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ごー
ごー
タイムアスモデウス
まりもっこす
Katherine
せるじお
■タイトル 

ヒロイン精神入れ替わり!女幹部に堕ちたオリオンホワイト 後編 [No.11514]

■プロット
■設定


○世界観

現代日本を舞台に、正義のヒーロー戦隊「オリオンレンジャー」と悪の組織「デガング」が戦いを繰り広げている。オリオンレンジャーは5人編成の戦隊で、それぞれが専用スーツを纏い、特殊武器を用いて戦う。デガングは「デガン」を総帥とする秘密結社で、世界征服を企む。

○オリオンレンジャー

- 正義のヒーロー戦隊。5色で構成(レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ホワイト)
- 基地は都市部の地下に存在
- 変身後は専用スーツを装着し、ビームガン・ビームソード等の武器を使用

○悪の組織デガング

- デガンを頂点とする階層的組織
- 地下アジトを拠点とし、怪人や戦闘員を擁する
- 女幹部ルヴィアは「接触者」と呼ばれる情報提供者から、色仕掛けで機密情報を収集する役割を担う

○入れ替わり装置(新兵器)

- デガングが開発した新兵器。本来は強力な爆弾。紫色の水晶を核とし、金属の枠組みに収められている
- 暴走により、射程内の二人の精神を入れ替える効果を発揮
- 再起動には装置の復元と、二人が3メートル以内にいることが条件

○「おまじない」

- ルヴィアがゆりに教えた精神安定の呪文
- 「私はルヴィア。魔性の女」と唱えることで、ルヴィアの記憶・技術・人格が一時的に表出する
- 繰り返し唱えることで効果は強まり、やがて精神そのものを侵食していく

-----

■キャラクター

白石ゆり / オリオンホワイト

- 年齢:20歳
- 外見:清楚で純朴な印象。ショートボブの黒髪。華奢な体型。控えめな胸。
- 性格:真っ直ぐで正義感が強い。純粋で世間知らず。恋愛経験なし(処女)
- 所属:オリオンレンジャー(入隊半年目)
- 備考:隊長レッドに淡い恋心を抱いている

【衣装】

- 普段着:Tシャツ、デニム、パーカーなど飾り気のないカジュアル服
- 変身後:白いヒーロースーツ(オリオンホワイト)
- 入れ替わり後(ルヴィアの身体時):紫のドレス型戦闘服、ハイヒール

ルヴィア

- 年齢:30代前半
- 外見:妖艶な美女。腰まで届く長い黒髪。切れ長の瞳。豊満な肉体。
- 性格:冷酷で計算高い。しかし、デガンへの一途な想いを秘めている
- 所属:デガング女幹部
- 備考:「接触者」から情報を引き出すのが主な任務。経験豊富。デガンの愛人の一人。

【衣装】

- 通常:紫のドレス型戦闘服(胸元が大きく開き、スリットが深い)
- 私室:深紅やシルクのガウン、妖艶なランジェリー
- 入れ替わり後(ゆりの身体時):ゆりの普段着だが、仕草や表情はルヴィアのまま

デガン

- 年齢:不詳(40代後半~50代の風格)
- 外見:巨躯。普段は仮面を装着。素顔は精悍で、頬に深い傷痕がある
- 性格:冷酷な独裁者だが、配下には一定の信頼を置く
- 所属:デガング総帥
- 備考:複数の愛人を持つ。ルヴィアはその中でも高い地位にいる

オリオンレッド / 隊長

- 年齢:20代後半
- 外見:端正な顔立ち。鍛えられた肉体
- 性格:真面目で責任感が強い。部下思い
- 所属:オリオンレンジャー隊長
- 備考:ゆりを大切に思っており、保護者的な感情と恋愛感情が混在している

接触者A(1回目)

- 年齢:50代半ば
- 外見:銀髪交じりの端正な容貌。仕立ての良いスーツ
- 職業:政府高官
- 性格:紳士的だが、ルヴィアの虜になっている

接触者B(3回目)

- 年齢:40代
- 外見:知的だが神経質そう。痩せ型で手が大きい
- 職業:研究施設責任者
- 性格:自分からリードするタイプではない。受け身

-----

■概要

あらすじ
オリオンレンジャーの紅一点・オリオンホワイト(白石ゆり)は、戦闘中に悪の組織デガングの女幹部ルヴィアと「入れ替わり装置」の暴走に巻き込まれ、精神が入れ替わってしまう。

元に戻る方法を探すため、ゆりはルヴィアの身体でデガングの幹部として生活することを強いられる。正体を隠すため、ルヴィアに教えられた「おまじない」——「私はルヴィア。魔性の女」を唱えながら、情報収集のための「接触」や、総帥デガンへの奉仕を行うことに。

最初は恐怖と嫌悪に震えていたゆり。しかし、おまじないを唱えるたびにルヴィアの記憶と技術が流れ込み、やがて快楽を覚えるようになっていく。男を支配する愉悦、権力を行使する高揚、そしてデガンに愛される恍惚——。

純粋だった正義のヒロインは、「おまじない」という名の呪縛に蝕まれ、魔性の女へと堕ちていく——。

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見どころ

1. 「おまじない」を軸にした段階的堕落の演出
2. 同一女優ではなく別女優による「入れ替わり」の表現(演技の対比)
3. 1回目の接触(初体験の恐怖)から3回目(支配の快感)への変化
4. 自慰シーンでの「ルヴィア化」の決定的瞬間
5. デガンとの交わりでの完全な精神的堕落

--

前編ではルヴィアの姿になったゆりが、
自ら自慰行為に及びストレスを発散させたところで終了。
その続きです。

シーン8:3回目の接触

【ホテルスイート——接触者B(研究者)との濡れ場】**

導入

- 3回目として描写(2回目は省略)
- 今回の相手は受け身タイプの研究者
- ゆりは完全にルヴィアのモードで臨む——もう怯えはない

【おまじない③:もはやスイッチ】

```
(部屋に入る前、深呼吸)
ゆり(M)「私はルヴィア。魔性の女」
(もう祈りでも恐怖克服でもない。ただのスイッチ)
(目の色が変わり、妖艶な笑みが浮かぶ)
```

