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ごー
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
ごー
ミス系マニア
■タイトル 

ヒロインハンティング 〜ミス・インフィニティー絶望の森〜 [No.10913]

■プロット
ミス・インフィニティーは脱出不能の森の中で、三体の怪人たちの狩りの獲物にされる。一体、また一体と襲い来る怪人たちが、ミス・インフィニティーを痛めつけ、わざと逃して狩りを続ける。怪人たちの毒に苦しみ、失禁しながら命乞いするミス・インフィニティー。やがて狩りを終わらせることに決めた怪人たちは、ミス・インフィニティーを包囲し、最後の攻撃をしかける。泣きながら命乞いし、何度も失禁するミス・インフィニティー。だがついに全ての力を失い、とどめを刺されて無残に絶命してしまうのだった。これも純粋な討伐モノです。


プロローグ:逃げるヒロイン

深い森の中で、ミス・インフィニティーは必死に走っていた。息を切らし、足を引きずりながらも、彼女は止まらなかった。背後からは、何度も振り返らずにはいられないほど不気味な音が迫っている。彼女は感じていた、この森がただの森ではないことを。どこか異様な空気が漂い、結界が森を包んでいる。その結界に囲まれて、ミス・インフィニティーはただ逃げるしかなかった。

「どうして…どうしてこんなことに…!」

彼女は目を見開き、恐怖に駆られながらも、目の前に広がる暗い森をひたすらに進み続ける。空気は重く、木々が低くうねり、陽光さえも遮られている。

—逃げなければ、死ぬ。

その言葉が胸に浮かんだ。視界がかすみ、足元がぐらつく中、彼女は何度も後ろを振り返る。だが、逃げる力すら残っていない。身体の重さが、絶望の色を深めていた。
突然、後ろから不穏な音が響いた。枝が折れる音、足音、そして息づかい。彼女は振り返り、その目に映ったのは、不気味な怪人の姿だった。

「助けて…お願い、助けて…!」

その言葉が、彼女の喉からかすれたように漏れた。


第一章:毒ガス怪人の追跡

ミス・インフィニティーの目の前に、黒く歪んだ影が現れた。

それは毒ガス怪人。
醜悪な身体から黒煙のようなガスを絶えず噴き出し、辺りに立ち込める悪臭は鼻腔を突き破り、皮膚すら焼けるような感覚をもたらした。

「お、お願い……見逃して……っ!」

震える声で懇願したが、怪人は何の返答もなく、粘つく足音だけを響かせながら一歩、また一歩と彼女に迫ってくる。
その周囲から放たれる毒ガスはまるで意志を持つかのように渦巻き、彼女にまとわりついてきた。

「いや…たすけて…たすけてっ」

ミス・インフィニティーは恐怖と本能に突き動かされて走り出す。だがその背後から、濃密なガスの塊が弾けるように噴き出し、まるで生き物のように追いすがる。

「……くっ!」

逃げ場はない。次第に息が苦しくなり、喉が焼けるように痛む。咳き込みながらも必死に呼吸を堪えようとするが、すでに遅かった。

「げほっ……ぁ、うぅっ……!」

気道を焼くような痛みとともに毒ガスが肺へ流れ込み、体内から彼女の体力を蝕んでいく。全身がだるく、重くなり、膝が小刻みに震え始める。

「いや……やめて……来ないで……!」

だが怪人は止まらない。右手からさらに濃いガスの塊を放ち、彼女の正面に投げつけた。爆ぜた瞬間、視界が暗いもやに包まれ、立っていることさえ困難になる。

「ううっ……あああああっ……!苦しいっ……!」

身体を抱え込むようにしゃがみ込みながら、ミス・インフィニティーは激しく咳き込んだ。肺の奥が熱を帯び、まるで内側から焼けただれていくような痛みが広がっていく。

「く……るしい……たすけて……!」

吸う息すべてが鋭く肺を刺し、吐くたびに喉が焼けるようだった。
毒が気管から肺に染み込み、酸素を奪うように呼吸を圧迫していく。
息を吸いたいのに、吸うことができない――そのことが何より恐ろしかった。
視界が波打ち、鼓膜が脈打つように震える。
世界がぐらりと揺れ、立っていられない。ミスインフィニティーは地面に手と膝をついてしまう。
だが怪人はまた一歩、そしてもう一歩と迫ってくる。
その足元からは新たな毒の煙が立ち上り、まるで彼女の体に絡みつくように、逃げ場を奪っていく。

