「投稿」「いいね」「コメント」を行うにはログインが必要です!
ログインする
ごー
ヒロインハメ撮り 聖炎戦隊バーンレンジャー バーンピンク編…
ごー
ヒロインスーツ堪能 怪獣戦隊ジュウカイザー ジュウバイオレット編…
タイムアスモデウス
人妻ヒロイン敗北→無様陥落!ミス・インフィニティー~過去から襲ってきた…
Katherine
美少女仮面フォンテーヌ、ロード・オブ・ザ・リングの帰還(悪魔が来た)…
ごー
ヒロインスーツ汚し陥落 聖天戦隊アンジェイエロー…
ミス系マニア
■タイトル
ヒロインvs女怪人 -苦痛と快楽の饗宴–(後編) [No.11041]
■プロット
敵の処刑室に投げ出された響レイナ=ミス・ユニバース。サドメアが女怪人たちを従えて現れ、自分が育てたヒロインを処刑するように命令する。五人の女怪人による処刑が始まり、絶望的な苦痛と快楽が交錯する。ミス・ユニバースは繰り返し嬲られ、錯乱状態の中で力尽きていく。瀕死となったヒロインに、サドメア自身による最期の処刑が始まる。毒の接吻と愛撫、触手の電撃、そして生命エナジーを吸い取る口づけ。苦痛と快楽の絶頂の中で、命乞いを繰り返すミス・ユニバース。サドメアはその叫びを楽しみながら、最後はヒロインの胸と股間に触手を吸着させ、その命の最後の一滴までも吸い尽くしていく。ついにミス・ユニバースは全てのエナジーを奪われ、泣き叫び絶頂しながら絶命する。後に残されたのは、涙と涎と汗と失禁に濡れた、響レイナの亡骸だった。
<あらすじ>
第四章:最愛の裏切りと、処刑の始まり
目覚めた響レイナの前に現れたのは、これまで唯一の味方だと信じていた天才科学者・篠原ミサキ。しかし彼女こそがデロスの総帥、クイーン・サドメアであり、レイナを”完璧なヒロイン”として育て上げた真の黒幕だった。無理やり変身させられたミス・ユニバースの前に、五人の女怪人が出現する。オクトヴィーナの触腕、タラーニャの穿刺、メディューシャの触手、モレイラの牙、ラトーネの毒針が次々と襲いかかり、苦痛と恐怖、そして否応なく混じる快感がヒロインを責め苛む。無様な失禁と命乞い、そしてこらえきれない絶頂を繰り返すその姿こそ、サドメアが求め続けた“処刑の幕開け”だった――。
第五章:絶望の接吻、ヒロインの最期
処刑室に倒れ、瀕死の状態で痙攣するミス・ユニバース。ついにサドメア自らが、”最愛の処刑”を執行する。束の間の解毒剤でヒロインを延命させると、X字に吊るし、ゆっくりと慈しむように最終処刑を始める。ミス・ユニバースは毒の接吻に苦悶し、愛撫に喘ぎ、電撃に絶叫し、こらえきれない絶頂を繰り返す。最後は致死量の毒を注射され、サドメアに唇を奪われながら、生命エナジーを吸い取られていく。さらにヒロインの胸と股間に触手を吸着させ、最後のエナジーを吸い取るサドメア。苦痛と快楽が混じり合い、泣き叫び絶頂しながら命尽きていくヒロインの姿は、サドメアにとって最高の芸術であり、愛の証そのものだった。そしてミス・ユニバース=響レイナは生命の最後の一滴まで吸い尽くされ、命乞いと絶叫の中で絶命する。
エピローグ:救済なき終焉
吊り具を外され、変身が解けたレイナの亡骸は床に投げ出される。涙と涎、汗と失禁に汚れたインナースーツ姿――無惨な最期の証。サドメアはその亡骸に慈愛と狂気を込めて口づけし、「永遠に愛してる」と囁く。やがて背を向け、従える怪人たちとともに処刑室を去る彼女の唇からは、新たな獲物を育てる決意が洩れる。残されたのは、かつてミス・ユニバースと呼ばれたヒロインの、惨めで救いなき終焉だけだった――。
第四章:最愛の裏切りと、処刑の始まり
意識が浮上したとき、響レイナは金属床の冷たさに背を貼りつかせていた。インナースーツ越しでも冷気が骨の芯まで入り込み、こめかみの鈍痛が鼓動に合わせてじわじわ広がる。肺に空気を押し込むだけで胸が軋む。白い壁、機械音、閉ざされた鋼鉄の扉——戦場でも医療室でもない、見覚えのない箱。
(ここ……どこ……? わたし……倒れて……)
「……あら、おはよう、レイナ」
耳が覚えている、安堵を約束するはずの声。篠原ミサキ。白衣の裾が揺れ、やさしい手が頬に触れる。救いだと思った。喉がひとりでに震え、
「ミサキ、さん……助けて……」と掠れた音がこぼれる。
「ねえ、ずっと言いたかったの。“ありがとう”。理想どおりに、完璧な“ヒロイン”になってくれて」
言葉が凍った瞬間、彼女の白衣は黒と紅のマントへと反転し、銀髪がほどけ、蛇のような金の瞳が冷ややかに細まる。
「——あなたを育てたのは、正義の科学者じゃないわ。わたしがデロスの総帥、クイーン・サドメア」
世界が、内側から崩れた音を立てた。
「え……っ? ミサキさん……が……? うそ……そんな……」
サドメアは指先でレイナの顎を持ち上げ、楽しげに囁く。
「私はね、“正義のヒロイン”が悶え苦しみ、泣き叫び、命乞いしながら死んでいく姿を見るのが大好きなの。だからあなたを育てた。ミス・ユニバース、あなたの最期をこの目で見届けるために」
リモコンの小さなクリック音。意志より先にスーツが応答し、光がインナースーツを包む。
「や、やめ——」
「無駄よ。あなたは“私が作ったヒロイン”。意志は不要」
視界が戻ると、ミス・ユニバースが呆然と立っていた。美人を模した金髪のマスクに、美しい肢体を際立たせるハイレグのバトルスーツ。だが膝が笑い、体重が均等に保てない。サドメアの片手が軽く上がる。
「さあ——お前たち、わたしの可愛いヒロインを“処刑”してちょうだい」
扉の奥から、妖艶な影がゆらりと五つ。気配だけで肺が縮む。
(そ、そんなっ……こんなの無理っ……勝てない、殺されちゃうっ……!)
