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ごー
TGN2G
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
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■タイトル 

天陽戦隊ガイアブリッツ~魔宝石に魅せられたヒロイン~ [No.10584]

■プロット
悪の皇帝率いる妖魔帝国ヒュドラは、地上侵攻にボラン率いる軍団を送り込み、地球を護る戦士である天陽戦隊ガイアブリッツと日々熾烈な戦いを繰り広げていた。
ガイアブリッツは仲間と力を合わせてボランの襲撃を幾度となく退けた。
ガイアブリッツのピンクであるユウナとイエローのヒナは、ボランの襲撃に備え、今日も街の見回りを続けていた。
しかし、ユウナは緊張感を保ち周囲への警戒を怠ることのない一方で、ヒナの様子がどこかおかしい。
気持ちが乗っていないのか、足取りも重そうだ。
通り沿いの飲食店から漂う美味しそうな匂いに、ヒナは息交じりに呟いた。
「はぁ〜お腹すいたぁ。」
「ヒナ、どうしたのよ。」
ユウナが怪訝そうに振り返る。
「最近ご飯を抜いていて…。」
「ダイエットでもしてるの?ダメよ。ボランたちヒュドラのヤツらと闘うためにはしっかり体力も付けておかなくちゃ!」
「違うの…気になってたお洋服を買ったら、金欠で…。」
その言葉にユウナは肩をすくめた。
ファッションには疎く、実用性重視の服を好むユウナにとって、服に大金をつぎ込む感覚はまるで理解できなかった。
「もうちょっとお給料欲しいな〜。」
「充分貰ってるでしょ!それにお金なんて平和あっての物よ、まずはヒュドラの野望を打ち倒すのが先決!」
ユウナはきっぱりと言い切る。
「わかってるケド…」
ヒナはお腹をさすりながらしょんぼりした。
ユウナはそんなヒナを見て一瞬黙り、やがて諦めたようにため息をついた。
「わかったわよ、私がお金出すから、あそこで食べて行きましょう。」
ヒナはその言葉に目を輝かせる。
「ホント?!ユウナ大好きっ!」
勢いよくユウナの腕に絡みつくヒナ。
「ちょっと…!離しなさいって!」
ユウナは慌てて手を払うが、その表情はどこか柔らかく、ヒナを優しく見つめる瞳に温かさが宿っていた。

****

ヒュドラの基地--
「ぐっ、またしてもガイアブリッツにしてやられたわ。」
ヒュドラの幹部ボランは苛立ちを抑えきれず、拳で机を叩いた。
無骨な鎧に身を包んだその姿は、荒々しい威圧感に満ちている。
「こ、このままでは皇帝陛下に言い訳もたたぬ…」
「これはこれは、ずいぶんとお荒れの様ですね。」
「ぬっ、貴様は…ゴルドル!」
優雅な足取りでボランの元に一人の男が近づいてきた。
その男はギラギラと光沢を放つ派手なスーツに身を包み、全身に宝石をちりばめた装飾品を身につけていた。
質実剛健な姿のボランとは対照的であった。
「妖魔貴族たる貴様が地上に来ていたとはな、どういう風の吹き回しだ?」
「ホホホッ、なんでもボラン閣下が人間風情に苦戦なさっているとかいう事を風の噂に聞きましたのでねぇ」
大袈裟な身振りに小馬鹿にするような口調で言う。
「…フン、情けない話だが、貴様の言う通りの状態だ。」
ボランはジロリとゴルドルを睨みつつ、冷静な口調で答える。
「そこで、閣下のお力になるべく、魔界より馳せ参じたのですよ。」
「ほう…。魔界で贅沢三昧の貴様に、ガイアブリッツを叩き潰す策でもあるとでも言うのか?」
「ウフフフ。帝国随一のパワーを誇る閣下でさえ手こずる相手。力で制圧するというのは無謀とも言えましょう。しかし、相手は人間。正義なんて気取っていても、心の奥には必ず欲を秘めていましょう。そこを突くのです。」
「成程。欲望の限りを尽くす貴様らしい発想だな。で、勝算はあるのだな?」
「勿論でございますとも。ガイアブリッツの戦士たちを欲に溺れさせて差し上げれば、正義なんてちっぽけなものをすっかり忘れ、邪悪な存在へと生まれ変わりましょう。」
ゴルドルは蛇の様な目を細め、邪気を滲ませた笑みを浮かべた。

****

「はぁ〜、食べた食べた!」
ヒナは満足げにお腹をさすり、幸せそうな笑顔を浮かべる。
そんなヒナを見ていると、ユウナまでも幸せな気分になってくる。
「さぁ、腹ごしらえも済んだし、見回りを続けるわよ!」
ユウナは気持ちを引き締めようと、声を張り上げた。
ピピピピ!
二人の腕に装着しているデバイスが同時に鳴り響く。
「…!!ヒュドラの襲撃ね!性懲りもなく!」
二人は互いに顔を見合わせ、頷き合うと、一気に駆け出した。

