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ごー
タイムアスモデウス
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Katherine
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おおたこ
■タイトル 

蒼き初星の収穫者 女幹部〇〇ヒーロー陥落 ブルールクス編 [No.10918]

■プロット
【登場人物】

主人公:悪の女幹部
名前:キャロンヌ
役職: 悪の地下帝国「ヂューブ」の科学開発部門主任兼、特務幹部。
外見: 知的な印象を与える銀髪のロングヘアにしている。普段は白衣を羽織り、体のラインが分かる黒いインナーとタイトスカートを着用。戦闘や”実験”の際は、機能性と官能性を兼ね備えた特殊なボディスーツ姿になる。
性格: 冷徹でサディスティックなマッドサイエンティスト。彼女の行動原理は「探求心」。人間の肉体に秘められた未知のエネルギー、特に**「未成熟な男性が初めて性的快感の絶頂に達する際に放出される『初精エネルギー』こそが、最も純粋で高密度なエネルギー源である」**という独自の理論を信じ、その証明に執念を燃やしている。ターゲットを「貴重な研究サンプル」「モルモットくん」と呼ぶ。

ターゲット:〇〇ヒーロー
名前: アキオ / ブルールクス
年齢: 15歳
特徴: 輝光(きこう)戦隊「ルクスマン」のメンバー。水のように流麗で俊敏な体術を得意とするスピードファイター。
性格: ストイックで真面目。長官から受けた「雑念は鍛錬の妨げになる。特に色恋や性欲は、お前の速さを鈍らせる毒だ」という教えを頑なに守っている。自分の肉体に秘められた可能性を信じ、日々厳しい鍛錬に明け暮れているが、性的な事柄に関しては完全に無知で、「不純なもの」として意図的に避けてきた。そのため、女性からの刺激に対する耐性が全くない。彼の信条は**「鍛え抜かれた肉体は、無限の力を発揮する」**だが、その信念が根底から覆されることになる。
青いルクスエナジーを纏った精通の精子が悪の女性幹部に奪われ切るまでの物語

【本編】
序章:蒼光の捕獲

 地響きと閃光が、廃墟と化した市街地を断続的に照らし出していた。悪の地下帝国「ヂューブ」が放ったキメラ合成獣の咆哮と、それに立ち向かう輝光戦隊ルクスマンの鬨の声が入り乱れ、混沌の交響曲を奏でている。
 だが、その戦場の喧騒から隔絶されたかのように、特務幹部キャロンヌは静かだった。瓦礫の山の上にすっくと立つ彼女の銀髪は、爆炎の赤い光を浴びてもなお、冷たい月光のような色を保っている。彼女の双眸に映るのは、戦況の優劣ではない。ただ一点――蒼い閃光となって戦場を駆ける、ブルールクスの軌跡のみ。

「…美しい」

 思わず、吐息のような呟きが漏れた。無駄のない筋肉の躍動、重力を感じさせない身のこなし、そして何より、その動きに一切の「澱み」がないこと。純粋な闘争心と、鍛え上げられた肉体への絶対的な信頼。色恋や性欲といった、キャロンヌが「ノイズ」と定義する情動に汚されていない、完璧なまでの純粋性。
あれこそが、私の理論を証明するための、至高の『器』。
キャロンヌの口元に、微かな笑みが浮かぶ。彼女にとってこの戦場は、最高級の食材が皿の上で踊るのを眺める、ディナーの前の前菜に過ぎなかった。

「計測完了。行動パターン、誤差修正0.02%未満。最適解を提示、実行します」

 キャロンヌがインカムに淡々と告げると、彼女の周囲に影のように控えていたステルスドローン群が一斉に散開した。それはまるで、蜘蛛が獲物のために見えざる巣を張るかのようだった。
 一方、アキオ――ブルールクスは、ヂューブ地下獣の分厚い装甲の隙間を縫うように駆け抜け、渾身の蹴りを叩き込んでいた。彼の思考は、勝利への最短ルートを駆け抜けることだけに集中している。

(あと一撃…! この一撃で、コアを砕く!)