膀胱が痙攣し、生温かい液体が股間からじわりと滲み、太腿を伝って床へ点々を描いた。
「ふふ、もう失禁してるの。可愛い子ね」
青と紫の艶を帯びた着物がすべるように近づく。藍の布の奥、腰から伸びる八本の触腕が、吸盤を水泡のように脈打たせていた。毒蛸から生まれた女怪人、オクトヴィーナ。
「わたしはオクトヴィーナ。まずは、あなたの身体を“目を覚めさせて”あげる」
触腕が一気に襲いかかる。両腕、太腿、腰へ巻きつき、ぎちりという生々しい音を立てて締め上げる。
「ぎゃあああああああッッ!!」
骨が押しつぶされる錯覚。吸盤が肌越しに吸い付き、じゅっと小さく鳴って神経へ毒を染み込ませるたび、筋繊維の一本一本が白熱し、身体が勝手に跳ねた。呼吸が千切れ、喉が焼ける。
「離っ……はな、してっ……! 痛い、痛い、やだ……っ!」
「震え方が綺麗。もっと引き出せるわね」
締め上げはさらに強く、規則性を持って圧迫と弛緩を繰り返す。痛みが波のように襲い、その合間に妙な“しびれ”が芽を出す。指先の感覚が鈍くなり、逆に脈打つ部位だけが鮮やかに浮き上がる。
「……や、め……っ、助け……て……! 死んじゃうよ……っ!」
(だめ、苦しい……っ、身体が潰される……! 怖い、怖いよ……!)
「まだ始まったばかりよ。ほら、もっと声を」
足が地面から浮かされる。締め上げられたまま、半ば吊るし上げられ、ミス・ユニバースの喉からは嗚咽混じりの悲鳴が迸った。
「いやあああああッ! く、苦しい……っ、やだぁぁぁっ!」
(やめて、やめて、いやっ、誰か……! 助けて、死にたくない!)
背中が反り、視界が滲む。涙がマスクの内側を濡らし、自分の荒い呼気で視界が曇った。
そこへ、触腕が更に胴を締め付け、骨が軋む音が錯覚ではなく現実に響く。
「ぎゃああああああああああああッッ!!」
「助けてぇぇぇっ! いやぁっ……折れる、折れるぅぅっ!」
(あああっ……もう無理、壊れる……! 痛い、痛い痛いっ……!)
さらに別の触腕が肩口を叩きつけ、衝撃で全身が痙攣。喉から絶叫が迸る。
「ひぐぅぅぅっ! いやぁぁぁぁあああああッッ!」
(終わる、ここで殺される……! 死にたくない、死にたくないっ!)
「いい声。わたしを楽しませてくれるわね。さあ、もっと可愛い声で鳴いて」
絶望の頂点で、オクトヴィーナはふっと触腕を解いた。
全身を締め上げていた触手から解放され、ミス・ユニバースの身体はぐらりと揺れる。膝が折れそうになるのを必死に堪え、両脚を突っ張ってなんとか立つ。
だが肩で荒く息をしながら、視界は揺れ、今にも崩れ落ちそうにふらついている。
その背後から、蜘蛛脚の鋭い影が音もなく近づいた。毒蜘蛛から生まれた女怪人、タラーニャ。
「——タラーニャよ。背中、弱いのよね?」
振り返る余地もなく、鋭い蜘蛛脚の先がズブリと背筋の浅いところへ食い込む。
「い゛ぎゃあああぁああッ!! あっ、あああっ!」
熱いものが神経を上り、肩から両腕へ、腰から膝へ、電撃のような痛覚が走る。
脚が支えを失い、膝が床に叩きつけられた。ミス・ユニバースは膝立ちになり、背中を反らせて悲鳴を上げる。
「ひぎゃっ……っあああああッ! うそっ、いたいっ、やだああっ!」
「いやああっ! 背中やめてっ、お願いっ……しんじゃうっ! ころさないでええぇっ!」
蜘蛛脚が背を這い、一定の間隔で突き刺しては抜く。穿刺の数が増えるほど痛みは鈍く、代わりに“強烈なだるさ”が四肢を絡めとっていく。
(うごけない……! 重い……! 脚が……っ、もう立てない……! このまま殺される……っ!)
「やっ……あああッ! いやっ、もういやぁぁっ! 助けてっ……助けてえぇぇっ!」
突き刺しの衝撃に耐えきれず、ついにミス・ユニバースは前のめりに崩れ、うつ伏せに沈んだ。
胸と頬が床に押しつけられ、呼吸はさらに浅くなる。蜘蛛脚は容赦なくその背に突き刺さり続け、嗚咽と絶叫が混ざった声が床に吸い込まれていった。
「ひぎゃっ……ぁあああッ! やだっ、やめてっ……動けないっ! しんじゃうっ……いやぁぁあああっ!」
「たすけてっ……ころさないでぇ……こわいっ……たすけてえぇぇぇっ!」
(だめだ……ほんとに……ほんとに殺される……! 誰か、誰かぁっ……!)