****

「うわーっ!たっ、助けてっ!」
ヒュドラの戦闘員に襲われ、逃げ惑う人々の悲鳴が響き渡る。
その様子を、ゴルドルは楽しげに眺めていた
「やめなさいっ!」
そこへユウナとヒナが息を切らして駆けつけた。
二人は初対面の派手な妖魔を怪訝な目で見つめる。
ゴルドルはニヤリと笑みつつ、不遜な態度で二人を見返した。
その様子にユウナの胸に怒りが湧き上がる。
「あなたもヒュドラの妖魔ね!何でこんなことを!」
「ホホホ、貧相な人間たちが、私たちの様に高貴な存在に遊んでもらえるのであれば、それはむしろ光栄な事…。」
「なんですってぇ!」
天真爛漫なヒナでさえ、その言葉に我慢ならず声を荒げた。
「でも、ガイアブリッツの貴女たちは、人間にしては中々優秀な様ですね。どうかしら、私と一緒に人間共を玩具にして遊んでみませんこと?」
「ふざけないでっ!」
激昂したヒナがゴルドルに向かって飛び出した。
勢いよく拳を振り上げるが、ゴルドルは優雅な身のこなしで軽々と躱す。
ユウナは冷静に周囲を見渡した。戦闘員たちがゴルドルを中心に集結しつつある。
「ヒナ!まずは戦闘員たちからよ!」
ヒナはコクリと頷くと、ゴルドルを軽く睨みつけ、そして視線を戦闘員たちに移した。
「行くわよ!」
ユウナの掛け声を合図に、二人は戦闘員たちへと突進した。
ゴルドルは余裕たっぷりに腕を組み、お手並み拝見とばかりに後方に下がり闘いぶりを眺めている。戦闘員たちでは二人の相手にならず、次々と倒されていく。
ゴルドルはようやく腕を解き、ゆっくり前に進み出た。
「ホホホ、やるじゃない。それじゃあ次は私が相手よ。」
手を握ると、光が集まりだし、細長いレイピアへと姿を変えた。
「いくわよ」
レイピアを軽く振ると、鋭い衝撃波が二人を襲う。
「きゃッ!」
とっさに身を庇う二人だが、服に切り裂かれた跡が残る。
先ほどまでの戦闘員たちとは、比べ物でない強さである事に息を呑んだ。
「ヒナ、変身よ!」
「ええ!」
二人は息を合わせ、変身のポーズをとる。
腕の装置を操作すると、閃光が二人を包み込み、ガイアブリッツの戦闘フォームへと姿を変えた。
「今度はこっちの番よ!」
ユウナは叫び、素早い突進でゴルドルに斬りかかる。
ゴルドルはレイピアで受け止め、押し返す。
「くらえっ!」
ヒナも横から飛び込み、蹴りを放った。
ゴルドルは華麗な身のこなしでかわすが、ヒナの足先がゴルドルのスーツをかすった。
その衝撃でスーツに装飾された小さな宝石が弾け飛び、地面に落ちた。
ヒナはその宝石に目を向けるが、すぐに気を取り直して更に攻撃を続けた。
ゴルドルはヒナのその様子に口元をニヤリと歪ませた。
ヒナの蹴りを軽くかわし、ユウナからの攻撃をレイピアで弾き返す。
「ウフ、なかなかいいわ。でも…まだまだよ…!」
彼の声にはまだまだ余裕があった。
戦闘は数分に及び、二人の息が上がってきた。
「ヒナ、同時に仕掛けるわよ!」
ヒナはその言葉に頷き、二人は連携して同時攻撃を仕掛ける。
しかしゴルドルはレイピアから衝撃波を放つと、二人が後退する隙に距離を取った。
「フフッ、久しぶりにいい運動でしたよ。また遊びましょ。」
ゴルドルは優雅に一礼し、身体が闇に紛れ姿が消えていく。
「逃がさない!」
ヒナが飛び掛かるが、ゴルドルの姿は完全に消えてしまった。
「とりあえずは退けたわね…。」
ユウナが肩で息をつきながら呟いた。
一先ず強敵を退けたことに安心した二人は、基地への帰路につこうとした。
その時、ヒナの視線が地面に落ちた宝石に留まった。
(あれは…。あの妖魔の…。)
彼女はユウナに気付かれないよう、そっと近づき、宝石を拾い上げた。
手のひらで転がすとキラリと光る。
「ヒナ、行くわよ!」
「うん、今行く!」
そう答えると、ヒナは宝石をポケットに忍ばせた。

****

基地に戻ったヒナは、自室のベッド腰掛けていた。
ポケットから宝石を取り出した。
手のひらで転がすと、宝石は妖しく光り、ヒナの瞳にその輝きが映り込んだ。
「綺麗な宝石…。」
ヒナは呟き、宝石をじっと見つめた。
その瞬間、宝石が怪しい光を放ち始めた。
光は揺らめきながらヒナの目に吸い込まれ、彼女の視界が一瞬霞んだ。
「…え?」
ヒナが小さく声を漏らすと、脳裏に甘く、妖艶なゴルドルの声が響き渡った。
「欲望に忠実になりなさい。」
ヒナの表情が虚ろになり、身体が硬直した。
彼女の手から宝石が滑り落ち、床に転がる。
宝石が再び光を放つと、その形状が変化し始めた。
輝きが収束し、ディルドーへと姿を変えた。
ゴルドルの声が再び響く。
「欲望に忠実になりなさい。快楽を求めなさい。」
ヒナは虚ろな表情のまま、ゆっくりとディルドーに手を伸ばした。
指先が触れると、彼女はうっとりとした表情を浮かべる。
手を秘所へと伸ばし、スカートの下で下着に触れる。指が布越しに動くと、熱がじんわりと広がり、下着が湿り気を帯び始めた。
ヒナは無意識に下着をずらし、ディルドーを手に持つと、ゆっくりと秘部に押し当てた。
挿入した瞬間、強烈な快感が全身を貫き、ヒナの口から小さな喘ぎが漏れた。
彼女の身体が震え、腰が自然に動く。
「欲望のまま、快楽に溺れるのよ」
ゴルドルの声に導かれるように、快楽が波となって押し寄せ、ヒナは喘ぎ声を大きくしていく。
やがて絶頂が訪れ、彼女の身体が一瞬硬直し、そのままベッドに倒れ込み、気絶するように意識を失った。
ディルドーは再び光を放ち、元の宝石の形に戻った。
しばらくして、ヒナが目を覚ました。
「…ん。あれ、わたし眠っちゃったのかな。」
彼女は首をかしげ、床に転がっている宝石に気づいた。
自慰の記憶は完全に消えていた。
しかし身体の奥に疼くような、満たされない感覚だけが残っていた。

****

ユウナとヒナは、いつも通り街の巡回を続けていた。しかし、ヒナの様子はいつも以上に気だるげで、心ここにあらずといった感じだ。
「ねえ、もう疲れた〜…。ヒュドラの連中も出てこないしさ、今日はもういいんじゃない?」
と投げやりに呟いた。
視線がふと、通り沿いの電柱に貼られた「女性向け高額アルバイト!日給数万円!」のチラシに留まると、彼女の目がキラリと光る。
「これ、いくらくらいもらえるんだろ。私もやってみようかな!」
「ヒナ!ちょっと真面目にしなさい!」
ユウナが母親のような口調で叱った。
彼女の声には怒りと心配が混じり、ため息を漏らした。
その時、遠くから響く悲鳴が二人の耳に届いた。戦闘員を引き連れたゴルドルが広場に現れていた。
二人は顔を見合わせてから、叫び声の方に駆け付けていった。


ゴルドルは戦闘員たちに人々を襲わせ、その混乱を愉しむように見つめていた。
「あなたはこの間の!!」
ユウナは怒気を込めてゴルドルを指差す。
しかし、ヒナはキラキラと輝く無数の宝石が散りばめられたスーツを装飾をまとったゴルドルの姿に、思わず目を奪われる。
「キレイ…。」
うっとりした呟きが漏れた。
「ヒナ!行くわよ!」
ユウナの鋭い声に、「え、あ、うん…」と気を取り直して応じるヒナ。
二人は戦闘体制をとり、迫り来る戦闘員たちを迎え撃つ。
しかし、ヒナの動きは明らかに先の闘いに比べて鈍いものであった。
動きに身が入らず、戦闘員の攻撃をまともに浴びてしまう。
「うっ!」
肩を押さえてよろめくヒナに、ユウナが「ヒナ!」と叫んだその瞬間――
ゴルドルが背後から音もなく忍び寄り、ヒナの腕を掴んだ。
「ウフフ、かわいい娘ね。」
ゴルドルは腕をヒナの前に回し、しっかりと締め付けた。
「し、しまった……あっ……!」
ゴルドルの身に纏った無数の宝石が妖しい光を放つと、ヒナは表情が緩み、頭がうなだれた。
「ヒナっ!!」
「この娘はいただいていくわ。じゃあねぇ」
そう言うと、ヒナと共にゴルドルの姿は消えていった。
その様子を見守っていた戦闘員たちは四散していく。
「ヒナーーッ!!」
一人残されたユウナの叫び声だけが広場をこだました。