濡れ場の流れ

1. ゆりが完全に主導権を握る
2. 男のベルトに自ら手をかける——上目遣いで見上げながら
3. 1回目とは対照的に、ゆりが男を翻弄する
4. フェラチオシーン——焦らしながら、男を支配する快感
5. 騎乗位で男の上に跨がり、自分のリズムで動く
6. 男の快楽を生殺与奪する全能感
7. 絶頂の寸前で動きを止め、情報を聞き出す
8. 「あなたの施設の新型兵器のデータ……見せてくれない?」
9. 男が何でも差し出す顔で頷く
10. ゆりは満足そうに微笑み、再び動き出す

【支配の快感】

```
ゆり(M)「ああ……やっぱり、支配するって……最高」
(その思考に、一瞬だけ我に返る)
ゆり(M)「あれ……今、私……何を……」
(しかし男が腰を突き上げ、思考が吹き飛ぶ)
ゆり(M)「……いいわ。今は、いい」
```

事後

- 完全な達成感と快楽の残滓
- 「もう怖くない」ことを自覚する
- それが何を意味するか、もう考えない

-----

第四幕:完全堕落(約20分)

シーン9:ルヴィアとの約束

【廃工場——密会】

- ルヴィアがゆりに「デガン様との夜」について話す
- デガンには愛人が多く、ルヴィアが愛されるのは年に数回だけ
- 「もしデガン様があなたを愛してくださったら……本気で愛し合ってほしい」
- ルヴィアの涙——あの冷酷な女が泣いている
- ゆりは約束する:「最高の記憶を刻みます」

シーン10:デガンとの夜

【デガンの私室——濡れ場】

導入

- 作戦成功の褒美として、デガンがゆり(ルヴィアの身体)を呼ぶ
- 「今夜はお前だけのものだ」
- ゆりはルヴィアとの約束を思い出す

【おまじない④:約束のために】

```
ゆり(M)「ルヴィアさん……約束、守りますから」
ゆり(M)「手を抜かない。誤魔化さない。本気で……デガン様を愛する」
(もはやおまじないを唱える必要はない)
(ゆりは自分の意志で、デガンの唇を受け入れる)
```

濡れ場の流れ

1. デガンが仮面を外す——傷痕のある精悍な顔
2. 圧倒的な存在感。接触者たちとは格が違う
3. キス——硬く、荒々しく、しかし圧倒的な熱
4. ゆりは自分から腕を回す
5. ドレスを脱がされ、デガンの前に裸で立つ
6. 「見られることに〇っている」自分に気づく
7. デガンの愛撫——接触者たちとは次元が違う
8. 指で焦らされ、何度も頂に達しそうになる
9. 正常位でデガンに組み敷かれる
10. 「征服される」快感——これまでの「支配する」快感とは対極
11. 何度も絶頂を迎え、意識が飛びそうになる
12. 最後の絶頂で、ゆりは叫ぶ:「デガン様……!」

【精神の完全堕落】

```
(白く弾ける視界。圧倒的な快楽の波)
ゆり(M)「私は……ルヴィア……デガン様のもの……」
(その認識が、精神の最深部に刻み込まれる)
(もう消えない刻印として)
```

事後

- デガンの腕の中で目覚める
- 「約束、守れたかな」と満足感に浸る
- ルヴィアにメッセージを送る:詳細な報告を嬉々として

-----

第五幕:帰還と残滓(約5分)

シーン11:元に戻る

- 戦闘中、装置を起動
- ゆりとルヴィアの精神が元に戻る
- ゆりは自分の身体に戻るが、「何かが違う」感覚

シーン12:日常への帰還

- 基地に戻るゆり
- レッドの「様子が変だった」という視線
- 部屋に戻り、ぬいぐるみを抱くが……落ち着かない

シーン13:ラスト——おまじないの呪縛

【ゆりの部屋——クローゼット】

- ルヴィアが隠しておいた「贈り物」を発見
- 黒いシルクの下着、淡いピンク色の玩具
- そしてカードに書かれた文字——自分自身の筆跡で

【ラストシーン】

```
(カードを読む)
「おまじない、忘れないでね。
 私はルヴィア。魔性の女。」

(ゆりの目が大きく見開かれる)
(記憶が津波のように押し寄せる——あの一ヶ月のすべてが)

ゆり(M)「私は……ルヴィア……魔性の……」

(窓の外で風が鳴る。カーテンが揺れる)
(ゆりはぬいぐるみを抱いたまま、目を閉じる)
(クローゼットの奥で、黒いシルクが月光を妖しく反射している)
```

【END】


■脚本

# 凡例

- 「 」:台詞
- ( ):ト書き・状況説明
- (M):モノローグ(心の声)
- 【 】:場面転換・シーン番号
- ***:時間経過・場面転換の区切り

【シーン8:3回目の接触——ホテルスイート】

(高級ホテルのスイートルーム。夕暮れの光が窓から差し込んでいる)

(ゆりが部屋の前に立つ。今回は足元がふらつかない。ハイヒールにも慣れた)

(深呼吸をする。鏡張りのエレベーターホールに、深紫のドレスに身を包んだルヴィアの姿が映っている)

ゆり(M)「私はルヴィア。魔性の女」

(もう、祈りでも恐怖克服でもない。ただのスイッチ)

(目の色が変わる。妖艶な笑みが浮かぶ)

(ドアを開ける)

接触者B「やあ、ルヴィア。久しぶりだね」

(40代の研究者。知的だが神経質そうな目。シャンパンを注ぐ手が僅かに震えている)