「焦らすの、好きなの。生きたまま弱っていく鼓動が一番おいしいから」
(いやぁぁ……そんなの……やだ……死にたくないっ……助けて……!)
穿刺のリズムが速くなり、呼吸のテンポとずれはじめる。酸素が足りない。舌が乾く。声がかすれ、悲鳴の途中で音程が崩れる。
「ぎゃ——ぁっ、ああっ! く、苦しい……やぁぁぁっ! しんじゃう……たすけて……たすけてぇぇっ!」
—— 一度、刺しが止む。
背中に広がる激痛の余韻だけが残り、床に伏した彼女の喉からか細い命乞いが洩れた。
「はぁ……はっ……やめて……もうやめてぇ……しにたくないっ……」
(やだ……まだ……死にたくない……! でも……動けない……!)
次の瞬間、別の脚が突き立つ。
「ぎぃやああああああああッッ!!」
身体が痙攣し、両手が床をかきむしる。涙と涎が混じり、声は掠れて途切れる。
「い……いやぁ……ころさないでぇ……! お願い……っ……やめて……!」
再び止む。荒い息だけが耳に響く。
(こわい……やだ……やめて……次が来る……次で……しんじゃう……!)
また刺される。
「ひぎゃあああああああああッッ!!」
「ひっ、ひぐっ……あ……ぁああ……っ!」
絶叫と嗚咽は途切れ途切れに崩れ、命乞いも弱々しい呻きへと変わっていく。
「や……め……て……ころ……さな……いで……」
(しにたくない……! でも……うご……け……ない……!)
痙攣しながら床に張り付いたまま、彼女の命乞いはだんだん掠れ、細く、儚くなっていった。
「ふふ……もっと可愛い悲鳴を聞いていたいけど、そろそろ譲ってあげないとね」
タラーニャは愉快そうに舌なめずりをしながら、次の“舞台”へと視線を送った。
「かわいいわ。——さあ、わたしの出番」
半透明の裾がふわりと舞い、青白い光の触手が水の中のように揺れる。毒クラゲから生まれた女怪人、メディューシャ。
「メディューシャよ。痛いのだけじゃ可哀想だから、そろそろ気持ちよくしてあげる」
うつ伏せに喘ぐミス・ユニバースの四肢へ、触手がするすると絡みつく。背筋に沿って這い上がる一本は冷たく、胸郭を締め付ける一本は熱い。さらに腹部と腿へ巻き付いたそれは、冷と熱を交互に送り込み、痺れと焼けつきを同時に与えた。
「ぎゃあああああッ! ひっ……ぎぃっ……い、た……っ!! やだぁぁぁぁぁっ!!」
皮膚の表層が焼かれるように疼き、すぐ下の神経が針で梳かれるように逆立つ。呼吸が細切れになり、胸が上下するたび視界が跳ねる。
「……やめて、痛いの……もういや……! たすけて……っ!」
「ふふ……震えてる。だけどほら、もう反応が“綺麗”に混ざってきてる」
全身に絡んだ触手が一斉に光を帯びミス・ユニバースの身体を強引に仰向けに翻す。背中が床に叩きつけられ、両手両足を押さえつけられる。
触手は這い回り、スーツ越しに胸や腰を愛撫するように動きながら締め付ける。痛覚が鋭く尖る合間に、思わず熱く息が洩れる“別の感覚”が芽を出した。
「いっ……た……ッ! ぎゃあああああッ!! ひあぁぁっ……! や、だ……いまの……なに、これ……っ!」
「ふふ……苦しいのに、でも気持ちよくなってきたでしょう?」
胸元をかすめた触手が心臓の鼓動と同調するように脈動し、腹をなぞる触手は愛撫するように滑り、内臓まで震わせる。焼けるような痛みに混じって、どうしようもなく甘い電流が全身を走った。
「さあ、認めてしまいなさい。気持ちいいって」
「や、やめ……っ、ちがうの……きもちよくなんか、ない……っ!」
(だめ、こんなの……痛いのに……からだが、勝手に……っ! いやなのに……ああっ……!)
「すごいわ……その声、震え……ぜんぶ、最高の宝物よ。わたしだけの標本にしてあげる」
触手はさらに強く締め上げ、脇腹と太腿を這いながら皮膚を刺激する。焼けるような痛みに混じって、甘く痺れる波がどうしようもなく広がる。
「ひぎぃぃぃぃっ……ああああああッ!! いやぁぁっ……や、やだのに……っ、からだが……きもちい……っ!」
「ほら、ちゃんと声に出せば? 楽になれるのに」
「ちが……うっ、ちがうのっ……たすけてぇぇっ! やめてっ、もうやめてぇぇっ!」
制御できない震えが腹部から足先まで走り、生理的な限界がまたひとつ崩れた。膀胱が弛み、生温かい液体がスーツを濡らし、床へ広がっていく。
「また……こぼしてる。耐えようとしてるのに、もう止まらないのね」
「ちがっ……ちがうの……っ! やめ、て……これ以上……わたし、こわれちゃ……う……!」
(やだやだやだ……こわい……たすけて……でも……ああっ、やめて……きもちよく……なりたくない……!)
目の焦点が合わず、天井の照明が二重に滲む。音が遅れて届き、誰かの笑い声と自分の嗚咽が絡まり合って、別の言葉のように聞こえた。
「たすけて……こわいのに……やなのに……きもちよくて……やめてぇ……!」
「もっと綺麗に鳴いて。あなたの苦しみも、その声も——わたしのものよ」
「いやぁぁぁぁぁあッッ!! あああっ……くるしい、きもちい、いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
(だっ……だめっ……わたしっ……イキたくないっ……でも、もうっ…!!)
