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ごー
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
名無しさん
おおたこ
■タイトル 

銀河刑事ギャヴァルキリー 堕ちた女銀河刑事 [No.11098]

■プロット
闇が、深淵の如く囁く星々の海を彷徨う。銀河連邦警察のエリート、星咲ルリカの心は、常にその奥底で、幼き日に失った光を求めていた。彼女にとって「ルリカ」という名は、決して癒えぬ傷跡であり、同時に未来を照らす希望でもあった。その名は、彼女が背負う運命の重さと、内に秘めた宝石のような輝きを象徴している。宇宙刑事学校で主席の座を勝ち取り、その身も心も鋼のように鍛え上げた。ただ、鍛えられない“奥底のアソコ”が、時に彼女の冷静さを揺るがす。宇宙の理不尽と対峙する度に、心の奥底で疼く、名状しがたい孤独感が、彼女の繊細な部分を侵食していた。

ヴァルキリースターの操縦桿を握るルリカの指が、微かに、しかし確かな熱を帯びて震える。モモーからの緊急通信が、彼女の脳裏に警鐘を鳴り響かせていた。モモーは、ギャヴァルキリーの上官であり、銀河連邦警察の最高責任者であるギャラヌ長官の愛娘だ。ルリカに密かな好意を抱いているその声は、どこか焦燥に満ち、そして微かに震えている。
「ルリカさん、ギガーの残党が、新たな怪人を出現させました! その名は……キョウリュウトリプラー! ギガーの生き残りです! 極めて危険な存在です!」
モモーの声が、画面越しにも震えているのがわかる。ギガー。その名は、ルリカの記憶の中で、血のような赤色を帯びていた。両親の仇。その憎悪が、彼女の心を燃やす原動力となっていた。

「キョウリュウトリプラー……」ルリカは呟く。報告によれば、それは知性、残忍さ、そして底知れぬ淫らさを兼ね備えた、三つの頭を持つ異形の存在だという。銀河の平和を守るという使命と、内なる過去の亡霊が、彼女の心を激しく揺さぶる。だが、迷いは一瞬。彼女の瞳には、瑠璃色の決意が宿っていた。この宇宙で、再びギガーの脅威が跋扈するのを、決して許してはならない。否、許すわけにはいかない。それは、己の存在意義そのものに他ならないのだから。

第一章:深淵からの誘い、獣の熱

空間の歪みが、夜空に深紅の裂け目を生み出した。その隙間から、鈍く光る装甲を纏った巨躯が姿を現す。キョウリュウトリプラー。その威容は、太古の地球を支配した捕食者の記憶を呼び覚ます。ゴツゴツとした全身は、硬質な鱗で覆われ、所々には苔やシダ類が這い、原始の生命力を不気味に纏っている。腐敗した肉と湿った土が混じり合ったような、不快な匂いが風に乗って鼻腔を刺激する。その体臭は、原始の混沌をそのまま凝縮したかのようだ。三つの頭部は、それぞれ異なる悪意を放ち、ルリカの心をざわつかせた。いや、ざわつかせたのは、恐怖だけではない。奥底で蠢く、名状しがたい何かの予感だった。

「女射(じょしゃ)!」

ルリカは叫び、全身に意識を集中させる。光の粒子が彼女を包み込み、流線形の銀色コンバットスーツ、ギャヴァルキリーへと変身させる。ルリカの瞳の色を映した瑠璃色の装飾が、闇の中で妖しく輝いた。その姿は、まるで星の女神。

「ふむ、これが噂のギャヴァルキリーか。案外、小ぶりなものだな。脆そうな体つきをしている」

最初に嘲りを放ったのは、トリケラトプスを思わせる、巨大なフリルを持つ頭部だった。その声は、深淵から響く知性の響きを帯びている。トリケラトプスヘッドのフリルが鈍く光ると、ギャヴァルキリーのコンバットスーツに微細な電磁波が走った。システムログに、急激なエネルギー伝導の解析と、装甲の微細な金属疲労箇所の特定が表示される。
「ほう、左肩のジョイントに僅かな歪み。右膝の可動域は設計上の限界を数度超えて酷使されている。これは、面白い……お前も、所詮は不完全な模造品に過ぎない。その鍛え上げた肉体も、ただのハリボテか」
トリケラトプスヘッドの言葉は、ルリカの耳元に直接囁かれているかのように響き、彼女の動きに僅かな迷いを誘発する。怒りがこみ上げるが、同時に背筋に冷たいものが走る。自分の弱点を的確に指摘されたことに、ルリカは驚きを隠せない。