ゆり「ありがとう」

(妖艶に微笑み、グラスを受け取る。指先を男の手に触れさせる。男がびくりと反応する)

ゆり(M)「この男は、自分からリードするタイプじゃない」

(三週間で学んだ観察眼。ルヴィアの記憶が裏付ける)

ゆり(M)「ちょっと……やってみようかしら」

(その考えは、驚くほど自然に浮かぶ)

(ゆりはグラスをテーブルに置く)

ゆり「ねえ」

(低く、甘い声。ルヴィアの声。もう、意識して作る必要もない)

ゆり「今日は……私にさせて?」

(男の瞳孔が開く。期待と緊張が入り混じった表情)

接触者B「ル、ルヴィア……」

(ゆりは男の膝の前に身体を滑り込ませる。ソファの縁に座った男の脚の間に、自分の身体を割り込ませる)

(長い黒髪が肩から流れ落ち、男の太腿に散る)

(男のベルトに手をかける。金具を外す。ジッパーを下ろす。指先は震えない)

(男のものが露わになる)

(ゆりは一瞬だけ躊躇する。これだけは、まだやったことがない)

(しかし——)

ゆり(M)「私はルヴィア。魔性の女」

(ただ事実として、確認するように)

(ルヴィアの記憶が鮮明に蘇る。こういう時、ルヴィアはどうするか。まず、焦らす)

(ゆりは息を吐く。温かい吐息が男の肌に触れる。それだけで、男の身体がびくりと反応する)

(指先で内腿をゆっくりとなぞる。付け根に向かって、しかし決して本丸には触れず、すれすれの位置を行き来する)

接触者B「ま、待って……ルヴィア……」

(男が懇願する。しかし、ゆりは笑みを深めるだけ)

(焦らしは十分)

(ゆりは指先で男のものを包む。熱い。脈動が掌に直接伝わってくる)

(そして——ゆりは顔を近づける)

(唇が触れる直前、一瞬だけ間を置く。男を見上げる。上目遣いで。切れ長のルヴィアの瞳が、男の目を捉える)

(男が息を呑んだのを確認して——ゆりは唇を開く)

(舌先が、まず先端にそっと触れる。男の腰が跳ねる)

ゆり(M)「塩気のある味……初めての味」

(しかし、嫌悪感はない。むしろ、男をこれほど反応させている自分に、暗い歓びが湧く)

(舌を這わせる。根元から先端へ、ゆっくりと。表面の筋を丁寧に辿り、最も敏感な裏側の窪みを舌先で優しくつつく)

(男が声を上げる。太腿が震えている)

(ゆりは唇で包み込む。深く咥え、ゆっくりと引き抜く。唇の内側で圧をかけながら、舌は休まず動き続ける)

(初めてのはずだった。しかし、その動きには滑らかさがあった。ルヴィアの身体が覚えている技術が、ゆりの口と舌を正確に導く)

(男の呼吸が荒くなる。絶頂が近いサイン)

(ゆりは動きを止める。ぴたりと)

接触者B「っ……! ル、ルヴィア……なんで止め……」

(男が困惑と焦燥を滲ませた声を出す)

(ゆりは、その反応を楽しんでいた)

ゆり(M)「支配している。この男を。私の唇ひとつで」

(その感覚が、ゆりの背筋を甘く震わせる)

(十分に焦らしてから、再び動き始める。今度は速く、深く)

(男はもう耐えられない)

(男が果てる。ゆりはそれを受け止める。喉の奥に熱い液体が流れ込む)

(本来なら嫌悪すべきはずの感覚——しかし、ゆりが感じたのは達成感だった)

(静かに口を離し、唇の端を指で拭う。そして、男を見上げて微笑む)

(男は呆然としている。完全に、ゆりの手の中にいる)

***

(ベッドの上。ゆりが男の上に跨がっている)

(3回目。もう膝をついて奉仕する側ではない。ゆりが上。男が下)

(ゆりは男の手首を掴み、頭の上に押さえつける)

ゆり「今夜は……私に任せて?」

(男は呆然と頷く)

(ゆりは男のシャツのボタンを一つずつ外していく。焦らすように。一つ外すたびに、露わになった肌に唇を落とす)

(そして——ゆりは男を受け入れる。自分から。自分のタイミングで)

ゆり「あ……っ」

(身体の奥に熱いものが満ちていく感覚。もう、初めての頃のような戸惑いはない)

(ゆりは腰を動かし始める。ゆっくりと。自分のリズムで)

(男の反応を見ながら、角度を変え、深さを変え、速度を変える。すべてが、ゆりの管理下にある)

ゆり(M)「ああ……やっぱり、支配するって……最高」

(その思考が、ゆりの脳裏を甘く走り抜ける)

(一瞬だけ、我に返りかけた)

ゆり(M)「あれ……今、私……何を……」

(しかし、男が腰を突き上げる。快楽が思考を吹き飛ばす)

ゆり「あっ……!」

ゆり(M)「……いいわ。今は、いい」

(ゆりは目を閉じ、再び腰を動かす。速く。深く)

(男の呼吸が速くなる。限界が近い)

(ゆりは動きを緩めず、男の耳元に唇を寄せる)

ゆり「ねえ……あなたの施設の、新型兵器のデータ……見せてくれない?」

(吐息混じりの囁き。腰は止めない。むしろ、わずかに角度を変えて、男の最も感じる場所を正確に突く)

接触者B「わ……わかった……なんでも……持ってくる……」

(男は快楽に溺れながら、言葉を絞り出す。もう何でも差し出す顔をしている)

(ゆりは男の絶頂を許す。同時に、自分も果てる)

ゆり「んっ……!」

(快楽の波が身体を突き抜け、視界が一瞬白く弾ける)

***

(事後。男の上に倒れ込んだまま、荒い呼吸を繰り返す)

(成功の喜びと、快楽の残滓が、区別できないほどに溶け合っている)