「やだっ……やだっ……ああイクっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
「可愛い子ね、もうイっちゃったの……でもまだまだこれからよ」
触手の締め付けが一瞬緩んだかと思うと、再び強く収縮する。そのたびに胸が上下し、断続的に命乞いが洩れる。
「や……め……て……っ、たす……けて……いやっ……あああっ!」
「ほら、もっと可愛く懇願して。わたしに全部あずけなさい」
「こわいっ、やめてぇっ……しにたくないっ……でも……きもちよくて……っ!」
(こんなの……おかしい……いやだ……ころされる……でも……からだが……あああっ……!)
「またイクっ……たすけてっ……とめられないっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!」
触手に絡まれた身体を痙攣させ、再び絶頂に達するミス・ユニバース。
「可愛い子。まだ遊びたいけど……次はあなたの番よ、モレイラ」
メディューシャの声が耳に残り、ミス・ユニバースの身体は仰向けに放り出された。痺れと灼熱の余韻で胸郭が震え、まともに息ができない。
「ふふ、いい匂い。——次は、わたし」
黒と金の濡れた光沢が覆いかぶさる。ウツボから生まれた女怪人、モレイラ。艶めく髪がヒロインの肩を撫で、にやけた唇がいやらしく歪む。
(いやだ……また別の怪人に……まだ終わらないの……っ! たすけて、もう無理……!)
「モレイラよ。言葉を奪う瞬間が、一番美味しいの」
次の瞬間、鋭い牙が肩に食い込んだ。
「ぎゃああああッ!! や、やだぁぁぁぁっ!!」
圧し潰す鈍痛から熱と痺れが全身へと広がる。噛みつかれた跡を舌が這い、唾液に混じる毒が皮膚の下で泡のように弾けた。
「ひぎぃぃっ……! いたいっ、いやっ……っ、あつ……ひあぁぁぁぁッ!!」
二の腕に牙が突き立つ。
「ぎぃぃああああッ!! や、やめてっ、やめてぇぇっ!!」
毒が血流に溶け込む。痺れと疼きが骨の芯まで這い、傷を舐め回す舌が苦痛に甘い熱を混ぜ込む。
「いやぁっ……いやなのに……っ、きもち、いいの……やだ、やだぁっ!」
恐怖と羞恥が渦巻き、言葉の形が崩れていく。
(だめっ……言葉まで……壊れてく……もう……なにを言ってるのか……わからない……っ!)
太腿に牙が食い込んだ瞬間、喉から絶叫が迸る。
「いやあああああああッ!! だめぇぇぇぇぇぇっ!!」
脚が跳ねるが力は入らない。痺れが四肢を縛り、意識を霞ませる。
「ひぃっ、ひぐぅっ……あつい……あついのに……っ、からだ、ちがっ……ああっ、きもちよくなっ……ちゃうの……っ!」
舌が太腿の傷を舐め上げる。痺れと熱が背骨を這い上がり、悲鳴が嗚咽と甘い声に崩れていく。
(いやぁ……このまま……痛いのと……気持ちいいので……ころされる……! こわい……助けて……!)
「い、いや……っ、ころさないで……たすけて……っ! もう……こわれちゃうぅっ……!」
マスクの中で涙と涎が溢れ、言葉はとぎれとぎれに途切れる。嗚咽と懇願、そして否定できない快感が混ざって、何を言っているのか自分でもわからない。
(ああいや……またイカされるっ……もういやっ……だれかっ……だれかたすけて……)
「ああイクっ……イっちゃうっ……とめられないっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
「本当に可愛いわ、もっと気持ちよくしてあげる」
「や、め……て……いやぁ……でも……きもち……よすぎて……っ、やだぁぁぁぁッ!!」
「“許して”って言える?」
「……ゆ、るして……ごめ……なさい……っ……いやぁ……もういやぁぁっ……!」
「もう一度。ちゃんと、言える?」
「ころさな……で……っ、たすけて……っ、しにたくない……! でも……でもっ、ああイクっ、ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」
「うん、よくできました」
膀胱が再び弛緩した。温かい液体がスーツの内側を伝い、太腿を濡らす。羞恥と絶望の震えと同時に、痺れが脈打つ快感を加速する。
「や、めて……いやぁ……っ! でも……きもち、よすぎるの……いやぁぁぁぁっ!!」
「ほら、もう上手に話せない。大丈夫、考えるのをやめれば楽になる」
耳元に甘い囁きが落ちた。ミス・ユニバースの声は悲鳴にも嗚咽にもならず、ただ溶けていく。
(……いや……声まで……溶けていく……考えられない……なにも……!)
モレイラの舌が最後に深く舐め、絶頂を誘う痺れを刻んだ。
「ぎぃぃああああああああああッッ!! やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!イクっ、イクっ、いやぁぁぁイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」
絶叫は裏返り、自分の声ではないように聞こえた。
(だめ……もう……わたし……こわれる……! 痛いのと……気持ちいいので……ころされる……っ……!)
視界が途切れ途切れに暗く染まり、音が遠のく。言葉も思考も千切れ、ただ断片だけが残る。
(……たす……け……て……もう……なに……も……)
「お楽しみは尽きないけれど——仕上げはわたし」
冷えた声とともに現れる「毒姫」。蠍から生まれた女怪人、ラトーネ。黒革が軋み、尻尾の毒針が暗く鈍く光り、怯える身体を影のように覆った。
「ラトーネよ。さあ狂わせてあげるわ」
鋭い毒針が乱打のように、ミス・ユニバースの身体に突き刺さる。肩に、太腿に、腹に、容赦なく。
「ぎゃああああああっっ!! い、いやぁぁぁぁぁっっ!!!」
悲鳴とともに全身が跳ね、筋肉が痙攣でひきつる。突き刺すたびに熱と冷たさが交互に流れ込み、神経が焼け切れたように震える。
「こわいっ……もうやめ……ひっ、あぁぁぁぁぁっっ!!!」
恐怖に濡れた絶叫が途切れる。だが次の瞬間、鋭い痛みを覚悟した肌に触れたのは、ぞっとするほど優しい感触だった。
針で刺された肩を、太腿を、腹部を、なぞるように撫でる。
「ま、また刺すんでしょ……!? ……ちが……う……っ、なに……これぇぇ……っ!」
(痛いのに……やだ、体が……勝手に……!)