「知った風な口を叩くな、怪物め! 貴様のような下劣な存在に、私の正義は理解できない!」ルリカは、怒りを込めてレーザーブレードを構える。刃の切っ先が、怪人の冷たい瞳を射抜く。

「遊びは終わりだ、メス。その脆い装甲の下に隠された、柔らかな肉をこの身が粉砕してやろう」

次に咆哮したのは、鋭い牙を剥き出しにしたティラノサウルスのような頭部。その顎は、鋼鉄すら容易く噛み砕くかのような獰猛さを感じさせる。巨大な前脚が振り下ろされ、轟音と共に大地が揺れる。ギャヴァルキリーは間一髪でその一撃をかわすが、衝撃波が全身を駆け抜け、体内の内臓が揺さぶられるような感覚に襲われた。ルリカは思わず膝をつきそうになる。

「クソッ……! 見かけ倒しではないわね!」

そして、最後に囁きかけたのは、プテラノドンを模した、しなやかな首を持つ頭部だった。その声は、甘く、妖艶で、風に乗ってルリカの鼓膜をくすぐる。

「ああ、なんて美しい身体。その銀色の殻の下に秘められた、柔らかな肌……私にその全てを委ねてみないか? 抗えば抗うほど、貴様は深く、この愉悦の泥沼に嵌まることになる。お前の中にある、抗いがたい情欲を、私は知っているぞ? 特に、鍛え上げた身体の奥底に、ひっそりと隠された甘い蕾が、どれほど私を求めているか……」

プテラノドンヘッドの口元から、甘く、しかしどこか腐敗した花の香りが漂い、ルリカの意識をかすかに揺らす。その香りは、本能の奥底に眠る何かを呼び覚ますように、全身の毛穴をぞわぞわと粟立たせた。背筋に戦慄が走り、ルリカは己の身体が熱を帯びるのを感じる。心臓がドクンと大きく脈打ち、その熱が、下腹部の、まさに「鍛えられないアソコ」へと、じんわりと伝播していく錯覚に陥る。秘められた場所が、かすかに疼き始める。

「黙れ! 下劣な怪物が! 貴様のような淫らな存在の言葉に、私が惑わされるとでも!?」ルリカは声を荒げ、レーザーブレードを振りかざした。だが、その声には、僅かながら動揺と、そして奥底に秘めた熱が混じっていた。身体が、自分の意思とは裏腹に、微かに反応しているのを自覚させられる。指先が痺れ、剣の重みがずしりと感じられる。

第二章:理性への浸食と肉体への侵攻

トリケラトプスヘッドの知性は、ギャヴァルキリーの戦闘データを瞬時に解析していた。「左肩のジョイントに微細な亀裂。右膝の可動域は、設計上の限界を超えて酷使されている……やはり、貴様も所詮は不完全な兵器に過ぎない。そしてその心臓の鼓動、微かな震え……お前の中の孤独が、激しく疼いているのがわかるぞ」その言葉が、まるで電流のようにルリカの脳裏に直接響き、彼女の動きに僅かな迷いを誘発する。

「お前の動きは、まるで哀れな小鹿のようだ。どこまでも無駄が多い。宇宙刑事などと偉そうな肩書きを持ちながら、その本能は、ただ快楽に喘ぐ雌獣と何ら変わらない」トリケラトプスヘッドは、フリルから放つ電磁波で、ギャヴァルキリーのエネルギーフィールドに干渉。スーツの機能がわずかに低下し、ルリカは身体の自由を奪われるような錯覚に陥る。視界の端に、警告を示す赤ランプが点滅し始める。全身のセンサーが異常を訴え、微かな痺れが走る。