ゆり(M)「あなたは、これを楽しんでいる。権力を。誘惑を。支配を」

(心の声が、穏やかに囁く)

(ゆりは、もう否定しなかった)

***

【シーン9:ルヴィアとの約束——廃工場】

(夜の廃工場。月明かりが崩落した天井から差し込んでいる)

(ゆり(ルヴィアの姿)とルヴィア(ゆりの姿)が向かい合っている)

ルヴィア「あなた……本当に変わったわね」

ゆり「変わってません。私はまだ、白石ゆりです」

ルヴィア「そう? でも、あなたの目は三週間前と違うわ。私の作戦会議を仕切り、私の接触者を手懐け、快楽を貪る女の目よ」

(ゆりは言い返せない)

ルヴィア「身体と精神は、切り離せない。あなたは私の身体を使い、私の生活をし、私の快楽を味わった。変わらないはずがないわ」

(ルヴィアがポケットからスマートフォンを取り出す。ゆりのスマートフォンだ)

ルヴィア「本当に変わっていないと思う?」

ゆり「何を……」

ルヴィア「私たちの接触は監視されているの。知らなかった? デガン様が接触用のホテルにカメラを設置しているのよ。私は自分のカメラの映像を、こっちに転送できるようにしてあるの」

(ゆりの血の気が引く)

ゆり「まさか……」

ルヴィア「見てみる?」

(ルヴィアが画面をゆりに向ける)

(そこに映っていたのは、ホテルのスイートルームの映像だった。1回目の接触の映像)

(最初は怯えて身を硬くしている女。しかし、時間が経つにつれ——変わっていく。男の上で目を閉じ、唇を噛み、やがて自ら腰を動かし始める。辿々しかった動きが滑らかになり、控えめだった声が甘く艶を帯びていく)

(そして、窓ガラスに映った姿。妖艶に腰を振る女)

ゆり「やめて……!」

(ゆりは目を逸らそうとした。しかし、ルヴィアは容赦なく次の映像を再生する)

ルヴィア「こっちも見て」

(3回目の接触。研究者の男の前に跪くゆりの映像)

(自ら男のベルトに手をかけ、上目遣いで見上げ、唇を——)

ゆり「やめてっ!」

(ゆりは叫ぶ。ルヴィアの声が廃工場に反響する)

(ルヴィアはスマートフォンをしまい、小さく笑う)

ルヴィア「まだ〝変わっていない〟って言える?」

(ゆりは何も言えなかった)

(膝が震えていた。見せつけられた映像の中の自分。あれは紛れもなく、ゆり自身だった)

(俯いたゆりの目から、涙が落ちる。ルヴィアの頬を伝い、顎先から滴り落ちる)

ゆり「……もう、やめてください」

(絞り出すような声だった)

(ルヴィアは、しばらくゆりを見つめていた。その表情から、嘲りが消えていた)

ルヴィア「……ごめんなさい。少し、意地悪が過ぎたわ」

(ゆりは顔を上げる。ルヴィアの——いや、自分の顔が、思いがけず穏やかな表情をしていた)

ルヴィア「映像は消しておくわ。安心して」

(ルヴィアが少し間を置く。そして、小さな声で言う)

ルヴィア「……もう一つだけ、お願いがあるの」

ゆり「なんですか?」

ルヴィア「デガン様のこと……なの」

(ルヴィアの声が、普段の鋭さを失っている。どこか脆い)

ルヴィア「デガン様には……愛人がたくさんいるの。私は、その中の一人に過ぎない」

(ルヴィアは目を伏せる。ゆりの柔らかい前髪が額にかかる)

ルヴィア「デガン様が私を愛してくださるのは、年に数えるほど。大きな作戦が成功したときとか。褒美として求めてくださるときだけ」

(ルヴィアの声が、僅かに震える)

ルヴィア「だから……もし、デガン様があなたを——私の身体を、愛してくださることがあったら」

(ルヴィアが顔を上げる。ゆりの目に、涙が光っている)

ルヴィア「その時は……心の底から、愛し合ってほしいの」

ゆり「え……」

ルヴィア「手を抜かないで。おまじないで誤魔化さないで。本気で……デガン様を愛して。身体の隅々まで、デガン様の温もりを感じて」

(ルヴィアの涙が頬を伝う)

ルヴィア「元に戻ったあとも……私の身体に、その記憶が刻まれるから。デガン様に愛された記憶が。それだけが……私の宝物になるから」

ルヴィア「どうか……お願い……」

(ゆりは、胸が締めつけられるのを感じる)

(ルヴィアは悪の女幹部だ。敵だ。しかし、今この瞬間——好きな人に愛されたいと願う、一人の女だった)

ゆり「ルヴィアさん」

(ゆりはルヴィアの声で、しかし白石ゆりの温かさで言う)

ゆり「約束します。もしその時が来たら……たくさん愛してもらえるように、本気で頑張ります」

(ルヴィアが目を見開く)

ゆり「あなたの身体に、最高の記憶を刻みます。だから……安心してください」

(ルヴィアは、ゆりの顔で不器用に笑う。涙の痕が残ったまま)

ルヴィア「……ありがとう。あなたって本当に……馬鹿みたいにまっすぐね」

ゆり「よく言われます」

(ゆりも笑う。ルヴィアの顔で)

(二人は月明かりの中で向かい合う。敵同士。しかし、奇妙な連帯感で結ばれていた)

***

【シーン10:デガンとの夜——デガンの私室】

(作戦成功の夜。デガンの執務室)

デガン「次の作戦の総指揮を、お前に任せる。私はお前を信頼している」

(ゆりの胸に、言葉が深く沁みる)

ゆり「畏まりました。必ずや、成功させてみせます」

(祝賀会が終わり、デガンがゆりを呼ぶ)

デガン「ルヴィア、私の執務室に来い」

(その言葉を聞いた瞬間、ゆりの心臓が跳ねる)

