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ごー
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
ごー
いもいもたると
■タイトル 

戦隊司令脳クチュ悪堕ち〜星嵐戦隊トリスランサー〜ver3 [No.10817]

■プロット
【あらすじ】
悪逆非道で名高い破軍星団ネフェリアスの侵略を受けた人類は星嵐戦隊トリスランサーとともに生存を賭けた決戦に挑む。司令官一ノ瀬博士を亡くし、数多の重傷者を出したトリスランサーであったが、辛くもネフェリアスの侵略軍を撃退。その後トリスピンクこと高坂光姫の後押しもあり、亡き父に代わって一人娘一ノ瀬礼夏が新司令官に就任する。果たして彼女は首魁アルゴルと幹部フェドスが仕掛けた狡猾な罠から抜け出すことができるのだろうか…またトリスピンクの運命は…。


【設定】
破軍星団ネフェリアス
天の川銀河中心部から追放された悪意に満ちた敵性宇宙人の集団。数々の怪人を抱えており、首魁アルゴルの下、辺境星域で暴虐の限りを尽くしている。蹂躙された星々は文字通り毛髪一本も残さぬほどの地獄の様相を呈して壊滅すると言われている。

アルゴル
鬼の様な姿の怪人で、筋骨隆々とした堂々たる体躯とは裏腹に極めて邪悪な思考を持つネフェリアスの首魁。豪快な親分肌ではあるものの、女好きで気まぐれ。己の快楽に忠実であり、面白そうだと思えば自ら最前線に現れる。如何に生命を嬲り尽くし、その尊厳を奪うかにしか興味がない。

フェドス
醜く薄汚い風体のネフェリアス幹部。年老いて膂力はないが陰湿な性格で、高貴な者、美しい者を隷属させることに至上の喜びを得る。科学者としては大変優秀であり、ネフェリアスの技術部門を統括し、自らの暗い欲望の実現のため、日々新しい侵略兵器の開発に勤しんでいる。

星嵐戦隊トリスランサー

当初はいち早く破軍星団ネフェリアスの存在に気付いた宇宙物理学者一ノ瀬幸造博士によって結成された小規模な私設防衛隊だったが、ネフェリアスの地球侵略が顕在化した現在、国家的な支援を背景に多くの優秀な人材が集う人類の希望の星となっている。
レッド、イエロー、ピンクの3人のレンジャーが主体となって行動していたが、先の決戦で激戦の末、司令官一ノ瀬博士が戦死、レッド、イエローはバトルスーツを破壊され、重傷。現在、医療施設で加療中。残るは軽傷だったピンクただ一人という難局にあるが、ネフェリアスもそれ以上の損害を被っており、怪人はほぼ壊滅、残るは幹部数名と下級戦闘員のみという状況で、戦局は伯仲している。


一ノ瀬 礼夏【いちのせ・れいか】
一ノ瀬博士の一人娘にして正義感に溢れる孤高の才媛。先のネフェリアスとの戦いで落命した博士の後任として星嵐戦隊トリスランサーの指揮を執る。
また自らもシルバーのバトルスーツを有しており、戦うこともある。これは将来的な増員を考慮しての試験的な運用であるが、従来型のスーツに更に手が加えられている。手首のブレスレットで変身する。


高坂 光姫【こうさか・みつき】
星嵐戦隊トリスランサーの一人、トリスピンク。高い身体能力と知性を兼ね備えた女性。先の戦いでも次々と仲間が倒れていく中、孤軍奮闘し、ネフェリアスの怪人を撃退した。いつ如何なる時も冷静で的確な指示を行う礼夏を女性として心から尊敬しており、目標としている。その尊敬が高じてか、実は礼夏と身体の関係になれたらという秘めたる感情を持つ。


【プロット】

①就任の日

礼夏(お父様…私に力を…)戦隊司令用スーツの胸元で手を握り意を決する。

(拍手とともに登壇する礼夏。凛とした姿で堂々と演説を始める)

礼夏「…皆さん、もはや我々人類に一刻の猶予もありません。我々は今、存亡の危機に瀕しているのです。」

礼夏「先のネフェリアスとの激しい戦いで我々は甚大な戦力を失いました。先代司令一ノ瀬幸造もこの戦いで亡くなり、トリスランサーのメンバーにも重傷者が出ました。しかしながら、我々は絶対に屈しません。」

礼夏「…私、一ノ瀬礼夏は、亡き父から引き継いだこの優秀な人々とともに、破軍星団ネフェリアスと一命を賭して戦う決意です。」

礼夏「皆さん!決して諦めてはいけません!我々は必ずネフェリアスに勝利することをここに宣言します!再び地球に平和を取り戻すのです!」意志の強い眼差しで拳を固く握り締める礼夏。

(万雷の拍手と歓声。フラッシュ)

プツンと途切れる映像。

アルゴル「ガハハッ、コイツは面白ぇ!まだまだ楽しませてくれそうじゃねぇか」乱暴な仕草で空中スクリーンを消すアルゴル。
アルゴル「もちろん、俺様たちもこのまま引き下がりゃしねぇぜ?」玉座の様な豪奢な椅子で脚をを組み、豪快に笑う。ここは衛星軌道上にあるネフェリアスの地球侵略最前線の基地。
アルゴル「でもまあ、なかなかいい女じゃねぇか、新しい司令官様はよう。さて、どうしたもんか…力押しはもうできねぇしなぁ」顎をしゃくりながら考えを巡らすアルゴル。
フェドス「随分、楽しそうじゃのう、アルゴルよ。」
アルゴル「お、フェドスの爺さん、研究室から出るなんて珍しいな。てことは…」前のめりでフェドスを歓迎するアルゴル。
アルゴル「何か面白そうなモンができたんだな?」
フェドス「ハハハッ、まあ、そう焦るな。ほれ、落とすんじゃないぞ。」緑に輝くヒューズの様な小さなガラス管を無造作に放り投げるフェドス。おっと、と受け取り、摘んだ指先のガラス管を覗き込むアルゴル。その視線の先にはアメーバの様に蠢く緑色の生命体が。
アルゴル「ん?なんじゃこりゃ?」
フェドス「新発見だぞ、アルゴル。この前滅ぼした惑星の貴重なもんでな。菌類でも植物でもない。粘菌に近いが高度な知能があってなぁ…」
アルゴル「で?」期待していた様な代物ではなさそうで少々落胆した様子のアルゴル。
フェドス「気を落とすな、アルゴル。こいつはな、こう使うんじゃ…」耳打ちするフェドス。
そのうち、さも楽しげにウンウンと頷き始めるアルゴル。
アルゴル「スゲェじゃねぇか、爺さん!コイツは使えるぜ!」
フェドス「そうじゃろう、そうじゃろう、でな、アルゴルよ、この星嵐戦隊トリスランサーとやらの女司令官、何とか、誘き出せんか?」
アルゴル「そう言うことか!ガハハッ!そりゃ面白ぇ、それなら俺様直々に出ておびき寄せてやるぜ!」
アルゴル「よ〜し!出るぞぉ!」
徐ろに立ち上がり、肩をグルグルと回しながら歩いていくアルゴル。
フェドス「全く、相変わらず気が早いのう。さあて、こっちも忙しくなるわい。」
いそいそと闇に消えるフェドス。

