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ごー
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
名無しさん
モーリー夕
■タイトル 

ヒロイン制御不能~くノ一捜査官 麗忍千代刃 淫乱の呪符 [No.10977]

■プロット
●あらすじ

国際秘密捜査官・望月ミレイは、沙隠流忍者の末裔であり、謎の秘宝「ピコロ」を守るため、代々継承される戦闘用強化スーツを装着し、麗忍千代刃に変身して悪の忍者・邪怨一族と戦っていた。
邪怨一族の首領・毒鬼齋は、千代刃を葬るため、邪怨四人衆の1人・呪僧正を差し向ける。呪僧正は千代刃を追い詰めるが、止めを刺さず、呪符の呪いをかける。それは秘部の疼きが抑えられなくなる呪いであった。
千代刃は、呪いのせいで満足に戦えないまま邪怨一族の追跡に遭う。一度は呪いを打ち消し勝利したかに思われたが、それも呪僧正の掌の上だった。呪僧正の圧倒的な強さの前に千代刃は為す術無く敗れ、再び呪いの力に苦しめられる。
千代刃は呪いのせいで衝動を抑えられなくなり、自分の秘部を弄繰り回し、呪僧正に穢され、欲望に抗えなくなった姿を敵の前で晒してしまう。


●登場人物

【麗忍千代刃・望月ミレイ】
国際秘密捜査官。邪怨一族から世界の平和を守って来た沙隠流忍者の末裔であり、捜査官の中でも特に実力の秀でた特殊エージェントの1人。正義感が強く、代々継承される戦闘用強化スーツを装着し、麗忍千代刃に変身して邪怨一族と戦っている。
元ネタは世界忍者戦〇ライヤの貴忍〇破ですが、変身前後のイメージや名称等はGIGAさんの過去作(くノ一捜査官美忍舞刃、くノ一捜査官千代刃)を参考にさせて頂いております。

【呪僧正(のろいそうじょう)】
邪怨一族の忍。忍衆の中でも特に強大な力を持つ邪怨四人衆の一人。呪符で相手を攻撃したり呪いをかけたりする。


●ストーリー

1 プロローグ

「はっ!てやあ!」
広い荒野に勇ましい声が響く。美しい容姿、メリハリのあるしなやかな体、白を基調とした光沢のある体のラインを強調するレオタード状の強化スーツ、ヘルメット型のマスクを纏ったくノ一が躍動する。邪怨一族から秘宝ピコロを守るくノ一捜査官・麗忍千代刃が、邪怨一族の下忍衆と戦っていた。
「うっ…!くっ…やあ!」
次々と現れる下忍衆に苦戦しつつも、華麗な技で倒していく。
「はぁ、はぁ、邪怨一族、あなたたちの好きにはさせない!」
千代刃が颯爽と去って行った。


2 四人衆

邪怨一族の首領・毒鬼斎が、戦いの様子をモニター越しに見ていた。
「おのれ、麗忍千代刃、忌々しい沙隠流忍者の生き残りめ!またしても我らの邪魔を!」
苛立ちを隠せない毒鬼斎の前に1人の忍が現れた。
「貴様は、呪僧正」
「麗忍千代刃の始末、この呪僧正にお任せください」
「フ、何か企んでいるな。良いだろう。だが侮るな。女とはいえ、何人もの邪怨一族の忍がやられている」
「私を他の忍たちと一緒にしてもらっては困ります」
「邪怨一族の中でも特に強大な力を持つ、邪怨四人衆の1人である貴様にはいらぬ心配か」
「面白いものをご覧に入れましょう。気高きくノ一・麗忍千代刃が堕ちていく様を」