ゆり(M)「……来た」

(ルヴィアとの約束が、脳裏に蘇る)

ゆり(M)「ルヴィアさん。約束、守りますから」

***

(デガンの私室。暗い色調の調度品。蝋燭の灯だけが壁面を揺らす)

(デガンが玉座から立ち上がり、ゆりに近づく)

デガン「今回の作戦、見事だった。褒美をやろう」

(大きな手が、ゆりの頬に触れる)

デガン「お前は、最も優秀な幹部だ。そして……最も美しい」

(ゆりは心の中で、静かに唱える。おまじないではない。約束として)

ゆり(M)「手を抜かない。誤魔化さない。本気で……デガン様を愛する」

(デガンの顔が近づき、唇が重なる)

(硬い唇。乾いていて、荒れていて、優しさなど欠片もない。しかし、その奥から伝わる熱は圧倒的)

(ゆりは自分からデガンの首に腕を回す。本気で。ルヴィアのために)

(膝から力が抜ける。崩れ落ちそうになる身体を、デガンの腕が支える)

ゆり(M)「この腕……あの男たちとは比較にならない……」

***

(デガンの寝室。広大な空間。暗い調度品)

(デガンが仮面を外す。精悍な容貌。頬を横断する深い傷痕。底の知れない漆黒の瞳)

デガン「今夜は、お前だけを見る。お前だけを愛する」

(ゆりの心臓が高鳴る)

ゆり「デガン様……」

ゆり(M)「素顔を見せてくれる……これは信頼の証……」

(デガンの手が、ゆりのドレスの肩紐に触れる)

デガン「お前は本当に美しい。この組織で、いや、この世界で最も美しい女だ」

(それだけの言葉なのに、ゆりの全身が熱くなる)

ゆり「あ……ありがとう、ございます……」

ゆり(M)「接触者たちとは、何もかもが違う……」

(肩紐が落ちる。ドレスが重力に従って滑り落ち、腰の曲線を越え、床に紫の水溜まりを作る)

(薄い下着だけの姿で、デガンの前に立つ)

デガン「見事だ……お前の身体は芸術品だな」

(デガンの視線が、ゆりの身体を舐めるように這う)

(恥じらいはない。むしろ、この身体を褒められることに、奇妙な誇りさえ感じる)

ゆり(M)「私を……見て……」

(デガンの手が伸びる。鎖骨をなぞる。驚くほど繊細な指の動き)

デガン「この肌……絹のようだ。俺だけのものだ」

(下着の上から、デガンの掌が胸を包む。大きな手。ルヴィアの豊かな胸が、その手にすっぽりと収まる)

ゆり「っ……!」

(膝が震える。声が喉の奥から勝手に漏れる)

デガン「いい反応だ。もっと聞かせろ」

(デガンがゆりを抱き上げ、ベッドに横たえる)

(シーツの冷たさが背中に触れる。汗ばんだ肌に、上質な綿の感触が張り付く)

(デガンの唇が首筋に落ちる。強く吸われる。痛みに似た感覚——しかし、それが快楽に変わるまでに一瞬もかからない)

デガン「お前の首筋には、俺の印を刻んでやる」

ゆり「あっ……は、はい……デガン様の印を……っ」

(唇が胸元へと降りていく。下着の布越しに、舌先が乳首を捉える)

(ゆりの背が大きく反る)

ゆり「あっ……!」

デガン「さあ、もっといい声で鳴け。俺だけに聞かせろ」

ゆり「あ……あぁっ……デガン様……っ」

(デガンの手が下着の縁に指をかける。ゆっくりと引き下ろされる。ゆりは完全に裸になる)

(デガンの目の前で。蝋燭の灯だけが、露わになった肢体を照らす)

デガン「この身体は俺のものだ。わかっているな?」

ゆり「はい……デガン様のものです……」

ゆり(M)「見られることに……〇っている……」

(デガンの漆黒の瞳に、自分の裸体が映り込んでいる。その瞳の奥に、欲望の炎が揺れている)

(デガンの手が太腿の内側を這い上がる。指先が最も敏感な場所に触れた瞬間——)

ゆり「あっ……!」

(嬌声が弾ける。堪えようとする余裕もない。デガンの指は正確で、執拗)

デガン「ここか……お前の最も弱い場所は」

ゆり「あ……あぁっ……そこ……っ」

(腰の奥で、何かが螺旋を描いて昇り始める。熱い渦が、下腹部から全身へと広がる)

ゆり(M)「だめ……もう……」

(限界が近い——しかし、デガンはその寸前で手を止める)

デガン「まだだ。俺が許すまで、イくな」

ゆり「そ、そんな……っ、お願いします、デガン様……」

(ゆりは喘ぎながらデガンを見上げる。懇願の眼差し)

(それが自分の目だとは信じられない。正義のヒーローだった自分が、悪の総帥に、快楽の続きを乞うている)

デガン「いい顔だ。俺だけに見せろ、その顔を」

ゆり「はい……デガン様だけに……っ」

(デガンは満足そうに口元を歪め、ゆりの両脚を開かせる)

デガン「お前を俺のものにする」

(ふたつの身体が重なった瞬間——)

ゆり「あ……っ」

(声にならない声が漏れる)

(圧倒的な充足感。今まで味わったどんな快楽とも違う、身体の芯を貫かれるような感覚)

(あの男たちとの行為が模造品だったのだと、今、思い知らされる)

デガン「どうだ……俺のものになった気分は」

ゆり「あ……あぁ……最高です……デガン様……っ」

(デガンが動き始める。深く、ゆっくりと、しかし容赦なく)

(ゆりの身体が、そのひと突きごとに大きく揺れる。シーツを掴む指が白くなる)

デガン「いい子だ。もっと乱れろ」

ゆり「あっ……あっ……はい……デガン様のために……っ」

(快楽の波が、何度も押し寄せる。一度目は不意打ちのように。二度目は、その余韻が消える前に。三度目はもう、波と波の境目すら曖昧になっていた)