恐怖と安堵と、ありえない快楽が一度に押し寄せる。
「刺す、撫でる、また刺す」——容赦のない反復が続く。
毒針が右の二の腕に突き刺さる。
「ぎぃぃあああああああああああっっっ!!!!!」
絶叫とともに跳ね上がる身体を、すぐさま撫でる指がなぞる。
「あぁっっ……ひぃ……やだぁぁぁ……腕なのに……気持ち……いいぃぃっっ!」
毒針が右の太腿に深々と突き刺さる。
「ぎゃあああああああああああああああああっっっ!!!!!」
肉を裂かれる痛みに悲鳴が響き渡るが、直後に腿を這う撫でが快楽を上書きする。
「ひあぁぁぁぁっっ……だめぇぇ……っ! あ、ああっ……いやっ……足……なのに……きもちぃぃぃっ!」
毒針が腹部へ突き刺さる。
「ひぎゃあああああああああああああっっっ!!!!!」
泣き叫ぶ声を押し潰すように、腹を撫でる感触が続く。
「あぁっっ……っ……ひぃ……いやぁぁっ……お腹まで……気持ちよく……なっちゃうぅぅっ!」
その繰り返しに理性は壊れ、恐怖が錯乱を加速させた。
「や、やだぁっ……つぎ……どこぉぉっ!? 来る……来ちゃうぅぅぅっ!」
「ひぐっ……あぁぁっっ……痛いのにっ……気持ちいいのやだぁぁぁぁぁっ!」
(いやっ……壊れる……殺される……でも……ああっ、止められない……!)
——なおも追い打ちは続く。
毒針が左の二の腕に突き刺さり、痙攣の絶叫を搾り取る。すぐさま撫でられ、声は快楽混じりに変わった。
「あぁぁっっ……ひっ……だめ……腕なのにぃぃっ……腕なのにイっちゃうっ……ああイクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!」
毒針が左の太腿に突き刺さる。烈しい悲鳴が迸るが、続く愛撫に混乱した声が裏返る。
「ぎぃぃああああぁぁっっ……! いやっ……でもっ……だめぇぇぇぇっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!」
毒針が腹部に深く突き刺さる。臓腑を掻き回すような痛みにのけぞり、だがやさしい撫でがその上をなぞる。
「ひぎぃぃぃっっ……っ、ああああぁぁぁぁっ! だめぇぇ……お腹……熱くて……気持ちよすぎる……っ!らめっ、イクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
(いや……だめ……狂わされる……っ! 痛いのに……気持ちよくて……殺される……!)
——限界に追い込まれたところで、ラトーネの冷えた声が落ちた。
「そろそろ仕上げにしてあげる」
ラトーネの声とともに、毒針がスーツの上から胸に突き刺さる。
乳房を貫く烈しい苦痛に、ヒロインの絶叫が響き渡る。
「ぎゃああああああああああああああああっっっ!!!!!」
さらに続けざまに、スーツの股間へと突き刺さる。
「いやぁあああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!」」
胸郭が痙攣し、呼吸はばらばらに乱れる。だが、その直後に訪れたのは撫でる感触だった。
スーツの上から乳房を揉みしだき、濡れた股間を嬲っていく。
もっとも敏感な部分を責められる快感が、錯乱した意識を一気に塗り潰した。
「ああっ……そっ……そこっ……イクっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!!」
(頭が……真っ白……声が、わたしのじゃない……!)
「殺されちゃ……うのに……いや……気持ち……いいの……いやぁぁぁぁぁっ!」「……ゆ、るして……ごめ……なさい……っ……いやぁ……もういやぁぁぁぁっ!」
「助けて……助けてぇぇっ! 殺さないでぇぇぇぇっ!」
「やめてぇぇ……でも……でもっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!」
膀胱がゆるみ、熱い流れがこぼれる。
次の瞬間、喉を引き裂くような絶叫が再び走る。
「いやあああああああっっっっっ!!!! ころされちゃうっ……ころさないでぇぇぇぇぇぇっっっ!! ああああっっ、イっちゃうっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
涙と涎に濡れた顔。視界は白に塗り潰され、全身は痙攣の波に跳ね続ける。
「……きれい」
毒姫ラトーネは冷ややかにそう呟き、ヒロインの胸と股間に、さらに毒針を突き立てる。愛撫と刺突が容赦なく交錯し、錯乱の叫びを際限なく引きずり出した。
「ぎゃああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」」
「イクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!!」
絶叫は途切れず、声が枯れてもなお喉から絞り出され、響き続ける。
やがて絶叫し尽くした肉体は痙攣を繰り返したのち、糸の切れた人形のようにぐったりと崩れ落ちた。
視界の端で、他の四人がまた戻ってくるのが見えた。
「もう壊れちゃったかしらね」
「でも、まだ少しは可愛がれるでしょう?」
「最後まで鳴かせてあげたいものね」
愉悦に満ちた囁きが交差し、責めは円を描くように、合図もなく再開される。
オクトヴィーナの触腕、タラーニャの穿刺、メディューシャの触手、モレイラの牙、ラトーネの毒針——同じ順序でもう一度襲いかかり、痛覚と快楽の地図が塗り直される。
ミス・ユニバースはもう、どの刺激がどの怪人のものか判別できない。焼けつく痛みに紛れ、背骨の奥から痺れるような甘い電流が奔り、身体が勝手に跳ね上がる。
