「投稿」「いいね」「コメント」を行うにはログインが必要です!
ログインする


ごー
タイムアスモデウス
タイムアスモデウス
Katherine
まりもっこす
YCY
■タイトル 

女戦闘員物語 ~定められた宿命~ [No.9619]

■プロット

●概要
世界征服を目論む悪の組織『シャドー・グール』の
女戦闘員たちは、正義のヒーロー『アース・レンジャー』との
戦いの中で数を減らしつつも、組織への揺るぎない忠誠心で戦いを挑んでいった。
シャドー・グールに拉致・洗脳された010号(黒田由紀子)もその一人だった。
ヒーローとの戦いで散っていくという定められた運命の中、
彼女はどのように洗脳され、どのように活動し、
どのように戦い散ってっていくのか…。
正義のヒーローの活躍の裏で語られることのない女戦闘員の物語を、
暗躍編⇒戦闘編⇒洗脳編で書く。

●登場人物
【女戦闘員010号/黒田由紀子】
元は才色兼備の優しい女性だったが、ある日拉致され、
組織に絶対的な忠誠を誓う女戦闘員へと洗脳される。
素体の高いポテンシャルがさらに増強され、高い戦闘力を誇っている。

【首領】
シャドー・グールの総帥。声のみの出演。

【アース・レンジャー】
レッド・ブルー・グリーン・イエローから構成される正義のヒーロー。

【女戦闘員002号、005号、006号】
元は一般人だが、010号よりも先に洗脳され女戦闘員の一員となる。
リーダー格の002号は幹部の筆頭として女戦闘員達を率いている。

【女戦闘員009号/櫻井桃香】
010号と同時期に洗脳された女戦闘員。
素体時はレッド(赤井紅太郎)の婚約者だった。
データ分析や薬品開発に長けているが、その正体は・・・?


●シーン

《チャプター1:暗躍編》

【プロローグ:閑静な住宅の寝室】
男が布団に入り、目を閉じて寝ようとしている。そこに清楚な服装と顔立ちの女性が入室する。女性は眠りにつこうとしている夫を無表情で見下ろしている。そのまま女性は男が寝ている布団に近づき、男の頭上に立った。

> 男:「ん…、なんだ…由紀子か…。どうした?」

女性は何も言わずに蹲踞のポーズを取り、男の頭に腰を下ろすと、スカートで男の顔を隠した。女性の股間で口を塞がれた男は苦しそうにうめき声を上げるが、女性は構わず腰を上下や前後に動かす。

> 男:「む~!んむ~!ん~!!」
> 由紀子/010号:「んっ!んっ!んんっ!!」
> 男:「ん~~!!あが~~!!」

男は手足をジタバタさせるが、やがてピクリとも動かなくなる。010号が立ち上がると、男の顔には得体の知れない液体がドロッと付着している。010号は仮初の主婦の服を脱ぎ、女戦闘員としての姿を露わにする。股間からは先ほどの液体がポタポタと垂れている。ブーツを履き、その場を後にする010号は振り返りざまに冷笑した。

> 010号:「任務完了。」



【シーン1:シャドー・グールのアジトの特別室】
アジトの特別室に010号が入室しスピーカーに向かって跪く。

> 首領:「010号、例の任務の首尾はどうだ?」
> 010号:「はっ!御命令の通り全て完了しております。用済みとなったあの男の命は過去の絆もろとも抹消致しました。」
> 首領:「よくやった。もう1つの任務の方はどうだ?ちゃんと情報は掴んできたのだろうな?」
> 010号:「もちろん、有力な情報を入手しております。あの憎きアース・レンジャーの一員の居場所と行動パターンをつかむことが出来ました。奴の妻として潜入し、油断させたのが功を奏したようです。」
> 首領:「ほう…。お前に今回の任務を任せたのは正解だったようだな。では早速だが次の任務だ。我々に歯向かうその愚かなネズミを駆除するのだ!任務が無事成功したら、お前に特別な褒美を与えてやろう…!」
> 010号:「イーッ!ありがたき幸せ!私めにお任せください!」