「や……来ないで……こないでえええっ!」

彼女の叫びも、ガスにかき消されるように薄れていく。
そして――

「ひっ……うそ……」

全身に冷気が走り、腹部がぎゅうっと縮むように硬直する。呼吸の限界と恐怖による極限状態のなか、彼女の身体は抗いようもなく反応してしまった。

「うそ……うそ……!」

堰を切ったように、膀胱の力が抜ける感覚が襲う。自分の意志とは裏腹に、熱いものがじわりとスーツの股間を濡らしはじめた。

(だめ、やめて……! まだ間に合う、止めなきゃ……!)

心の中で必死に叫ぶが、身体は言うことを聞かない。キュッと足を閉じようとするが、膝は震え、力が入らない。次の瞬間、決壊したかのように勢いを増し、彼女は完全に失禁していた。

じょろ、じょろじょろ……。

静まり返った空気のなかに、あまりにもはっきりと響く水音。足の間から温もりがあふれ出し、太ももを伝って滴り落ちていく。タイツの内側を伝うその感触が、羞恥と絶望をさらに深く刻み込んだ。

「こんなの……こんなのいや……っ」

自分の身体の裏切りに混乱と羞恥が重なるが、そんな感情すら上書きするように、毒と恐怖が襲い続ける。

「……お願い、もう……もうやめて……!」

涙と嗚咽を交えた訴えも空しく、怪人はなおも彼女のそばまで歩み寄り、立ち尽くしたまま見下ろす。
その顔に表情はない。ただ、じわじわと追い詰め、苦しめることを目的としているかのように、静かに立っている。

「お願い……お願いだから……殺さないで……」

ミス・インフィニティーの全身から力が抜け、彼女はそのまま地面に倒れ込んだ。倒れたまま小さく震え、嗚咽を漏らす。
目の前が黒く染まり、視界が閉じていく。

「……お前は狩りの獲物だ。この場は逃がしてやる。」

怪人はそれだけを言い残し、静かに背を向け、毒煙と共に闇へと溶けていった。
地面に崩れ落ちた彼女は、汗と涙、そして失禁の感覚に包まれたまま、うわごとのように繰り返した。

「……助けて……誰か……」

意識が遠のく中、ヒロインとしての誇りも、理性も、何もかもが霧散していくのを感じながら。


第二章:毒液怪人の追跡

毒ガス怪人に見逃され、再び森の中を逃げていくミス・インフィニティー。
その身体は限界寸前。息は荒く、足取りは重く、視界は滲んでいた。

「はぁっ……はぁっ……もう……やめて……」

だが、その願いとは裏腹に、木々の奥から異様な気配が忍び寄る。
重く湿った足音。ぬめるような臭気。そして――

「……また、来る……」

姿を現したのは、毒液怪人。
全身が粘液に覆われ、肌はぬらぬらと光っていた。
手足の先からは常にとろりとした液体が滴り落ち、口の端からも毒液が糸のように垂れている。

「お願い……お願い、もうやめて……!」

ミス・インフィニティーは震える声で訴える。だが怪人は返事をせず、ゆっくりと大きく口を開いた。

ブシュッ!!

次の瞬間、口から高圧の毒液が噴き出され、真っ直ぐに彼女の胸元を狙って飛んできた。

「きゃああああっ!!」

間一髪、身をよじって避けたが、液体の一部が肩にかかる。

ジュッ……!

触れた部分のスーツが焼け、皮膚に焼けつくような痛みが走る。

「い、痛っ……熱っ……なにこれ……っ!!」

彼女はよろけながらもその場を離れようとする――が、毒液怪人は即座に追撃。
今度は両手のひらから、粘り気のある液体を連続して射出してきた。

バシュッ、バシュシュシュッ!!