3 出動

ミレイは基地に帰還し傷の手当てを受けていた。長官がミレイの身を案ずる。
「邪怨一族の侵攻が激しさを増している。いくら君でも、邪怨一族の集中攻撃を受けてはひとたまりもない。対策を練らなくては」
「私なら大丈夫です。逆に、邪怨一族を一網打尽にしてみせます」
気丈に振舞ってはいたが、邪怨一族の侵攻が激しくなっていることはミレイも肌で感じており、不安を隠せなかった。その時、邪怨一族出現を知らせる警報が響いた。
「邪怨一族、行かなくては!」
飛び出そうとしたミレイを長官が制止した。
「ミレイ、待つんだ!罠かもしれない。対策を練ってからじゃないと危険だ」
「でも、邪怨一族と戦えるのは、沙隠流の血を引く私しかいない、逃げるわけにはいきません!」
長官の制止を振り切り、ミレイは出動した。


4 呪僧正

ミレイは邪怨一族出現の知らせがあった現場にやって来た。
「邪怨一族、一体どこ…?」
背後に凶悪な気配を感じ振り返ると、1人の忍の姿があった。
「誰!?」
「私は呪僧正。邪怨四人衆の一人」
「呪僧正…邪怨四人衆ですって…?」
「邪怨四人衆、邪怨一族の中でも特に強き者にのみ与えられる称号。他の忍とは次元が違う」
「邪怨四人衆、そんな奴が現れるなんて、いったい何を企んでいるの!?」
「邪怨一族に刃向かうくノ一、麗忍千代刃の処刑」
ミレイが一瞬たじろぐ。ただならぬ敵の出現、更に自分が狙いだと聞かされ、不安に襲われた。不安を悟られまいと必死に強がった。
「私を処刑ですって…いいわ、どんな相手だろうと、負けない!」
ミレイが気圧されながらも胸元で印を結ぶ。
「変忍!」
ミレイの体を光が包み込む。ミレイの声に呼応し、濃い銀灰色の強化スーツと白を基調にしたレオタード状の強化スーツがミレイの体を包み、頭部と目元を保護するヘルメット型のマスクが装着される。戦闘用強化スーツを装着し、麗忍千代刃に変身が完了した。
「麗忍千代刃、推参!」
高らかに名乗りポーズを決めた。
「いくわよ!やああ!」
襲い来る下忍衆を一掃し、呪僧正と対峙した。
「あなたの思い通りにはならないわ!はっ!」
激しい打撃の応酬となる。千代刃は呪僧正と互角に戦っていた。
「なかなかやるな」
「簡単に倒せるとでも思ったの?女だからといって舐めないで!」
千代刃の攻撃が次々とヒットする。だが呪僧正は余裕の表情を崩さなかった。
「はぁ、はぁ、何が可笑しいの!?」
「クク、少し本気を出すか」
「え?」
呪僧正が千代刃に襲い掛かる。
「うっ!?ああ!」
あっという間に形勢が逆転した。千代刃も必死に応戦するが、いいように甚振られる。
「ああああ!くっ…忍法・花吹雪!はっ!」
千代刃が両手の平からエネルギーを花びらの様に放つ。呪僧正の体に触れ爆発が起こる。だが呪僧正がダメージを受けている様子は無かった。
「き、効かない!」
呪僧正がなおも千代刃を甚振る。千代刃が防戦一方になる。呪僧正が衝撃波を放った。千代刃が吹き飛ばされた。
「きゃああ!な、何という強さなの!?」
呪僧正が不気味な札を取り出した。念力を込め、千代刃に向けて放った。札が千代刃の股間に貼り付いた。
「きゃっ!?いや、何、これ…と、取れない…!」
呪僧正が念力を込めると札が爆発した。
「あああああ!」
千代刃が倒れ込んだ。
「あああ…うぅ…」
呪僧正が錫杖を翳した。千代刃の股に「淫」の文字が浮かび上がり、消えた。
「お前には私の呪いが刻印された」
「うぅ、呪い、ですって…!?」
呪僧正が新たに何枚もの札を千代刃に放った。体中に貼り付き、札が爆発した。
「あああああ!」
何とか立ち上がり、千代刃がその場から逃げ出した。呪僧正は不気味に笑い、千代刃を追った。