010号は敬礼をした後にその場を立ち去る。



【シーン2:シャドー・グールの女戦闘員用待機部屋】
薄暗い部屋で女戦闘員たちがそれぞれ与えられている業務をこなしていた。あるものはトレーニングや戦闘訓練を、あるものは端末を操作して何かしら分析作業を行っている。そこに、010号が入ってくる。

> 010号:「お疲れ様。009号、私が送った例の情報の分析結果は出た?位置情報を割り出せそうかしら?」
> 009号:「えぇ、もうすぐ出せそうよ。ねぇ、この位置情報は誰の?」
> 010号:「我らに歯向かうあの憎きアース・レンジャーのイエロー、次のターゲットのよ。」
> 全員:「…!!」

訓練を行っていた女戦闘員が010号のものへと近づいてくる。

> 002号:「我々の仲間を誰よりも葬ってきたあの憎きアース・レンジャーの一員のしっぽを掴んだというのか!?大手柄じゃないか!」
> 010号:「うふふ、ありがとう!」
> 005号:「これで奴らの戦力を減らせるかもしれないのね!首領から抹殺の御命令を頂いたんでしょ?今回も単独任務なの?」
> 010号:「えぇ、用心深い男だからね。無害な一般人の女を装って奴を油断させるのよ。そして…ふふ、この身体を使って色仕掛けで骨抜きにするのよ♪惨たらしく始末する前にね。」

010号は誇らしげに自分の胸や股間を揉みしだく。

> 006号:「ふふ…あなたがやるのなら大丈夫ね。」
> 002号:「我々女戦闘員の改造強化された身体から放たれるフェロモンにかかれば並大抵の男は骨抜きに出来るが、010号のはその中でも群を抜いているだからな。」
> 005号:「いかにアース・レンジャーといえども手も足も出ないでしょうね。また先を越されちゃうわね…!」
> 010号:「うふふ…!そういえば、あなたたちは次などんな任務を受けているの?」
> 002号:「例のリストに載っている素体を005号と一緒に拉致しにいく。アース・レンジャーへの戦闘に備えて、そろそろ女戦闘員を補充しないとな。」
> 010号:「まぁ素敵!また仲間が増えるのね!あなたたちに拉致されて洗脳を受けた頃が懐かしいわ!」
> 006号:「ふふ…覚えている?拉致された女性は、あなたみたいに適性ありと判断されたらその場で洗脳し、新たに女戦闘員の一員になるのよ。無論、適性無しの場合は私の毒ガス計画の餌食になるけどね!」
> 009号:「010号、出たわ。奴の位置情報よ。くれぐれも気を付けてね!」
> 010号:「ありがとう。じゃあ、そろそろ行くね!」
> 002号:「みんな健闘を祈る。全てはシャドー・グールのために!」
> 全員:「イーッ!シャドー・グールのために!」

その場にいる全員が一斉に敬礼する。



【シーン3:とある建物の屋上】
一般人に扮した010号がシャドー・グールの戦闘員に追いかけられている。戦闘員に追いつかれ、捉えられる010号。

> 010号:「キャー!」
> 戦闘員:「私の姿を見られたからには生きて帰すわけにはいかないな。さぁ、死ね!」
> 010号:「いやぁ!誰か、誰か助けて~!」
> イエロー:「そこまでだ!!シャドー・グールの戦闘員め、大人しくその女性を離すのだ!」
> 戦闘員:「く、おのれ~!」

イエローへと立ち向かうシャドー・グールの戦闘員だが、あっけなくイエローに倒される。

> イエロー:「大丈夫か?」
> 010号:「あ、あの、どなたか存じ上げませんが、助けて頂いてありがとうございます!(ヨロ…)う…すみません、少し腰が抜けちゃって…。どこかで休ませてもらうことは…。」
> イエロー:「あぁ。だが奴の仲間が近くにいないとも限らない君の家まで無事送り届け」
> 010号:「いや!お願いします、そばにいてください!また襲われないか不安で…怖いんです…。」

