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ごー
ごー
タイムアスモデウス
Katherine
まりもっこす
さばかん
■タイトル 

令嬢ヒロイン りん [No.11145]

■プロット
テーマ
・金持ちの少女が金の力ではどうにもならないことを思い知る
・調子に乗ったときとその後の絶望感
・自分がただの一般人であることを思い知り、心が折れる

栗林りん(18)
栗林財閥の令嬢。なに不自由なく暮らすことができるだけでなく、だいたいのことはお金の力で解決できると思っている。わがままな気質で付き人をよく困らせる。ある時、怪人に襲われていたところを美少女戦士に助けてもらう。そこから戦士についていろいろと情報をあつめ、自分も人々に慕われる美少女戦士になりたいと思うようになる。しかし目覚めのきっかけは訪れることがなかった。

チャプター1 憧れの存在に

 栗林りんは小学生のころ、怪人に襲われたところを美少女戦士に助けてもらったことを今でも鮮明に覚えている。その姿に憧れ、「いつか私も」と思っていたのだが、まったくきっかけがあらわれない。使用人たちを総動員して調査したが、精霊のちからや妖精との契約などどれもあてになるような情報は入ってこないのだった。役立つ情報を集められない使用人に苛立ちを覚える。(こうなったら自分の力でなるしかない!)りんは財力を駆使して研究チームを作り、科学技術でヒロインになる計画を立てた。

一般人が怪人に襲われているとの情報を使用人からうけ、りんは現場に向かう。怪人と対峙するりんはセーラー服…に似たデザインのプロテクターやマシンを装着していた。妙なやつが現れたと嘲笑する怪人。「ジェットパーンチ!」ブーストの力を利用し、勢いよく殴りかかるりん。続けて「ファイアーバースト!」アームパーツが開き、火を吹く。しかし怪人は意にも介さず、むしろ一般人が熱さに苦しんでいる。
そこに美少女戦士が到着し、怪人と戦闘を始め、なんとか追い払うことに成功する。一般人は美少女戦士にかんしゃするが、りんに対しては何も言わず去っていく。自分のおかげで危機を退けられたと主張するも「一般の人を巻き込んではいけない」「あなたも無茶せず避難するように」と美少女戦士に咎められてしまう。納得のいかないりんはさらなる強化をはかり、かつやくを誓うのだった。

チャプター2 偶然からの悲劇

 数日後、怪人出現の情報を掴み、現場に現れたのはまたもりんだった。ジェットパンチを繰り出し、アームパーツが開く。「サンダーボルト!」今回は高圧放電技術を搭載してきたのだった。すると今回の怪人は電撃に弱かったらしく一般人を放置して逃げていく。勝利に喜ぶりんと感謝をしていく一般人。そこに遅れて美少女戦士が現れる。認めてもらえると期待していたが、かけられた言葉は「無茶なことはしないでと言ったのに」という批難の言葉だった。
「私だって戦えることが証明されましたわよ?むしろ現場到着が遅いあなたの方が問題ではなくって?」
りんは美少女戦士に反論する。美少女戦士は諦めたように「わかったけど、ほんとに気をつけてくださいね」と言って去っていく。
また数日後、怪人出現現場にあらわれたりん。今度は怪人もりんを認識し、一般人を諦め戦闘体勢をとる。
「一般の方を解放したのはよくってよ?でも、危険なものは排除しなくてはね!ジェットパーンチ!」勢いよく殴りかかるがかわされ、怪人のカウンターの拳がもろに腹部にめりこんだ。腹部のプロテクターは粉砕。目を見開き、大量の体液を口から逆流させながら崩れ落ちる。
「さっきまでの威勢はどうしたんだ?あ?」
見下ろす怪人に向かって腕を伸ばし
「さ、サンダー…ボルト」
アームパーツから高圧放電がなされるも怪人は全く効いていない様子だ。「ふん!」とアームパーツを握り締め、粉砕する。激痛に叫ぶりん。そこに美少女戦士がとうちゃくする。
「はやあ…たす…なさい…」
息絶え絶えにたすけを求めるも人質となっている状態では戦士も迂闊に手が出せない。そのままアジトへと連れ帰られてしまうのだった。

