ごー

48人 がいいねと言ってます

タイムアスモデウス

44人 がいいねと言ってます

ごー

43人 がいいねと言ってます

Katherine

40人 がいいねと言ってます

ごー

38人 がいいねと言ってます

ミス系マニア

■タイトル　

ヒロイン絶命 〜ミス・エクシードの最期〜 (改訂)　[No.10915]

■プロット
高校生の美咲エリカは、ミス・エクシードとして戦っていたが、怪人軍団に敗北し、命乞いしながら殺されてしまう。敗北、変身解除、高校生姿で命乞い、最後の変身、ミス・エクシードの姿で完全敗北、命乞いしながら絶命という流れです。純粋な討伐作品です。ヒロインの失禁シーンを加えて、加筆訂正しました。


プロローグ：揺れる決意

美咲エリカは、普通の高校生として過ごしていた。昼間は学校で過ごし、放課後は友達と会って、普通の学生生活を送る一方で、夜になると「ミス・エクシード」として、街を脅かす悪の組織デロスの怪人たちと戦っていた。

しかし、次第に戦いは厳しくなり、デロスの怪人たちはますます強力になり、エリカはその戦いの終わりが見えなくなっていた。彼女がひとりで立ち向かう戦いに、もはや不安の色が隠しきれなくなってきた。

「今日も無事に終わるだろうか…」

エリカはふとそう考え、背筋が凍るような不安に包まれた。彼女の心の奥には、怪人たちの強さに対する恐怖がじわじわと忍び寄っていた。

その日も、エリカは再び悪の手先に立ち向かう決意を固めていたが、その決意が本当に正しいのか、時折自問自答していた。

「今度はもう…勝てないかもしれない…」

彼女は心の中で呟き、恐怖を感じていた。


第一章 ：圧倒的敗北

夜の街に現れたミス・エクシード。その姿を見た瞬間、デロスの怪人たちが一斉に彼女に向かって進んできた。毒ヘビ怪人が鋭い牙をむき出し、サソリ怪人が毒針を構え、クラゲ怪人の触手が動き出す。ムカデ怪人もその長い体をうねらせて迫る。

ミス・エクシードは一歩も退くことなく、怪人たちに立ち向かう。だが、次第にその数と力に圧倒されていく。彼女の心は冷静さを保とうとするが、身体は次第に疲労を感じ始めていた。

「こんな…こんなの無理よ…！」

ミス・エクシードは痛みと戦いながら、ついに悲鳴をあげる。その顔には恐怖と焦りが見え隠れしていた。

毒ヘビ怪人が素早く牙を突き刺してきた。彼女は反射的に身をかわすが、その一瞬の隙間を突かれ、肩に激しい痛みが走った。

「うっ、痛い…！」

ミス・エクシードは短く息を呑み、顔を歪めた。
体中がじわじわとしびれ始め、もう戦うことができるのか、自信を失いかけていた。

「こんな…こんなのだめ…」

圧倒的に不利な状況に対する恐怖が、ミス・エクシードの心の中で膨れ上がり、戦う勇気が急速に失われていく。

「お願い、もうやめて…お願い助けて…」

ミス・エクシードは涙をこらえながら叫ぶ。その声は必死で、必死に助けを求めるものだったが、怪人たちはその声に耳を貸すことなく、容赦なく攻撃を続けた。

サソリ怪人が毒針を前方に構え、ゆっくりとその針先をミス・エクシードに向けて突き出す。

「ううっ…！」

ミス・エクシードはその針をなんとかかわそうとするが、足元がふらついて思うように動けない。

「もう…もうだめ…」

ミス・エクシードは、体の力が抜けていくのを感じながら、地面に膝をついた。
その時、クラゲ怪人の触手が彼女の腕を絡め取る。

「うぅっ！」

彼女はその重みに耐えきれず、地面に倒れ込む。

「ゆるして…もう戦えない…」

その声はかすれ、涙をこらえるのも限界だった。彼女の体は完全に疲れ切っていて、もはや反撃する力すら残っていなかった。

「お願い…お願い…」

小さな声で助けを求めるが、怪人たちの攻撃は一向に止まらない。
そのときだった――

ぐっと息を呑んだ瞬間、ミス・エクシードの体がわずかに跳ねた。全身の力が抜け、緊張と恐怖で極限まで張り詰めていた身体が、ついに制御を失ったのだ。

「っ…！」

彼女の表情が強張り、視線が揺れる。股間に温かい感覚が広がる。夜風の中、その異変はあまりにも静かに、しかし確かに起きた。彼女のスーツの下に、失禁の痕跡が滲み始める。

（いや…やだ…やだ…！）

羞恥と絶望が同時に込み上げ、喉の奥で言葉が詰まる。それでも、温かい液体が漏れ出すのを止めることはできなかった。体が震え、息が乱れ、顔を伏せたミス・エクシードは、もはや完全に打ち砕かれていた。