****

ヒナが目を開けた時、彼女は薄暗い石造りの部屋に拘束されていた。
両手は鎖で吊られ、足は地面にわずかに届く状態で、冷たい空気が肌を刺す。
「ここ…は…?」
ヒナが呟くと、闇の中から優雅な足音が響かせゴルドルが姿を現した。
光沢を放つスーツに無数の宝石が輝き、彼の蛇のような目がヒナを見つめる。
「ホホホ、目覚めたようね。我がアジトへようこそ!」
ヒナはゴルドルを睨みつけた。
「私をどうする気なの!」
「折角のお客様だもの。たっぷりおもてなしをして差し上げましょうね」
ゴルドルはニコリと微笑み、手を軽く振ると、ヒナの目の前に宝石が浮かび上がった。
それはヒナが家に持ち帰った宝石と同じ形をしていた。
「これは…。」
ゴルドルは笑みを深めた。
「どう、思い出したかしら?欲望に溺れる快楽を…」
「な、何を言って…!」
ヒナが首を振るが、身体が微かに熱を持ち始める。
ふいに、ディルドーで激しく絶頂を迎えたあの瞬間の記憶が蘇ってくる。
ゴルドルが近づき、ヒナの顎を指で持ち上げた。
「思い出した様ね。あなたはもっと快楽に溺れたい。そして欲望の赴くままに振る舞いたい…!」
ヒナは顔を背け、「違う…!」と呟くが、声が弱々しくなる。あの夜の快楽が脳裏を巡り、心をざわつかせた。
「さぁ、あなたの本性を解放して差し上げますわ。」ゴルドルが手を振ると、鎖が解け、ヒナが床に崩れ落ちた。
宝石が光を放ち、再びディルドーへと変化する。
「欲望に忠実になりなさい。快楽を求めなさい。」
ヒナは首を振って抵抗するが、手は彼女の意に反してディルドーへと伸びていった。
「やめて…だめ…!」と抗うが、ディルドーに指先が触れると、身体は更に熱を帯び、息が乱れて行く。
「フフッ、良い娘ね」
ゴルドルの声が響く。
自然とヒナの手がスカートの下に滑り込み、下着が湿り気を帯びる。
ディルドーを秘部に押し当てると、強烈な快感が全身を貫き、小さな喘ぎが漏れた。
腰が動き、快楽の波が押し寄せる。
ヒナは喘ぎを抑えきれず、絶頂に達した。
「あぁっ…!」
身体が震え、床に倒れ込んだ。
「ウフフ、貴女にはもっと相応しい衣装をさしあげましょう。」
彼が手を振ると、戦闘員たちが妖しく輝く衣装と装飾品を持って現れ、ヒナの足元に並べた。
黒金のレザーボディスーツ、ハイヒールブーツ、そしてラメ入りの化粧具が、薄暗い部屋に不気味な光を放つ。
「さぁ、これを身に纏いなさい。貴女の手でね。」
ゴルドルが命じると、ヒナは朦朧とした意識の中、ゆっくり起き上がり、衣装へと手を伸ばした。
最初に手に取ったのは、黒金のボディスーツだ。
艶やかな黒いレザー素材で、表面には金の刺繍が絡みつくように広がり、複雑な模様が光を放つ。
胸元は深く切り込まれ、乳房を包む部分は薄い金色の布となっている。
腰から下腹部にかけて金のチェーンが這うように絡み合い、手に取っただけでジャラジャラと音を立てた。
下半身は鋭く切り上がったデザインで、脚の付け根を際どく露出させる形状だ。
レザー生地の所々に宝石が埋め込まれ、妖しい輝きが絶えず揺らめいている。
ヒナは手先で摘まんで広げたボディスーツを再び床に置くと、戦隊スーツを脱ぎ捨て、ゆっくりとボディスーツを足から通した。
レザーが太ももを滑り上がり、腰にぴたりと収まると、チェーンが肌に触れ、冷たい感触を与えた。
胸元が締め付けられ、薄い金色の布を通して乳首がほのかに透けて見える。
スーツが身体を包み込むと、以前のヒナとはまるで違う、妖しい雰囲気を漂わせた。
次に、ヒナはハイヒールブーツを手に取った。
膝上まで伸びる漆黒の革に金の細い線が蛇のようにはう。
高いヒールが攻撃的な印象を与え、埋め込まれた宝石がキラリと光を散らす。
ヒナは片足ずつブーツに足を通し、ジッパーを上げると、太ももを締め付ける感触が心地よさを与える。
ヒールがカツッと乾いた音を響かせると、朗らかだった元来のヒナにはない、攻撃的な印象を付与した。
「ウフフ、素敵じゃない、とってもお似合いよ。どこから見ても正義の味方には見えないわよ。」
ゴルドルの言葉に彼女は頭を振って抵抗した。
「ち、違う…私はガイアブリッツの…!」
残された正義の心を搾り出す様に必死に叫ぶ。
「そんな様でよく言うわねぇ」
ゴルドルは床に落ちていたディルドーを拾い上げる。
ヒナの愛液で艶やかに光るディルドーにペロリと舌を這わせると、持ち手に魔力を込める。
すると光を放ち、今度は黒金のチョーカーに変化した。
チョーカーは細い金の鎖で縁取られ、中心に大きな宝石が嵌っている。
ゴルドルはそのチョーカーを手に持ち、ヒナの首元に近づけた。
「このチョーカーの魔宝石が、あなたを正直にしてくれるわよ。」
「いや…やめて…。」
ヒナはか細い声で抵抗する。
その声を無視してゴルドルがヒナの首にチョーカーを巻き付け、金の留め具をカチリと閉めた。
するとチョーカーの宝石が妖しく光を放ち、ヒナの身体が光に包まれた。
「あぁぁぁーー…!」
やがて光が収まると、ヒナの悲鳴も止み、そして姿を現した。
衣服には変化がなかったが、ヒナの顔が妖艶な化粧が施されていた。
金と黒のラメが混ざったアイシャドウが目元を彩り、鋭いアイライナーで目尻が伸び、青紫のリップが唇を濃厚に染めている。
「どう、少しは素直になれたかしらね?」
ゴルドルの声が響き、ヒナは喘ぎながら呟く。
「わ…わたしは…ガイア…ブリッツ…。」
ヒナのその言葉に、ゴルドルは一瞬驚きの表情を見せるが、すぐにいつもの笑みを浮かべた。
ヒナの背中を押して部屋の隅に置かれた姿見の前に誘導する。
「ほら、よく見なさい。あなたのその姿、ほんとうに正義の戦士と思うの?」
「わたしは…」
ヒナは声を振り絞ろうとするが、言葉を詰まらせてしまう。。
「どうみても、邪悪で淫らな悪女そのものよ。そうでしょう?」
ゴルドルが畳み掛ける様に言う。
「さあ、もっとしっかり見るのよ!邪悪で欲望に忠実なヒュドラの戦士たる貴女の姿を!」
言葉のまま、ヒナは怯えた表情で鏡を見つめる。
すると鏡に映るヒナが、邪悪な笑みを浮かべた。
「…!!これがわたし…?」
鏡の中で邪悪で妖艶な笑みを浮かべるヒナの姿は、正義の戦士とはかけ離れたものであった。
「そうよ、これこそが貴女の本当の姿!さぁ、ヒュドラへの誓いの言葉を言いなさい!」
ゴルドルは両腕を高く上げると、ヒナに悪への忠誠を迫る。
「わ…わたしは…欲望に忠実な…ヒュドラに忠実な、あ…悪の…戦士…」
たどたどしい口調で悪への忠誠を口にする。
「もっとハッキリと!貴女は一体何者なの!」
ゴルドルが畳み掛けると、ヒナは忠誠の言葉を再び吐き出す。
何度か繰り返すうちに口調ははっきりしたものに変わっていき、ヒナの表情が鏡の中の自分と同様に邪悪に歪んでいく、
「私は欲望に忠実な、邪悪なオンナ。ヒュドラに絶対の忠誠を誓う悪の戦士…!」
しっかりした口調で誓い終えた瞬間、ゴルドルが満足げに笑う。
「そうよ。素晴らしいわ。それなら、ヒュドラの一員に相応しい名前を付けてあげる。」
ゴルドルは目を閉じて少し考え込み、指先で顎を撫でながら微笑んだ。
「……そうねぇ。ギルティナ。貴女は今日より宝魔人ギルティナよ!」
「ギルティナ…」
ヒナが新たな名前を呟くとヒナ身体から邪悪な妖魔のオーラが溢れ出し、瞳が黄金に輝き左肩に蛇の刺青が浮かんだ。
「ふふ…うふふ…。わたしはギルティナ…。宝魔人ギルティナ!」
ヒナは妖艶な笑みを浮かべながら宣言した。
「正義なんかにこだわって、なんて愚かだったのかしら、うふふ…」
笑い声が漏れて、悪に染まった快感に浸る。
ギルティナと化したヒナは、ゴルドルに向き直ると傅いた。
「ゴルドル様。あなた様のおかげで、欲望に忠実になる悪の快楽を知ることができました。これからは私もヒュドラの一員としてゴルドル様に絶対なる忠誠を誓います。」
ゴルドルはニコリと笑みを浮かべる満足げに頷いた。
「ええ、素敵よ、ギルティナ」
ギルティナは立ち上がり、目を細めて邪悪に微笑んだ。
ふと、ギルティナは部屋の隅に控えていた戦闘員のひとりに目を向けた。
そして人差し指と親指で円を作り、口に咥える様にジェスチャーをしてみせる。
「いっ?!」
戦闘員は自分に向けられた唐突な誘惑に戸惑いの声をあげた。
ギルティナは戦闘員の手を引き部屋の中央に連れ出すと、屈んで戦闘員の股間を優しく摩った。
「うふふ、気持ちよくしてあげる…」
戦闘員の股間からペニスを取り出すと、いやらしい音を立てて美味しそうに頬張る。
一心不乱に頭を前後にふり、堪えていた戦闘員も程なく絶頂を迎えた。
ペニスから口を離すと、戦闘員の精液をらたっぷり味わいゴクリと飲み込んだ。
舌で唇を舐めると、うっとりとした表情浮かべるギルティナ。
少し余韻に浸ったあとに立ち上がると、今度はゴルドルに流し目を送り、甘い声で囁く。
「ねえ、ゴルドル様…次に人間どもを襲う時は、私もお供させてくださいね。」
ゴルドルの腕に手を這わせ、目を細めた。
「快楽も、宝も、命も…ぜーんぶ奪ってヒュドラのものに…。」
「ええ、期待しているわよ、ホホホホッ。」
ゴルドルはギルティナの言葉をうけて満足げに笑った。