叫びと嗚咽が自動的に繰り返され、言葉は意味を失い、短い音節だけが口から飛び出した。
「や……や、だ……っ、ムリ、むり……いやっ、いやぁぁ……っ! きもち……いやぁ……でも……っ!」
「やめ……やめて……たす、け……ひっ、ひぃっ……! でも……あ、あぁ……っ、いや……きもち……ぃ……! イクっ……イクっっ……!!」
「やっ……やぁ……だめ……っ、あ、あああっ……っ! いやぁ……でも……っ、や……だのに……っ、あっ……!」
マスクの内側で涙と鼻水と涎が混ざり、息を吸うたび芯が焼ける。指先は冷え、背中は汗で濡れ、脚は意志を失って小刻みに震え続けた。(怖い、怖い、怖い。誰か、誰か——)
女怪人たちは楽しげに評価を重ねる。
「ほら、声が裏返ってる」
「音に遅れて反応してる」
「痛がってるのに、快感に震えてる」
「言葉がほどけて、もうお願いしか言えない」
サドメアの靴音が、静かにその輪の外から近づく。
「可愛いわ、レイナ。最高の“崩れ方”。よくがんばったわね——まだ、終わらせないけれど」
ミス・ユニバースは仰向けのまま、マスクの中で泣き叫ぶ。涎混じりの声はもはや自分で制御できず、胸が引き攣るようにしゃくり上げる。魂のほうから音が剥がれていく気がした。
「……ミサ……き……さん……っ、たす……け……いやぁ……っ……こわいのに……きもち……ぃ……っ!」
「ひぐっ……や、だ……いやぁぁ……しんじ……てたのに……! たすけて……もう……やめてぇ……っ!」
「や……め……てぇ……っ、あぁ……むりぃ……っ! ころされる……っ、でも……あああぁっ……! イクっ……イクっ……あっ……!」
断片だけの声は途切れ途切れに響き、意味を失って崩れていく。言葉の代わりに悲鳴と嗚咽が裏返り、異様に高い声や低い声が交互に漏れた。
金属の室内に、サドメアの低い囁きがはっきりと響いた。
「だからこそ、よ。あなたは”完璧なヒロイン”に仕上がった。——あとは、この手で完全に処刑してあげるだけ♡
もう少し、彼女たちに可愛がってもらいなさい。そのほうが、あなたをもっと完璧に仕上げられるから」
五つの影がまた近づく。ミス・ユニバースの胸郭が浅く上下し、視界が遠のいたり戻ったりする。泣き声は弱く、けれど止まらない。
「やぁ……いや……やだぁ……っ! こわい……でも……きもち……ぃ……っ、やめてぇ……っ!」
「たすけ……だれか……あっ……あああっ……っ、ころさないで……っ、いやぁ……いやぁぁぁ!」
「もう……やめて……っ、もう……いや……しにたく……ない……っ、でも……っ、あああぁぁ……っ!」
声は錯乱し、苦痛と快楽の境が崩れていく。命乞いの言葉は意味を失い、ただ音だけが震える肉体から流れ出し、金属の壁に反響した。
第五章:絶望の接吻、ヒロインの最期
処刑室の空気は、毒と死の香りを孕んでいた。
冷たく滑らかな床に、ミス・ユニバースの身体が投げ出されている。
その肢体はすでに限界を越え、痙攣とともにわずかに震え続けていた。
荒い呼吸の合間に、かすれた声が漏れる。
「う……あ……あ……」
マスクの中で白目をむき、口から泡を吐きながら、彼女はそれでも生きていた。だが――
「まだ死んじゃ、ダメよ?」
ヒールの音が静かに近づく。サドメアの足取りは、恋人に歩み寄るように甘やかだった。
彼女はしゃがみこみ、優しくその頬に手を添える。
「あなたの最期は、私が直接この手で……この唇で……心を込めて処刑してあげるんだから」
ゆっくりと注射器を取り出す。その中には淡い緑色の液体が揺れていた。
「特製の解毒剤よ……ただし、ほんのひとときの延命に過ぎないけれど」
そう囁き、サドメアはヒロインの首筋に針を差し込む。
冷たい液体が体内へと広がり、荒かった呼吸がわずかに整っていく。
「はぁっ……は……がはっ……」
ミス・ユニバースの瞳に、うっすらと光が戻る。だが、それは希望ではなかった。
「さあ……お前たち、準備して」
その言葉と同時に、五人の女怪人たちが影のように現れた。
ミス・ユニバースの腕をそれぞれ掴み、そのままずるずると引きずり起こす。
床を擦る音が無惨に響く。
「……あ……あぁ……やめ……やめてぇ……!」
処刑室の壁から伸びた金属の輪に、腕と脚を通される。冷たい感触が肌を刺し、両腕は大きく引き伸ばされ、脚もまた外へと張り出させられる。
X字に立たされて吊られたまま、身じろぎすら困難な姿勢。濡れた股間は羞恥にさらされるように大きく開かれ、逃げ場はもう、どこにもない。
「や、やだ……放して……やめてぇ……!」
X字に立たされた彼女の前へ、サドメアがゆっくりと近づいてくる。
「これでいいわ……準備は完了ね」
眼前に立つのは、彼女を愛し、そして殺す運命の主――サドメア。
「……ミ……サキ……さん……やめ……やめて……」
その懇願に、サドメアの唇が妖艶に弧を描いた。
「ふふ……可愛い子。さあ、ここからが本番よ」
サドメアの指が顎をすくい、吊られたヒロインの顔を固定する。
ゆっくりとその唇が近づき、吐息が頬を撫でた。
「ねえ……可愛いお口を吸わせて……」
マスク越しに、深く、貪るような口づけが交わされる。
マスクの中まで浸透する霧が吹き込まれ、肺の奥に広がった。
「んむぐぅぅっっ……っ! ごほっ、ごほっっ……!!」
「ふふ……そう、もっと吸い込んで……奥まで、ぜんぶ……♡」
甘い香りとともに、肺を焼く毒。
喉を焼く灼熱と、脳を痺れさせる幻惑が重なり、視界が揺らぐ。
「やだっ……やめてっ……っ! 死んじゃ……う……っ!」
(あつい……苦しい……でも……なにこれ……からだが……震えて……!)