「もうお前の力は尽きた。お前は終わりだ。」

サソリ怪人の冷笑が、彼女の心を踏みつけるように響く。

「助けて…殺さないで…」

ミス・エクシードは震える声で最期の言葉を吐き出す。彼女の目に浮かぶ涙は、彼女の恐怖と無力さを象徴しているようだった。
その言葉は誰にも届くことなく、再び怪人たちの攻撃が彼女を襲った。

ミス・エクシードはその瞬間、心の中でただひたすらに「助けて」と叫び続けていた。しかし、無情にもその叫びが空しく響くばかりだった。


第二章：変身解除

ついにミス・エクシードは力尽き、変身が解けて高校生の美咲エリカに戻った。
全身が重く、まるで鉄のように動かせない。その体は、戦いに疲れ果て、痛みと恐怖に満ちていた。足元はふらつき、もう立つことさえできない。

彼女は冷たいアスファルトに倒れ込み、体中に毒が回り、意識がぼんやりと薄れていった。息をするたびに、体が震え、心臓の鼓動が耳の奥で響いていた。痛みが彼女の全身を包み込み、息を吸うのも苦しくなっていく。

「誰か、誰か助けて…」

エリカは小さく、必死に心の中で叫ぶ。しかしその声すら力を持たない。頭がぼんやりとし、手足が重く、指先を動かすことすらできない。体を動かせず、ただ倒れているだけの自分に、深い無力感が押し寄せてくる。

怪人たちはその姿を見て冷笑を浮かべた。エリカが倒れたその姿を見て、戦意を失ったかのように感じているのだろう。だが、彼女の無力さに満足したのか、恐ろしいほど冷徹な目で彼女を見下ろす怪人たち。彼女がもう戦えないことを確認したかのように、彼らは足を踏み入れ、次の攻撃を準備している。エリカの体が動かないことを楽しむように、無言のまま怪人たちの存在が近づいてくる。

サソリ怪人がその冷徹な視線をエリカに向け、ゆっくりと毒針を差し出した。針の先端が彼女の顔の前に揺れ動く。それを見た瞬間、エリカは全身に冷たい震えが走る。息が詰まり、体の中から恐怖が溢れ出す。心臓が激しく脈打ち、耳鳴りがひどくなる。その針が一瞬で彼女の体に突き刺さることを予感し、エリカは思わず身を引いてしまうが、体は全く動かせない。

「やめて…お願い、もう…」

エリカの声はかすれ、涙がこぼれ落ちる。どれほど願っても、怪人たちはその声に耳を貸さない。彼女は必死にその手を伸ばそうとしたが、体力が尽き果てており、指一本動かすことができない。無力感と恐怖に圧倒されながら、彼女はただ冷たいアスファルトの上で震えているだけだった。

「お願い、お願い、もう戦えない…」

エリカは震える声で呟く。その言葉が恐怖から解放されるための最後の願いだが、怪人たちはそれを無視して冷たく見下ろし続ける。戦いたくない、その一心で彼女は再度哀願する。しかし、心の中でわかっていた。もうどうしようもないのだと。

「お願い、お願い助けて…もう許して…」

エリカの目には涙が溢れ、彼女はさらに助けを求める。誰か、何かが助けてくれるのではないかと思いながらも、彼女はその期待が裏切られることを怖れていた。

「死にたくない…お願い…」

その言葉が漏れた瞬間、エリカの体がびくりと震えた。強烈な恐怖が限界を超え、心の底から込み上げる絶望とともに、彼女の体が反応してしまった。

ぬるりと、何かが太ももを伝う感覚。

エリカは、自分が恐怖によって失禁してしまったことを理解した。冷たいアスファルトに小さな水音が響き、制服のスカートがゆっくりと濡れていくのを、ただ感じるしかなかった。

羞恥も、後悔も、今のエリカにはなかった。ただただ、極限の恐怖と無力感の中で、少女はその場で崩れ落ちるように泣き崩れるだけだった。

「お願い、お願い助けて、殺さないで…」

最後の哀願が口をついて出る。痛みと恐怖に押し潰されそうになりながら、エリカは必死で目を閉じ、心の中で祈るように叫んだ。だが、怪人たちの冷徹な視線は変わることなく、彼女を取り囲んでいた。


第三章：最後の変身

「変身しろ、ミス・エクシード！」ムカデ怪人が冷徹に命じる。エリカはもうすぐ意識を失いそうなほど疲れていたが、怪人たちはその無力な状態でも彼女を再び戦わせようとしていた。

「無理よ…無理なの…」

エリカは、かすかな抵抗を見せるが、毒が彼女の体にしっかりと回り、動けない。彼女の体力は尽きかけ、意識もぼんやりしている。変身することすら困難な状況で、怪人たちはその無力な彼女を無理やり変身させようとしていた。