****

ヒナが攫われてから数日が経過していた。
ユウナは毎日ヒナの捜索を行っていたが、手がかりを得られずにいた。
そんな中、通信デバイスが鳴り響いた。
「ユウナ!ヒナが…戻ってきた!」
「ヒナが!?」
彼女は急いで基地へと駆けて行った。。
ヒナは基地内の自室に戻り休んでいた。
ユウナは基地に戻ったあと、急いでヒナの部屋へ向かった。
部屋のドアを開けると、ヒナが居た。
「ユウナ…ごめん。心配かけちゃったね」
ヒナは少し気まずそうに微笑みながら、ユウナに近づいてきた。
「ヒナ…!よかった、無事だったのね!」
ユウナはヒナに駆け寄り、強く抱きしめた。
ヒナの無事を心から喜ぶユウナだったが、どこか引っかかるものを感じていた。
彼女の姿はいつもと同じ戦隊スーツ姿だったが、顔には普段よりやや濃い化粧が施され、首元には黒金のチョーカーが巻かれており、中心の宝石が薄暗い光を放っていた。
チョーカーも普段のヒナの雰囲気には合わないように思えたが、ユウナはその違和感を心の中に留めた。
「やつらのアジトから何とか逃げてきたの…。」
「そう…。とにかく…無事でよかった…!」
ユウナは心の奥で微かな疑問を抱きつつ、ヒナの無事を喜び安堵した。