5 刻まれた呪

「はぁ、はぁ」
必死に逃げる千代刃だったが、見えない壁に阻まれそれ以上進むことが出来なかった。追い付かれ四方を囲まれた。呪僧正が千代刃の前に立った。
「フフ、無駄だ。この辺りには私の結界が張ってある。逃げられん。」
「そ、そんな…」
「私の呪い、味わうが良い」
「呪いって、いったい何を…!?」
呪僧正が錫杖を構えると、千代刃は股間に違和感を覚えた。先ほど札が貼り付けられ爆発した場所が疼き出した。
「はぅっ!?こ、これは、いったい!?」
「私の呪符は敵にダメージを与えるだけではなく、様々な呪いをかけることができる。先ほどお前の股に貼り付けたのは淫乱の呪符。股間が疼くだろう。お前は性的な刺激から逃れることは出来ぬ」
呪僧正が千代刃の股を錫杖で突いた。千代刃の股間ら辺に「淫」の文字が浮かび上がり、消えた。
「何これ!?こんな…あぁん!」
千代刃がその場に崩れ落ちる。呪僧正が錫杖を構えると疼きが強くなっていく。
「やめ、なさい…!」
股間を押さえ動きの鈍った千代刃を下忍衆たちが甚振る。
「ああ!うぅ!ああう!」
「股間が疼いて満足に戦えまい」
「このままじゃ…!」
再び千代刃が逃げ出した。


6 反撃

千代刃は物陰に隠れていた。股間の疼きはひとまず治まっていた。
「魔忍四人衆、呪僧正、強い…それに淫乱の呪符…あんなに股が疼いては、戦えないわ…!呪僧正の結界のせいで逃げることもできない、どうすれば…」
呪僧正と下忍衆が追い付いてきた。
「このままじゃ見つかっちゃう…!」
「隠れても無駄だ」
呪僧正が錫杖を構えると、再び千代刃の股間が疼き出した。
「あ、ん…股が…!」
千代刃が蹲った。下忍衆たちが千代刃を発見し取り囲んだ。千代刃は股間を押さえながら戦ったが、やはり満足に戦えず下忍衆に甚振られた。
「あああああぁん!」
「私の呪いからは逃げられん」
呪僧正が錫杖を千代刃に向けた。
「あううぅ、股が…!」
(もしかして…あの錫杖…)
「あぁあん!」
疼きに耐えられず千代刃がその場に倒れた。
「気絶したか。麗忍千代刃も所詮は女、私の淫乱の呪符には手も足も出まい」
呪僧正が千代刃の顔を覗き込もうとした時だった。
「やあ!」
千代刃が呪僧正の鳩尾に肘鉄を食らわせた。呪僧正がひるむ。
「今だわ!聖刀・花月!」」
千代刃が右手を翳すと、千代刃の愛用の忍者刀が現れた。千代刃が呪僧正の錫杖を斬り付けた。錫杖が真っ二つになった。
「き、気絶したフリを!私の錫杖が!」
千代刃の股間の疼きが消えた。
「思った通り、その錫杖を壊せば、呪いも消える!これでまともに戦えるわ!」
「お、おのれぇ!1人で何ができる!」
千代刃は下忍衆を瞬く間に倒し、呪僧正と対峙した。
「はっ!やあ!」
千代刃の攻撃が次々と炸裂する。
「どこにこんな力が!」
「これで終わりよ!」
千代刃が刀にエネルギーを集中させた。
「麗花一閃!」
千代刃の必殺の斬撃が炸裂する。
「馬鹿な、魔忍四人衆のこの私が!」
呪僧正が爆発した。
「はぁ、はぁ、やったわ…!」
千代刃が小さくガッツポーズをした。周囲を見回し、千代刃が歩き出した。