ゆり「あっ……あっ……デガン様……っ」

デガン「お前は俺のものだ。俺だけのものだ。わかっているな?」

ゆり「はい……っ、デガン様だけのもの……っ、私は……デガン様だけの……っ」

(デガンの動きが激しさを増す)

(ゆりは両腕をデガンの背に回す。傷痕だらけの、しかし力強い背中にしがみつく)

デガン「俺を離すな。どこにも行くな」

ゆり「離しません……っ、デガン様……っ、ずっと、ずっと……っ」

ゆり(M)「デガン様……デガン様……」

(心の中で、壊れた祈りのように、その名を繰り返す)

(白石ゆりという名前は、もうどこにもない。正義という概念は、とうに快楽の底に沈んでいる)

(今ここにいるのは——ただデガンに身を捧げる女。ルヴィア。デガン様の、ルヴィア)

(最後の波が来る)

デガン「名前を呼べ。誰のものか、叫べ」

ゆり「デガン様……っ!! 私はデガン様のものです……っ!!」

(叫ぶ。声を抑えることなど、もうできない)

(全身が弓のように反り返り、痙攣する。視界が白く弾け、意識が一瞬だけ途切れる)

***

(事後。荒い呼吸。汗に濡れた肌。シーツに絡みつく黒髪)

(デガンの体温が、まだ身体の上に残っている)

デガン「よくやった。お前は俺の最高の女だ」

(その言葉が、ゆりの胸に深く沁みる)

ゆり「ありがとうございます……デガン様……」

ゆり(M)「私は……ルヴィア……デガン様のもの……」

(その認識が、精神の最深部に刻み込まれる)

(もう消えない刻印として)

***

【シーン10.5:ルヴィアへのメール——デガンの寝室・翌朝】

(朝。デガンの寝室)

(ゆりがデガンの腕の中で目を覚ます。穏やかな寝息が聞こえる。デガンはまだ眠っている)

(ゆりはそっとデガンの顔を見つめる。仮面を外した素顔。傷痕のある頬。眠っている表情は、起きているときの冷酷さが消え、どこか穏やかだった)

ゆり(M)「ルヴィアさん……約束、守れたかな」

(デバイスを手に取り、ルヴィアにメッセージを打ち始める)

(指が自然に動く。嬉しくて、伝えたくて、言葉が溢れ出す)

***

「ルヴィアさん。昨夜、デガン様が愛してくださいました♡

デガン様、最高でした。約束通り、本気で愛し合いました。あなたの身体に、最高の記憶を刻めたと思います

最初にキスしてくださったとき、膝から力が抜けて崩れそうになったんです。でもデガン様が支えてくれて。あの腕の力、すごいんです。全身包まれるみたいで……

仮面を外してくださったんですよ。素顔を見せてくれるって、すごいことですよね。傷痕があるんですけど、それがまた……かっこいいんです

「お前は美しい」「俺のものだ」って言ってくださって……もう、頭が真っ白になりました。デガン様の声で言われると、全身がとろけちゃいます

「もっといい声で鳴け」って言われて……恥ずかしかったけど、止められなかったです。デガン様に命令されると、身体が勝手に反応しちゃって……

身体の奥の奥まで満たされました。何度もイかされちゃいました。「俺が許すまでイくな」って焦らされて、「いい子だ」って言われて……もう、何も考えられなくなりました

最後に「名前を呼べ、誰のものか叫べ」って言われて、「デガン様のものです」って叫んじゃいました。恥ずかしいけど、本当にそう思ったんです

デガン様の腕の中で眠れるの、ルヴィアさんは幸せですね。あの安心感は……言葉では伝えきれないです。ちゃんと身体に刻みましたから。安心してください♡」



***

(送信。満足そうに微笑むゆり)

(デガンの寝顔をもう一度見つめ、そっと腕の中に戻る。デガンの腕が、眠ったまま自然にゆりの腰を引き寄せる)

ゆり(M)「幸せ……」

(その温もりに身を委ねながら、ゆりは目を閉じる)

***

【ルヴィア側——オリオンレンジャー基地・ゆりの部屋】**

(同じ頃。ゆりの部屋)

(ルヴィア(ゆりの身体)がベッドの上でスマートフォンを握っている)

(メッセージが次々と届く。通知音が何度も鳴る)

(ルヴィアは一通一通、読んでいく)

(『デガン様、最高でした』)

(『膝から力が抜けて崩れそうになった』)

(『仮面を外してくださったんですよ』)

(『身体の奥の奥まで満たされました』)

(『デガン様のものです、って叫んじゃいました』)

(ルヴィアの——いや、ゆりの目から、涙がこぼれる)

(自分の身体で。自分の愛する人に抱かれた。その詳細な報告を、震える手でスクロールしていく)

ルヴィア(M)「……あの子……本当に……」

(嬉しそうに報告してくる文面。ハートマーク。無邪気な絵文字)

「あと……言っていいのかわからないんですけど、デガン様のって……他の男の人たちと比べものにならないくらい逞しくて、びっくりしちゃいました……笑 最初は入るか心配だったくらいです。でも、ルヴィアさんの身体がちゃんと受け入れてくれて……すごいですね、この身体。デガン様専用にできてるみたいです笑』
『正直に言うと……今まで接触した男の人たちとの記憶が、全部上書きされちゃった気がします笑 あの人たちとの夜も、それなりに感じてはいたんですけど……デガン様と比べたら、全然違いました。格が違うっていうか……もう、他の男の人には戻れないかも。ルヴィアさんの気持ちが、やっとわかりました♡」

(頼んだのは自分だ。「本気で愛し合ってほしい」と言ったのは、自分だ)

(ルヴィアは涙を拭い、深呼吸をする)

(そして、返信を打つ。指が震えている)