****

翌日、ユウナとヒナは再び街の巡回に出た。
「ユウナ、張り切っていこうー!」
ヒナはニコニコしながら声を弾ませた。
いつも通りのヒナに感じられた。
しかし、ヒナの首元には昨日と変わらずチョーカーが巻き付いており、宝石がときおり不気味な光を放っていた。
街の中心部を巡回していると、突然、遠くから響く悲鳴が二人の耳に届いた。
「ヒュドラが現れたわね!ヒナ、行くわよ!」
「ええ!」
二人は駆け出した。
二人が広場に到着すると、戦闘員たちが人々を襲い、混乱が広がっていた。
ユウナは即座に戦闘態勢を取る。
「戦闘員だけのようね。ヒナ、追い払うわよ!」
「ええ!」と頷き、戦闘員に向かって突進した。
ユウナは人々を守りつつ、戦闘員たちを退けて行く。
ヒナも戦闘員を相手にしていたが、動きがどこかぎこちない。
「ヒナ、大丈夫!?」
ユウナが声をかけると、ヒナは振り返り、「うん、大丈夫!」と答えた。
しかし、その表情に僅かながら冷たいものが混ざっている気がした。
(なにかおかしい…?)
多くの戦闘員が倒れており、残る戦闘員も数体となっていた。
「もう少しよ、ヒナ!一気に片付けましょう!」
ユウナが叫んだ瞬間、背後から鋭い衝撃が彼女を襲った。
「うっ…!?」
ユウナが振り返ると、ヒナは掌から魔力放出の熱を残したまま構えていた。
「ヒナ…!?何を!?」
ユウナが驚愕の表情でヒナを見つめると、ヒナの姿が光に包まれた。
光が収まると、黒金のレザーボディスーツを纏い、ハイヒールブーツを履いたギルティナの姿に変貌していた。
首元のチョーカーが妖しく輝き、邪悪なオーラが溢れ出している。
「ごめんね、ユウナ。もう私はヒナじゃないの。今の私は宝魔人ギルティナ。」
「ヒナ、一体何を言って…!その姿は?!」
ユウナが叫ぶが、ギルディナは目を細めて邪悪に微笑み、戦闘員たちに命令を下した。
「この女を捕らえなさい。ゴルドル様の元へ連れて行くのよ」
ギルティナのその声に、倒れていた戦闘員たちが起き上がる。
ヒナが倒したはずの戦闘員たちだ。
戦闘員たちが一斉にユウナに襲い掛かる。
ユウナは戦闘員たちの攻撃を機敏にかわして、一体ずつ的確に打撃を与えて行く。
ギルティナはユウナの動きを観察していた。
ユウナが戦闘員に攻撃の構えを見せ、ギルティナに背を向けた瞬間を見逃さなかった。
「ふふ、隙だらけよ!」
ギルディナが背後から、金のチェーンを鞭のように振り回して彼女の足首に絡めた。
「うっ!」
ユウナがバランスを崩して膝をつくと、ギルティナは冷たく笑い、掌に込めた魔力をユウナに向けて放った。
「きゃあっ!!」
「ごめんね、痛かった?」
ユウナは肩を押さえながら立ち上がる。
「ヒナ…あなた操られているのね…。お願い正気に戻って!」
ユウナは叫ぶが、ギルディナは首を振って笑った。
「私は正気よ。」
ギルティナは再びチェーンを振り回し、ユウナの腹部に鋭い一撃を叩き込んだ。
「あぁっ…!」
ユウナが呻き声を上げ、膝をついた。
ギルティナはユウナを見下ろし、冷たい笑みを浮かべながら囁く。
「ユウナ、貴女も私たちの仲間になるのよ。そうすれば悪に染まる快感がわかるわよ。ふふ…。」
彼女の言葉が響く中、ユウナは意識を失った。

****

ユウナが目覚めた時、彼女は薄暗い石造りの部屋に拘束されていた。両手両足が冷たい鎖で縛られ、身動きが取れない。
目の前にはゴルドルが立っており、彼のスーツにちりばめられた宝石が不気味に光を放っていた。
「目覚めましたわね。ようこそ、わたしのアジトへ。」
ゴルドルの背後にはギルティナも控えており、ユウナに視線を送り笑みを浮かべる。
「気分はどう?ユウナ。」
「ヒナ…あなたは操られてるのよ…!目を覚まして…!」
ユウナは鎖をがちがちと鳴らしながら叫んだが、ギルディナは首を振って冷たく笑った。
「ふふ、さっきも言ったでしょ。私は宝魔人ギルティナとして、ゴルドル様に忠誠を誓ったの。」
「ヒナ!お願い、目を覚まして!あなたは正義の戦士!」
ユウナは必死になって呼びかける。
「ユウナもヒュドラに忠誠を誓えば分かるわよ。」
彼女はユウナに近づき、冷たい指先でユウナの顎を掴んだ。
そしてユウナの戦隊スーツを乱暴に引き裂き、鎖で吊るされた彼女の身体をさらけ出した。
「やっ、やめて!ヒナ!」
「ふふ、いいわぁ。もっとユウナの絶望の声を聞かせて…。」
指先でユウナの首筋から胸元へと滑らせた。ユウナの身体が震え、恥辱に顔が赤くなる。
「ヒナ…お願いだから……!」
ギルティナは自身の衣装の胸元に埋め込まれた宝石を抜き取り、手のひらで軽く握ると、それが妖しい光を放ち、ディルドーへと変化した。
「これでユウナも、欲望に素直にしてあげる。」
ギルティナはディルドーをペロリと舐め、そしてユウナの身体に近づける。
「ヒナ!正気に戻って…!」
ユウナは何度も懇願するが、ギルティナは冷たく笑い、ディルドーをユウナの身体に押し当てた。
ギルティナの指がユウナの身体を這い、ディルドーを持つ彼女の手がゆっくりと動く。
そしてディルドーは突き刺す様にユウナの秘所に沈んでいく。
ユウナは身体をよじらせ、必死に抵抗する。
「あぁぁっ……や、やめて……!」
しかし、ギルティナは楽しげに笑い、手の動きを徐々に激しくする。
宝石の魔力で、ユウナの身体は快楽を覚え始めていた。
「あら、ユウナ。もしかして感じちゃってる?」
「そ…そんなこと…ない……んあぁっ!」
「あらそう?じゃあもっと頑張らないとねぇ。」
ギルティナはディルドーを持つ手を離すと、ユウナの小ぶりな乳首を摘みクリクリ弄る。
そしてユウナの顔をもう片方の手で押さえ、舌を伸ばし、ユウナの口に潜り込ませた。
「うむっ…んんっ!」
ねっとりと舌を絡ませて、むしゃぶりつく。
暫くしてユウナの口が開放されると、ユウナは空気を求めて短い呼吸を繰り返した。
ユウナは熱っぽい視線をギルティナに向ける。
「お願い…ヒナ…。もう…これ以上は……」
「これ以上はなぁに?」
ユウナの股間に刺さったままのディルドーを再び握ると、ピストンを再開させた。
「ひぃっ、あん、んんっ!」
「いいのよ、いっちゃっても。」
ピストンを徐々に早めていき、ユウナの身体に限界が近づく。
「ダメっ、もっ、もう…ダメぇ…!」
やがて、ユウナの身体が震え、ついには絶頂を迎えてしまう。
ユウナは必死に声を漏らさすまいと堪えるが、身体がヒクヒクと痙攣する。
「ふふふ、ユウナ、いったのね。エッチな事にはいっさい興味ない振りして、もしかして本当はドスケベなんじゃないの?」
ギルティナが楽しそうに言葉で責める。
「ヒナ…おねがい…正気に戻って…!」
しかしユウナは羞恥に顔を赤く染めつつも、再びヒナへの訴えを繰り返した。
ユウナは元々欲望の少ない人間だったため、魔宝石のもたらす快楽に絶頂してしまったものの、心までは征服できなかった。
「ユウナ…まだそんな戯言を…!」
ギルティナは苛立ちを隠さず、声を荒らげる。
その様子を見ていたゴルドルがついに動き出した。
「ホホホ、ギルティナ、この娘は中々手強いようね。」
ゴルドルは不敵に笑いながらユウナに近づき、彼女の顎を指で持ち上げた。
「この娘には、もっと強力な魔力を注ぎ込んで差し上げましょう。わたしが直々に可愛がってあげるわ。」
ゴルドルの蛇のような目が不気味に光り、ユウナは戦慄した。