7 逃げられない千代刃

「はぁ、はぁ、うぅ…」
千代刃は歩き続けていた。どれだけ歩いても結界に阻まれ、逃げることは出来なかった。
「はぁ、はぁ…ここも…呪僧正は倒したはずなのに結界が消えない、なぜなの…!?」
焦りと疲労で千代刃が膝を付いた。背後に気配を感じ振り返った。倒したはずの呪僧正が立っていた。
「そ、そんな、どうして!?倒したはずなのに!?」
「邪怨四人衆の私がお前ごときに倒されるわけなかろう。先ほどはやられたフリをしたまで。一度勝ったと思った後に絶望に落とされる気分はどうかな」
「やられたフリだなんて、そんな…なら、何度でも倒してやるわ!やああ!」
千代刃が攻撃を仕掛ける。呪僧正は容易く捌く。
「くっ…やあ!」
千代刃の一撃が命中するが全く利いている様子は無い。逆に呪僧正の攻撃が千代刃を捉える。
「ぅああ!?」
呪僧正が余裕の表情で千代刃を見下す。
「おや、さっきまでの威勢はどうした」
「うぅ…やあ!」
千代刃が懸命に攻撃する。千代刃の攻撃は利かない。呪僧正の攻撃が次々に千代刃を捉えていく。先ほどまでとは全く異なる強さに千代刃は焦りを隠せなかった。
「ああああ!はぁ、はぁ…パワーもスピードも、さっきまでとは全然違うわ!」
距離を取り体勢を立て直すが、呪僧正に隙は無く攻撃を仕掛けることができなかった。
「くっ、ううぅ…」
「来ないならこちらから行くぞ」
呪僧正が攻勢に転じる。千代刃は防戦一方、苦し紛れの反撃も全く通じなかった。
「あああ!うあああ!きゃあああああ!」
呪僧正が千代刃を投げ飛ばし、起き上がる間もなく踏み付ける。
「うう!?あああ、うう!」
「どうした、沙隠流のくノ一の力はこんなものか」
「ぐぅ、うううう!」
呪僧正が千代刃を無理やり起き上がらせる。
「弱いな。さっきの戦いでは私は半分の力も出していなかった」
「はぁ、なっ、何ですって…!?」
呪僧正が千代刃を殴り飛ばす。千代刃が何とか体勢を立て直す。
「はぁ、はぁ、うぅ…これなら、なら、これはどう!?」
剣を構え、エネルギーを剣に纏わせる。
「麗花一閃!」
千代刃が呪僧正を一閃した。呪僧正が倒れ込んだ。
「やった、やったわ!」
千代刃は安堵し膝を付いた。背後に気配を感じた。呪僧正がゆっくりと起き上がった。
「残念だったな」
「そんな、そんな、私の、最強の技を受けて…そんな!」
「さて、次は何だ」
千代刃が後ずさる。
「どうした、もう終わりか」
「あ…あ…」
呪僧正が千代刃に襲い掛かった。刀を弾き飛ばし、丸腰になった千代刃を容赦なく斬り刻んだ。力の差は歴然だった。
「ああぁ!うあぁ!きゃああああぁ!」
斬り裂かれる度に強化スーツが火花を上げた。
「ああああああああああぁぁぁぁ!」
為す術がなかった。最後の頼みの綱の強化スーツすら破損し汚され、焦げ跡がついていた。
「強化スーツが…破壊されてしまうというの!?…ぅあ、あああああぁあぁん…!」
美しかった強化スーツは見る影もなかった。
「ぁぁ、はぁ、ぐあ…このままじゃ…!」
フラフラと立ち上がった千代刃を呪僧正が一閃した。
「くっ、あ!あああ!あああああああ!きゃあああああ!」
強化スーツが何度も爆発し火花を散らした。千代刃の周囲でも爆発が起こり、衝撃で千代刃が宙を舞った。