チャプター3 理想と現実

りんは怪人を倒し、人々から称賛されていた。ありがとう!助かった!口々に感謝をのべる人々。
目を覚ますとそこは暗い部屋だった。どうやら夢を見ていたらしい。そこに怪人があらわれる。数日前に電撃で撃退した怪人だ。美少女戦士ならば驚異的な回復力もあり再度戦闘ができたのかもしれない。しかしりんはただの人。ぼろぼろのプロテクターやパーツを身につけた無様な姿で怪人になぶられる。顔を殴られ、腹をけられ、足を踏みつけられ…。痛みと恐怖で心が折れたりんは「もう逆らいません!戦士やめます!」と土下座をする。しかし怪人は「自分たちに刃向かった以上戦士だろうとなんだろうと許さん」と一蹴する。りんは二度と逆らわない証拠としてお金を差し出す。跪き、泣きながら叫ぶ「好きなだけお金をあげますわ!ですから、ですからどうか解放して…」言い終わるやいなや怪人の蹴りが入り、りんの体は吹っ飛ぶ。「金だと?そんなものわれらにとってなんの役にたつというのだ?」〇〇を楽しむかのような怪人の表情に、りんは恐怖のあまり失禁する。なんとか考えをめぐらした結果、りんは再びどげさしながら自らの体をさしだすのだった。「性処理係としてお仕えします!だから許して!」

チャプター4 オモチャとして…

痛みからにげたいいっしんでからだを差し出すことを決めたりん。〇〇は止んだものの日々過酷なプレイを要求される。そもそも怪人たちの性器は人間のものとは異なり大きさや形状も色々だった。それらを口に加えたり、胸ではさんだり、自分の性器に入れたりと自ら奉仕していく。少しでも機嫌を損ねると〇〇を振るわれるのではないかという恐怖からそれしか方法が思い浮かばないのだった。しかしそれでも〇〇的なプレイを要求されることもある。美少女戦士と遭遇し、邪魔が入った腹いせにりんを嬲るのだ。
怪人に捕まって数日。その日は美少女戦士に敗北した怪人がやってきて、りんの両手を縛り、吊し上げた。サンドバック状態で殴られるりん。「やめて!許して!ご奉仕いたしますから!」と泣き叫ぶも手を止めない。最後には電流を流され、白目をむいて失神する。(どうして…わたくしがこんな目に…)
怪人がりんの頭を掴み、りんの意識を引き戻した。
「災難だな。刃向かったのが原因とはいえ誰にも助けてもらえず、怪人たちのストレス発散道具として生きるのは辛いだろう。」
そうだ。助けは?なぜ美少女戦士は助けにきてくれないの?
「もうお前の存在など忘れられているのかもしれないなー。いや、むしろ邪魔者がいなくなったことを喜んでいるんじゃないか?」
(邪魔…者…私が?邪魔者?)
「どうだ?お前金はあるんだろう?俺たちに協力しないか?するならば解放してやらんことはないぞ?」
「する!やります!やらせていただきます!」
「当然美少女戦士の敵となるわけで、人間どもを苦しめることになるが…」
りんの心の中に浮かんできたのは美少女戦士には礼を言う一般人。戦った自分を咎める美少女戦士。迷いはなかった。許せない。復讐してやる。

エピローグ  悪としての覚醒

「りんお嬢様!お戻りになられたのですね!」
屋敷に戻ると使用人たちが集まってきた。そんな使用人たちに容赦なく鞭を振るい怒声をあげた。
自分が行方不明なのに見つけられなかったこと。結局自力で出てきたこと。これからは絶対〇〇を誓うこと…使用人たちはこれまでのわがままさどころではない振る舞いに困惑しながらも承諾した。
「お嬢様。それでは死角が多く、治安面でよろしくないかと…。
「うるさいわね…私に口が出せる存在でして?」
りんは莫大な資金を使って街の形を変えていった。怪人たちが活動しやすいように入り組んだ道を組み込み、建物は出入り口を最小限にする。徐々に治安は悪化していき、ついには怪人だけでなく一般人による〇罪も増えていった。
「人間なんて…所詮こんなものね…。」
莫大なしきんで怪人たちの言う通りに街を作り替えていく。怪人による支配が完成した後は、再び自分の身が〇されるとも知らずに…。
bad end

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