****

ゴルドルは不敵に笑いながらユウナに近づき、彼女の顎を指で持ち上げた。
「ふふふ、あなたの正義心は本物のようね。欲そのものがほとんどない。」
ゴルドルは一歩下がり、身に纏った無数の宝石を見せつけるように両腕を広げた。
「ふふ、貴女に見せて差し上げましょう。この魔宝石の力を!」
ゴルドルは一つの宝石を指で摘み、ユウナの目の前に差し出した。
「この魔宝石は、装着した者の欲望を吸い取り、魔力に変換して力を与えてくれるの。そしてその魔力は人間に与えることで…その人間を妖魔へと変えるのよ。」
ユウナはゴルドルを睨みつけながら、話を聞く。
「しかし欲を持たない人間の場合には、魔宝石はその者に欲を植え付け、膨らまし、欲深い邪悪な人間へと育ててくれるのよ!」
ユウナの表情に恐怖の色が浮かぶ。
ゴルドルは宝石をユウナの服のはだけた胸に当て、話を続ける。
「いちど快感を知ってしまった人間は、欲もどんどん成長する。」
「い、いやっ!」
彼女は鎖を鳴らして抵抗する。
ギルティナも近づき、手に持ったディルドーをユウナの乳首に押し当てる。
「魔宝石を身体に直接触れると、より強力な快楽を与えてくれるわ。あなたを妖魔に変えるには何個の宝石が必要かしらね?」
ゴルドルは手に持つ宝石に魔力を込めると、光を放ち金のリングに小さな魔宝石が嵌った4つのピアスへと変化した。
「さあユウナ、おめかしの時間よ。」
ギルティナがゴルドルからピアスを受け取ると、ユウナの後ろに周り、ユウナの髪をたくし上げた。
「いくわよー」
「やめてっ!ヒナっ!…っ!!」
ピアスの針がユウナの耳たぶを貫き、ぶら下がった。
続けて、もう片方の耳にも。
「ぁぁ…」
ユウナが小さく呻く。
ゴルドルはユウナの裂けた戦隊スーツを全て破り、パンティだけを残して裸にさせた。
ユウナの身体は鎖で吊るされたまま、冷たい空気に晒され、羞恥と恐怖で震えていた。
ゴルドルは残ったピアスを指先で摘み、ユウナに見せつける。
「次はこれよ。」
ゴルドルが冷たく微笑みながら、ユウナの胸元に近づけた。
ギルティナがユウナの乳首を弄り、次第に固くさせていく。
「ぁぁあ…!いやぁ!!」
ユウナの抵抗もむなしく、身体は反応してしまう。ギルティナが下ごしらえを終えると、ゴルドルはピアスの針を突き立てる。
「っっ!!やめてぇーっ!!」
ユウナの悲痛の叫びには意もくれず、無情にも両方の乳首共に装着されてしまう。
すると魔宝石が光を放ち、ユウナの身体に鋭い快感が走った。
「あ…ぁ…!」
身体が震え、魔宝石の魔力がユウナの欲望の欲望に火を焚べる。
ユウナは必死に邪悪な快楽の誘いを振り解こうとするが、身体は性的快感への渇望が増幅され、抑えきれずに声を漏らしてしまう。
「ヒナ…お願い…もうやめて…!」
「ふふふ、とてもいい姿よ。」
ギルティナがまた別の魔宝石を手に持つ。それが光を放ち、黒金のチョーカーに変化した。中心には魔宝石が妖しく輝いている。
「これもきっと似合うわよ、ユウナ。」
ギルティナがユウナの首にチョーカーを巻き付け、金の留め具をカチリと閉める。チョーカーが装着されると、ユウナの身体に新たな快感が流れ込み、彼女の心がさらに揺らぐ。
「いやよ…こんな…ヒナ…!目を覚まして…!」
ユウナの声が震える中、休む暇なくゴルドルは次の魔宝石を取り出し、魔宝石が嵌ったアナルプラグへと変化させた。
「敏感な所に入れたら、どうなるでしょうかねぇ?ホホホッ」
ユウナにはそのプラグがどの様な用途なのか理解できなかった。
しかし、ユウナの背後にいるギルティナが屈むと、ユウナの後ろの穴へおもむろに舌を這わした。
「えっ…!ヒナ…なっ、なにをっ…!ああっ…!」
「しっかりほぐしてあげるわよ、ユウナ。」
ギルティナはユウナの尻に埋めていた顔を話すと楽しそうに言った。
再び顔をユウナの肛門に近づけ、一心不乱に舐め回す。
「ああぁーっ!やめてぇ!ヒナぁっ!」
ユウナは身体を一層よじらせて、悲鳴に近い声をあげる。
頃合いとばかりに、ゴルドルがプラグを手に持ち、ユウナに見せつける。
ようやくその物体の用途を察知したユウナは、怯えの表情を浮かべる。
「や、やめて…そんなの無理よっ…!」
ユウナが叫ぶが、ゴルドルはプラグをペロリと舐めるとユウナの肛門に押し当て、そして躊躇なく挿入した。
驚くほどするりとプラグは飲み込まれて行った。
「っっ!!」
肛門を押し開ける激痛に、声にならない悲鳴を上げたが、ユウナの身体に収まるとヒリヒリした痛みとともに、身体に熱をもたらしていった。
臀部の宝石が怪しい光を放ち、ユウナを淫妖に飾りたてた。
「な、何…これぇ…!」
魔宝石の魔力がもたらす快楽がユウナを欲望の沼に引きずり落とそうとする。
飲まれない様に必死に抵抗するが、ユウナの身体はより強烈な快楽を求めていた。
ゴルドルはさらに魔法石の埋め込まれたサークレットを準備すると、ギルティナがユウナの髪をオールバックに整える。
そして頭に装着させた。
もはやユウナの抵抗も弱々しいものでしかなかった。
「欲望に従うのよ…」
目の前にいるゴルドルの声がユウナの頭の中に響く。
サークレットの魔法石を介して、ゴルドルの声がユウナの脳に直接響き、更なる堕落を呼びかける。
「悪の快楽に身を委ねなさい…」
「やめて…!そんなの…いやっ…!ヒナ…お願い…んん…!」
ユウナは頭を振り乱し、ヒナに助けを求める。
ユウナの後ろに立つギルティナが、ユウナの身体の前に手を回し、片手はユウナの乳房に、もう片手を恥部に這わせた。
乳首のピアスをひっぱり、ユウナの耳筋に「フゥ」と息を吹きかける。
「あんなに清純ぶってたユウナが、こんな気持ちよさそうにしちゃって…。いいのよ、好きなだけ感じて。」
堕落を誘うその言葉も、徐々に素敵な響きに感じ始めていた。
ゴルドルは魔宝石を手に持つと、今度はそれを化粧具に変化させた。
「最後にあなたのお顔を、あなたの本性にふさわしいものにしてあげる。」
ゴルドルがユウナの顔に近づき、化粧具を手に、彼は手早くユウナの顔に化粧を施していく。
まず、アイシャドウを瞼に軽く塗り広げ、ユウナの目元が妖しく輝き始めた。
次に、リップスティックを唇にさっと滑らせ、口元を黒く染め上げる。ゴルドルは一歩下がり、仕上がりを確認するようにユウナの顔を見つめ頷く。
すると魔宝石の魔力がユウナの顔を覆い、粗い化粧が完璧な仕上がりへと変化した。
化粧が完成したユウナの顔は、かつての正義の戦士としての面影を完全に失っていた。金と黒のラメが混ざったアイシャドウは、目元を妖艶で危険な雰囲気に変えていた。鋭く跳ね上げられたアイラインが、ユウナの優しげな目つきを、無理やり凶悪な印象に仕立て上げる。
漆黒のリップは唇に濡れたような艶を与え、口元を淫靡に彩っていた。
ユウナの顔は、邪悪な妖魔の美しさを宿し、禍々しくも魅惑的な雰囲気を放っていた。
ギルティナは姿見を用意して、ユウナに変わり果てた自身の姿を見させる。
「こ…こんなの……」
ユウナの身体は完全に快楽を求めており、魔宝石の魔力が身体中を蝕んでいた。
「ねえ、ユウナ。悪に染まれば、この快感が永遠に続くのよ。ふふ…。」
ギルティナが耳元で囁く。
もはやユウナの正義の戦士としての意志は崩れ落ちそうになっていた。
「そんなの…いや…わたしはあぁん…」
ユウナが微かに残る正義心を奮い立たせ、抵抗しようとしたが、その瞬間、ギルティナがユウナの乳首ピアスを引っ張り、快楽によって喘ぎ声に変わってしまう。
「ふふふ、余計なこと考えちゃダメよ。快楽に貪欲になるのよ。さあ、ゴルドル様。」
ギルティナの呼びかけにゴルドルはニッコリ微笑むと、自身の隆々と天を仰ぐペニスを見せつけた。