飛沫はあちこちに飛び散り、その一部が彼女の足元、腰、頬へと降り注ぐ。

「うううっ……やだっ……やめてえええええっ!!」

毒液は肌に触れるたび、熱を持ったようにじわじわと焼きついてくる。
焦げるような痛みと、ぬめりがまとわりつく感覚に、彼女の身体は硬直する。

「た、立てない……っ!」

足にまとわりついた毒液が神経を侵し、筋肉の動きを鈍らせる。体が痺れ、手足に力が入らない。

――いやだ、動けない、逃げられない。

理性の奥で何かが警鐘を鳴らす。冷たい恐怖が喉を締めつけ、息が浅くなる。心臓の鼓動が耳の奥でひどくうるさく響き、次の瞬間には全身が凍りついたようになった。
ふらついた身体を支えきれず、彼女はその場に崩れ落ち――地面に膝をついた。

「嘘……こんな、はずじゃ……っ」

冷たい地面がひざを打つ。感覚が麻痺していく中でも、その衝撃だけは妙に鮮明だった。
悔しさと無力感に加え、逃げ場のない恐怖が、骨の奥まで染み込んでくる。まるで毒そのものが、身体だけでなく心までも侵してくるかのようだった。

「誰か……助けて……もうだめ……助けて…」

口から漏れる声は涙と混じり、かすれていく。
怪人は彼女の正面で立ち止まり、再び口を開く。

ゴボッ……ブシャァッ!!

今度は、より濃く、腐敗した色の毒液を顔めがけて放ってきた。
反射的に頭をそらしたが、液体の一部が髪と首筋にかかる。

「いやあああああっっ!!やめてえええっっ!!」

粘着性の液体が髪を束ね、肌を這い、熱と毒を残して染み込んでいく。
頭がクラクラし、胃がひっくり返るような悪寒が身体を襲う。

「もう……無理……身体が……おかしくなる……!」

毒と恐怖、そして繰り返される激痛と粘液の圧迫感に、彼女の身体は限界を迎える。

「ひっ……うそ……」

全身に冷気が走り、腹部がぎゅうっと縮むように硬直する。呼吸の限界と恐怖による極限状態のなか、恐怖が決壊点を越えた。
視界が揺れ、頭の中が真っ白になる。脳が「危険だ」と叫ぶよりも早く、身体が勝手に逃げ道を探していた。次の瞬間、下腹部に熱い感覚が走る。

「ああうそ…うそ…」

力が入らない。止めたいのに、止まらない。膀胱が自分の意志を裏切るように痙攣し、勢いよく放出された尿が一気にスーツの股間から漏れ始める。

しゃあああ……!

恐怖と混乱で硬直した身体のまま、ミス・インフィニティーは再び激しく失禁していた。温かな液体が太ももを伝い、スーツの内側を濡らしていく。
足元には失禁の水たまりが、冷たい地面の上にどんどん広がっていく。

「こんなの……こんなのいや……っ」

濡れた足の感覚が、現実を突きつけてくる。自分が恐怖に耐えきれず失禁してしまったこと――それが彼女の太ももを伝い、今もスーツの内側を湿らせていることが、嫌でもわかった。

(だめ……動けない……)

呼吸も浅く、心臓が早鐘のように打ち続けるなか、彼女はどうすることもできず、ただその場に膝をついたまま、びしょ濡れの状態で立ち尽くしていた。

「ゆ…ゆるして…っ……もう、もう何もしないで……お願い……!」

声が震える。プライドなど、とっくに崩れ去っていた。ミス・エクシードは顔を伏せ、泣きそうな声で、濡れた地面に手をつき、怪人に向かって許しを乞うしかなかった。

「ゆるして……お願い、お願い……っ」

震える声で懇願しながら、彼女は地面に這いつくばった。
足を濡らす失禁の跡と、顔を上げることすらできない自分の無様さが、彼女の心を締めつける。
強くあらねばならなかったヒロインは、今やただの、怯える少女だった。

