦士ライカ 反逆の花嫁 [No.11748]
■プロット
登場人物
ライカ
太陽神へ捧げられる「花嫁」の運命を拒絶し
神への反逆を誓った女性。
月の神セレーネの力を宿し、弓と剣を操る
「月光の戦士」へと変身する。
セレーネ
かつて太陽神に敗れ、すべてを奪われた月の神。
ライカの強い意志に共鳴し、彼女の精神に宿って共に戦う。
太陽神ネト
世界を絶対的な光で支配する灼熱の化身。
自らに牙を剥くライカの肉体と
セレーネの魂を真の花嫁として激しく求める。
あらすじ
太陽神ネトへの生贄である「花嫁」の運命を拒絶し
自ら装束を切り裂いて反旗を翻したライカ。
神の使徒に襲われ窮地に陥った彼女は
かつてネトに敗れた月の神「セレーネ」の意識と共鳴し
月光を纏う戦士へと変身を遂げる。
使徒を撃破し、元凶であるネトの待つ天空城へと乗り込むライカ。
しかし、絶対的な強さを誇る太陽神の熱を前に
月光の力はことごとく無力化されていく。
圧倒的な熱に呑み込まれ、月光は徐々にその輝きを失っていく。
ACT-1
風が吹いていた。
高所にある廃れた祭壇。
崩れかけた石と、ひび割れた床。
その中心に、ライカは一人で立っている。
純白の装束が、風に揺れていた。
見上げた空は、異様だった。
夕焼けではない。
空全体が、黄金に焼かれている。
まるで、何かが、こちらを見ているように。
ライカは、目を細める。
その光を、真正面から受け止める。
ふと、昔話が頭をよぎった。
かつて、天には二つの光があった。
太陽神ネトと、月の神セレーネ。
世界はその均衡で保たれていた。
だが、ある時から、太陽はその輝きを増した。
影を許さぬ光。 すべてを覆い尽くそうとする、ひとつの意思。
月の神は存在を許されず姿を消した。
今、空にあるのは、ただ一つ。
すべてを覆い尽くす光。
そしてそれは対価を求める。
ライカの指が、首元に触れる。
細い銀の輪。
冷たい感触が、現実を突きつける。
数十年に一度。
花嫁として選ばれた者が捧げられる。
それが、この世界の正しさだった。
ライカは、静かに息を吐く。
目を閉じる。
胸の奥にあるものを確かめるように。
恐怖は、ある。
だがそれ以上に。
どうしても、認められない。
目を開く。
黄金の空を、真っ直ぐに睨み返す。
おかしい。
誰か一人が消えることで、守られる世界。
それを当然として受け入れる人間。
そんなものが、正しいはずがない。
指先に、力がこもる。
装束の内側から、短剣を引き抜いた。
鈍い光が、刃を走る。
躊躇いはない。
そのまま、胸元へと刃を向ける。
そして。
純白の布を、自ら切り裂いた。
裂ける音が、静寂に響く。
その瞬間。
空が、変わった。
黄金の光が、濃くなる。
風が唸る。
雲が、ゆっくりと渦を巻き始める。
まるで
応じたかのように。
ライカは動かない。
逃げない。
目も逸らさない。
ただ一人、そこに立ち続ける。
その瞳にあるのは、祈りではない。
明確な拒絶。
神に対する、叛意だった。
ACT-2
空が、応えた。
裂かれた布が風に舞い上がる。
黄金の光が、さらに濃くなる。
重い圧が降りてきた。
息が詰まる。
立っているだけで、押し潰されそうになる。
来る。
次の瞬間。
雲が、裂けた。
黄金の裂け目から、二つの影が降り立つ。
赫灼の双騎士。
大剣と長槍を携えた、神の使徒。
着地と同時に、地面が震える。
間合いも何もない。
一体が踏み込んだ。
速い。
見えない。
衝撃。
身体が弾き飛ばされる。
地面に叩きつけられる。
呼吸が抜ける。
視界が揺れる。
立てない。
次の一撃が来る。
槍が持ち上がる。
避けられない。
――終わる。
その直前。
冷たいものが、流れ込んできた。
熱に満ちた空間の中で、そこだけが静かだった。
凪いだ水面のような感覚。
声が響く。
意識の奥に、直接。
『……その意志、見せてもらったわ』
ライカの思考が揺れる。
「誰?」
だが、不思議と恐れはない。
その声は、穏やかだった。
『私は……かつて、あの光に敗れた存在』