②基地急襲

トリスランサー司令室

光姫「お疲れ様です。素晴らしい演説でした、礼夏さん。あ、これからは一ノ瀬司令、でしたね。」微笑みながら敬礼する光姫。
礼夏「ありがとう。でもこれからが本番よ。ネフェリアスの動向も気掛かりだし、何よりここの再建には時間がかかるわ。気を引き締めて行かなければ…」その表情はやや暗い。
光姫「大丈夫です、私たちはあの戦いを勝ち抜いたじゃないですか。それにトリスランサーは一人じゃありません!レッドとイエローが復帰すれば一気にあいつらを潰せます!」誇らしげに胸を張る光姫。
礼夏「そうね。高坂さん、これからも期待しているわ。」

そこへ緊急警報が鳴り響く。
男性の声「緊急警報。緊急警報。基地近辺、エリアC-5に重力反応。ネフェリアスの怪人が出現。」
礼夏「総員、第一種臨戦態勢。トリスランサー、C-5に急行します。」お互いに目を合わせ頷く礼夏と光姫。
光姫「トリスピンク高坂光姫、出動します!」敬礼して出ていく光姫。

エリアC-5 基地へと続く地下通路

(棍棒を肩に担いだアルゴルが現れる。)

アルゴル「ガハハッ、呼ばれてねぇけど来てやったぜぇ。トリスランサーって奴らはどこだあ?」
光線銃で応戦する一般職員。その腕を掴んでねじ上げるアルゴル。
アルゴル「あん?痛くも痒くもないぜ?お前らじゃあ、相手にならねぇなぁ。」職員を放り投げるアルゴル。
光姫「お前の相手はこっちよ!」そこへ駆け付けた光姫。
光姫「ランサーモード、チェンジ!」手首のブレスレットに手を当ててトリスピンクに変身する。
アルゴル「ほう、お前がトリスランサーか。お手並み拝見するぜ?」
棍棒で殴りかかるアルゴル。大振りなスイングを難なく避けると、アルゴルの上腿部に回し蹴りを放つ光姫。
アルゴル「ぬぁっ」
軸がやや振れたアルゴルが体勢を崩しかけたところで、バランスを取ろうと不安定になった腕を見逃さずに掴み、そのままフルスイングで壁に叩きつける。砂煙を上げて倒れ込むアルゴル。
光姫「馬鹿にすると痛い目を見るわよ!」油断せず正対して構える光姫。
アルゴル「ガハハッ、やるじゃねぇか、小娘!気に入った!」煙の中からふらりと立ち上がるアルゴル。
アルゴル「じゃ、チラッと本気を出すかい」赤く目が光ると全身の筋肉が盛り上がる。

司令室。
礼夏「(…あれは…まさか…)分析班、画像解析急いで!」
動向をモニターから監視していた礼夏が司令室のマイクから叫ぶ。
分析班「解析終わりました。間違いありません。あれは…アルゴル…です…」
その瞬間、爆音が響き、モニターの映像が消える。
礼夏(まさか…あのアルゴルが直接出てくるなんて…何を考えている?)
礼夏「エリアC-5に展開中の職員は直ちに緊急退避。繰り返します。エリアC-5に展開中の職員は緊急退避。トリスピンク、トリスピンク、応答してください!」応答がなく即座に別回線を繋ぐ礼夏だったが、雑音しか聞こえない。
分析班「司令、映像、復旧します。」
衝撃で途絶えたモニターの映像が回復する。そこにはアルゴルに首を絞められ持ち上げられている光姫の姿が。
礼夏「高坂さん!」思わず叫ぶ礼夏。

光姫「あっ…うっ…」両手でアルゴルの腕を掴んで抵抗するも既に足がつかない位置まで持ち上げられる光姫。そのバトルスーツはところどころ破れ、マスクのフェイスシールドも割れて苦しむ顔が覗いている。
アルゴル「何だ、やっぱりただの小娘だな。ったく、大したことねぇなぁ、おらよっ!」
片手を首から離すと光姫の鳩尾に一撃見舞うアルゴル。
光姫「ぐっ…あっ…」胃液を吐く光姫。
光姫(コイツ…桁違いに…強い…)
アルゴル「ヘヘッ、しかしいい身体してるじゃねぇか…ええ?」片手で乱暴に胸を揉むアルゴル。
アルゴル「俺様のオンナにしてやってもいいんだぜ?」
光姫「誰が…お前…なんか…の…」
アルゴル「ガハハッ、強気なオンナも好きだぜ?」
礼夏「アルゴル、待ちなさい。私が相手になるわ。」
そこへ現れる礼夏。
光姫「…れ、…礼夏さ…ん…」
アルゴル「おっ、ようやく司令官殿のお出ましか?」光姫の首を絞めていた手をあっさり緩めると礼夏に向き直るアルゴル。光姫はそのまま力なく地面に座り込む。
礼夏「ランサーモード、チェンジ」深呼吸をするとブレスレットに手を添える礼夏。シルバーのバトルスーツに身を包む。
アルゴル「そうこなくっちゃなぁ!」
殴りかかるアルゴルを軽く躱して構える礼夏。お互いの位置が入れ替わる。
礼夏「何が目的なのかしら?まさか本気で単身乗り込んできた訳ではないでしょ?」
アルゴル「ガハハッ、そうだな。まあ、今日のところはご挨拶ってところだな。」再び礼夏に襲いかかるアルゴルの拳を正面から受け止め、蹴り返す礼夏。衝撃波の圧だけでも凄まじい。
光姫(すごい…あのパワーをまともに受け止めるなんて…)ぼんやりとする光姫だったが礼夏が少しずつ光姫を庇う位置に移動していることに気付く。
アルゴル「ああ、そうそう」
ある程度互角に戦い、距離を置いたところで、いつの間にかアルゴルの指先に緑色に輝く小さなガラス管が。警戒する礼夏。
アルゴル「…お優しい司令官殿に就任祝いってことで。どかぁんとな!」
礼夏「なに!?」
じゃあな、の捨て台詞とともに光姫に向けてそれを投げ、突如現れた空間の歪みの中へ姿を消すアルゴル。
礼夏「高坂さん!!」咄嗟に動けない光姫の前に大の字になって立ちはだかり、その爆発を受け止める礼夏。飛び散った緑色の液体がバトルスーツをところどころ溶かす。
礼夏(…クッ…私としたことが…)バランスを崩し、片膝をつく礼夏。そのまま壁にもたれ掛かる様に気絶する。
光姫「礼夏さん!礼夏さん!医療班!医療班!至急エリアC-5にお願い!」