****

ユウナを縛っていた鎖が解かれ、彼女は力なく床に倒れ込んだ。
ゴルドルは不敵な笑みを浮かべながら一歩近づき、ユウナの腰を掴んで秘部にペニスを押し当てた。
「ホホホ、さあ、私の魔羅をたっぷり味わいなさい。」
「んんぁ…や、やめぇ……」
ユウナは辛うじて拒絶の言葉を発したが、ゴルドルは気に留めず彼女にペニスを突き刺した。
「ひっ、あぁ、あぁぁんん!」
それだけでユウナは快楽の声を上げてしまった。
ユウナはそれでもわずかに残る、正義の心を守ろうとした。
(わたしはガイアブリッツ…。快楽なんかに負けちゃだめよ…。で、でも……)
ギルティナは姿見をユウナの前に引き寄せ、ユウナにその姿を映し出す。
鏡の中には、欲望のままに腰を振る、かつての正義の戦士とはかけ離れた姿がそこにあった。
「ほら、見えるでしょ。敵のチンポを入れられて一心不乱に腰を振るその姿。これで本当に正義の戦士なの?」
ギルティナがユウナの耳元で甘く囁く。
ユウナは鏡から目を逸らそうとするが、ギルティナがその顎を掴み、強引に顔を鏡に向けさせる。
「ち、ちがぅん…、こ…これは…あっ…あんっ」
ユウナは快楽の声を押し殺して否定しようとする。
しかし、欲望に溺れた自身を見て、正義の戦士としての自分に疑問を抱かざるを得なかった。
ゴルドルもユウナの耳元で低く囁く。
「こんな淫乱女が、正義の戦士のはずがないでしょう?むしろ、欲望のままに快楽を貪るヒュドラの女にこそ相応しい。」
「ふふ、正義の心なんて捨てれば、思う存分快楽に溺れる事ができるわよ。」
二人の声がユウナの頭の中で響き合い、魔宝石の魔力がその言葉を増幅する。快楽の波が絶え間なく押し寄せるが、ユウナは必死に正義の心を保とうとする。
しかし身体が求める快楽に抗えず、ついにその口から弱々しい声が漏れた。
「…ぁぁん…も、もっとぉ快楽が欲しい…。イキたぃ…」
「ホホホ、素直になってきたわね。いいわ!お望みを叶えて差し上げましょう。」
ゴルドルが腰を浮かせて動きを止めた。
「その代わり、ヒュドラへの忠誠を誓いなさい!」
(そ、それだけは…言っちゃダメ…!)
ユウナは心の中でそう叫ぶが、意に反して口が動き出した。
「わたしは…ヒュドラに…忠誠を…誓います…。」
その言葉を口にした瞬間、ゴルドルは一気に腰を落とし、ユウナの腹を抉る様な一撃を与えた。
「あぁぉぉああんん」
強烈な絶頂が彼女を襲い、口から一際大きな喘ぎが漏れる。
ユウナの身体が床に崩れ落ち、ゴルドルとギルティナが満足げに見下ろす。
「ホホホ、素晴らしいイキっぷりだったわ。それでは貴女にもヒュドラの一員に相応しい新たな名前を授けて差し上げましょう。」
ゴルドルが目を細め、ユウナを見つめる。
「貴女は今日より…宝魔人ルクサーナよ。」
ユウナがたどどしくその名前を繰り返す。
「…ル…ルクサーナ…?」
ゴルドルは手に魔力を込めてユウナに放つ。
その魔力がユウナを包み込むと、彼女の身体に新たな衣装が現れ始めた。それは、すでに装着された魔宝石を主張する邪悪かつ淫靡なデザインだった。
衣装は深紅と黒を基調としたレザーとシルクの混成で、胸元は大胆に開き、金の鎖が絡み合うように垂れ下がる。
腰には宝魔石が埋め込まれたベルトが巻かれ、鋭く切り上がった裾から黒光する編み上げのレザーブーツが覗いている。
両腕には金のブレスレットが幾重にも重なり、指には複数の指輪が輝きを放つ。
これまでに装着されたら魔宝石とも呼応するように、全身を覆うアクセサリーが妖しく光を反射した。
衣装が完成すると、魔力がユウナの心と肉体に深く染み込んでいき、サークレットの魔宝石が額で輝きを増す。
ルクサーナとしての姿が完全に仕上がった。
ギルティナが姿見を再びユウナの前に置き、彼女にその姿を見せつける。ユウナは鏡の中に映る自分の姿を見つめ、たどたどしかった声が徐々に力強さを帯びていく。
「わたしは…宝魔人ルクサーナ…。」
その言葉を口にした瞬間、彼女の表情が邪悪に歪み、ルクサーナとしての新たな自我が芽生える。
ルクサーナは淀みなく、はっきりと名乗りを上げた。
「わたしは宝魔人ルクサーナ。ヒュドラに絶対の忠誠を誓います…!」
ルクサーナが言い終えると彼女の瞳が黄金に輝き、全身から溢れるオーラが部屋を満たす。邪悪な表情を浮かべ、唇を舐めると、漆黒のリップが濡れたように光った。
そして右肩に蛇の刺青が浮かび上がっていた。彼女の全身から邪悪なオーラが溢れ出し、正義の戦士としての面影はすでに失われていた。
ゴルドルが満足げに笑う。
「ホホホ、素晴らしいわよ、ルクサーナ。」
ギルティナも近づき、ルクサーナの肩に手を置いて囁く。
「ふふ、また一緒になれたねルクサーナ。」
ルクサーナはゴルドルとギルティナに目をやり、邪悪な笑みを深めた。
ゴルドルは二人の正義の戦士を、邪悪な戦士へと染めあげた事に満足そうな表情を浮かべ、その様子を眺めていた。