『すべてを、奪われたの』
淡々とした語り。
そこにあるのは、誇りでも威圧でもない。
ただ、消えない想い。
『それでも……止めたいの』
『あの太陽神を』
槍が、振り下ろされる。
だが、時間がわずかに遅れる。
声が続く。
『あなたは、抗った』
『だから、届いたのね』
ライカは理解する。
この声は、自分と同じだ。
抗い、否定し、それでも折れなかったもの。
『お願い……』
『私と一緒に戦ってくれない?』
押しつけではない。
それは、願いだった。
ライカは、息を吐く。
「分かったわ」
迷いはない。
「貴方の力を貸して」
その瞬間。
光が、弾けた。
黄金とは違う、青白い光。
静かで、冷たい輝き。 それが一気に広がり、空間を塗り替える。
熱が、遠のいていく。
いや。
消えたのではない。
すべてが、静まり返っている。
音が遅れる。
風の流れが、緩やかになる。
落ちかけていた砂塵が、空中で漂ったまま止まって見えた。
凪いだ水面の中にいるような感覚。
自分だけが、そこから切り離されたように。
恐怖が、薄れていく。
心が、水面のように静かだった。
圧が、揺らぐ。
ライカの身体が、ゆっくりと浮かび上がる。
光が収束する。
そこに立つのは、もはや花嫁ではない。
月光を纏う戦士。
白銀の髪。
三日月の光。
揺らぐ布と、神々しい翼。
ライカは、目を開く。
双騎士が動く。
その軌道が、手に取るように分かる。
踏み込み。
重心の移動。
次に来る一撃。
すべてが、先にある。
レイカは腕を上げる。
光が集まる。
弓を成す。
引き絞る。
「アルテミス・レイ!」
光が放たれる。
一直線に、双騎士を貫く。
放たれる前に、着弾が分かる。
回避は、不可能。
動きが止まる。
逃げ場はない。
ライカは、そのまま踏み込む。
距離が消える。
間という概念が、意味を失う。
手の中に光。
剣と、盾。
一閃。
「クレセント・エッジ!」
黄金の鎧が、抵抗なく裂ける。
斬った感触が、遅れて伝わる。
まるで、固体ではなく像を断ったような手応え。
遅れて、崩壊。
双騎士は、光の粒となって消えた。
静寂。
風だけが、残る。
ライカは、自分の手を見る。
確かな力。
だが、どこか、馴染まない。
借り物のような感覚。
空を見上げる。
黄金の光は、消えていない。
むしろ、強くなっている。
上にいる。
あれが。
すべての元凶が。
翼が、わずかに揺れる。
導くように。
ライカは、迷わない。
地を蹴る。
身体が宙へと浮かぶ。
目指す先はひとつ。
光の中心。
神の座。
その奥へ。
ACT-3
空は、燃えていた。
雲の上の天空城
そこに、それはいた。
人の形をしている。
だが、その輪郭は炎に揺らぎ、定まらない。
熱に歪んだ空間が、その存在の境界を曖昧にしている。
全身を包む灼熱。
表面に浮かぶ黒点が、不規則に脈動している。
まるで内部に何かが蠢いているかのように。
太陽神ネト。
ライカは、距離を取ったまま、見据える。
それだけで分かる。
違う。
双騎士とは、まるで別物だ。
『……気をつけて』
セレーネの声が、静かに響く。
『あれが、本体よ』
ネトが、ゆっくりと顔を向ける。
視線が合う。
その瞬間、頬を撫でる空気が焼けつくように熱を帯びた。
「……あれが……」
言葉が、続かない。
ネトは、何も言わない。
ただ、見ている。
次の瞬間。
炎が、広がった。
空間そのものが膨張したかのように、視界いっぱいに灼熱が迫る。
反射的に、盾を構える。
衝撃。
空気の壁ごと殴りつけられたような圧力が
腕を通して全身に叩き込まれる。
「っ……!」
押される。
一撃で、体勢が崩れる。
足場のない空中で、身体が大きく仰け反る。
『防いでる。大丈夫、まだいける』
「……ええ……!」
踏みとどまる。
息を整える。
肺に入る空気が熱く、喉の奥が焼けるように痛む。
「はぁぁ……!」
光が集まる。
弓が形を成す。
集束した光が震え、空気を鳴らす。
「アルテミス・レイ!」
光が放たれる。
一直線に、ネトへ。
軌跡に沿って、白い残光が尾を引く。
直撃。