③萌芽

メディカルルーム。
裸でベッドに寝かしつけられている礼夏。眠っているのかピクリとも動かない。それを見つめる白衣の男と包帯を巻いた光姫。

医療班「バトルスーツの損傷の方は技術班の方で何とか…。問題は司令の身体に張り付いていた緑色の物質でして」
光姫「緑色の物質?」
医療班「どうやらアメーバ状の生物の様なのですが、解析にかけると負荷に耐えられないのか死滅してしまうのです。地球のものではありません。あ、勿論、司令のお身体からは全て除去いたしましたが正体不明で…」
光姫「…分かりました。少しでも何か分かったら教えてください。」はいと頷いて立ち去る医療班の男性。
光姫「礼夏さん…ごめんなさい…」そっと礼夏の手を取る光姫。
光姫「…私のために…こんなことに…」
身を挺して自分を庇ってくれた礼夏に涙ぐむ光姫。
光姫「…でも…きれい…」
ふとそのあまりのスタイルの良さを目の当たりにしている自分に気付き、息を呑む光姫。
光姫「…礼夏さん…私…」
場違いな劣情が少しずつ頭の中を巡り始める。手から腕へ、腕から胸元へと、まだ目覚める様子のない礼夏の裸体を優しく撫で始める。その指先が臍部より更に下へ向かおうとした刹那、礼夏の瞼がピクリと動く。
礼夏「…うっ…」片手を頭に添えて半身を起こす礼夏。
光姫「礼夏さん!」咄嗟に我に返る光姫。
礼夏「良かった、無事だったのね、高坂さん。」
光姫「何言ってるんですか!礼夏さんの方こそ…」そのまま秘めた想いを振り払うかのように礼夏を抱きしめる光姫。

シャワールーム。
礼夏(そんなに眠っていなかったみたいで良かったわ。早く職務に復帰しなければ…けれどアルゴルの目的は一体…)
一人でシャワーを浴びる礼夏。すると長い黒髪の中に潜んでいた緑色の粘着物が輝きながら動き出す。
礼夏(えっ?なに?)
何かが這いずる気配に手櫛で髪を探る礼夏。緑色の輝きはそれを素早く掻い潜り、礼夏の耳の中へ入り込む。すると両耳からクチュクチュという粘着質な音が響き始める。
礼夏「あひぃ」その瞬間、これまでの人生でおよそ発したことのないくらいの情けない声を上げてアヘ顔を晒す礼夏。全身を震わせ、股間からは潮を吹く。
礼夏「なにぃ、これぇ、気持ちイイ」
突然何かに取り憑かれたかのようにハァハァと舌を出してオナニーを始める礼夏。
礼夏「ダメェ、止まんなイイ!イクゥ!!」ガクガクと絶頂する礼夏。
礼夏(…あ、何か…私の頭の中に…染み渡っていく…気持ちいい…)とろんとして表情でそのまま座り込む礼夏。

ネフェリアス前線基地

フェドス「全く、雑な使い方をしてくれよって、アルゴルよ。」
アルゴル「何だよ、爺さんの言った通りにしたんじゃねぇかよ?」
フェドス「馬鹿タレ、誰が爆発四散させろと言った?」
アルゴル「だってその方が散らばるじゃねぇか」不貞腐れるアルゴル。
フェドス「たわけ、仮にも生物じゃぞ?…いや、もうよいわ。お主のことだ、そんなこともあろうかと…」
アルゴル「…あろうか、と?」
フェドス「少量が侵食するだけでも宿主の快楽物質を糧に成長できるようにしてあるんじゃ。」
アルゴル「さすが爺さん!」
フェドス「ふん、褒めても何も出んわ!その代わりこの女が堕ちたらワシにも回すんじゃぞ?」
アルゴル「もちろんだぜ!で、次は何すればいい?」
フェドス「そうさな…小競り合い程度の侵略を何度も繰り返せ。」
アルゴル「いいけどよ、それ、何の意味あんだよ?」
フェドス「あの女司令官を疲労させるのが目的じゃ。過労は抵抗力を下げる。さすれば、よりあ奴らは侵食しやすくなって…頃合いになれば、ワシらの意向に従って、宿主の精神を支配するように弄ってある。あとは…」
アルゴル「あとは?」
フェドス「あの女司令官がどれだけ高潔な女か、じゃな。」
アルゴル「ガハハッ、そりゃ見ものだな!」哄笑する二人。

④抗う女司令官

男性の声「一ノ瀬司令、一ノ瀬司令、至急、司令室へお戻りください。重力反応、ネフェリアスの戦闘員です。」
礼夏「了解しました。戻ります。」
自室から出る礼夏。
礼夏(…頭が…痛い…)
光姫「司令!しっかり!」ふらつく礼夏を偶然通りががった光姫が介抱する。
礼夏「…ごめんなさい、大丈夫よ。それより司令室へ…」
光姫「無理なさらないでください!どうせまた小競り合い程度で撤退していきます!私が出ますから…」
礼夏「でも、それが奴らの狙いだとしたら?」黙り込む光姫。
礼夏「どこかで本気の侵攻作戦を仕掛けてくるかもしれない。油断できないわ。」にっこり微笑む礼夏。
礼夏「心配してくれてありがとう。でも行かなきゃ…」司令室へ急ぐ礼夏。

司令室。
男性の声「敵性反応、ロスト。撤退した模様です。」
礼夏「エリアE-1、念のため60秒後に隔壁閉鎖。E-2は安全確保の後、調査隊を派遣して状況を報告してください。総員、別命あるまで第一種警戒態勢のまま待機。」
男性の声「了解。」
一人、司令机の前でふぅとため息をつく礼夏。その途端、どっと疲労が襲いかかる。
礼夏(少し休まないといけないわね…)
そう考えた刹那、ビクンと身体が海老反りになる。
礼夏(…クッ…こんな時に…)椅子に座り込むと大きく股を開く礼夏。いつの間にか片手は自らの胸を弄っている。
礼夏(ダメなのに…止まらない…)
もう片方の手が股間に伸び、ショーツを押し下げる。ジャケットを脱ぎ、シャツの胸元をはだけて乳首をゆっくりと指先で弄る。恍惚の表情で涎を垂らす礼夏。
礼夏「…イッ、イクッ!」絶頂すると、脳内でまた何かがじわりと広がる感覚に襲われる。
礼夏「ああ…これ、気持ちいい…」凛々しい普段の彼女とは全く異なる蕩けた女の顔になる。
礼夏(癖になっちゃうわぁ…この頭の中を…じわじわと何かが広がる感じ…)ショーツの中はジュクジュクと音を立てている。
男性の声「司令!今度は基地より離れたエリアF-4に新たな重力反応です!」
ハッと我に返る礼夏。
礼夏(ダメ。指揮を執らなければ…)
しかし、じわりと快楽への欲求が高まっていく。と同時に普段の自分からは到底有り得ない願望が沸き起こる。
礼夏(…もし…司令官の私が…司令室で裸で指揮をしていたら…それを知らずに交信する職員…ああ、ゾクゾクしちゃう…)
さらに大胆になり、その場にシャツも脱ぎ捨てる。
礼夏「ハァハァ…了解しました。あ…ん…職員対応は危険なエリアねっ…クッ!」自分で形の良い胸を揉みしだくと、ブラジャーが少しずつずれていく。やがて我慢できなくなり自らの意志でブラジャーを外して乳首を摘む。
男性の声「司令?一ノ瀬司令?大丈夫ですか?」心配する職員。
礼夏「…ごめんなさい…ちょっと…疲れてるだけ…ト、トリスランサー、出動してください…ックッ!」
礼夏(ああ!私が司令室でオナニーしながら命令してるなんて誰も思わないでしょうね…でも最高!)
礼夏「…あっ…いっ…くっ…うっ…」
礼夏(ダメ…もっと…ゾクゾクしたい!)
押し寄せる快楽に堪らず、スカートを捨て、ストッキングも破ってショーツも脱ぎ捨てる礼夏。全裸で椅子に座り直し、両脚を机の上に放り出す。
光姫「司令?大丈夫ですか?取り敢えず任務了解。エリアF-4へ急行します。」
礼夏「はぁ…はぁ…おっ、お願い…します…あっ…」
光姫「司令、様子がおかしいですが、何かあったんですか?」
礼夏「…だ、大丈夫。わ、私…も、あっ…後から…向かいます…早く…」
光姫「了解。このまま向かいます」
礼夏(あっ、これ、すごっ!!)
そぐわない場所での自慰という背徳感がこれまでに経験したことのない快楽に変換され、全身を支配する。
それでも僅かに残った理性が通信回線を切った。
礼夏「イグゥゥゥ!!」盛大に痙攣する礼夏。うっすらと汗が滲む全裸姿でガクリと脱力する礼夏。