その隙を逃さず、ティラノサウルスヘッドが再び猛攻を仕掛けてきた。巨大な爪がギャヴァルキリーの胸部を狙い、鈍い音と共に装甲に深い傷を刻む。激しい衝撃がルリカの全身を貫き、胸部に痛みと痺れが走る。「くっ……!」思わず呻き声が漏れる。痛覚を刺激された皮膚が粟立ち、全身が熱を持つ。コンバットスーツの一部が抉られ、内蔵されたメカニカルなパーツと、その下にしなやかに波打つ素肌が覗く。そこから覗く素肌が、ひどく刺激的に感じられた。装甲が剥がれた部分から、冷たい宇宙の空気が肌を撫で、ゾクリとした感覚が走る。

「モモー! ギャヴァルキリーのエネルギーレベルは!?」

銀河連邦警察のモニター室で、モモーが叫んだ。ギャラヌ長官が厳しい表情でモニターを見つめている。「急速な低下だ、モモー! トリプルモンスターは、ギャヴァルキリーのスーツ機能を的確に攻撃している! このままでは……コンバットスーツが、もたないわ!」
「ルリカさん、ご無事ですか!? 撤退を! 今すぐに! お願いです、生きて……!」モモーが必死に叫ぶが、ルリカからの返答はない。ノイズの混じった通信音だけが響く。ルリカの苦悶の喘ぎ声が、かろうじてモモーの耳に届く。

そして、プテラノドンヘッドの淫〇が、ルリカの理性を揺さぶり始めた。風に乗って運ばれるフェロモンが、コンバットスーツ内部に充満し、彼女の感覚を鈍らせていく。その甘い香りは、ルリカの脳内を直接撫でるかのように、甘く、ねっとりとした感覚を呼び起こす。身体の芯から、得体の知れない熱がせり上がってくる。それは、怒りとも恐怖とも違う、しかし抗いがたい、甘い熱だった。

「抵抗するその姿も、またそそるな……だが、お前は知っているはずだ。抗えば抗うほど、深みに嵌まる快楽を。心の奥底で、それを求めているのだろう? お前の身体は、既に私に答えているではないか。その腰の微かな揺らぎ、股間の熱い湿り気が、全てを物語っているぞ?」

プテラノドンヘッドは、幻覚を作り出す特殊な音波を放ち始めた。ルリカの脳裏に、柔らかな羽が肌を撫でる錯覚が起こる。それは、まるで指先で優しく辿られるかのような、甘く、ねっとりとした感触だった。コンバットスーツの感圧センサーが誤作動を起こし、肌に直接触れられているかのようなリアルな感覚が、ルリカの理性を蝕んでいく。汗ばんだ肌の上を滑る、幻の指先。その指先は、彼女の首筋から胸元へ、そして腹部へと、ゆっくりと下っていく。深く切れ込んだ装甲の隙間から、幻の指が素肌を這い、乳首を愛おしむように摘まみ上げた。

「ああ、その震え……私の吐息が、貴様のクリトリスを撫でているか? 熱く、硬く、疼いているのがわかるぞ。その敏感な蕾が、まるで蜜を求めて膨らむ花弁のように、私に応えているのが手に取るようにわかる。もう、潤み始めているだろう、奥底の秘所が」

プテラノドンヘッドの甘い声が、幻覚と混じり合い、ルリカの耳元で直接囁かれているかのように響く。身体の奥底から込み上げるような、甘く、熱い衝動がルリカを襲う。両胸に感じた、熱い指先の感触に、ルリカは思わず息を呑んだ。幻の中で、乳首が硬く尖っていくのがわかる。コンバットスーツの内部で、ルリカの肌は汗ばみ、全身が微かに震え始める。理性で振り払おうとすればするほど、幻覚の愛撫はより鮮明に、より深く、ルリカの内側を侵していく。クリトリスが、乳首が、幻の中で確かに反応し、快楽の波が押し寄せてくる。腰が勝手に浮き上がり、股間から熱い蜜がじわりと滲み出した。