010号はイエローに体を預けながら懇願する。彼女から放たれる特殊なフェロモンがイエローを包み込み、イエローの正常な感覚を奪っていく。

> 010号:「もし良かったらあそこにあるホテルに行きませんか?その…助けて頂いた『お礼』もしたいですし…」
> イエロー:(ごく…)「あ、あぁ…。分かった。」



【シーン4:ホテルの一室】
ホテルの一室に入るなり、激しい接吻を交わすイエローと010号。片手でイエローの股間を撫でながら、010号はもう片手でブラウスのボタンを1つ外し、谷間とブラジャーをチラ見させる。イエローは片手で010号の腰に手を回し、もう片手で010号のスカートをめくり下着の中から手マンをする。010号から放たれる高濃度のフェロモンがイエローの動作を加速させる。

> 010号:「すみません、初対面の方とこのようなこと…。でも、あなたに助けて頂いて…手を添えて頂いた時から身体が熱くてうずいて仕方ないんです…。ふしだら…ですよね…。」
> イエロー:「いや、謝るのはむしろ俺の方だ。君と手が触れあった時から、何故か…君とこうしたいと思っていた。」
> 010号:「嬉しい…。あなたのここ…もうこんなに…。私のことをいっぱい愛して…。」

イエローをベッドに押し倒すと、010号は身に着けていた服と漆黒の下着を全て外し、極上の裸体を見せつける。イエローの上に跨るとイエローのイチモツをしゃぶり始める。

> 010号:「あなたのここ…素敵です。私のも…舐めて…」
> イエロー:「あぁ…綺麗だ…!」

しばらくの間、お互いの性器や胸を無我夢中で貪った後、010号は騎乗位になり、自らの股間でイエローのイチモツをくわえこんだ。010号の至高とも言えるテクニックにより、イエローは耐えられず010号の中に射精してしまう。

> 010号:「あはぁ~~ん♪」
> イエロー:「はぁ…はぁ…最高だったよ…。…うっ!?な、なんだ、目眩が…。」
> 010号:「ふふ…、あなたのも中々良かったわよ、『アース・レンジャーのイエロー』。」
> イエロー:「あぁ、君のもすごく……ん?待て…なぜ俺の正体を知っている…?く…立てない…何故だ…」
> 010号:「うふふ…うふふふふふふ…!」

射精後、イエローは立ち上がろうとするが、身体がふらつき立ち上がることが出来ない。イエローが目を閉じ、しばらくして開けると、そこには女戦闘員の服装の010号が不敵な笑みを浮かべていた。

> イエロー:「な…な!?まさか…お前は…!?」
> 010号:「うふふ…そうよ。お察しの通り、私はシャドー・グールの女戦闘員010号!全て最初から仕組んでいたのよ。お前をおびき出し、消すためにね!」
> イエロー:「騙していたのか!?くそ、許さん!今すぐこの場でお前を…ぐっ…力が…!」
> 010号:「ふふ…どうしたの?身体の自由が利かないのかしら?あはは!私から出る『毒液』を摂取し続けたのだから、無理もないわ!」
> イエロー:「毒…液…!?」
> 010号:「そうよ、唾液・母乳・愛液、分泌される体液全てね…!我ら女戦闘員の改造強化された身体のみに与えられた特殊な力…どう?甘美な味わいだったでしょ?今すぐこの場で私を仕留めたさそうな顔ね。でも今のお前に私を倒すことができるのかしら?」
> イエロー:「くそっ…!殺すなら…さっさと殺せ!」
> 010号:「そうね。でも安心して。すぐには殺さないわ。まだまだ聞き出しておきたい情報があるもの。」
> イエロー:「そんなもの、この俺が言うとでも…?」
> 010号:「えぇ、もちろん。お前は私の言うことに逆らえないの。さぁ、私の胸を良く見て…。」

010号の胸から催眠音波のようなものが発出され、イエローは操り人形のように正気を失っていく。

> 010号:「お前はこれから私の質問に全て答える。そして、死ぬまで私を抱き続ける…。いいわね?」
> イエロー:「……はい…。」
> 010号:「ふふ…じゃあ、お楽しみの続きをしましょう。まずは1つ目の質問…」

無抵抗のイエローに010号は戦闘員服のまま跨り、営みの続きを始めた。時が過ぎ、昼時だった時間はすっかり夜になっている。最後の一滴を搾り取ったであろう010号がゆっくりと立ち上がる。一方のイエローはぐったりとしていて全く動きが無い。