だが。
炎が、揺れただけだった。
表層がわずかに波打ち、すぐに元の形へ戻る。
「……え……?」
手応えが、ない。
当たった感触はあるのに、貫いた実感がまるでない。
『……流石ね』
セレーネの声が、わずかに沈む。
『でも、通じてはいる。続けて』
「……分かった……!」
ライカは前へ出る。
距離を詰める。
熱の壁を押し分けるように、一歩ずつ踏み込む。
剣を構える。
「クレセント・エッジ!」
光の刃が、円を描く。
弧を描いた光が、空気を裂きながらネトへ到達する。
ネトの身体を切り裂く
はずだった。
炎に、弾かれる。
触れた瞬間、刃が滑るように逸れ、外側へ押し返される。
衝撃が腕に返る。
骨の芯まで震えるような反発。
「っ……!?」
弾き返される。
距離を取らされる。
身体が空中で回転し、姿勢を崩す。
ネトは、動かない。
無傷。
先ほどまでと何一つ変わらない炎の揺らぎ。
『……おかしい……』
セレーネの声が、わずかに揺れる。
『確かに当たっているのに……』
次の瞬間。
炎が、噴き上がる。
下から突き上げるように、灼熱の柱が爆ぜる。
「きゃああっ!」
『……っ、うう……ライカ……!』
直撃。
身体が焼かれる。
装束の表面が一瞬で焦げ、熱が皮膚へ直接叩きつけられる。
空中で、弾かれる。
爆風に煽られたように、遠くへ弾き飛ばされる。
「……っ、熱……!」
『ううっ』
痛みが走る。
皮膚が焼ける感覚。
遅れて、じわじわと刺すような痛みが広がっていく。
『大丈夫、致命傷じゃない。まだ動ける』
「……う、ん……!」
なんとか体勢を立て直す。
だが、呼吸が浅い。
胸が締め付けられたように苦しい。
だが。
ネトの周囲の炎が、さらに膨れ上がる。
空間そのものが圧縮されるように、熱が密度を増す。
距離が、取れない。
後退しても、すぐに熱が追いつく。
『大丈夫よ、私がついてる』
「ありがとう……耐えてみせる……!」
炎の壁。
それだけで、前に出られない。
一歩踏み出すたびに、肌が焼ける。
次の一撃。
盾を構える。
直撃。
「っ……!」
押し込まれる。
盾越しに熱が浸透し、腕の内側まで焼いてくる。
腕が、震える。
指の感覚が鈍くなっていく。
熱が、貫いてくる。
防いでいるはずなのに、内側から焼かれていく感覚。
『耐えて……もう少しだけ……!』
「……っ……!」
歯を食いしばる。
だが。
限界だった。
砕ける。
盾が、焼け落ちる。
表面が赤く溶け、形を保てず崩れ落ちる。
「ああっ……!」
防御が消える。
炎が、直接届く。
遮るものなく、熱が身体を舐める。
身体が、焼かれる。
「ううっ……ああ……!」
『大丈夫よ……私がいるわ……!』
悲鳴が漏れる。
『ライカ……! ライカ……!』
「……セレーネ……!」
膝が落ちる。
力が抜け、身体を支えきれなくなる。
呼吸が乱れる。
吸っても吸っても、空気が足りない。
ネトが、近づく。
逃げられない。
身体が言うことを聞かない。
『……諦めないで……』
その一言が、落ちる。
ライカの意識が、揺れる。
「……セレーネ……」
顔を上げる。
涙が滲む。
視界がぼやけ、炎が歪む。
それでも。
「……まだ終わりたくない……」
ネトが、手を伸ばす。
炎が、迫る。
逃げ場を塞ぐように、ゆっくりと。
『……一つだけ、方法があるわ』
セレーネの声。
静かだった。
『私たちを武器にするの』
「……え……?」
理解が、追いつかない。
『私たち自身を、光に変えるの』
『すべてを、あの一点に』
『……最後の手段よ』
間。
ライカは、息を吸う。
震えている。
指先が小さく震え、剣を握る力が抜けそうになる。
怖い。
それでも。
目を閉じる。
「……やるわ」
短く、答える。
『……ありがとう』
光が、集まる。
身体が、包まれる。
澄んだ光が全身を満たしていく。
剣が、前に突き出される。
「イカロス・ドライブ――!」
『イカロス・ドライブ――!』
光が、弾ける。
一直線。
ネトへ。
空間を貫くように、光が収束する。
激突。
眩い光。
すべてが、白に染まる。