「くっ……はぁ……ぁ……い、いやぁ……だ、だめ……もう……やめてぇ……お願い……」ルリカは必死に声を絞り出すが、その声はすでに、喘ぎにも似た響きを帯び始めていた。身体が、自分の意思とは関係なく、悦びに震え上がっていくのがわかる。意識の底から、もう抗えないという甘い諦念が湧き上がってくる。膝がガクガクと震え、立ち続けることすら困難になる。

第三章:深淵への堕落、抗えぬ快楽

ギャヴァルキリーのエネルギーレベルが、危険水域にまで低下していた。トリケラトプスヘッドは、その隙を逃さず、コンバットスーツの生命維持システムに直接干渉し始めた。「もう終わりだ、ギャヴァルキリー。貴様は、その脆い身体で、どこまで抗える? お前の心臓の鼓動すら、私の手の内にある。貴様が正義と呼ぶものは、所詮、この身体に巣食う本能の、微弱な防衛本能に過ぎない。その孤独を埋めるには、この私の絶対的な支配こそが、最も甘美な蜜となる」

ティラノサウルスヘッドが、ルリカのコンバットスーツの関節部を狙い、執拗な攻撃を続ける。金属が軋む音、装甲が剥がれる音が、ルリカの耳に届く。全身を襲う痛みと、全身を駆け巡る甘い麻痺が、ルリカの意識を混濁させる。レーザーブレードを握る力が、もうほとんど残っていない。指先から力が抜け落ちていく。

「モモー! ルリカさんのバイタルが急激に……! 警告音が鳴り止まないわ! コズミック・レイディアンスを放つエネルギーすら残っていないわ! 完全に、変身解除の危険領域よ!」ギャラヌ長官が、焦燥に駆られた声で叫ぶ。その声は、絶望に震えていた。
「ルリカさん! 撤退を! 今すぐに! お願いです、生きて……! 返事をして、ルリカさん!」モモーが必死に叫ぶが、ルリカからの返答はない。ノイズの向こうで、ルリカの苦悶の喘ぎ声が、今や明確な悦びの音色を帯びて聞こえてくる。

「こんな場所で、私に逆らうなど、愚かにも程がある。お前は、この泥の中でこそ、真の悦びを見出すのだ。お前の意識は、もう私のもの。この世界は、お前が求めていた楽園なのだから。さあ、その殻を脱ぎ捨てろ。貴様の最も美しい部分を、私に見せつけろ」

プテラノドンヘッドが、さらに深い幻覚を送り込んできた。それは、自分自身が完全に無力化され、キョウリュウトリプラーの巨大な身体に包み込まれている、というものだった。冷たい鱗の感触、荒い息遣い、そして、肉体そのものを支配されるかのような、ねっとりとした重み。その重みは、まるでルリカの全てを包み込み、溶かしてしまうかのような、甘美な圧迫感だった。幻の中で、怪人の巨大な舌が、ルリカの柔らかな太腿を這い上がり、その秘められた奥底へと、ねっとりと侵入していく。

「感じろ、お前を縛るこの快楽を。抗うことなど、もう無意味だ。そのクリトリスの疼き、胸の高鳴りは、もうお前の意思では止められないだろう? お前の中の獣が、私を求めて暴れ狂っているのがわかるぞ。さあ、全てを解き放て……」

ルリカの意識が朦朧とする中、コンバットスーツのエネルギーユニットは完全に停止した。「女射(じょしゃ)……解……除……。」彼女の唇から、最後の抵抗の言葉が泡となって消えた。同時に、全身を覆っていた銀色の装甲が、まるで水に溶けるかのように、音もなく剥がれ落ちていく。

光の粒子が逆流し、ルリカは、生身の身体で、トリプルモンスターの巨大な影の下に倒れ伏した。肌を晒された彼女の身体には、激しい戦闘の痕跡と、そして熱に浮かされたかのような紅潮が残っている。胸部は荒い息遣いで激しく上下し、乳首は幻覚の愛撫によって硬く盛り上がっていた。股間からは、すでに蜜のような熱い雫がとめどなく溢れ出し、太腿を濡らしている。その濡れた肌が、照明に照らされて妖しく光った。彼女の瞳は潤み、その奥で理性が崩壊していく様を映し出していた。