自室ベッド。
礼夏「また…司令室で…してしまった…」激しい後悔に苛まれながら天井を眺める礼夏。
礼夏「今日は何とかできたけど…何かがおかしい…」そう思った瞬間、頭に鈍痛が広がる。
礼夏「…何…これ…ああっ」
堪らず頭を抱えて起き上がる礼夏。突如、脳から身体中に電撃が走ったかのように衝撃が走る。
礼夏「行かなければ…」無表情で立ち上がる礼夏。そして一人で基地を出て行く。やがてたどり着いたのはアルゴルと戦った地下通路。すると眼の前に重力の歪みが現れる。無表情で自らその中へ入って行く礼夏。

⑤悪に染まる女司令官

ネフェリアス前線基地。アルゴルとフェドスに囲まれ、怪しげな装置に座らされている礼夏。戦隊司令用スーツのままでヘッドギアを被せられている。
フェドス「どれ、弱った精神力でどれだけ耐えられるかのう…それ!」
起動すると礼夏の脳裡に力や生命の蹂躙こそが快楽であり、正義なのだという思想が流れ込んでくる。
(力こそが正義…弱い者は滅ぶのがこの世の運命…)
(ネフェリアスは…宇宙最強…つまり、ネフェリアスこそが正義…)
礼夏「クッ…あああっ…」
アルゴル「おお?いい具合になってきたんじゃねぇか?」
フェドス「よし、ダメ押しじゃ、最大出力で刷り込んでやるわい!」出力を上げるフェドス。
礼夏「ああああああっ」
(ああ!アルゴル様は力の象徴!アルゴル様は正義!だからネフェリアスは常に正しい!クッ…あああっ)
停止する装置。礼夏は口を開けて痙攣している。
フェドス「よし、もういいじゃろ。」
ヘッドギアを外すフェドス。
フェドス「一ノ瀬礼夏、聞こえるか?」その呼びかけに瞼がピクリと動く。ゆっくり目を覚ます礼夏。
アルゴル「おい、お前は何者だ?」
やがて焦点が合うとニヤリと笑う礼夏。
礼夏「私、一ノ瀬礼夏は…」期待に顔を寄せるアルゴル。そこに唾を飛ばす礼夏。
礼夏「私は星嵐戦隊トリスランサー司令官、一ノ瀬礼夏!」毅然と宣言する礼夏。
礼夏「たとえ私が倒れようとも人類はお前たちには決して屈しない!」
アルゴル「き、貴様ぁ…!!」殴りかかろうとするアルゴル。
礼夏「ふん、身動き取れない女を殴って何が楽しい?このゲス野郎!」
フェドス「まあ、待て。」逆上するアルゴルを制止するフェドス。普段ないフェドスの圧に止まるアルゴル。
フェドス「いやいや、なかなか立派な女だ。ここまで耐えた者はこれまでおらん…いいぞ…いいぞ…素晴らしい…」クックックッと肩で笑うフェドス。
フェドス「おい、あれを連れてこい」戦闘員に指示するフェドス。
礼夏(次は何をする気なの?)
アルゴル「おいおい、お前、爺さんを本気にさせちまったようだな。」
するとピチャピチャという音とともに人型の触手怪人が現れる。
フェドス「まだ実験段階なんじゃが、特別にお前さんに使ってやるとしよう。」
礼夏「気持ち悪い…」嫌悪する礼夏。
アルゴル「爺さん、これ、まさか…」
フェドス「そう、あれを進化させた姿じゃ。ほれ、お前さんも此奴がもたらす快楽には逆らえなかったじゃろ?」
礼夏「なんですって?」
頭をコンコンと指すフェドス。
フェドス「直接頭の中を弄ってやる」
礼夏「やっぱりあの緑色の生き物が私を操っていたのね…最低だわ」フェドスを睨みつける礼夏。
フェドス「ほほう、いい顔をするのう…そうじゃ。だがコイツはその比にならんぞ?よがり狂うがいい。よし、思う存分、暴れてやるのだ!」
その合図とともに触手怪人の両腕の尖った先端が、クチュクチュと礼夏の両耳に侵入する。
礼夏「あ…止め…うっ!」目を見開く礼夏。
フェドス「さて、教育の時間じゃ」
礼夏「あああッ…ヘヘッ…フヒッ」
白目を剥いて凄まじい快楽に溺れる礼夏。スーツの股間からは洪水のように潮が。クチュクチュという音とともに脳が直接弄られる。
礼夏「…ぎもぢいいい!!なに!これぇぇ!脳みそ!脳みそでイグゥゥゥ!」
ガクガクと全身を揺する礼夏。完全な快楽に支配され、三白眼のまま舌を出してエヘへッと下品な笑いを浮かべている。
アルゴル「すげぇ、一発だな!」
フェドス「…どれどれ、壊れていないか心配じゃわい。一ノ瀬礼夏、聞こえるかの?」
礼夏「…ひゃい…」
フェドス「ワシは偉大なるネフェリアスの幹部フェドス。これからはフェドス様と呼ぶんじゃぞ?」
礼夏「ひゃい…フェドス様」
アルゴル「俺様はアルゴル。宇宙最強のオスだぜ?よく覚えとけよ?」
礼夏「アルゴル…様。宇宙最強のオス…」礼夏の頭の中に邪悪な知識がインプットされていく。
フェドス「そう。そしてこの宇宙は力のある者こそが正義なんじゃ。弱い者は滅ぶのが道理。」
礼夏「…それ…は…ちが…あ、アヒィ…」否定しようとした途端にクチュクチュと触手がうねり、礼夏の表情が愉悦にそまる。
フェドス「理解できたかの?」
礼夏「はい。力こそ正義。弱い者が滅ぶのは当然です。」
アルゴル「そうだ!いいぞぉ!」
フェドス「さて、一ノ瀬礼夏よ。お主はトリスランサーの司令官としてワシらネフェリアスと戦った。」
礼夏「はい。」
フェドス「だが、残念ながらお主はワシらの力の前に敗北したんじゃ。」
礼夏「…あっ…負けて…なんか…いな…」
フェドス「修正しろ」蠢く触手。
礼夏「イヒィ!ひゃ、ひゃい、私、一ノ瀬礼夏は偉大なるネフェリアスに敗北しましたぁ!」抗う度にクチュクチュと脳を弄られ、知識が修正されていく礼夏。
フェドス「イヒヒッ、そう負けたんじゃ。しかしワシらは寛大での。これまでの戦いぶりに敬意を表して、特別にお主をネフェリアスに迎え入れることにしたんじゃ。どうじゃ?」
礼夏「あぅ…あっ…ありが…ありがとうございます!アルゴル様!フェドス様!」
アルゴル「おう、お前、なかなかいいオンナだからな。俺様の愛人にしてやるぜ!」
礼夏「もったいないお言葉…」触手に弄られながら涙を流す礼夏。
フェドス「そうか、そうか、嬉しいか?では念のため復習じゃ。やれ!」フェドスの言葉に呼応して触手がさらに活発に動く。
礼夏「イヒヒィィ!頭の中がぁぁ、直接、躾けられちゃうゥゥ!気持ぢィィ!力は正義ィィ!わかっちゃう、わかっちゃいけないのに、わかっちゃう、脳みそに直接焼き付けられちゃったら抵抗出来ないのぉぉぉ!」