痺れる胸の奥に、不意に甘美な震えが混ざり始める。
「ひっ……くぅっっ……やっ、いやあああぁぁぁっっっ!」
「可愛い……可愛すぎるわ、レイナ……♡」
サドメアの白い指が、胸の膨らみをなぞる。
スーツは汗と毒で濡れ、ぴたりと張り付いている。
「ひあぁっっ……っ! や、やだぁ……! 触らないでぇぇぇ!」
「どうして? こんなに……可愛い反応してるのに」
指先が胸から股間へと、ゆっくりと撫で下ろす。
震えと羞恥、痺れと快楽がないまぜになり、思考が溶けていく。
「ちが……ちがうのにっ……! わたし……いやっ……! なのにっ……あぁぁぁっっ!」
(だめっ……だめなのに……体が……声が……わたしのじゃない……!)
「強くて、美しくて、誇り高くて……それでいて、こんなに感じやすい……♡
私の可愛いヒロイン……あなたは最高の作品だったのよ」
「いやぁぁっっ! だめっ、感じてないっっ! ……ひぁぁああっっ!」
「ふふ……震えて泣きながら快感に溺れるその声……ほんとに素敵……」
涙声の悲鳴と、裏返る甘い吐息。
苦痛に抗おうとする理性と、抗えず揺さぶられる肉体。
「いや……やだやだやだぁぁぁぁぁっっ!! もうやめてぇぇぇっっ!!!」
(だめ……狂わされる……っ! 苦しいのに……気持ちよくて……壊される……!)
サドメアの口づけが再び重なり、毒と甘美の霧がさらに流し込まれる。
「んむぅぅっっ……っ……ぐっ……っ!」
肺が焼ける痛みに喉を裂くような悲鳴が続き、同時に甘い快感が無理やり上書きされる。
「ひぃぃぃいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
「やだぁぁぁぁぁぁっっっ!! 感じて……ないのにぃぃぃぃぃっっっ!!!!!」
「ああイクっ、イっちゃうっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!」
絶叫と喘ぎが交互に溶け合い、処刑室に響き渡る。
苦痛と快楽が入り混じった錯乱の声は、もはや止められなかった。
「さあレイナ……もっと……晒してあげる」
サドメアの背から伸びた紫色の触手が、吊られた肢体に絡みつく。
胸元をなぞったかと思うと、次の瞬間――
バチィィィィッ!!
「ぎゃああああああああああああああッッッ!!!!!」
スーツ越しに烈しい電撃が奔り、全身が反り返る。
マスクの中で涙と涎が溢れ、股間からは温かい滴が垂れ落ちた。
「……んふふ、最高に可愛い絶叫だったわよ」
サドメアは恍惚と微笑む。
触手は胸を這い、敏感な頂を捕らえる。
「いやぁっ……やめ……そこはぁ……!」
悲鳴の途中で、電撃と愛撫が同時に襲いかかる。
「ひぎぃぃぃっっ!! あぁぁぁっっ……いやぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
硬直しながら、喉から震え混じりの声が洩れる。
「っ……ひぅ……やぁ……っ、胸……きもち……いいぃぃ……っ!」
(だめ……っ、感じちゃだめなのに……!)
(苦しいのに……熱い……っ、いや……いやなのに……!)
胸を締めつけられ、また電撃。
「ぎぃああああああああああああああっっっっ!!!!!」
だが直後、吸いあげられる感覚に声が変わる。
「あぁぁっ……ひぃっ……や……やだぁぁ……っ、気持ちよくて……いやぁぁぁぁぁっっ!!!」
「だめイっちゃうっ、イっちゃうよっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
触手は股間を締め上げ、稲妻と共に敏感な部分を撫で上げた。
「ひぎゃああああっっっ!!!!!」
絶叫のあと、声は震え、裏返る。
「あっ……ひあぁぁっ……やだ……やだのに……あぁぁっ、そこ……きもちいいぃぃっっ!」
(やめて……やめさせて……っ! なのに……止められない……!)
(壊れる……でも……体が……熱くて……!)