「殺さないでください……っ、お願い、死にたくない……!」

かすれた声で、必死に命乞いをする。
恐怖が喉を締めつけ、言葉の一つひとつが崩れそうになる。
それでも懸命に絞り出すように、彼女は繰り返した。

「お願い……もう戦えない……もうこわいの、こわい……っ」

毒液怪人は、ミス・インフィニティーの惨状をただ静かに見下ろしていた。
目に浮かぶのは、獲物をなぶる捕食者のような冷徹な興味だけ。

「…いま諦められてはつまらん。さあ逃げるがいい」

怪人はそう呟き、背を向けた。
ぬめる足音を残しながら、木々の奥へと消えていく。
地面に倒れたまま、ミス・インフィニティーは震えていた。
熱く痺れた肌と、濡れたスーツの冷たさ、そして内側から湧き上がる羞恥と恐怖。

「助けて……誰か……」

か細くこぼれたその声は、誰に届くこともなかった。


第三章:毒針怪人の追跡

ミス・インフィニティーは再び森の中をふらつくように走っていた。
毒ガス、毒液と続いた襲撃で、体力も気力も尽きかけている。
それでも、足を止めれば自分の運命は尽きると直感していた。

「お願い……もう来ないで……」

だが――。

背後で空気を裂く音がした。
その気配に反応する間もなく、ミス・インフィニティーの全身がこわばる。

現れたのは、毒針怪人。
背中から無数の鋭い針を突き出し、光を反射させながら、静かに、獲物を見定めるように彼女を見据えていた。

「そんな…これ以上は……ゆるして、お願い……っ」

震える声がこぼれる。冷や汗が背を伝い、全身の筋肉が硬直する。
目の奥が熱い。けれど、涙すら出ない。恐怖がそれを上回っていた。
返事はない。代わりに襲いかかったのは――

シュッ! シュバッ!

空を切る鋭い音とともに、毒針の第一波が飛来する。

「きゃあっ――!」

彼女の肩と腹、太ももに突き刺さる衝撃が走り、その直後、じわじわとした痺れと焼けるような痛みが全身を駆け抜けた。

「くっ……な、にこれ……痛いっ……熱い……!」

息を呑む間もなく、体の奥に広がっていく違和感。
毒がじわじわと神経を蝕んでいくような感覚に、手足の力が抜けていく。

「うっ……体が……動かない……っ!」

呼吸が速くなり、視界が揺れる。足元がふらつき、地面が近づく。
だが、それだけでは終わらなかった。

スシュッ! シュバシュシュシュッ!

第二波が容赦なく襲いかかる。背中、腰、腕、首筋――。
次々に針が突き刺さる感覚に、彼女の体は限界を迎えかけていた。

「やめてっ……お願い、やめてぇっ……!!」

叫ぶ声はかすれ、震えていた。どんなに願っても、止まってはくれない。
全身が震え、痛みと恐怖に押しつぶされるような感覚。

「だれか……たすけて……もう、いや……っ」

崩れるように地面に膝をついた彼女は、もはや立ち上がる力も残っていなかった。
ヒロインとしての誇りも、強さも、すべてが今は遠く感じられた。
ただ、生きたいという本能と、恐怖の中で揺れる心だけが、そこに残されていた。

「やめて……お願い……やめてぇっ!!」

全身が激しく痙攣し、視界がぐらつく。
もはやどうすることもできない。痛みも、恐怖も、すべてが限界を超えていた。
絶望と恐怖が飽和しきったその瞬間――
温かく濡れる感覚が太ももを伝い、地面に広がっていく。
ミス・インフィニティーは、再び失禁していた。

「……いや……いやっ……!」

嗚咽まじりの声が漏れる。顔を上げることすらできず、彼女は自分の無様さに耐える余裕さえなかった。
湿ったスーツの内側を伝う温もりが、生々しく、残酷だった。

だが、羞恥よりも遥かに強く、彼女の心を圧倒していたのは――
純粋な恐怖。生き物としての本能が叫ぶ、「逃げろ」 という命令すら叶えられないほどの、無力さ。

「お願い……お願いたすけて……ころさないで……ころさないで………っ!」

目の焦点が合わず、世界が黒ずんでいく中、毒針怪人の声が低く、地を這うように響いた。

「――もう一度だけチャンスをやろう。次はないぞ」

その一言を最後に、毒針怪人は闇の中へと音もなく消えていった。
だがその気配は、まるで体内に棘となって残り、消えなかった。
ミス・インフィニティーは、崩れ落ちたまま動けずにいた。
恐怖に支配された体は、硬直しきって震えている。
顔を伏せ、歯を噛み締めながら、泥に濡れた土の上で小さく息を吐いた。