アルゴル「おお、マジかよ!あれだけ抵抗してたヤツがもうこれかよ!」
フェドス「ヒヒヒッ、いいぞ、いいぞ!」
礼夏「ん~ほほほ!!脳みそ、脳みそ、弄られるの最高!!脳クチュもっと!もっと!私をもっと書き換えてェェ!ヒヒ、イヒヒヒッ」やがて邪悪な微笑みを浮かべ始める礼夏。
礼夏「ああ、今なら分かるぅぅ!ネフェリアス最高ぉ!力のない者は滅んで当然だわぁぁ!!」
アルゴル「おう、喜んで俺様のオンナになるんだよな?」
礼夏「もちろん!もちろんですぅぅ!最強のオスぅぅ!アルゴル様のぉぉオンナになるのぉぉ!!」
フェドス「どうやらワシらの考えが浸透してきたようじゃのう…よし、もういいぞ。」
礼夏の耳からぬるりと触手が抜かれると、ぐったりと顔を下げる礼夏。両耳からは緑色の粘液が溢れ出ている。
アルゴル「おい、起きろ!一ノ瀬礼夏!」
その声に応じて惚けた顔を上げる礼夏。
アルゴル「もう一度聞く。お前は何者だ?」
礼夏「…私…私は…」
礼夏「…ネフェリアスの誇り高き戦士にしてアルゴル様の女、一ノ瀬礼夏。」眼光鋭くニヤリと微笑む礼夏。
アルゴル「こりゃ、すげぇ!いいぞ!解放してやる!」装置から解き放たれた礼夏は徐ろにアルゴルとフェドスの前に跪く。
礼夏「私、一ノ瀬礼夏は、ネフェリアスの思想に深い感銘を受けました。地球人の分際で恐縮ですが、どうかこの私をネフェリアスの一員にお加えください」深々と頭を下げる礼夏にニヤニヤと微笑むアルゴルとフェドス。
アルゴル「なら、まずしなきゃならねぇことがあるんじゃないのかぁ?なあ、爺さん?」
フェドス「そうじゃ、そうじゃ、ワシらの寛大さへの誠意を見せてもらわんとのう」頷くフェドス。すると制服を悩ましげに開けて胸元を露出する礼夏。
礼夏「フフフッ、本当は私も我慢出来なかったんです…ご奉仕させていただきます…」そのままアルゴルとフェドスの前で再び跪き、フェラを始める礼夏。
アルゴル「おう、なかなかいいぞ!」
礼夏「あん…強いオスのニオイ…最高…」ねっとりと二本をしゃぶり尽くす礼夏。
フェドス「おお、そろそろ出すから受け止めるんじゃ!」フェドスの精液が礼夏の顔に降り注ぐ。
礼夏「フェドス様のザーメン、濃くて美味しい…」口元に運び淫靡な舌の動きで精液を絡め取る礼夏。
アルゴル「ああ!我慢できねぇ!今度は俺様の番だ、ほれ、ぶち込んでやる!」アルゴルに強引に腰を捕まれ、ビリビリとスカートとタイツを破られると、そのまま挿入される礼夏。一突きされる度に頬が上気して赤らむ。
礼夏「ああ!素敵!アルゴル様ぁ!」
乱暴に突かれると甘い息が漏れる礼夏。
フェドス「ワシもまだまだいけるぞ」その口元にはまた元気を取り戻したフェドスのイチモツが。
礼夏「フェドス様、逞しい…」愛おしそうに頬ずりして舐める礼夏。
アルゴル「よし、このまま出してやるからたっぷり受け取りな!」
ラストスパートをかけるアルゴル。
礼夏「いっぱい中に出してマーキングして!アルゴル様!強いオスの精子をください!」
アルゴル「ガハハッ、これでお前は俺様のモノだ!イクぞ!」
フェドス「ワシも注ぎ込んでやる!」
礼夏の口内と子宮、双方に大量の精液がぶち撒けられる。
アルゴルが腰から手を離すとそのまま倒れ込む礼夏。
アルゴル「よし、これでお前もネフェリアスの一員だ!どうだ?嬉しいか?」
礼夏「…はい、身も心もアルゴル様のモノになれて嬉しいです…こんなに幸せなことはありません…」ゆらりと立ち上がる礼夏。
フェドス「ヒヒヒッ、しかしそれはお前さんが守ってきた人類を裏切ることになるんじゃぞ?それでもいいのか?」
礼夏「愚問ですわ、フェドス様。人類なんて弱い者の集団に過ぎません。いずれ強い者に征服されて滅ぶのが運命だったのです。」艶めかしくアルゴルに擦り寄り、その股間を弄る礼夏。
礼夏「これからそのお手伝いができるなんて、光栄です。この世界は力のある者が支配すべきですわ…お清めいたします、アルゴル様…」お掃除フェラをする礼夏。
アルゴル「おおあっ、いいぞ!よし!決めたぜ、一ノ瀬礼夏よ!お前を今からネフェリアスの地球侵略軍司令官にしてやる!」
礼夏「…畏まりました。この一ノ瀬礼夏、喜んで拝命いたします。」二人の前で跪く礼夏。
フェドス「こりゃ完全にワシらの目論見どおりななったのう…よしよし、ワシから今のお前さんに相応しいスーツを授けてやろう…」フェドスの合図で戦闘員がトルソーに設えた漆黒のスーツを持ってくる。露出度の高いボンテージ風のスーツが用意されている。
礼夏「素敵…」
フェドス「着用してみるがいい。」
礼夏「ハッ。」ゆっくりとスーツを手に取り艶めかしく身体に合わせていく礼夏。装着していく度に怪しく輝く。やがて全てを身に着けた礼夏の姿は紛れもない悪の女幹部だった。
アルゴル「コイツはお似合いだ!」
礼夏「ありがたき幸せにございます」
フェドス「イヒヒッ、ワシらの目に狂いはなかったのう…」脱ぎ捨ててあったトリスランサー司令官の制服のジャケットだけを羽織らせて礼夏の肩を叩くフェドス。
フェドス「よいか?お前さん、トリスランサーの基地に一度戻るがいい。」
アルゴル「ん?でも爺さん、コイツと一緒に雪崩込んで大暴れした方が早ぇんじゃねぇのか?」
フェドス「いやいや、アルゴル。それはいつでもできるじゃろ?それでは面白くあるまい?」
礼夏「…なるほど、内側から崩壊させるのですね…ゾクゾクしますわ。」トリスランサーのジャケットを握り締め、さも嬉しそうに唇を指先てなぞる礼夏。
フェドス「ヒヒヒッ、その通り。すっかりネフェリアスの…いやワシの思考になったのう…ならば多くは言うまいて。人類を滅ぼす尖兵として基地に戻り、破壊工作をするのだ。よいな?」
礼夏「ハッ。この一ノ瀬礼夏、忠誠の証にまずはトリスランサーを血祭りに上げてみせます!」
アルゴル「こりゃ面白い!ガハハッ!」
アルゴルとフェドスの前で敬礼する礼夏の顔に以前の正義感に溢れた姿はない。今や邪悪な微笑みだけが浮かんでいた。