「ひあぁぁっ……ああぁっっ! だめっ……でも……もっと……っ、ああぁぁぁぁっ!!」
「もっとしてっ、もっとっ……ああイクっ、イクっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
サドメアは愛おしげに見上げ、さらに強く触手を締めつける。
「可愛い……ほんとに、ほんとに可愛い……♡」
絶叫と喘ぎ、苦痛と快楽が処刑室に木霊し、吊られた肢体は震え続ける。
続けてサドメアは、銀色の注射器を取り出した。
その中には漆黒の液体――死そのもの。
「さあ、次はこれ……最後の毒よ……あなたの奥まで、刺してあげる♡」
「やっ……いやぁぁっ……やめてっ……やめてぇぇっ!!」
ぶすり――。
首筋に、腹部に、針が突き立つ。
「ぎぃっ……ぎゃあああああああああああっっっ!!!!」
全身が痙攣し、マスクの中で唇から泡が吹き出す。
指先が硬直し、吊られた身体が激しく震える。
「はぁぁ……ひっ……いや……死ぬ……いやあああああああっっ!!!」
「ふふ……まだ死なせないわ。むしろ、ここからが本当のご褒美よ」
サドメアは顔を近づけ――唇を重ねた。
舌ではなく、命を吸い上げる接吻。
「んむぅっ……っ……やっ……ああぁぁっ……!!!」
口から生命エナジーが吸われ、視界が暗転する。
身体の芯が冷え、足先から力が溶け落ちていく。
「さあ吸わせて……あなたの“全部”を、わたしがもらう……♡」
一度、唇を離したサドメアは愛おしそうに微笑んだ。
「可愛いわよ、レイナ。さあもっと吸わせて……」
「や……やだっ……たすけ……ごめんなさい……ごめんなさいぃ……!!」
懇願を無視して、再び唇を奪う。
「んむぅぅっ……ひぃ……っ……ぁぁぁぁ……ああああああ……!!!」
肺から命が吸い出され、喉から掠れた喘ぎが洩れる。
離されるたびに、首ががくりと垂れ、息が荒く乱れる。
「ふふ……いい声になったわね。もう半分くらい抜けたかしら」
「や……もう……もういや……ころさないでぇ……たすけて……!」
「助けて? いいえ……わたしにもっと差し出すのよ♡」
三度目の口づけと吸引。
「んんんんんんむぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
魂ごと啜られる錯覚。
(だめっ……もう……頭が……真っ白に……あ……ああぁぁっ……!)
視界が波打ち、意識が遠のく。
やっと唇を離したとき、マスクの中は涎と涙に濡れ、声にならない掠れ声で命乞いを繰り返していた。
「た……すけ……ころさないで……ころさないでぇぇぇ……」
その瞬間――。
サドメアが一歩さがると、背から三本の触手が伸びて、触手の先端が花のように口を開いた。ヒロインの両胸と股間へ、ぴたりと吸着する。
「いやぁぁ……! やめてっ……そこはいやっ……そこはいやぁぁぁぁぁっっ!!!」
スーツの布地越しに愛撫するように蠢き、敏感な場所からエナジーを容赦なく吸い上げる。
「ひゃあああああああああっっっ!!!!!」
「やっ……あああぁぁっ……いやっ……だめ……っ……あっ……気持ち……よすぎ……やぁぁぁぁぁっっっ!!!」
「イっちゃうよっ、イっちゃうっ……イクっ、ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
電撃にも似た吸引。
快楽と羞恥と苦痛が同時に神経を焼く。
「もう、やめてっ……だめっ……吸わないでぇ……命まで吸わないでぇぇっ!」
(いやぁぁっ……感じちゃ……だめ……なのに……っ!! 壊れるっ……死ぬのに……体が……!!)
(やだ……やだやだぁ……死ぬのに……気持ちいいなんて……ッ!!)
「しにたくないっ……死にたくないよっ……たすけてっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!」
「ふふ……そう、その声よ、レイナ……最高だわ」
胸と股間から、エナジーを吸われる。命と共に、羞恥と恐怖と快楽のすべてを。
「ひぎゃあああああああああああああああああっっっ!!!!!」
「だめぇぇぇっ……だめなのにぃぃ……! いやっ……でも……ぁあああぁぁぁっ!!!」
(いやだ……いやだよ……身体が勝手に……絶頂してる……たすけて……!)
絶叫と喘ぎが溶け合い、錯乱とともに意識が砕けていく。
胸と股間を吸われ続け、最後の命が削り取られる。
「やめて……ころさないでぇぇぇっ……ごめんなさいっ……わたし……なんでもするからぁぁぁぁっっっ!!!」
命乞いは涙と涎に溺れ、声が裏返る。
「ふふ……最期まで感じて、嬲られて、絶頂して……そして死になさい♡」
「いやあああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」
「ひぃぃぃぃっっ……も、もう……もうだめっっ……たすけてっ……たすけっ……」
「ああイクっ……だめイクっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!!」
最後の絶頂を迎えた後、マスクの中にかはっ……と血混じりの息を吐き、首が折れた人形のように垂れ下がる。
全身が痙攣し、最後の命が絞り取られていく。
(いや……いやだ……死にたくない……でも……もう……からっぽ……)
力が抜け、吊られた肢体がだらりと垂れる。
生命エナジーを完全に吸い尽くされ、ミス・ユニバースはついに絶命した。
エピローグ:救済なき終焉
手枷足枷が静かに解かれ、吊られていた身体は床へと落ち、仰向けに転がされた。
ミス・ユニバースの変身が解け、インナースーツ姿の響レイナに戻っていく。
顔には涙の跡、口元には涎、胸元は汗で濡れ、股間からは熱い液体が床へ広がっていった。
痙攣が止まり、ただの亡骸となった彼女を、サドメアは静かに見下ろした。
その瞳は慈しみと狂気の両方を宿していた。
「本当に……可愛かったわよ。愛してる、私のレイナ……永遠に」
最後にもう一度、その冷たい唇を奪い、死んだヒロインの口から余韻を吸い上げる。
やがて、立ち上がったサドメアは振り返り、女怪人たちを従えて歩き出した。
「さあ……次の可愛い子を、育てましょう」
処刑室には静寂が戻った。
残されたのは、涙と涎と汗と失禁にまみれた、哀れなインナースーツ姿の亡骸だけ。
かつてミス・ユニバースと呼ばれたヒロイン――響レイナの、それが最期の姿だった。
いいね!
|
コメントする
コメントをするには
ログイン
をしてください。
※「コメント」は承認制です。反映までにお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
▲ページの先頭へ戻る