***

『元に戻る方法が見つかったわ』

『明日15:00に、基地に攻め込みにいく』

『そこで入れ替わるから。よろしく』

***

(送信)

(すぐに返信が来る)

『わかりました! 楽しみにしてます!』

(ルヴィアはスマートフォンを握りしめ、窓の外を見つめる)

ルヴィア(M)「……明日で、終わる」

(ゆりのぬいぐるみを引き寄せ、抱きしめる)

(涙の痕が残ったまま、ルヴィアは目を閉じた)

***

【シーン11:戦闘——基地への襲撃】

【オリオンレンジャー基地・外縁部——15:00】

(デガング戦闘員たちがオリオンレンジャー基地に攻め込んでいる)

(レッド、ブルー、イエロー、グリーンが戦闘員たちと交戦中)

(ルヴィア(ゆりの身体)はオリオンホワイトとして前線に立っている)

レッド「全員、散開して迎撃しろ!」

ブルー「了解!」

(激しい戦闘が繰り広げられる)

(しかし——)

イエロー「おい、ルヴィアの姿が見えないぞ」

グリーン「デガンもいない……おかしいな」

レッド「何を企んでいる……?」

(ルヴィア(ゆりの姿)が周囲を見回す)

ルヴィア(M)「あの子……いつまでやってるの……」

(戦闘員の一人が駆け寄ってくる)

戦闘員「あの……こんなこと言うのもなんですが、、ルヴィア様とデガン様が、あちらの建物の奥で……」

(ルヴィアの表情が歪む)

ルヴィア(M)「まさか、まだ……」

***

【基地外縁部・崩壊した建物の奥】

(レンジャーたちが建物の奥に踏み込む)

(そこで目にしたのは——)

(デガンの外套の上。瓦礫の影。ゆり(ルヴィアの身体)がデガンの上に跨がり、激しく腰を振っている)

ゆり「あっ……あっ……デガン様……もっと……っ」

デガン「いい子だ……もっと乱れろ……」

(汗に濡れた肌。乱れた黒髪。恍惚の表情。戦場のど真ん中で、二人は愛し合っていた)

ブルー「な……っ! 何をやってるんだ、あいつら!」

イエロー「戦闘中に……信じられない! なんて下品で破廉恥な連中だ!」

グリーン「恥を知れ!」

(レンジャーたちの罵声が響く)

(しかし、ゆりは止まらない。むしろ、見られていることに興奮しているかのように、さらに激しく腰を振る)

ゆり「あっ……見ないで……でも、止まらない……っ」

デガン「気にするな。お前は俺だけを見ていろ」

ゆり「はい……デガン様……っ」

(ルヴィア(ゆりの姿)が呆れた顔で近づいてくる)

ルヴィア「……信じられない。戦闘中に何やってるのよ、あの子」

ルヴィア(M)「いつまでやってるの……本当に、私以上にハマってるじゃない……」

(ゆりの身体が大きく震え始める。絶頂が近い)

ゆり「あっ……あっ……イく……イっちゃう……デガン様ぁ……!」

(その瞬間——)

ルヴィア「もう終わりよ」

(ルヴィアが懐から装置を取り出す。紫色の水晶が激しく脈動する)

(装置が起動する。紫色の光が溢れ出し、ゆりとルヴィアを包み込む)

ゆり「あっ……イく……イくぅ……デガン様……っ!!」

(絶頂の瞬間と、入れ替わりの光が重なる)

(ゆりの身体が大きく震え、痙攣する——そして、世界が白く弾ける)

***

【入れ替わり後】

(光が収まる)

(ゆり——元の身体に戻ったゆりが、地面に倒れている)

(しかし、精神はまだルヴィアの身体の絶頂の記憶の中にいた)

ゆり「あぁーっ! イくっ……イくぅーっ……!」

(自分の声で。甘い嬌声を上げながら、身体をくねらせる)

(仲間たちが駆け寄ってくる)

レッド「ゆり! ゆり! 大丈夫か!」

(ゆりの身体がびくんびくんと震えている。目は閉じたまま、口からは甘い声が漏れ続けている)

ゆり「あっ……あぁっ……デガン様……っ」

ブルー「お、おい……何を言って……」

イエロー「うなされてるのか……?」

(ゆりの目がゆっくりと開く。まだ焦点が合っていない。瞳孔が開き、頬が紅潮している)

ゆり「あ……あれ……?」

(自分の手を見る。小さな、白い手。マニキュアはない)

ゆり「え……私……?」

(周囲を見回す。仲間たちに囲まれている。レッドが心配そうにゆりの顔を覗き込んでいる)

レッド「大丈夫だったか? ずっとうなされていたぞ」

ブルー「あの光に巻き込まれて、気を失っていたんだ」

イエロー「変な声を出してたけど……悪い夢でも見てたのか?」

(ゆりの顔が、一気に真っ赤になる)

ゆり「え……あ……その……」

ゆり(M)「私、今……何て言ってた……? まさか、みんなの前で……」

(記憶が蘇る。デガンの上で腰を振っていた自分。絶頂の瞬間に引き剥がされた快楽。そして——その余韻のまま、仲間の前で甘い声を上げていた自分)

ゆり「あ……あの……何も覚えてなくて……」

(必死に誤魔化す。しかし、身体はまだ火照っている。太腿の間に、まだ熱が残っている)

レッド「顔が赤いぞ。熱でもあるのか?」

ゆり「い、いえ……大丈夫です……ちょっと、びっくりしただけで……」

(慌てて立ち上がろうとするが、膝に力が入らない)

(レッドが手を差し伸べる。その手を握った瞬間——)

ゆり(M)「……隊長の手……」

(しかし、その温もりは、デガンの腕の記憶と重なって——)

ゆり「っ……」

(小さく身震いする)