⑥帰還

トリスランサー司令室。主を失った司令室には司令代行として高坂光姫がいた。

光姫「一ノ瀬司令の消息はまだ分からないの?」
男性の声「ハッ。各班、手分けして探していますが…未だ手掛かりもなく…」
光姫「引き続き捜索を続けて、どんな小さなことでもいいから報告してください。」
男性の声「了解」
光姫(礼夏さん…どこへ行ってしまったの…)不安げな表情を浮かべる光姫。
男性の声「緊急警報。緊急警報。エリアC-5に重力反応!」
光姫「クッ…こんな時に…」
男性の声「…ネフェリアスの怪人…ではありません!あれは…」
光姫「…何!?映像を回して!」目を凝らす光姫。そこには傷だらけでふらつきながら歩く礼夏の姿が。
男性の声「い、一ノ瀬司令です!」
その声を聞くや否や司令室を飛び出す光姫。やがて壁伝いに身を預けながら歩く礼夏を見つける。
光姫「礼夏さん!!」礼夏の痛々しい姿に思わず抱きしめる光姫。
礼夏「高坂さん…」安心したのかそのまま倒れ込む礼夏。

メディカルルーム
気絶したままの礼夏をベッドに横たえる光姫。手当てをしようと綻んだ礼夏の制服の胸元のボタンをはずしていく。以前、礼夏の裸体を見た時の映像が脳内でフィードバックする光姫。
光姫「…ダメ、早く手当てしないと…」鎌首をもたげる欲望を断ち切るかのように頭を振る光姫。
光姫「…えっ?これって…!?」
上着をはだけると、その下から現れたのはスタイルの良い礼夏の身体にフィットした黒い下着のような衣装だった。
光姫「…何なの?でも…これ…」礼夏の白い肌に映えるその衣装に見入っていると、不思議と吸い込まれるような感覚に襲われる光姫。
光姫「…ちょっと…素敵かも…」以前礼夏の裸体を前にした時と同じく思わず手を伸ばしてしまう光姫。すると突如、目を覚ましたそ礼夏に手首を掴まれる。
光姫「あっ、礼夏さん!?」
礼夏「フフッ、高坂さん、ありがとう。私は大丈夫よ?」起き上がる礼夏。
光姫「良かった…あっ、あの…私…」見透かされたような礼夏の視線に慌てる光姫。
礼夏「…ごめんなさい、高坂さん。心配をかけたわね。私、不審な反応の調査に出て…ネフェリアスの罠に掛かって攫われたみたい。無我夢中で逃げて来たけどあんまり覚えていないの…」でも、と言葉を続け、上着を脱ぐ礼夏。
光姫「礼夏さん、それ…その、どこで…?」
礼夏「あら、私、こんなのを着せられていたのね…何なのかしら?」掴んでいた光姫の手をそのまま自分の胸に押し当てる礼夏。
光姫「れ、礼夏さん??」混乱する光姫。
礼夏「気になるんでしょう?ほら?」そのまま自分の身体をなぞらせる礼夏。
礼夏「…あなたに調べてもらってもいいのよ?」
光姫「えっ、えっと、あの、私は礼夏さんが無事に戻られただけで十分です!」
顔を赤らめて恥ずかしげに手を下げる光姫。
礼夏「…そう?ありがとう。」光姫の表情を見て、気を取り直したように微笑む礼夏。
礼夏「ネフェリアスとの戦いはこれからだわ。これからも一緒に頑張りましょうね。」
光姫「あっ、はい!」
アルゴル「あー、あー、トリスランサーの皆さぁん、聞こえますかぁ?」
そこへスピーカーからアルゴルの声が流れる。
光姫「何なの!?」警戒する光姫。無言で制して聞き耳を立てる礼夏。
アルゴル「せっかくご招待したそちらの司令官殿が逃げちまったので、また俺様が直接、出向こうと思いまぁす。例の地下通路んとこでお待ちしておりま〜す!」
光姫「…私が行きます!」出ようとする光姫を待って、と宥める礼夏。
アルゴル「なお、司令官殿が来ない場合はぁ、人間の人質を一人ずつ嬲り殺しま〜す…ガハハッ」
光姫「なんて卑劣な奴らなの…」渋面する光姫。意を決してベッドから立ち上がる礼夏。
礼夏「やはり私が行かなければ…」
光姫「一ノ瀬司令。」真剣な表情で姿勢を正す光姫。
光姫「私も行きます。」
礼夏「高坂さん……分かった、出撃するわよ!」
光姫「はいっ!」勢いよく部屋を出る二人。