「……こわい……こわいっ……誰か……誰か、助けて……」

声はかすれ、震えて、ほとんど聞こえなかった。
それでも、喉が裂けるほどの絶叫をあげたい衝動を、ただ必死に耐えていた。

「もういや……もういや……こわい……助けて…・」

冷えた大地が体温を奪い、濡れたスーツが体にまとわりつくたび、自分がヒロインだったことが遠い幻のように思えた。
彼女はただ、暗闇の中で震えていた。
ヒロインの名を背負うには、あまりにも弱く、あまりにも孤独だった。


第四章:狩りの終わり

毒ガス、毒液、毒針。体に回った毒に苦しみながら、必死に逃げるミス・インフィニティーだったが、体力は限界に近づいていた。
深い森の中を彷徨い続け、わずかな脱出の希望だけを胸に前進していた。しかし、その希望もすぐに消え失せた。

突如、前方から、そして左右から、毒ガス怪人、毒液怪人、毒針怪人の三体が現れ、ミス・インフィニティーを完全に包囲した。

—もう、ここで終わりだ。

「お願い…どうか…私を…見逃して…!」

彼女は必死に叫びながら、少しでも逃げようと足を動かすが、すでにその体には力が残っていなかった。
体が震え、目の前が霞んでいく。彼女の目には、怪人たちの無表情な顔が迫り、命の灯がもうすぐ消えることを確信させた。

(私…もう、逃げられない…もう、これで終わりなんだ…誰か、助けて…!)

毒ガス、毒液、毒針。その三体の怪人たちに囲まれ、ミス・インフィニティーはもう逃げられないことを悟っていた。息をするたびに喉が締めつけられ、体は重く、思考さえも鈍くなっていく。
心の中で何度も叫びをあげるが、声にならず、彼女はただ無力に立ち尽くしているしかなかった。

「お願い…お願い、見逃して…お願い、まだ死にたくない…」

その声がかすれるように漏れ、もう彼女は涙すら流せない。恐怖に支配された心の中では、ただ必死に命乞いをしているだけだった。しかし、怪人たちは一歩も動かず、冷酷に彼女を見つめていた。

「そろそろ終わりにしてやろう」

突然、毒ガス怪人が再度、手を広げて毒ガスを放った。今回は以前よりも濃度が高く、ミス・インフィニティーはそれを感じ取ると、すぐに喉が絞めつけられるような感覚に襲われた。ガスが彼女を包み込み、視界が完全に霞み始めた。

「…うっ…ううっ…苦しい、息が…できない…」

体が言うことをきかず、全身に冷たい汗が滲み、膝が震え、彼女はその場に力なく崩れ落ちた。土の冷たさが足元に伝わり、膝が地面に触れる瞬間、再び恐怖の波が彼女を支配する。

その瞬間、彼女は感じた。身体が、恐怖に支配され、どうしても止められない反応をしていることに。内臓が締めつけられるような痛みが走り、スーツの中が暖かく湿っていく。ミス・インフィニティーは無意識のうちに、またしても失禁してしまった。

「こ…こんな…こんな惨めな終わり方なんて…いや…いやああっ…」

彼女は顔を紅潮させながら、何とかその場で立ち上がろうとしたが、足元はまったく動かない。ガスが体内を満たし、意識が遠くなっていく中で、彼女は失禁で濡れた感覚に絶望し、無力さに圧倒された。

その瞬間、彼女は心の中で声をあげていた。
「お願い、許して…こんな終わり方はいや…死にたくない、死にたくない…」

その声は小さく、震えながらも彼女の喉から漏れた。恐怖で声すら震え、命乞いをするしかなかった。

その時、毒液怪人が静かに一歩前へ出た。
腕を広げたかと思うと――その手のひらから、ねばついた液体が飛び散るように噴き出す。
同時に、口からも唾液のような粘性の毒液が勢いよく吐き出され、空中に放たれた。

ズシュッ! ビチャッ!!