 勝利を確信し、更なる加速のために全身の筋肉をバネのようにしならせた、その瞬間。
世界が、ぐにゃりと歪んだ。
音はない。衝撃もない。だが、脳の奥、三半規管を直接揺さぶられるような、未知の不快感が全身を襲う。視界が揺らぎ、遠近感が狂う。鍛え上げたはずの体幹が、まるで意味をなさない。

「なっ…!?」
 高速移動中に致命的な平衡感覚の喪失。体勢を崩したアキオの体は、慣性の法則に従って無様に地面を転がった。全身を打ち付ける鈍い痛みよりも、何が起きたのか理解できない混乱が彼の思考を支配する。
 その時、ふわりと、甘く冷たい香りが鼻腔をくすぐった。シャンプーとも香水とも違う、どこか人工的で理知的な、それでいて抗いがたいほどに蠱惑的な香り。
そして、首筋にそっと触れる、ひんやりとした感触。

「……ッ!?」

 驚いて振り返るより早く、その指先から微弱な電流とナノマシンを含む神経毒が、皮膚を突き破って血流へと侵入していく。それは痛みではなく、むしろ体の芯を蕩かすような微熱となって瞬く間に全身へ広がった。筋肉から力が抜け、思考に靄がかかっていく。

「いい子ね、私のモルモットくん」

 耳元で囁かれた声は、まるで上質な絹で鼓膜を撫でるように滑らかだった。アキオは朦朧とする意識の中、自分を見下ろす銀髪の女幹部の顔を見た。その瞳は、戦場の敵に向ける憎悪や侮蔑の色ではなく、これから未知の現象を解き明かす科学者のように、純粋な好奇と愉悦に爛々と輝いていた。

「君が誇るその素晴らしい肉体……その中に眠る、君自身さえ知らない『未踏の領域』。私がこれから、そのすべてを有効活用してあげるわ」

 その言葉は、アキオの英雄としてのプライドを、根元から揺さぶる宣告だった。抵抗しようと唇を動かす前に、彼の意識は深い霧の中へと沈んでいった。

第一章:白衣の実験室

 鼻孔を刺す、微かな〇品の匂い。肌に触れる、金属の無機質な冷たさ。手足を〇〇する、柔らかいが抗いがたい感触。そして、規則正しく響く、何かの計測機器が発する電子音。
五感が捉える情報が、ここが敵の施設であることをアキオに告げていた。ゆっくりと瞼を開くと、視界に飛び込んできたのは、壁も、床も、天井も、すべてが純白で統一された空間だった。まるで、巨大な生物の体内にいるかのような、現実感のない光景だった。
そして彼は、自分がその純白の世界で唯一の色彩を放つ異物であることに気づく。ヒーローの証である青いスーツは剥ぎ取られ、鍛え上げた裸身を惜しげもなく晒していた。

「目が覚めたかしら、貴重な研究サンプル」

ヒールの先が床を打つ、硬質な音。声のした方に顔を向けると、あの女幹部が立っていた。戦場での機能的なボディスーツではなく、今は体のラインがくっきりと浮かび上がる黒いインナーとタイトスカートの上に、真っ白な白衣を羽織っている。その姿は、冷徹な科学者そのものだった。

「くっ……! ここはどこだ! 僕の体を使って、一体何をするつもりだ!」

〇〇を振りほどこうと力を込めるが、特殊な素材でできたベルトはびくともしない。アキオの焦燥を、キャロンヌは楽しむように眺めていた。

「私のラボよ。そして、これから君に行うのは『実験』であり、『証明』。君が今まで築き上げてきた価値観を、より高次元の真実へと導くための、神聖な儀式よ」

キャロンヌはゆっくりとアキオが横たわる診察台に歩み寄る。その手には、様々なデータが表示されたガラスのようなタブレット端末が握られていた。

「君の信条は、『人の体には未知の力が秘められており、鍛えれば鍛えるほど無限の力を発揮する』。実に素晴らしい。私もその点に関しては、完全に同意するわ」

彼女はそう言うと、空いている方の手で、アキオの胸板にそっと触れた。その指先は驚くほど冷たい。

「だが、君は見落としている。致命的なまでに」

指が、彼の鍛え上げられた腹筋の溝を、まるで地形を確かめるようにゆっくりとなぞっていく。そのたびに、アキオの体がびくりと震え、肌に粟が立った。女性に、それも敵である女幹部にこんな風に触れられるのは、生まれて初めての経験だった。