そして。
静寂。
光が、消える。
そこに立っていたのは――
ネト。
無傷のまま。
炎は、先ほどと同じように揺れているだけだった。
「……そんな……」
『通じないなんて……』
ライカは地面に、叩きつけられる。
動けない。
全身に力が入らず、指先すら動かない。
力が、入らない。
ネトの手が、伸びる。
掴まれる。
炎そのものに触れられたような感触が走る。
「……あああああっ!」
『きゃあああああっ!』
炎が、身体を包む。
装束が焼ける。
布が炭化し、崩れ落ちていく。
翼が崩れる。
羽が黒く焼け、触れた端から崩れ落ちる。
熱。
痛み。
逃げられない。
掴まれたまま、引き寄せられていく。
「やめて……!」
『ライカ……!』
声が、崩れる。
「……セレーネ……」
『ここにいるわ……』
だが、炎は止まらない。
じわじわと、確実に、すべてを焼いていく。
「……こわい……」
『……大丈夫』
『一人じゃない』
意識が、遠のく。
視界が暗く沈み、音が遠ざかっていく。
「……セレーネ……」
『……ライカ……』
2人の意識は闇に落ちていった。
ACT-4
床に倒れたライカの視界は、激痛と熱で白く濁っていた。
背後ではドロドロと溶け落ちた翼の残骸が
粘着質な枷となって彼女を床に縫い付け、自由を奪っている。
重い足音が近づき、ネトがゆっくりと膝をついた。
「……ようやく、この時が来た」
耳元に触れる指先の焦熱に、冷え切ったライカの肩が跳ねる。
「美しい……。セレーネの気高き魂と、この娘の瑞々しい肉体。
これこそ、私が求めていた真の花嫁だ」
ネトの掌が、胸元を包み込む。
焼け爛れた純白の装束は、
彼の指が触れると灰となって崩れ、秘められた肌を露わにしていく。
「……あ、っ……!」
剥き出しの頂を、ネトの指が容赦なく捉えた。
繊細な突起を執拗にいじくり、強い圧で押し潰す。
『ライカ……! 耐えて、意識を……!』
脳裏に響くセレーネの声は、悲痛に震えていた。
だが、その先をキュッと強くつまみ上げられた瞬間
ライカの背中は激しく弓なりに跳ねる。
「……ああっ……!」
「……はあ、っ……あ、ああ……!
あつい……セレーネ……身体が……っ……」
震える制止を無視し、ネトの手が足元へと這う。
掌で円を描くように肉を圧し潰すと
ライカの肢体は大きく跳ね上がった。
『ライカ……! 感じてはダメ、
それはあなたの意志じゃない……!』
恐怖に染まる声とは裏腹に、肉体は残酷な正直さで応じてしまう。
じわりと、装束の内側が粘つくような熱を帯び、色を変えていく。
「ほう。口では否定しながら
身体は私の光をこれほどまでに求めているではないか」
敏感な頂を指先で細かく擦られた瞬間
ライカの瞳から焦点が溶け落ちた。
涙が床を濡らし、腰が自ら熱を求めて動き出す。
「良い。その震え、その雫……。
すべてがお前が私の所有物となった証だ」
湿り気を帯びた下衣が、無残に裂かれる。
「……あ、ぁ……っ!」
露わになった芽を直接捉え、指の腹で鋭く転がす。
ライカはガクガクと震え、床にこびりついた翼の残骸がのたうった。
セレーネの言葉はいつしか熱い吐息へと混ざり
二人の意識の境界が溶け合っていく。
ネトが最後の一押しとしてその一点を強く圧し潰すと
ライカの肢体は激しく硬直した。
「良い声だ」
ネトは、震える場所へ焦熱の指を沈め込んだ。
「あ、……っ、はあぁぁぁ……!」
内壁を掻き乱すたびに、ライカの意識は火花を散らして千切れていく。
『……っ、あ……ぁ、あああぁ……!』
セレーネの神聖な意識も、ドロドロとした色に染まり
引き裂かれていく。
「聞こえるぞ。お前たちの魂が、ひとつになって私を求めている」
「……ぁ、は、ぁぁっ……! セレーネ……もう、だめ……っ、
中が、熱くて……壊れる……っ!」
『……あ、ぁぁ……っ、ライカ……逃げられない……
太陽が、私の中にまで……っ!』
二人の悲鳴が重なり、絶頂の波が押し寄せる。
ライカの肢体はネトの指に吸い付くように震え
境界線が消失していった。