8 消えない呪い

「強化スーツが…強すぎるわ…ぐうぅ…」
フラフラの千代刃を下忍衆が抑えつけた。
「離して…!」
抵抗する千代刃に、呪僧正が近づく。
「ここからが本当のお楽しみだ」
呪僧正が印を結んだ。
「あああん!?」
千代刃の股が再び疼き出した。
「そんな、呪いは消えたはずなのに…あぁん…!」
千代刃が内股になる。
「私の呪いは簡単に消えはしない。錫杖はただの依り代。あんなものがなくとも私が印を結べば呪いは発動する」
千代刃の強化スーツの股辺りに「淫」の刻印が浮かび上がり、消えた。
「ああ、そんな…」
下忍衆たちが再び千代刃を甚振り始めた。股間の疼きのせいで満足に戦うことは出来なかった。
「はぁ、はぁ、こんな卑猥な…呪いなんかに、負け、な…あぁはん!」
呪僧正が印を結ぶ。千代刃の股間がいっそう激しく疼いた。
「ああああぁん!」
千代刃が股間を押さえ蹲った。
「こんな呪いなんかに…いや…あぁん!」
蹲る千代刃を下忍衆が押さえつけた。
「淫乱の呪符の本当の恐ろしさはここから。お前は自分の衝動を、欲望を抑えられなくなる」
「何、ですって…いったい、どういう…いや、離して…!」
下忍衆が千代刃を連行した。


9 衝動

千代刃は牢に捕われていた。
「うぅ…何とかここから脱出しなきゃ…」
呪僧正が最後に言い放った言葉が頭を過った。
(やがてお前は、自分の衝動を、欲望を抑えられなくなる)
「いったいどういう意味なの?私の、衝動?欲望?」
千代刃は異変を感じていた。先ほどから自分の秘部が気になっていた。無意識に自分の秘部に触れそうになり、我に返った。
「はっ!?私、一体何を…」
千代刃が自分の手を抑える。
「私…何をして…そんなことより早くここから…」
だが、自分の秘部を弄りたいという衝動がどんどん大きくなっていく。再び呪僧正の言葉が頭を過る。
「これが、私の欲望!?こんな卑猥な…そんなこと、絶対にない…!」
そう思ったそばから、自分の秘部に手を伸ばしそうになる。
「あっ…私、またこんなことを…」
千代刃が手を握り抑えた。自分の異変に戸惑いを隠せなかった。握った手を緩め、少しだけ指で秘部に触れた。
「あ、ダメ…!」
慌てて指を離した。幼い頃から沙隠流忍者のくノ一として育てられた千代刃は、男性経験はもちろん、自慰の経験もなかった。自分の秘部を弄りたくて堪らなくなっていた。辺りを見回し、誰もいないことを確かめ、先ほどより少し強く長く自分の秘部に触れた。
「あっ…ん…!」
強化スーツの上からでも気持ち良かった。
(ダメ、ダメよ…!でも、この感覚…!)
千代刃は自らマスクを外し傍らに置いた。再び秘部を弄り始めた。弄り方が徐々に強く激しくなっていく。頭では止めたいと思っていても、手が止まらなかった。呪僧正の言葉通り、衝動を抑えられなくなっていた。時折緩急をつけて秘部を刺激し続けた。徐々に強さを増していった。経験はないが、何となく、さらに気持ち良い瞬間を迎えようとしているのがわかった。やがて、電流が流れるような心地よい感覚に襲われた。少しだけ胸が苦しくなった。イクという感覚なのだろうと思った。少しだけ蕩けたような時間が続いた。その後、我に返った。
「はっ、私、なんて卑猥なことを…何ていうことを…!」
激しい後悔に襲われた。
「私の中に、こんな欲望が…私、沙隠流のくノ一である私の中…嘘よ!」
背後に気配を感じた。呪僧正が立っていた。
「いったい何をしていたのかな」
「な!?何も、していないわ…!」
「それにしては、蕩けた表情をしているが」
「し、してない、何もしていないったら!それ以上言うと許さないわ!」
「馬鹿め、全て見ていたぞ」
「え、あ…」
「ハッハッハ!麗忍千代刃よ、私の淫乱の呪符の呪い、気に入って頂けたかな。沙隠流のくノ一がイってしまうとは。自分で自分のアソコを触ってな」
「いや、いや…そ、そんなこと、してない…!」
全て見られていた。千代刃を後悔と羞恥心が襲った。目の前が真っ暗になった。
「これが私の淫乱の呪符。己の中に眠る衝動を欲望を抑えられなくなる。やがて性欲のままに生きる獣に成り下がる」
千代刃が力なくへたり込んだ。呪僧正の高笑いがいっそう絶望感を強くした。だが、千代刃は沙隠流のくノ一としての誇りを失ってはいなかった。マスクを装着し呪僧正に向き直した。
「私は…邪怨一族から世界を守る沙隠流のくノ一、麗忍千代刃!あなたを倒してみせる、そして、欲望にも打ち勝ってみせるわ!」
千代刃が勇ましく構えた。
「ほう、あのような痴態を晒しておきながら、まだ戦う気力があるか」
だが、体力も失い、傷ついた強化スーツのままでは勝ち目はなかった。千代刃はあっさりと返り討ちに遭った。
「あぁぁ、うぅ…負け、ない…!」
「クク、呪いを完成させるための最後の儀式を始めよう」
薄れゆく意識の中、呪僧正の高笑いが響いていた。