> 010号:「ふふ…楽しかったわ。『哀れなヒーロー』さん」



【シーン5:シャドー・グールのアジトの特別室】
アジトの特別室に010号が入ると、そこには002・005・006号が膝まづいていた。スピーカーから首領の声が聞こえる。

> 首領:「…つまり、毒ガス計画が失敗しただけではなく、実験用の囚人全員に逃げられた。そういうことか?」
> 006号:「はっ!申し訳ございません!毒ガス装置に手違いがあり」
> 首領:「問答無用だ、シャドー・グールの面汚しが!早々に我が面前から消え去れい!」
> 006号:「あぎゃ~~!」

スピーカーから謎の波長が放たれると006号は苦しみにもがき始める。ものの10秒もたたないうちに、006号は戦闘員服のみを残してシュ~ッと溶けてしまった。その惨状を目の当たりにしつつ、010号はスピーカーの前に膝まづく。
> 首領:「010号か、ご苦労だったな。お前のお陰であの憎きアース・レンジャーの一角を消すことが出来た。あとは残りのレンジャーだが…」
> 010号:「首領、お喜びください。イエローを始末する前に私の術でアース・レンジャーのアジトを聞き出すことに成功しました。これで奴らの不意を突くことが出来ます!」
> 首領:「ほう…!やはりお前は女戦闘員の中でも格別に優秀だ…。先ほどのゴミとは違う。010号よ、002号と005号が新たに補充した女戦闘員をお前の配下につける。女戦闘員の幹部としてこの者たちを率い、今度こそ奴らを殲滅させるのだ!」
> 010号:「はっ!!」

新しくシャドー・グールの一員となった女戦闘員たちが特別室に入ってくる。

> 首領:「今回イエローを始末した手柄として、お前を女戦闘員の大幹部に任じ、それに相応しい特別改造強化を許可する。」
> 002号:「…!!」
> 010号:「ただの女戦闘員である私に…首領のお力を分けてくださるのですか…!?そんな勿体ない…!」
> 首領:「特例だが、それに相応しい仕事をしたのだからな。002号、文句は無いな。」
> 002号:「はっ。首領のご判断であれば異論ございません。」

010号が手術台に乗り、彼女の胸や股間に改造用の装置が取り付けられる。怪しげな音波がスピーカーから発出され、それと連動するように改造装置が作動し、010号は気持ちよさそうに悶え始める。周りの女戦闘員たちが謎の呪文を発しながら、010号に対してディープキスや愛撫を行う。

> 首領:「我が力を受け取るが良い!!」
> 010号:「あぁ~~!!あぁっ、あぁっ、あぁんっ!」
> 女戦闘員たち:「#%&%$!#>*」
> 010号:「んあぁ~っ!イクイク!イグ~~~!!」

改造手術が完了し、010号はすくっと起き上がる。

> 首領:「010号よ、今のお前は最高幹部にも負けないパワーを出せるはずだ。気分はどうだ?」
> 010号:「はっ、体中から力が漲り、最高の気分です!任務をこなしたくて体がうずいています!このような力を与えて頂きありがとうございます!」
> 首領:「うむ、では改めてお前たちに任務を与えよう。我らの敵、アース・レンジャーを抹殺するのだ!」
> 女戦闘員全員:「イーッ!!」



《チャプター2:戦闘編》

【シーン6:戦闘シーン(アース・レンジャーの基地の屋上)】
010号たちが率いる女戦闘員たちとアース・レンジャー『レッド』『ブルー』『グリーン』が激しい戦闘を繰り広げている。数にこそ勝る女戦闘員たちだが、圧倒的なパワーを誇るアース・レンジャーに次々に散っていく。