⑦蹂躙と饗宴と

地下通路。アルゴルと触手怪人が待ち受ける。そこへバトルスーツ姿で現れる礼夏と光姫。

アルゴル「ガハハッ、お揃いでご登場とは嬉しいぜ!」
光姫「今日は前のようにはいかないわよ!」
礼夏「高坂さんはあの怪人を。私はアルゴルの相手をするわ。」
光姫「了解!」
アルゴル「よ〜し、いっちょ、やってやるか!」間合いを取りながら礼夏とアルゴルが戦い始める。
光姫「お前の相手はこっちよ!」
怪人「ギギギ!」光姫の挑発に乗って腕をムチの様にしならせて襲いかかる怪人。その攻撃を叩いて防ぐ光姫。腰のホルダーから光線銃を取り出し、射撃で怪人の動きを牽制しながら蹴りをお見舞いする。
アルゴル「どりゃぁぁぁ!」アルゴルと礼夏の戦いの方は激しさを増し、周囲を破壊しながら、続いていた。
アルゴル「礼夏ぁ、そろそろこんなもんで全部潰したかぁ?」光姫と怪人の戦いの横で突如アルゴルが礼夏に奇妙なことを言う。
礼夏「…はい、アルゴル様。周辺のセンサーやモニターはこれで全て破壊しました。」
光姫「…アルゴル…様?」耳を疑うその一瞬の隙を突いて怪人の触手が伸び、光姫のマスクを吹き飛ばすと光姫の両手を絡め取って動きを拘束する。
光姫「…くっ、あっ!」
礼夏「あらあら、油断しちゃったわね、高坂さん?」いつの間にかアルゴルとの戦闘を止めた礼夏もマスクを脱ぎながら歩み寄ってくる。
光姫「れ、礼夏さん!?」自らマスクを取る礼夏に思考が混乱する光姫。
アルゴル「もう映像も声も本部に届かねぇんだろ?種明かししちまえよ。」
礼夏の後ろから首をコキコキと鳴らしながら現れ、光姫の前に立つアルゴル。
礼夏「…もう、アルゴル様、それじゃあ面白くないですわ。」啞然とする光姫を尻目にその横に並んで恋人の様にアルゴルの腕を取る礼夏。
光姫「…これ、…なに…何なの?夢?」
礼夏「あら、あなた、意外にお馬鹿さんだったのね。見て分からない?私はネフェリアスの一員になったのよ?」
光姫「そんな…嘘よ…」
礼夏「嘘も何も、私はもう、最強のオス、アルゴル様の女なの。」アルゴルに抱きついてキスをする礼夏。
礼夏「そして…私は…偉大なるネフェリアスの女戦士レイカ。」胸の前で両手をクロスさせる礼夏。すると暗い炎がバトルスーツを包み込み、やがて露出度の高い漆黒のボンテージ姿が現れる。
礼夏「…フフッ、これが私の真の姿。ネフェリアス地球侵略軍司令官レイカ。」
光姫「…こんな…こんな事って…」
礼夏「トリスピンク、高坂光姫。あなたも我がネフェリアスの末席に加えてあげる。」手に持ったムチを撓らせ邪悪に微笑む礼夏。
アルゴル「ま、嬢ちゃん、そういうワケだ。悪いことは言わねぇ。今のうちに大人しく俺様のオンナになれ。」
光姫「ふざけるな!礼夏さんに何をした!」キッとアルゴルを睨みつける光姫にムチが飛ぶ。
礼夏「アルゴル様への無礼は許さないわよ!」
光姫「礼夏さん!お願い!正気に戻って!」懇願する光姫に近付く礼夏。
礼夏「全く、なってない小娘ね…まずは私が教育してあげる。」顔を近づけ、光姫の顎をクイと持ち上げる礼夏。
礼夏「私、知ってるのよ?あなた、私と身体の関係になりたかったんでしょう?」ハッと固まり、息を呑む光姫。
アルゴル「おいおい、そういうことかよ!ガハハッ、こいつは面白くなってきやがったな!」
光姫「違う!私は!純粋に礼夏さんのことを!」
礼夏「焦って否定するところが却って怪しいわよ?」光姫の身体を指先でなぞりながらクスクス笑う礼夏。
礼夏「…あの時、私の身体を撫で回してたのは誰かしら?」その言葉に一瞬で固まる光姫。更に口角を上げる礼夏。
礼夏「気持ちいいこと、しましょ?」耳元で甘く囁く。途端に脱力してしまう光姫。それを見逃さない礼夏が光姫の唇を奪う。ディープキスをしながらバトルスーツを破られ、はだけた胸元を礼夏に揉みしだかれる。
光姫「…やめ…やめて…礼夏さん…」
礼夏「いいの?止めちゃって?下の方がこんなに濡れてるのに?」見ればバトルスーツの股間にシミができている。
光姫「こ…これは…」恥ずかしげに顔を背ける光姫。
フェドス「ヒッヒッヒ、高みの見物のつもりがついつい来てしもうたわ。いい光景じゃのう、レイカ。こりゃアレを出してやらんとピンクがかわいそうじゃぞ?」
いつの間にか転移したフェドスがアルゴルの後ろから現れる。
礼夏「ハッ、フェドス様。では早速…」
ニヤニヤと微笑みながら自らの性器に指先を入れて擦り始める礼夏。
礼夏「ああん!出るぅぅ!」
その動きの激しさが頂点になった時、礼夏の股間に隆々とした肉棒が出現する。肉棒を覆うヌルヌルと光る粘液を愛おしそうに指で掬い、舌で舐め取る礼夏。
礼夏「フフッ、これ、フェドス様に付けてもらった寄生生物なの。おもちゃと違って本物の快楽が味わえるわよ」
光姫「そんなの…入るわけない…」
礼夏「大丈夫。痛いのは最初だけ。この粘液には媚〇の効果もあるのよ?」
光姫のスーツの股間部分を破り、乱暴に挿入する礼夏。
光姫「…ああっ!」痛みに耐える光姫。
礼夏「さあ、快楽に溺れなさい!」
光姫の腰を固定していきなり激しく動き始める礼夏。
光姫「…ダメ…こん…な…あっ…」
乳首の愛撫やキスで少しずつ光姫から甘い声が漏れ始める。
礼夏「ほら、もっと感じていいのよ?もうあなたの欲望を隠す必要なんてないの。欲望のままに生きることは正しいことなのよ?」
光姫「欲望…正しい…」ぼんやりと呟く光姫。
礼夏「そう。ネフェリアスはそんな欲望を肯定してくれる素晴らしい組織なの。」
光姫「…ネフェリアス…素晴らしい…」
礼夏「本当のあなたを私が受け入れてあげる」光姫の顔を撫でながら舌を絡ませる礼夏。
光姫「…こんな私でも…受け入れてくれる…」
アルゴル「そうそう、俺様も全部、受け入れてやるからよ?」アルゴルが目配せすると、一旦、礼夏が肉棒を抜き、触手怪人の拘束が解かれる。その場にしゃがみ込む光姫。その眼前にアルゴルの巨大な肉棒が。
アルゴル「さあ、俺様に従え。忠誠のキスをするんだ。」
礼夏「さあ、もっと気持ちよくなりたいでしょ?アルゴル様に忠誠を誓いなさい…」耳元で優しく囁く礼夏。
光姫「…わ、私は…」
ハァハァと息を荒げてアルゴルの肉棒を見つめる光姫。
光姫(ダメ…我慢できない…)
光姫「…アルゴル様に忠誠を誓います」
うっとりとした表情で先端にキスをする光姫。何度か亀頭へのキスをすると、そのまま肉棒に舌を這わせてフェラを始める。
アルゴル「ガハハッ、いいぞ!」
フェドス「抵抗したお前さんと違って随分素直じゃわい。ヒヒヒッ」下品な笑いで礼夏を見遣るフェドス。
礼夏「あら、それは仕方ないですわ。この娘は元々素養があったんです。でも私は頭の中を直接弄ってもらわなければ真実に気付けない愚かな女でしたもの。」
フェドス「そうか、そうか、ではせっかくじゃ。念のためこの小娘にも教育しとくかのう。」やれ、と顎で指示すると触手怪人が頷き、夢中でフェラをする光姫の両耳に腕を伸ばす。そしてそのまま一気にぶち込む。
光姫「あががぁぁ」クチュクチュと脳みそを弄られる光姫。白目を剥いて凄まじいアヘ顔を晒す。
光姫「なにィィ、これェェ!こんなの…無理ィィィィ!!」舌を出し涎を垂らしながら、全身を仰け反らせて快楽を貪る光姫。
光姫「ネフェリアスのぉぉ、素晴らしさがぁぁ、頭の中にィィ、いっぱい染み込んじゃうぅぅ!!」
アルゴル「いいぞ!もっとやれ!」
光姫「アッアッアッ…アルゴル様ぁ!アルゴル様好みの女にぃぃ生まれ変わっちゃうぅぅ、ステキぃぃ!!」脳内に響くクチュクチュ音とともに何度も絶頂を蹴り返す光姫。
フェドス「可哀想に。これでもう後戻りできないのう。」
礼夏「あん…フェドス様…あれを見せられたら…私も我慢できません…」寄生生物の肉棒を外すと、腰をくねらせてフェドスを誘う礼夏。
礼夏「ここにたっぷり褒美をいただきたいですわ…」壁に手をつき、自ら陰唇を広げる礼夏。
フェドス「ヒヒヒッ、よしよし、こっちも楽しむとするか!」そのまま立ちバックで交尾を始める二人。
一方、頃合いを見たアルゴルの指示で光姫の耳から触手が引き抜かれる。どろりと緑色の粘液が両耳から垂れる。
光姫「アルゴル様ぁ」熱を帯びた崇拝の眼差しでアルゴルを見つめる光姫。
光姫「ミツキはようやく本当の自分に出会うことができました。アルゴル様に従うことこそ私の喜びです!」
アルゴル「そうか、そうか!じゃあさっきの続きといこうぜ!」コクリと頷き、両脚を広げて寝そべる光姫。
光姫「もう待ち切れません…」
アルゴル「ガハハッ!ほらよ!」
正常位で身体を重ねるアルゴルと光姫。光姫はアルゴルの身体に抱きつき恍惚の笑みを浮かべる。
光姫「こんな逞しいオスとのセックス、最高です!もっとぉ!アルゴル様ぁ!」
アルゴル「よし、今度はお前が上になれ!」ある程度楽しむと今度はアルゴルが下になり、光姫がアルゴルに跨り、上下運動を始める。
光姫「これぇ!人間の男では無理ィィ!!」より深く快楽を味わおうと自ら胸を揉む光姫。
礼夏「ウフフッ、ほら、あなたもネフェリアスの素晴らしさがよく分かったでしょう?」フェドスと繋がったままの礼夏が光姫の肩に手を置き、ディープキスの様に舌を絡める。
光姫「はい、もう人間みたいな弱い者に味方していたことが馬鹿らしくて…」ニヤリと下卑た笑みを浮かべる光姫。
礼夏「じゃあ、これからも私の片腕として頑張ってくれるわよね?」
光姫「もちろんです!私は偉大なるネフェリアスの女戦士。アルゴル様に身も心も捧げた女です。」
アルゴル「よく言った!二人ともこれからも可愛がってやるからなぁ。」
フェドス「イヒヒッ、ではそろそろ交代といこうかのう」
二人「かしこまりました!」
今度は礼夏がアルゴルと、光姫がフェドスと、二組が近くで正常位のまぐわいを始める。
礼夏「あん、アルゴル様ぁ」
光姫「フェドス様もすごいぃ」
いつの間にか互いの指と指を絡ませて顔を寄せ合う二人。アルゴルとフェドスの動きも激しくなる。
アルゴル「おら!その顔にぶっかけてやるぜぇ!」
フェドス「ワシも負けてられんのう。もっと顔を寄せ合うんじゃ!」
その二人の顔に大量の精液をぶちまけるアルゴルとフェドス。
礼夏「こんなにたくさん…ああ、ありがとうございます…」
光姫「はぁ、素敵なニオイ…おかしくなっちゃう…」
楽しげに顔を垂れる精液を掬い上げ、互いの口に運んで舐め取る二人。二人の悦楽に染まった顔がアップになる。
二人「私たちは誇り高きネフェリアスの女戦士。全てはアルゴル様の御心のままに。」ウフフッ、ウフフッと暗い笑い声がこだまする。(バッドエンド)