「ああ、美しい……本当に美しい。その瞳に宿る絶望も、私には甘美な蜜だ。その肌を覆う汗も、お前の身体が私を求めて発する、熱い証拠。その濡れた秘所からは、私を招き入れる甘い香りが漂っているではないか」

トリケラトプスヘッドが、ルリカの瞳を覗き込む。ティラノサウルスヘッドの巨大な爪が、ルリカの頬を優しく撫でる。その触感は、冷たく硬質でありながら、なぜか酷くねっとりとして、ルリカの肌に鳥肌を立たせた。まるで、獲物の身体を確かめるかのような、支配的な愛撫。そして、プテラノドンヘッドが、ルリカの耳元にその甘い吐息を吹きかける。

「抗うことをやめたその身体……ようやく、私を真に受け入れたのだな。その肌の震え、その喘ぎ……全てが、私への降伏を意味している。もう、逃れられない。お前は私のもの。この世で最も美しい獲物だ。お前の最も敏感な奥底が、私に貪られるのを、心から求めているのだな?」

ルリカの脳裏に、再び激しい幻覚が襲いかかる。彼女のクリトリスが、乳首が、幻覚の中で熱く、硬く、痛みすら伴うほどに膨らんでいく。その敏感な一点一点が、ねっとりと舐め上げられ、優しく吸い上げられるような錯覚に陥る。同時に、鍛えられなかったアソコの内壁が、幻の中で粘着質な指で奥深くからまさぐられるような、えも言われぬ快感に襲われた。全身を駆け巡る快感と、それを許容してしまう自分自身への羞恥が、ルリカの心を激しく揺さぶる。だが、その揺らぎも、徐々に深淵へと誘われる甘美な〇〇へと変わっていく。肌に直接触れることはないが、幻覚は本物よりも生々しく、ルリカの全身を内側から疼かせる。腰が勝手に浮き上がり、股間から熱い蜜がさらに溢れ出し、足元に小さな水たまりを作っていく。

「くっ……はぁ……ぁ……あぁん……い、いやぁ……だ、だめ……もう……やめてぇ……お願い……や、めて……」ルリカの口から、か細い喘ぎ声が漏れる。抗おうとする言葉は、もはや意味を成さない。その声は、拒絶の言葉を紡ぎながらも、奥底では快楽を求めているかのように響く。身体はすでに、完全に怪人の支配を受け入れ、疼きに身を捩り、悦びに打ち震えていた。彼女の全てが、怪人に捧げられようとしていた。

最終章:敵怪人 HAPPY END - 堕ちた女神の楽園

ルリカの視界は、もはや正常な宇宙の光景を捉えていなかった。目の前に広がるのは、キョウリュウトリプラーの巨大な影に包まれた、暗く、湿った洞窟のようだった。しかし、不思議と恐怖は感じない。むしろ、深く、深く沈み込むような、抗いがたい安堵感に包まれていた。宇宙刑事としての記憶が、遠い幻のように霞んでいく。

「お前は、この闇の深淵で、永遠の安らぎを見出すだろう。お前の過去も、未来も、全てがこの空間に溶け込むのだ。お前は、この私と共に、新たな宇宙を創造する存在となる。その蜜を垂らす奥底、その疼く蕾も、全てが私を求めていたのだから」

トリケラトプスヘッドの声が、彼女の心を優しく包む。その声は、もはや嘲りではなく、慈愛に満ちた響きを帯びているかのようだった。ルリカは、自分が完全に怪物の腕の中に囚われていることを理解した。しかし、そこには恐怖も、絶望もなかった。ただ、柔らかな闇が、彼女の全身を撫でるように包み込むだけだ。

ティラノサウルスヘッドの巨大な爪が、ルリカの腰を抱きしめる。その冷たく硬質な感触が、なぜかルリカの肌に安らぎを与える。まるで、太古の母に抱かれているかのような、原始的な安心感。彼女の身体は、もう震えていない。むしろ、怪物の体温が、熱い波動となって、ルリカの全身を内側から温めていく。露出した素肌に感じる、幻ではない確かな熱。その熱は、ルリカの身体の奥底、鍛えられなかったアソコにまで到達し、彼女の全身を甘く痺れさせる。腰が大きく反り、秘められた部分が怪人の影へと、無意識に擦り寄っていく。