10 完成の儀式

千代刃が意識を取り戻すと、呪僧正が立っていた。
「私の淫乱の呪符の呪いを完成させるための、最後の儀式だ」
呪僧正が印を結んだ。千代刃の股間が疼き出した。
「ああぁん!また、呪いを…」
千代刃が内股になる。呪僧正が強化スーツの上から千代刃の胸を掴んだ。
「きゃっ!?な、何を…触らないで…!」
呪僧正は構わず胸を揉む。
「あ…んん…や、やめ…!」
「いい声だ」
「気持ち悪い…!」
呪僧正が千代刃の体を一頻り弄ぶ。
「淫乱の呪符の呪いは、私の一物を挿入することで完成する」
「なっ!?ま、まさか…」
「そう、お前に挿入するのだ」
「だ、誰が、あなたなんかに!思い通りになんか、させない…!」
だが千代刃の必死の抵抗も空しく、すぐに押さえつけられた。
「それにしてもいい体だ。もう少し刺激が必要か」
呪僧正が印を結んだ。千代刃の股間がいっそう疼く。
「はぁ、ん!や…やめなさい!ああぁん!」
千代刃が股間を押さえ体を捩る姿が逆に官能的だった。強化スーツの美しい光沢と破壊され傷ついたコントラストも美かった。呪僧正が千代刃の秘部を撫でる。
「いやぁ!」
千代刃が呪僧正を跳ね退けた。
「まだそんな力が。もう少し痛めつけてやるか」
呪僧正が薙刀で千代刃を斬り刻んだ。
「ああ!きゃああ!」
千代刃の強化スーツがさらに激しく破壊され、マスクが弾き飛ばされた。
「強化スーツの下は、ぐっしょりと濡れているのだろうな」
「そ、そんなわけ、侮〇するのもいい加減に…!」
呪僧正が千代刃の股に手を当てエネルギーを流した。
「ああああぁ!…はっ!?強化スーツが!?」
千代刃の強化スーツの股の部分が破壊され、秘部が覗いた。呪僧正が一物を露出させた。
「い、いやっ…!」
背後に回り、呪僧正は一物をゆっくりと千代刃の秘部に擦り付けた。
「な、やめて、そんなこと、許さないわ!」
(ダメ、もう抵抗する力が…)
呪僧正はお構いなしに擦り付ける。
「ま、待って、私、今までそんなこと…やめ、て…いやぁ!…あぁんん!」
ゆっくりと挿入された。
「いや…いや…あっ…痛ぃ…あっ…ああぁ…ん、やめて…」
「どうだ、なかなかいいだろ?」
「うっ…くっ…こんなこと…痛ッ…許さないから…お願い、抜いて…!」
呪僧正が腰を振る。
「やめて…お願いだから…」
呪僧正が段々と激しくなっていく。体位を変えては振り続ける。
「口では嫌がっても気づいているはずだ。苦痛ではなく快感になっていることに」
呪僧正の言う通りだった。時間が経つにつれ、次第に、千代刃は快感を覚えていた。
(なに、なにこの感覚…こんなことされたら、もう…)
「あぁ…あぁ…やめてぇ…早く…抜いてぇ…!」
言葉とは裏腹に蕩けた様な表情になっていく。呪僧正が激しさを増す。
「もう少しだ、もう少しで私の呪いが完成する」
呪僧正が一層腰を強く振る。
「あん、ああぁん!」
(うそ、さらに激しく…!)
表情は恍惚し目は虚ろになりながら必死に言葉を発していた。
「あ、あ、あ…ぅうん…ダメ、それだけは、やめて…ダメぇ!あああぁん!」
呪僧正が千代刃の中に出した。
「あ…あ…うぅ…許さない…」
千代刃の体を淡い光が包む。
「あああ…へ、変身が…!」
千代刃の変身が解除された。