「君が『雑念』『毒』として切り捨て、意識的に避け、一度も鍛錬の対象としてこなかった領域……」

指はさらに下へ、下腹部へと滑っていく。アキオの呼吸が止まり、顔が〇〇と羞恥で真っ赤に染まった。

「その最深部にこそ、最も高純度で、最も根源的なエネルギーが、手つかずのまま眠っているとしたら?」

キャロンヌはタブレットの画面をアキオの目の前に突きつける。そこには、常人には理解不能な複雑怪奇な数式とグラフ、そして『初精エネルギー理論』という禍々しい文字列が浮かび上がっていた。

「未成熟な雄個体が、初めて経験する性的絶頂。その瞬間に、生命の根源そのものである遺伝子情報と共に放出される膨大な生命エネルギー……それこそが、我が帝国『ヂューブ』を永遠に繁栄させる至高の動力源となる。――これが、私の立てた仮説」

キャロンヌはアキオの耳元に顔を寄せ、熱い吐息と共に囁いた。

「そして君は、ブルールクス。その輝かしい理論を完成させる、最後のピースであり、最初の証明者となるのよ」

それは、アキオが今まで信じてきた「正義」や「鍛錬」という言葉を、汚泥の中に叩き込むような、悪魔の宣告に他ならなかった。

第二章:未知の鍛錬

キャロンヌの言う「実験」は、アキオの想像を絶する形で始まった。それは「鍛錬」という、彼にとって最も神聖な言葉を被せられた、甘美な地獄だった。

「第一段階として、君の全身の感度を計測する。どこが最も『未知の力』、すなわち快感に反応しやすいか、詳細なデータが必要なのよ」
キャロンヌはそう言って、粘度の高い、透明なジェルを素手で掬い取った。そして、まるで貴重な美術品を磨き上げるかのように、アキオの全身に塗り込み始めた。

ひんやりとしたジェルが肌に広がる感触。そして、それを塗り広げるキャロンヌの指先の、滑らかで執拗な動き。鍛錬で研ぎ澄まされたアキオの肉体は、そのぶん外部からの刺激に驚くほど過敏だった。首筋、脇腹、太ももの内側…彼女の指が触れるたびに、彼の体は意思に反して震え、計測機器の数値が微細に跳ね上がる。

「素晴らしいわ。全身が、まるで最高級のセンサーのようね。特に……」

彼女の指は、アキオが今まで不浄なものとして意識の外に置いていた中心部に、躊躇なく触れた。

「ッ……!?」

声にならない悲鳴が、アキオの喉から漏れた。そこは、誰にも触れられたことのない聖域であり、同時に、彼自身が最も恐れ、目を背けてきた領域だった。キャロンヌの手の中で、それは〇〇と未知の熱を帯びて、硬く脈打ち始める。

「ほうら、正直な反応だわ。ここが君のエネルギーの『炉心』よ。君が今まで無視してきた、最大の可能性」

キャロンヌは淡々と数値を読み上げるが、その行為自体が、アキオのプライドをずたずたに引き裂いていく。

「やめ……やめろ……ッ!」
「抵抗は無意味よ、アキオくん。第二段階に入るわ。精神へのアプローチよ」

ラボの照明が落とされ、壁一面に幾何学模様の映像が流れ始める。同時に、ヘッドホンから脳を直接揺さぶるような特殊な低周波音と、キャロンヌの囁き声が流れ込んできた。

『これは君を強くするためのトレーニング…』
『体の声を聞きなさい…君の体は、力を欲している…』
『君が雑念と呼んだものこそ、真の力の源泉…本能を解放してこそ、
君は真のスピードを手に入れられる…』