レッド「本当に大丈夫か?」

ゆり「はい……大丈夫です。ありがとうございます、隊長」

(無理に笑顔を作る。しかし、その目の奥には——何かが変わってしまった色が宿っていた)

***

【シーン12:日常への帰還——オリオンレンジャー基地】

(基地の廊下。ゆりが自室に向かって歩いている)

(レッドの視線が気になる。じっと見つめてくることがある。目が合うと、気まずそうに逸らす)

ゆり(M)「隊長、どうしたんだろう……さっき、変なこと言ってなかったかな……」

(しかし、それ以上は考えない。考えたくない)

(自室に入る。扉を閉める)

(ベッドに倒れ込む。ぬいぐるみを抱きしめる)

ゆり「……帰ってきた」

(安堵が広がる——しかし、どこか落ち着かない)

(身体の奥に、まだあの熱が燻っている。絶頂の直前で中断された、未完の快楽)

ゆり(M)「デガン様……」

(無意識にその名を呟いてしまい、慌てて口を押さえる)

ゆり(M)「私、何を……」

(ぬいぐるみを強く抱きしめる。しかし、柔らかいぬいぐるみの感触は、デガンの硬い胸の記憶を呼び起こすだけだった)

***

【シーン13:ラスト——おまじないの呪縛】

(数日後。ゆりの部屋)

(着替えようとクローゼットを開ける)

(奥の方に、見慣れないものがある)

(ハンガーにかけられた小さな紙袋。高級ランジェリーショップのロゴ)

ゆり「……何、これ」

(恐る恐る、紙袋を手に取る。中を覗く)

(黒い下着。繊細なレース。艶やかなシルクの光沢)

(そして、紙袋の奥に——小さな箱)

(開けた瞬間、ゆりの頬が燃えるように熱くなる)

(淡いピンク色の、滑らかな形状。何に使うものか、わかる)

ゆり「な……っ」

(手が震える。誰がこんなものを自分のクローゼットに——答えは一つしかない)

(紙袋の底に、小さなカードが入っている)

(そこには、自分自身の筆跡で——)

『おまじない、忘れないでね。
 私はルヴィア。魔性の女。』

(指先が震える。心臓が一拍、止まる)

ゆり(M)「私は……ルヴィア……魔性の……」

(その瞬間——堰が切れた)

(一ヶ月の記憶が、津波のように押し寄せる)

(初めて鏡でルヴィアの顔を見た夜。震えながらドレスに袖を通した日。男の唇が首筋に触れた瞬間の、あの甘い痺れ)

(おまじないを唱えるたびに塗り替えられていく精神。窓ガラスに映った、妖艶に腰を振る自分の姿)

(3回目の夜、自分から男を組み敷いたときの支配の愉悦。デガンの仮面の下の素顔。身体の奥の奥まで満たされた、あの圧倒的な充足)

(そして——あの言葉)

ゆり(M)「私はルヴィア。魔性の女」

(一ヶ月間、何百回と唱えた言葉)

(最初は恐怖を誤魔化すためのおまじないだった。やがて事実確認になり、スイッチになり、最後にはもう唱える必要すらなくなった)

(それが今、ルヴィアの筆跡で——いや、自分自身の筆跡で、カードに刻まれている)

ゆり(M)「やめて……思い出させないで……」

(しかし、記憶の洪水は止まらない)

(ゆりは黒い下着を紙袋に戻す。あの小さな箱も。カードも。すべてをクローゼットの奥に押し込む)

(乱暴に)

(しかし——捨てはしなかった)

***

(ベッドに戻り、ぬいぐるみを抱きしめる)

ゆり(M)「大丈夫。私は白石ゆり。何も変わっていない」

(そう自分に言い聞かせる)

(しかし、その言葉は、もう一つの言葉と重なって響く)

ゆり(M)「私はルヴィア。魔性の女」

(二つの声が、ゆりの中で溶け合い、分離し、また溶け合う)

(どちらが本当の自分なのか。あるいは、もう、どちらも自分なのか)

(窓の外で、風が鳴る。カーテンが僅かに揺れる)

(ゆりはぬいぐるみを抱いたまま、静かに目を閉じる)

(クローゼットの奥で、黒いシルクが、月の光をほんの微かに——)

(妖しく、反射していた)

【END】

-----

■演出ノート

○「おまじない」の演出について

本作の核心は「おまじない」による段階的な精神侵食である。以下の4段階で演出を変化させること。

第1段階:恐怖の克服(1回目の接触)

- ゆりは震えながら、小さな声でおまじないを唱える
- 目は閉じている。祈りのような姿勢
- 唱えるたびに、フラッシュバック的にルヴィアの記憶映像が挿入される
- 効果:身体の硬直が解け、受け身ながらも行為が可能になる

第2段階:ルヴィア化の決定的瞬間(自慰シーン)

- ゆりは一人で、自分の意志でおまじないを唱える
- 声は次第に大きくなり、〇〇的になっていく
- 唱えながら自慰を行い、おまじないと快楽が直接結びつく
- 効果:おまじないが快楽のトリガーとして刻み込まれる

第3段階:スイッチとしての使用(3回目の接触)

- ゆりは冷静に、事務的におまじないを唱える
- 目を開けたまま。表情がルヴィアに切り替わる瞬間を映す
- もはや記憶のフラッシュバックは必要ない
- 効果:ゆりの意志で「ルヴィアモード」を起動できるようになる

第4段階:不要になったおまじない(デガンとの夜)

- ゆりはおまじないを唱えない
- 代わりに「約束」を心の中で確認する
- しかし、行動と思考は完全にルヴィアのもの
- 効果:おまじないが「外部からの暗示」から「内面化された人格」に変化したことを示す

ラストシーン:呪縛の完成

- カードを見た瞬間、おまじないが「外部から」再び起動される
- 一ヶ月の記憶が洪水のように押し寄せる
- ゆりは唱えていない——しかし、おまじないは彼女の中で永遠に響き続ける

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