11 完成した呪い

「淫乱の呪符の呪いが完成した。お前は性的な刺激が欲しくて堪らなくなる。衝動を欲望を抑えられなくなる」
「馬鹿言わないで…私は、そんなこと…!」
ミレイは気丈に呪僧正を睨みつけたが、次の瞬間、体に異変を感じた。鼓動が早くなっていく。
「え!?なに!?これは…」
先ほどまでとは比較にならないほどに股間を弄りたくてたまらなくなる。耐え切れず秘部を弄ってしまう。
「あ、やだ、こんなこと…!でも我慢できない…いや!」
「フフ、我々の前でそんなことをするとは、淫乱の呪符のせいか、それとも始めから淫乱な女だったのかな?」
呪僧正と下忍衆が見ている前で自分の秘部を弄ってしまう。止めたいと思っても我慢ができなかった。
「そんな、そんな、我慢できない…!」
「我々の目の前でそんなことをするとは、やはり淫乱な女だったようだな。ハッハッハ!」
「ち、違う…そんなことない!」
「これが、私の淫乱の呪符の力。お前はもう自分を抑えることは出来ない」
「いや、いや、いやああ!」


12 エピローグ

ミレイが牢に横たわっている。自分の秘部を触りたいのを必死に耐えている。
「誰、が…あなたたちの、思い通りに、なんか…くぅん…!」
耐え切れず秘部を弄ってしまう。
「くぅ、いや、こんなこと、したくないのに…!」
呪僧正と下忍衆が笑っている。
「あなたたち、ゆ、許さない…ぁん…私が、欲望に負けるなんて、そんなこと、絶対にない…!」
そう言ったそばから、自分の秘部を弄繰り回す。
「あっ…私、またこんなことを…み、見ないで…ぁあん!こんなことしたくないのに…!何で!?我慢できない!」
ミレイが敵の目の前で自慰行為に及んでいる。やがてイってしまう。
「はぁ…はぁ…ぅん…」
「イったか。では次はこれが欲しいのではないか?」
呪僧正が一物をミレイの目の前に晒す。ミレイが唾を飲む。
「はっ!?そ、そんなもの、いらない…!」
我に返り拒否するが、目が離せなかった。
「とても欲しそうな顔をしているぞ」
「誰が…欲しくなんか…」
「そんなに欲しければ、望みどおり…」
「ああぁ…いやぁ…やめて…ダメぇ…!」
言葉では抵抗するが体は言うことをきかなかった。容易く挿入を許してしまう。
「あっ…あっ…ぁん!」
「これを待っていたんだろう」
呪僧正が激しく腰を振る。
「うぅ…大きくて…気持ち…い…ち、違う、気持ちよくなんか…ない…!」
「ハッハッハ、どうだ、もっと欲しいだろう!?」
「はっ、はっ、ああ…あぁん…欲しい…違う、欲しくない…もう、いやぁ…!」
表情は蕩け、もはや訳が分からなかった。ミレイの喘ぎ声が響いていた。



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トオル
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