「お願い、無理よ…お願い許して…もう戦えない…」

エリカは弱々しく呟くが、怪人の命令に逆らえず、ミス・エクシードに変身させられる。

「ミス・エクシード…さあ今度こそ終わりにしてやる」
サソリ怪人が冷たく言い放った。ミス・エクシードはその言葉を聞いて、無力感に包まれた。
無理やり変身させられたミス・エクシードは、体が思うように動かず、完全に怪人たちの攻撃にさらされていた。無力な彼女は、何もできずに悲鳴を上げ続けた。

サソリ怪人が冷徹に毒針を突き刺す。その瞬間、ミス・エクシードの体がビクッと反応し、痛みに顔を歪めた。

「うっ…痛い…！」

彼女は短く息を呑み、両手を振りほどこうとするが、体力がもう残っていない。彼女の体は、すでに支えきれなくなっていた。

「お願い…お願い、やめて…」

ミス・エクシードは苦しみながら声を絞り出す。だが、その必死の声も空しく、サソリ怪人は容赦なく毒針を更に深く突き刺してきた。

「ああだめっ…だめ…許して…許して…っ」

ミス・エクシードは震えながら、何度も助けを求めるが、その声は空しく響くだけだった。

「お願い、もう戦いたくない…」

彼女の目から涙が溢れ、頬を伝って落ちる。ミス・エクシードは、もはやこれ以上戦う力が残っていないことを自覚していた。

サソリ怪人は、冷たく笑いながらその毒針を引き抜き、次の攻撃を準備した。その時、クラゲ怪人の触手が絡みつき、彼女の体を締め付ける。ミス・エクシードは再び苦しみ、息を荒くしながら、何とか身をよじってその触手を振りほどこうとしたが、力が入らず、触手にさらに強く締め上げられる。

「ううっ…！苦しい…！」

ミス・エクシードは、クラゲ怪人の触手に締め上げられながらもがき、必死に逃れようとした。痛みと恐怖が身体全体に広がり、呼吸が途切れ途切れになり、視界がぐらつく。その瞬間、彼女の体に異変が起きた。

筋肉が緩み、力が抜けていくのを感じると、股間にじわりと広がる温かさが彼女を襲った。スーツの内側でそれが広がり、足元に滴り落ちる感覚が、彼女に自分がもはや何もできないことを、痛いほど実感させた。

（私…私、また失禁したの…もうだめ…もうだめ…）

その心の声が、彼女の中で反響する。
恐怖と無力感が彼女を支配し、温かい湿気がスーツの中を伝い、足元に広がる感覚が、彼女にとってどれだけ絶望的で、もはや抗うことができないことを強烈に突きつけていた。

その時、彼女の中で何かが完全に折れたような感覚が走った。
あらゆる力が抜け、残されたのは無力さと、すべてが無駄だという冷徹な現実だけだった。
その瞬間、彼女はただ一つのことを思った。

（もう、終わりなの…私、もう終わりなの…）

「お願い…死にたくない…」

その声は、かつての強さをすべて失い、ただのか細く震える声となっていた。

もはや彼女の意識の中に戦士としての誇りは残っていなかった。ただひたすらに、生きることへの執着だけが渦巻いていた。

「死にたくない…死にたくない…助けて…お願い助けて…」

その言葉は、最後の命乞いとなって、涙とともに絞り出された。
彼女の声は、絶望と恐怖に満ちており、もはやその声に力を込めることすらできない。
怪人たちの冷徹な態度は何一つ変わらない。

ミス・エクシードは、体のすべての力が抜けていくのを感じながら、その場に膝をついた。足元に広がる温かい湿気が、彼女の無力さを強烈に物語っていた。

そのまま、彼女は力なく倒れ込んだ。地面に横たわると、スーツの内側で濡れた感触が強くなり、足元に広がった湿気が冷たく感じられた。
体が震え、手足の先まで感じる力を失いながら、彼女はただ、ひたすらに冷たい地面と闇に包まれていった。

呼吸も次第に浅くなり、震えがひどくなっていく。彼女の意識は、まるで遠くから自分を見るように、次第にぼやけていった。

「助けて…」

その声も、もはやほとんど息をひそめたように、消え入りそうな声でしか出せなくなっていた。
彼女の体はもう動かせない。目の前に広がる暗闇が、少しずつ彼女を呑み込んでいく。

そして、最後に彼女は力なく目を閉じ、完全に動かなくなった。


エピローグ：ヒロインの最期

力尽きたミス・エクシードは、再び高校生の美咲エリカの姿に戻った。その姿は、もう動くことがなかった。彼女は目を閉じ、静かに倒れていた。息をしていないその体は、もはや動かすことができなかった。

怪人たちはその場を去り、冷たい静けさが街を包み込む。街の人々は何も知らず、普通の日常を送っている。しかし、美咲エリカが守ろうとした街、その未来がどうなっていくのかを知る者はいなかった。

エリカの体は二度と動くことはなく、彼女が戦った証も、彼女の存在も、何も残ることなく消えていった。静寂の中で、彼女の戦いのすべてが終わりを迎えたのだった。

2025-07-17 21:21:35