彼が師から受け、信じてきた言葉が、悪魔のロジックにすり替えられていく。正義と悪、純粋と不純、その境界線が、快感という名の溶剤によって曖昧に溶かされていく。
そして、実験は最終段階へと移行した。

「さあ、アキオくん。君の『炉心』を、本格的に開発するわ」

キャロンヌの手つきは、もはや医療行為のように正確でありながら、同時にアキオの未知の感覚を的確に引き出すための、悪魔的な技術に満ちていた。彼の抵抗は徐々に弱まり、代わりに漏れるのは、苦痛と快感がない交ぜになった、甘い喘ぎ声。
〇〇だ。こんなこと、あってはならない。頭ではそう理解しているのに、体は正直に、与えられる快感の波に溺れていく。体の芯が痺れ、思考が熱で白く染まっていく。もう、どうなってもいい。そんな破滅的な感情が、彼の心に芽生え始めていた。
プライドという名のダムに、ついに決定的な亀裂が走る音がした。

終章:青き星、墜つ

「アキオーーーッ!!」

ラボの分厚い強化扉が、内側から吹き飛んだ。爆音と共に、ルクスマンの仲間たちが怒りと決意の形相でなだれ込んでくる。
だが、彼らが目にした光景は、戦うべき敵の姿ではなかった。
純白の診察台の上で、〇〇された仲間が、苦悶と恍惚が溶け合った見たこともない表情を浮かべ、銀髪の女幹部にそのすべてを委ねている。アキオの体からは淡い蒼い光――ルクスエナジーがオーラのように立ち上り、その中心、熱く滾る一点へと渦を巻くように集中していくのが、誰の目にも見えた。

「あら、観客のお出ましね。ちょうどよかったわ。英雄の、最も無様で、最も美しい瞬間を、その目に焼き付けなさい」

キャロンヌはヒーローたちに嘲るような笑みを向けると、アキオの耳元で最後の引き金を引くように囁いた。

「さあ、見せてちょうだい、アキオくん。君の『初めて』を。君の肉体に秘められた、青き星の輝きを!」

その言葉が、臨界点だった。

「ああああああああッッ!!」

アキオの全身が、弓のように大きくしなった。彼の理性のダムは完全に決壊し、その瞬間、彼の未踏の領域から、凝縮された青いルクスエナジーの粒子を銀河のように纏った、純白の奔流がほとばしった。
それは、あまりにも濃密な生命の輝きだった。
飛沫は空中で霧散する暇もなく、診察台に設置された円筒形の収集装置へと、まるで引き寄せられるように吸い込まれていく。みるみるうちに装置は蒼い光で満たされ、まるで新たな恒星が誕生したかのように、ラボ全体を神々しい光で照らし出した。

「……ああ……! 素晴らしい……! 私の理論は、正しかった……!」

キャロンヌは恍惚の表情で、蒼く輝くエネルギーコアを装置から取り出す。その小さなコア一つに、帝国を数百年は動かせると確信できるほどの、高純度のエネルギーが秘められていた。
彼女はゆっくりと振り返り、抜け殻のようにぐったりと喘ぎ、虚ろな目で天井を見つめるアキオの汗ばんだ額を、慈しむように、そして所有物を確認するように撫でた。彼の瞳から、かつて宿っていたストイックな光は完全に消え失せていた。

「よくやったわ、私の最高のモルモットくん。君の蒼き初星は、確かに私が収穫した」

仲間たちの絶望的な叫び声が、遠くで響いている。

「そして安心して。君のその体は、まだまだ無限の可能性を秘めている。これからも私の研究のために、そのすべてを捧げてもらうわ」

悪の女幹部キャロンヌは、科学者として、そして一人の女として、完全なる勝利をその手中に収めた。その傍らには、青き星の輝きをすべて奪われ、ただ彼女の命令を待つだけの人形と化した、かつての英雄が横たわっていた。

【女幹部 HAPPY END】

※長い文章をお読みいただきありがとうございました。

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