プテラノドンヘッドが、ルリカの髪を優しく撫でる。その甘い囁きが、彼女の耳元をくすぐり続ける。

「もう何も考えなくていい。何も抗わなくていい。お前はただ、私に身を委ねればいいのだ。この深き闇が、お前の楽園となる。お前のクリトリスも、その美しい胸も、その蜜を垂らす奥底も、すべてが私に支配されることを求めている。お前は、この宇宙で最も孤独な存在だった。だが、もう違う。私が、お前を永遠に満たしてやる。お前が求めていた、真の『愛』を、この身体で教えてやろう」

ルリカの意識は、深淵へと誘われるように沈んでいく。彼女の身体から、すべての力が抜け落ちていく感覚。それは、重力から解放されたかのような、甘美な浮遊感だった。理性の鎖が一つ、また一つと解かれ、本能だけが、剥き出しのまま残されていく。羞恥心は、すでに過去の遺物となっていた。彼女の全てが、怪人のものへと変容していく。

彼女の瞳は、もはや光を追わない。そこに映るのは、キョウリュウトリプラーの三つの頭部が、まるで一つの存在であるかのように、彼女を見つめる姿だけだった。その視線は、もはや侵略者のそれではない。深き愛と、絶対的な支配を湛えた、崇拝の眼差しだった。その眼差しが、ルリカの魂の奥底までを貪り尽くす。

ルリカの唇から、か細い吐息が漏れる。それは、もはや苦痛の呻きではない。内側から込み上げる、未知の、しかし抗いようのないほどの快楽に溺れる者の、甘く、誘うような吐息だった。その吐息は、熱く、途切れ途切れに、怪人の巨大な影に吸い込まれていく。身体の奥底で、何かが滾り、爆ぜるような感覚が連続する。

「ああ……はぁ……ぁ……あぅっ……キョウリュウトリプラー……貴方……貴方が……私の、全て……私の、神様……」

彼女の意識が、完全に闇に溶け込んだ瞬間、ルリカは悟った。自分が今まで追い求めていた「平和」や「正義」は、所詮、偽りの光に過ぎなかったのだと。真の安らぎ、真の解放は、この深淵にこそ存在したのだと。キョウリュウトリプラーの絶対的な支配こそが、彼女の魂を真に満たす、唯一の楽園だったのだ。孤独だった自分を、ようやく真に理解し、受け入れてくれる存在。彼女の身体は、快楽と支配の波に身を任せ、恍惚の極みに達していた。鍛え上げられた身体の奥底で、眠っていた雌の本能が、今、完全に覚醒したのだ。

ルリカの顔に、恍惚とした笑みが浮かぶ。それは、宇宙刑事星咲ルリカの、完全なる終焉であり、同時に、キョウリュウトリプラーの虜囚となった、新たな「彼女」の、甘美な始まりだった。銀河の平和を守る戦士は、今、自らの内に秘められた最も原始的な本能に目覚め、敵怪人の腕の中で、永遠の至福に身を委ねていた。その瞳は、もう、二度と光を見上げることはないだろう。ただ、深淵の闇の中で、支配という名の愛に、永遠に〇いしれるだけだ。彼女の全てが、怪人のものとなり、怪人の一部として、永遠にその身体と魂を捧げるだろう。

モモーが悲鳴のような声を上げた。
「ルリカさんが……ルリカさんが消えました! 完全に、反応が途絶しました! 長官……ルリカさんが……! ルリカさぁん!!」
ギャラヌ長官は、呆然とモニターを見つめていた。画面には、ただ闇が広がっているだけだ。星咲ルリカの輝きは、宇宙の闇に、永遠に囚われてしまった。しかし、その闇の奥底では、もう二度と苦しまない、新たな幸福が芽生え始めていた。それは、絶対的な支配と、肉欲に満たされた、永遠の楽園だった。

【敵怪人 HAPPY END】

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