****

ゴルドルはギルティナ、ルクサーナを引き連れ再びボランのアジトに現れた。
ゴルドルたちの足音にボランは振り返ると、鋭い眼光でゴルドル一行を値踏みするように見つめる。
「ゴルドルか…貴様が地上で随分と派手に暴れていると聞いていたが…。」
そう言って視線をゴルドルの後ろに控える二人に目を向ける。
二人は微笑みボランに会釈をする。
「まさかガイアブリッツの二人を見事に手懐けるとはな。」
ボランの声には感嘆が込められていたが、その裏には焦りの色が滲んでいる。
地上侵攻の主導権をゴルドルに奪われてしまうのではと、危機感を感じていた。
「ホホホ、ボラン閣下の今までの功績は誰もが認めるところ。私がこうして地上で成果を上げたのも、閣下のご活躍があってこそ。そこで、その労に報いるべく、ささやかな贈り物を用意いたしました。」
彼はそう言うと、ギルティナとルクサーナに視線を向けた。
「ギルティナ、ルクサーナ。ボラン閣下を存分に喜ばせて差し上げなさい。」
ゴルドルの命令に、二人は妖艶な笑みを浮かべ、ボランに近づいた。
二人は甘い吐息を漏らしながらボランの鎧に手を這わせ、巧みに彼を誘惑し始めた。
「ぬぅっ?!」
ギルティナがボランの首筋に唇を寄せ、ルクサーナが彼の耳元で甘く囁く。
「ふふ、ボラン様…たっぷり気持ちよくなってください。ガイアブリッツとして、あなた様に楯突いたお詫びです。」
二人は見事なコンビネーションで、ボランに奉仕する。
「こ…これは……。フ、フハハ、まさかガイアブリッツの戦士であった者たちの、この様な姿を見ることができるとはな…!」
かつて自身に刃向かってきた宿敵による妖艶な絶技に愉悦するボラン。
ギルティナが鎧を緩め、ボランの下腹部に顔を近づけて口で逸物への奉仕を始めた。次に、ルクサーナがボランの胸に指を這わせ、乳首を弄んで鋭い快感を引き出した。
ルクサーナがボランを押し倒し跨がると、腰を落としてボランのペニスを飲み込む。そしてギルティナが耳元で囁いた。
「ボラン様、『最後』の快楽、たっぷり味わってくださいね…。」
「うん…?最後…だと?うっ、い、いくぞっ!」
ボランはルクサーナの言葉に不穏を感じたが、そのまま絶頂を迎えてしまう。
「ボラン様、今までお疲れ様でした。ゆっくりお休みを…。」
ギルティナがそういうと、ルクサーナと魔力を込めた掌を脱力するボランに当て、そのまま放出した。
「ぐぅ、な、何を…!ゴルドル…貴様…!ぐぁぁぁ!!」
「ホホホ、閣下ご安心を。地球侵攻は私にお任せください。陛下のお許しはすでに頂いております。」
「お、おのれぇ…ゴルドルっ!」
ゴルドルがレイピアを一閃すると、ボランの身体から鮮血が吹き出し、そして崩れ落ちた。
「き…貴様……ぐふっ……。」
ゴルドルはボランの亡骸を見下ろし、不敵な笑みを深めた。
「ホホホ、役立たずでも、最後に良い思いが出来ましたね。」
彼は両腕を広げ、高らかに宣言する。
「ギルティナ、ルクサーナ!残るガイアブリッツの殲滅に、貴方たちにも役立ってもらいますよ。」
「はい、喜んで。」
「ヒュドラとゴルドル様にお尽くしします。」
そう言うと、ギルティナとルクサーナがゴルドルの前に進み出た。二人は妖艶な笑みを浮かべ、彼に寄り添う。ゴルドルはギルティナの左胸とルクサーナの右胸に手を伸ばし揉みしだく。ギルティナが甘い吐息を漏らし、ルクサーナが目を細めて応じる。二人の全身の魔宝石がゴルドルの支配を誇示するかのように妖しく光った。

■補足
・洗脳に用いるアイテム(乳首ピアス、アナルプラグなど)が色々登場しますが、実現が難しいのであれば省略または代替で問題ありません
・戦隊は特にこだわっているポイントではないので、既存の戦隊に置き換えでも構いません

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45人 がいいねと言ってます
イグニス
最高です!洗脳されて一度基地に戻るとき、いつもより少し濃い化粧ってところがツボります。 黒いリップなども、一度ギガさんで実現して欲しいところですね。 映像化希望です!
安東·畏力諾維奇
过来支持一下
TGN2G
イグニスさん 有難うございます!化粧の変化はわたしにとっても重要な要素です!
TGN2G
安東·畏力諾維奇さん 谢谢^^
えーうん
良かったです 洗脳された後の衣装は、(SPSD-14)に出てくる様な衣装でも、 いいと思いますし、そちらの方が、淫らで、変態要素が、 あるので、イイと思います。 また、続編をお願いします。 続編は、一度正義のヒロインに敗れて、新しい衣装に変わって、正義のヒロインを堕とす様な演出があると、嬉しいです。
新一
このシナリオは本当に素晴らしいです
TGN2G
えーうんさん 有難うございます! 続編ですか!? まずは採用されたら嬉しいです!
TGN2G
新一さん  ありがとうございます!
いもいもたると
いい堕ちっぷりでエロい…ぜひ作品化を!
TGN2G
いもいもたるとさん そう言ってもらえると嬉しいです!ありがとうございます!
TGN2G
いもいもたるとさん そう言えば天陽戦隊が被ってました…汗 ヘリオスナイツも素敵な作品でした!
GG bond
すばらしい作品
TGN2G
GG bondさん ありがとうございます!
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