<ヤラレシーン例>
> 女戦闘員:「や~!」
(武術でパンチ・キックをブルーに向けて繰り出す)
> ブルー:「ふんっ!はぁっ!」
(戦闘員の攻撃をかわしみぞおちに向けて連続パンチ喰らわす)
> 女戦闘員:「あぁっ!」
(上目で涎を垂らしながら倒れる)
> 002号:「はあぁ~!」
(グリーンに襲い掛かる)
> グリーン:「くらえ!」
(銃撃でビームを放つ)
> 002号:「ぐああ~!」
(ビームが直撃し、爆発と共に吹き飛ばされ、昏倒する)
> 005号:「おのれ~!」
(サーベルナイフを取り出しレッドに切りかかる)
> レッド:「くらえ!」
(ブレードで女戦闘員たちを素早い動きで切り刻む)
> 005号:「いやあぁ~!」
(服が切り裂かれ、身体をビクつかせながら倒れる)
・・・

> 010号:「…!!009号、他の皆を連れてレッドを抑えに行って!」
> 009号:「分かったわ!」
> グリーン:「仲間の女戦闘員たちを全員行かせるとは血迷ったか!」
> ブルー:「一瞬で片を付けてやる。覚悟しろ!!」
> 010号:「遅いわ!」(ブルーの攻撃をかわして反撃する)
> ブルー:「ぐあっ!」(キックを受けて倒れる)
> グリーン:「ブルー!おのれ~!…!?」
(銃撃でビームを放つが、グリーンの視界から010号が消える)
> 010号:「ふふ、どこを狙っているのかしら?」

グリーンが気付いた時には、010号がグリーンにのしかかり、太ももがグリーンの首に巻き付いていた。010号が思い切り腰を捻ると、何かが折れる音がし、グリーンはそのまま地面に倒れる。

> グリーン:「ガッ…!………。」
> ブルー:「グリーン!くそっ!うおおぉ~!…!?な、き、消えた…!?」
> 010号:「ふふ…後ろよ!」

目の前でグリーンを倒されたブルーは体勢を立て直し、010号に立ち向かうが、010号はいつの間にかブルーの背後に回り込んでおり、後ろからブルーに対して寝技(胴締めのようなもの)をかけた。背後から手足を絡めとられ、ブルーは仰向けでもがき苦しむ。

> 010号:「くすっ。私の寝技はどう?動けないでしょ?」
> ブルー:「くそっ!抜けない!な、何だ、この力は…!それにさっきのスピード…!これがあの女戦闘員なのか…!?」
> 010号:「うふふ。次は私の番よ。んっ♪んっ♪」
> ブルー:「…!?な、なんだこれは…!あ、頭が…!」

010号は股間と胸をブルーの背中に擦りつけながら、以前とは比較にならない高濃度のフェロモンを放出する。密着状態でそれを嗅がされるブルーの思考と動きはあっという間にマヒしだす。

> ブルー:「くっ…!頭が…ぼうっとする…。力が…抜ける…。」

すくっと立ち上がる010号に対し、ブルーは010号の足にしがみつきながら起き上がるのが精一杯だった。

> 010号:「これで最後の仕上げよ。さぁ、おいで♪」
> ブルー:「あぁ…あぁ…。」

まるで赤子のようにブルーが010号の太ももを伝いながら起き上がる。膝立ち状態になったブルーの頭を掴み、010号はブルーの顔を自らの股間へ押し付ける。

> 010号:「うふふ…いい子ね。さぁ、私の愛液を受取りなさい。特殊強化された、この毒液をね。んっ♪んんっ♪あぁ、イクっ♪」
> ブルー:「…う…あ…。」

絶頂を迎えた010号の美尻(背後からの撮影)が小刻みに震える。010号が手を離すと、ブルーはドサッと倒れる。プロローグと同様、010号の股間から特殊な液体がドロッと垂れている。

> レッド:「……!!ブルー!!!グリーン!!!くそっ、よくも!…!?」

010号を倒そうとするレッドだったが、サーベルを持った009号が前に立ちはだかる。

> レッド:「…桃香?桃香なのか…!?」
> 009号:「その名で私を呼ぶな。私は偉大なるシャドー・グールの女戦闘員009号!お前をこの場で始末する!はあぁ~っ!」
> レッド:「ぐっ、やめろ!目を覚ますんだ!桃香!桃香!!くそっ、何か洗脳を解く方法は無いか・・・?」
> 009号:「えいっ!やあっ!」
> レッド:「ぐ~~、ふんっ!…!し、しまった!!」
> 009号:「きゃあっ!うぅ…。」
> レッド:「桃香!!」