ネトの股中央で脈動する黒点から、焦熱の質量が這い出す。
「……ぁ、あああぁぁっ……!」
ライカの最奥へと、その膨大な熱が突き立てられた。
「あ、ふぅん、あはぁぁぁ……!」
月光の冷たさを保っていた体内が
太陽の熱で焼き、塗り潰されていく。
ネトは埋め込んだまま動かず
その熱をじっくりと二人の魂に浸透させていく。
「見ろ、太陽が月を飲み込み、ひとつに溶けていく。」
ゆっくりと腰を引き、内壁を擦り上げる摩擦。
引き抜かれる感覚に、ライカがびくんと跳ねる。
「……あ、ぁ……っ、だめ……っ……!」
そして、容赦なく突き込まれた。
ドスッという鈍い衝撃に肺から空気が弾け
代わりにネトの「熱」が奥底へと流し込まれる
一回、また一回と、重く確実な律動。
『……あ、っ……ぁぁ……っ、ライカ……! 耐えて……っ……!』
懸命に呼びかけるセレーネの声も
ネトが一点を内側から抉るように突き上げた瞬間
完全に形を失った。
「……あん、くっ……あぁっ、んんっ、あああぁっ……!」
「ほう、随分と熱くなってきたではないか。
月が、自ら太陽を求めて鳴いているぞ」
繰り返される衝撃は、ライカの肉体に「抗うこと」を諦めさせ
あろうことか自ら腰を震わせ、ネトを迎え入れさせた。
「……あ、っ……あ、ああ……っ! セレーネ……
あつい……っ、もう、わかんなく……なっちゃう……っ!」
『……あ、ぁぁ……っ……!』
セレーネの声からも言葉は消え、ただライカに同期する、
断片的な喘ぎだけが響く。
ネトは完全に絆された二人を満足げに見下ろすと
ぐったりとしたライカの腰を強引に掴み上げた。
「……ぁ、ああぁっ……! もう、いや!……
セレーネ……助けてっ……!」
四つん這いに固定され、背後から迫る圧倒的な熱。
ネトが腰を引き寄せ、猛烈な勢いで突き入れる。
「あ、やだっ……っ! あああぁっ……!」
仰向けの時とは比較にならない深さ。
粘膜を直接蹂躙する〇〇的な熱が、理性を一撃で粉砕する。
突かれるたびに上半身が激しく揺さぶられ
床に擦れる胸元が逃げ場のない悦楽を増幅させた。
『……あ、ぁぁぁっ……! ライカ……っ、いやあああっ……っ!』
セレーネの声は、今やネトの律動に完璧に同期し
甲高く跳ねるだけの音へと成り下がっている。
「良いぞ。月の裏側まで、私の光で焼き尽くしてやろう」
ネトはライカの髪を掴み、顔を力任せに仰け反らせた。
衝撃のたび、彼女の肌は鮮やかな赤に染まっていく。
「……はぁ、ぁ……っ! あつい……もう、こわれる……っ!
セレーネ……っ、あああああ!」
『……っ、あ……ぁぁ……! いいの、ライカ……
もう、なにも……考えられない……っ……!』
最後の一撃が、子宮の最奥を貫いた。
その瞬間、ネトから膨大な「種」としての光が
濁流となって放たれる。
「あ、ぁ、ぁぁ……っ!!」
内側から直接焼かれる凄まじい熱量。
注ぎ込まれる質量に耐えかね
ライカの腹部が微かに膨らみを見せる。
内壁の隅々までが黄金の光で満たされ
〇〇的に書き換えられていく感覚。
『……っ、あ……ライカあああああぁぁっ……!』
セレーネの魂が熱い奔流に呑まれ、白く染まる。
月の核が汚染され、溶け合っていく断末魔のような絶頂。
ライカの肢体は激しく硬直し、瞳から光が消えた。
ただ半端に口を開け、濁った息を吐き出すことしかできない。
ネトが身を引き抜くと、受け入れきれなかった黄金の雫が
腿を伝って床へと溢れ出した。
「……ぁ、あ……」
ライカは、糸が切れた人形のように崩れ落ちた。
立ち上がったネトの足元で、かつてのヒロインは
ただ黄金の汗に濡れた「抜け殻」として横たわっている。
その瞳に叛意はなく、虚空を映すだけだ。
脳内のセレーネも、もはや呼びかけることはない。
彼女の意識は底なしの熱の海へ沈み、ネトの光の一部と同化した。
静寂の中、もはや言葉にならない
ライカの吐息だけが、細く漏れていた。
完
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