※更に加筆修正してみましたver3

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えーうん
礼夏がアルゴルとの最初の戦闘の後に、微生物を体内に取り込んだ後、自慰行為にふける場面で、せっかくなので、ノーパンノーブラ露出プレイなどのイヤらしい描写が、あっても良いと思います。 礼夏の〇〇が、完了後、アルゴルから新しいイヤらしい衣装を貰う場面で、新しい衣装にその場で着替えて、基地に帰っても良かったと思います(上に戦隊用のジャケット) 光姫の〇〇の様子が淡白だと思うので、徐々に〇〇していって良かったと思います。
いもいもたると
えーうん様、ありがとうございます!エロいですね!どうも1人で考えていると単調になってしまうので、その発想はなかったです!ぜひぜひそのシーンが加わるといいなぁ。それにしても特定のキーワードの検閲が厳しくなりましたね…。
いもいもたると
えーうん様のご要望にお応えできているかは分かりませんがver2として加筆修正いたしました!
えーうん
修正版ver2読みました。 上手に要望に応じて頂きありがとうございました。 この作品が、実写化され、シリーズ化されれば、とても嬉しいです。 また、他の作品もよろしくお願い致します。
えーうん
たびたび面倒で、すみません 礼夏が、ネフィリアスに堕ちて、新しい衣装で、トリスランサーの基地に帰り着いたところで、光姫が、介抱してメディカルルームに連れて行くシーンで、せっかくなので、礼夏の新しい衣装を光姫が目撃し、メディカルルームで、礼夏が手当てを受けて、横たわるシーンで、トリスランサーのジャケットを脱ぎ、ネフィリアスの新しい衣装だけになり、光姫が、ネフィリアスの衣装が、自分には、恥ずかしく、似合わないと、思っているけど、礼夏が着用しているので、光姫は、その衣装を何処で入手したのか、気になり、着用してみたいと、思う様なシーンもあったら、嬉しいです。 とても面倒で時間のかかる事ばかりで、誠にすみません!
いもいもたると
再現できているか微妙なところですが…ver3です。他、前段階の➂萌芽など、一部修正しました!
えーうん
ありがとうございます とても良い感じです 面倒な事に付き合っていただき、ありがとうございました。
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