ブレードで応戦しつつ牽制に留めていたレッドだったが、反動でブレードを一閃してしまい、009号はその場に倒れる。気付けば女戦闘員は010号だけとなっていた。

> レッド:「~!~~!!!うおおおおぉ~~!フレイム・ブレード!!!」

レッドは雄たけびをあげ、武器であるブレードが眩い閃光を帯びる。他の女戦闘員たちを倒したレッドはブレードを抜いて010号のものへと突撃する。

> レッド:「よくもブルーとグリーンを…!まさか、イエローを殺して我々の基地を暴いたのも、桃香を俺と戦うよう仕向けたのも貴様か!?許さん…許さんぞ!!」
> 010号:「ふふふ…そうよ、アースレンジャーレッドの『赤井紅太郎』さん。元恋人を自ら手にかけた気分はどうかしら?でもね、お前が倒した戦闘員たちも、私の大切な仲間なの。こちらこそ、仇を討たせてもらうわ!」

サーベルを抜き、素早い動きでレッドに切りつける010号だったが、それをはるかに上回るスピードで攻撃を避けるレッド。さらにフレイム・ブレードで猛攻をしかけ、010号のサーベルをはじく。

> 010号:「なっ!?なんだ、このスピードとパワーは!?」
> レッド:「ヘル・フレイム・スラッシャー!!!」
> 010号:「きゃあああぁ~~~!!…ば、バカな…!」

レッドの必殺奥義を受け、010号は力なくその場に倒れる。そのまま空を向きながら、010号の視界は段々とぼやける。レッドの声が遠くから聞こえる中、010号はそのまま目を閉じながら、自らの功績を称える。

> レッド:「桃香…!しっかりするんだ…今助けるぞ、桃香!」
> 010号:「はぁ…はぁ…。どうやら私はここまでのようね…。でも、あの憎きアース・レンジャーを三人も葬ることが出来た。きっと首領も私を称えてくれるだろう…。あぁ、何という誉…何という幸せ…。あとは…仲間が、残りのレンジャーを打ち滅ぼしてくれるだろう…私のように洗脳を受け…シャドー・グールの女戦闘員となった…仲間が…きっと…。」



《チャプター3:洗脳編》

【シーン7:夕暮れの小道(回想シーン)】
「半年前・・・」(テロップで表示)

黒田由紀子(洗脳前の010号)は買い物バッグを片手に携えながら、ルンルンと帰路に着いている。

> 由紀子:「ふふ。安売りセールで沢山買っちゃた♪もうすっかり夕暮れね…。早く帰って夕飯の支度をしないと!」

人通りの無い小道を歩いていると、前からスタイルの良い3人組の美女がこちらに近づいてきた。タイトスカートのスーツ姿の女性たちは一糸乱れぬ動きで歩き、由紀子の前に立ちふさがった。

> 由紀子:「あの…なにか?」
> 002号:「黒田由紀子だな。」
> 由紀子:「…!なぜ私のことを?あなたたちは誰ですか?」
> 006号:「おとなしく我々と共に来るのだ。」
> 由紀子:「い、いやです。これから家に帰って夕飯の支度をしないといけないんです!そこをどいてください!」

明らかに一般人とは異なる雰囲気の女性たちを警戒し、避けながら走り去ろうとする由紀子だが、女性たちがたちまち由紀子に追いついて周辺に回り込み、由紀子の逃げ道を塞ぐ。冷たい笑みを浮かべている女性たちは服をバッと脱ぎ捨て、女戦闘員の姿を露わにする。

> 由紀子:「きゃっ!?な、なんなんですか、あなたたち!?は、離して…!」
> 005号:「我々はシャドー・グールの女戦闘員!力づくでもお前を我がアジトに連れていく。ふんっ!」
> 由紀子:「あっ!?……うっ…」 ガクッ