液体は空気を切り、音を立てながら飛び散る。
辺りに嫌な酸臭が立ち込めた。

「ひっ……!」

ミス・インフィニティーは反射的に身をよじったが、すでに遅かった。
毒液の一部が肌にかかり、瞬間――鋭い痛みが肌を突き刺す。

「――あああっ!!いやああっ!痛い!痛いよ!」

皮膚が焼けるように熱を帯び、ヒリヒリとした痛みが広がっていく。
液体が染み込む箇所からはじわじわと赤みが広がり、刺激はさらに深くへと及んだ。

その瞬間、再び恐怖の感情が彼女を支配する。内臓が激しく締め付けられ、足元が震える感覚が広がった。それと同時に、再び失禁の感覚が広がり、温かい液体がスーツの中に広がっていった。

「こ、こんな…いや…いや…もう…もういやああっ!」

彼女は顔を歪め、震えながらもその恐怖に抗おうとした。しかし、恐怖が体のすべてを支配し、彼女は完全に無力になっていた。

「お願い、やめて…お願い…もう許して…許して…!」

ミス・インフィニティーは必死に叫びながら、恐怖と痛みに圧倒されていた。毒液怪人は、無言でその姿を見下ろし、ただ彼女を追い詰め続けるだけだった。

「殺さないで…お願い…お願い殺さないで…」

その言葉が、喉の奥から絞り出された。恐怖と絶望の中で、彼女はただ命乞いをするしかなかった。彼女の脳内では、その言葉が何度も何度も繰り返されていた。

続いて毒針怪人が動き出し、再び腕を振りかざして針を放った。針は空気を裂く音を立てて彼女の腕や肩に突き刺さった。激しい痛みが走り、全身の力が抜けていく。
痛みに耐えながらも、彼女は身動きが取れず、体力がどんどん奪われていくのを感じた。

「も…もうだめ…もうだめ…」

全身に痛みが走り、呼吸すらままならない。針が刺さった場所から冷たい汗が流れ、体が次第に震えていく。痛みと恐怖が重なり、彼女の体は完全に震えていた。冷たい汗が顔を伝い、意識が遠のいていく。その時、彼女は心の中で叫び続けていた。

「死にたくない…まだ死にたくない…助けて、助けて…!」

その言葉が、恐怖と共に漏れた。彼女はただただその場で震え、無力感に支配されるしかなかった。
痛みと恐怖に完全に支配された彼女は、意識がもうほとんど薄れ、温かく湿った失禁の感覚が再びスーツの中に広がることすらも、もはや感じることができなくなっていた。

その時、毒ガス怪人が再度、ガスを放った。今度はさらに濃度が高く、ミス・インフィニティーを包み込む。彼女の目の前が再び霞み、全身が冷たくなり、意識が遠のいていく。

「お願い許して…死にたくない…死にたくない…」

その言葉が出る前に、彼女の体は完全に力尽きてしまった。恐怖、痛み、絶望、すべてが一体となり、彼女の心を支配した。その瞬間、彼女は地面に倒れ込み、もう動けなくなっていた。

「殺さないで…死にたく…ない…殺さ…ないで…」

そして、三体の怪人たちが無言で彼女を囲み、ただ静かにその場に立ち尽くしていた。ミス・インフィニティーは目を閉じ、何もできないまま、彼らの冷徹な視線を感じ、深い絶望に包まれていった。


エピローグ:死を迎えたヒロイン

ミス・インフィニティーの体はその場に倒れたまま、もはや動かない。森は静まり返り、怪人たちもその場を離れていた。彼女の命は、その絶望的な状況の中で静かに終わりを告げた。
その後、彼女の名前も姿も、そして何も残らなかった。全ては消え去り、森の中にはただ静寂だけが広がっていた。










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