みぞおちにパンチを受けた由紀子はそのまま気絶してしまう。



【シーン8:シャドー・グールのアジト(回想シーン)】
気を失っている由紀子が手足を拘束された状態で椅子に座らされている。

> 由紀子:「…うっ。…こ、ここは…?」
> 002号:「気付いたか。我がシャドー・グールのアジトへようこそ。」
> 由紀子:「あなたたち!私をどうする気?ここから帰して!」
> 002号:「お前の経歴は既に調査済だ。喜ぶがいい。我々のコンピュータがお前を最上級の適性者と判断した。よって、お前には我が組織の女戦闘員になってもらう。
> 005号:「これからシャドー・グールのため、首領のために我々と一緒に尽くすのよ!」
> 由紀子:「女戦闘員!?い、嫌よ!何で私がそんなものに…!お願い、ここから帰してください!」
> 006号:「ふふふ。お前の帰る家というのは、ここか?」
> 由紀子:「…!!あ、あなた…!」

モニターに由紀子が住んでいる家の外観が映し出され、次に室内の夫の映像に切り替わる。

> 005号:「ふふふ、この男の事が気になるのかしら?その気になれば家ごと爆破させることも出来るのよ?人質に取った、お前の娘の命を奪うこともね!」
> 由紀子:「……!!!う、嘘よ…!」
> 002号:「娘を返し、家族を助けて欲しいか?ならば1つ条件を与えよう。お前がこれから行われる洗脳手術を受け入れ、我が組織の女戦闘員となるのだ。」
> 由紀子:「洗脳手術って…一体何をするつもり?」

モニターが切り替わり、後の009号となる女性が洗脳を受けている姿が映し出される。
※女性は、ピンク色の入った制服のようなものを着ている。

> 桃香(後の009号):「いや~!!助けて、紅太郎!女戦闘員になるなんて嫌よ!!あぁ…あぁ~~!!」

> 由紀子:「いや…、酷い…。酷すぎる…。」
> 002号:「洗脳を受け入れれば、『我々』は手出しを一切しない。だが、お前が拒否すれば、まずは娘と夫の命から先に奪う。」
> 由紀子:「うぅ…、お願い…します。夫と娘を…助けてください…。何でもしますから…。」
> 002号:「では答えを聞かせてもらおう。」
> 由紀子:「はい…。洗脳手術を…受け入れます…。」
> 002号:「ふふふ…。よし、では始めるぞ…。」

由紀子の頭にバイザーのようなものが被せられる。002号の合図とともに、バイザーから電流が流れる。3人の女戦闘員たちは繰り替えし暗示の言葉を唱える。

> 由紀子:「う…!あぁ…!」
> 女戦闘員達:「お前はシャドー・グールの女戦闘員となるのだ」
> 由紀子:「ダメ…耐えなきゃ…家に…帰らなきゃ…!」
> 002号:「中々しぶといな。だがこの強靭な精神力こそ女戦闘員に相応しい。あれを持ってこい。この女に投入するのだ。」

006号が謎の液体が入った注射器を手に取り、由紀子のスカートと下着をめくって股間に注射する。由紀子は声をあげた後、ガクガクと体を震えさせた。

> 由紀子:「あぁ!」
> 002号:「ふふ。お前に注射したのは我が組織が開発した劇薬。お前の身も心もシャドー・グールに忠実な女戦闘員へと作り替えてくれるだろう…。」
> 005号:「段々と淫らな気持ちになってきただろう?」
> 006号:「身体中が気持ちいいだろう?」
> 由紀子:「ひゃあぁ…。か、身体が…熱い!あんっ!」
> 002号:「段々と心が高ぶってきただろう?」
> 005号:「家族のことなどどうでもよくなってきただろう?」
> 006号:「シャドー・グールの素晴らしさに気付いてきただろう?」
> 由紀子:「心が…黒く塗りつぶされていく…。ダメ…逃げられない…。」
> 002号:「段々と身体から力が湧いてきただろう?」
> 005号:「シャドー・グールに服従したくなってきただろう?」
> 006号:「シャドー・グールの女戦闘員になるのはとても幸せなことなのよ?」
> 由紀子:「あぁ…心がゾクゾクして…んっ、抑えられない…。二人とも…ごめんなさい…。私…もう…戻れない…。」
> 005号:「そうよ、全ての定めを受け入れるのよ!」
> 006号:「女戦闘員として活躍する姿を想像するのよ!」
> 002号:「さぁ、今一度己が何者なのか声にしてみるのだ。」

006号が由紀子の頭からバイザーを外し、固定器具の鍵が一斉に外れた。由紀子の目からは光が消えている。

> 由紀子:「はい。私はシャドー・ゴーストに忠誠を誓います。どうか、私を女戦闘員の一員に加えてください!」
> 002号:「よし、早速戦闘員服へと着替え、首領への挨拶を済ませるのだ。が、その前に、この女の娘はどうした?」
> 005号:「あぁ…X01号なら既に洗脳済よ。別室で待機しているわ。」
> 002号:「よし、では先に会わせてやれ。こいつの娘を攫ったのは正解だったな…。理性の枷が外れれば、洗脳状態はより強固なものになる。」

・・・・・
迷いの無い表情で、由紀子は009号と一緒に着替え部屋に入る。凛とした歩調で着替えが置いてある台へと近づくと、二人は服と純白の下着を脱いで全裸となる。美しい裸体の下腹部には、女戦闘員の一員であることを示す紋章が刻まれていた。その後、網タイツとレオタードを履き、グローブとブーツをはめ、組織の紋章が入ったベルトをすると、首巻きを絞めてベレー帽を被り、女戦闘員としての服装に身を包んだ。
シャドー・グールの特別室へと部屋を移ると、女戦闘員009号と010号はスピーカーの前に跪き、首領に向けて忠誠を誓う。

> 009号、010号:「009号、010号、ただいま洗脳工程を終え、シャドー・グールの忠実な女戦闘員として生まれ変わりました。いかなるお言葉にも喜んで従います。何なりと御命令を!」
> 首領:「よく言った。010号よ、お前の夫…あの男は愚かにも敵対勢力に組し、我が組織に対し潜入を試みようとしている。あの不届き者をお前が始末し、くだらない過去を断ち切り、我が組織への忠誠を示すのだ!」
> 010号:「イーッ!お安い御用です。私にお任せください!」
> 首領:「009号よ、010号のサポートをするのだ。」
> 009号:「イーっ!」



【シーン9:由紀子の自宅(回想ENDINGシーン)】
010号がかつての自分の自宅へ向かっていると、無線で連絡が来る。

> 010号:「(ジッ)こちら010号。予定通り男の家に向かっているわ。これから奴を始末するところよ。……。男の手元に敵の有力情報…?任務内容の変更命令…?……。…ふふ、面白そうね、了解。
これより男の妻に成りすまして奴に接触し、敵の動向を探るわ。あの男がやっているのと同じ、潜入捜査でね。援護を頼むわ、009号。(ジッ)」

ガチャ。主婦の姿に変装し、買い物バッグを抱えている010号が玄関の扉を開けると、夫だった男が飛んでくる。010号は表情を一変させ、かつての妻だった時の顔と声色を使う。

> 男:「どこに行っていたんだ、こんな遅くまで!心配していたんだぞ!!それに…あいつがまだ帰ってきていないんだ!お前、何か知らないか?」
> 010号:「心配かけてごめんなさい!お店が混んでいて遅くなっちゃったの。あの子なら今日はお友達の家にお泊りに行っていて、明日帰ってくるわ。あなたに言ってなかったかしら?」
> 男:「本当か!?聞いていないぞ!そうか…良かった…。てっきり奴らに捕まったのかと…。」
> 010号:「奴ら?」
> 男:「いや、すまん、気にしないでくれ。何だかほっとしたら腹が減ってきたな…。すまないが何か作ってくれないか?」
> 010号:「うふふ、任せて!あなたの大好きな肉じゃがを作ってあげる!」

キッチンに立つ010号。調理用包丁を取り出すと、それをじっと見ながら女戦闘員としての冷たい表情を浮かべる。

> 010号:「ふふふ…楽しみにしててね、『あなた』。」

【END?それともつづく?】


いいね!  |  コメントする
9人 がいいねと言ってます
コメントをするにはログインをしてください。
※「コメント」は承認制です。反映までにお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
▲ページの先頭へ戻る