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ごー
TGN2G
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
陥落と悪堕ち好き
■タイトル 

聖天使エンジェル・ドロップ 崩れ落ちる慈悲 [No.10737]

■プロット
◆コンセプト
 慈悲深いヒロインが人間の醜さに触れて無慈悲なヒロインに変わってしまう。

◆登場人物
 天野 雫(あめの しずく):天使の力を得て「聖天使(せいてんし)エンジェル・ドロップ」に変身して悪魔と戦うヒロイン。元は人間には慈悲深い性格だったが悪魔の計略で人間の醜さを見せられて以降は悪い人間にも容赦がなくなった。
 エンジェル・ドロップ:前面に聖なる紋様が刻まれ、左右に天使の翼があしらわれたヘッドバンドに白基調で青があしらわれたレオタードを着て白く光沢のあるシースルーのマントとミニスカートをまとい、同じデザインのグローブとブーツを履いている。
           人間の醜さを見た後はヘッドバンドの中央に赤い宝石があしらわれてレオタードは食い込みが殆どないローレグになって青い部分が赤に変わり、マントやスカートも透け感がなくなる。
           武器は共通で細身の剣だが初めは鍔の部分に天使の羽のような飾りがあり、人間の醜さを見た後は飾り気が一切なくなる。


◆本編
 不良たちが悪魔に襲われているところへ雫が駆けつける。
 「人々を襲う悪魔はこのエンジェル・ドロップが成敗します!」
 悪魔は標的を雫に変えて襲い掛かるが、雫は簡単に避けてカウンターで悪魔を倒す。
 不良たちが雫のところに来て「ありがとう!」とお礼を言うと、雫は「貴方たちもこんな時間にこんなところにいたらダメよ!」と不良たちを可愛い仕草いで指さして注意する。

 翌日、人間たちが襲われているところへ雫が駆けつける。
 「人々を襲う悪魔はこのエンジェル・ドロップが成敗します!」
 雫はそう言うと悪魔に攻撃を仕掛けようとするが、悪魔は手近な人を人質にしてしまう。
 「この人間を殺したくなければ大人しくしろ!」
 「卑怯よ!その人を放しなさい!」
 「放したらお前は俺を殺すだろう?みすみす殺されるような真似をするものか!」
 人質に取られた人が「助けてくれ!」と叫び、雫は苦渋の表情で「わかったわ!その人を開放したら、今日は見逃してあげる!」と告げる。
 しかし悪魔は「お前には多くの仲間が殺されたんだ。逃げる程度で満足するかよ!」と返して雫に近寄ると、雫を攻撃してダメージを与える。
 なども攻撃を受けた雫は肩で息をしながら「もう十分でしょ?約束通り見逃してあげるから早く行きなさい!」と言うが、悪魔は「それだけのダメージを受けてまだ勝てるつもりなのか?」と雫を更に攻撃して、雫は気を失ってしまう。
 悪魔は気絶した雫を見下ろして「まだまだ、これからさらに楽しませてもらうぞ!」と邪悪に笑う。

 悪魔のアジトに連れてこられた雫は気が付いて悪魔を認識すると、「私をどうするつもり!」と叫ぶ。
 その問いに悪魔は「どうするだと?そんなものは決まっている!」と言うと「こうするんだよ!」と言って雫を犯し始める。
 雫は「イヤ!ヤメテ!止めなさい!」と抵抗するが、ダメージが残っているため抵抗虚しく犯され続けてしまう。
 悪魔が絶頂を迎えて「お前の中に出してやる!」と言うと雫は「それだけはダメよ!」と叫ぶが結局、膣内射精されてしまう。
 「ウゥ…ヒドイ…。」
 悪魔は涙ぐむ雫に向かって「悪魔の復讐がこれで終わりだと思うな!仲間を呼んで犯し続けてやる!」と告げる。
 悪魔がそう言うのを待っていたかのように複数の悪魔が現れる。
 「ソイツが仲間たちを殺していたエンジェル・ドロップとかいうヤツか?」
 「あぁ、そうだ!」
 「なんだ、小娘じゃないか!」
 「仲間たちはこんな小娘に殺されたのか!」
 悪魔達は口々に雫を嘲り、さらに「コイツを好きにしていいのか?」と言うと返事を待たずに全員で犯し始める。
 弱々しく抵抗する雫だが、悪魔達に通じるハズもなく何日も悪魔達のされるがままになってしまう。
 雫はボロボロになりつつも眼の光は失われることは無かった。
 悪魔達は「意志だけは強い娘だ!伊達にヒロインをやってないということか。」と雫の意志の強さに驚愕する。
 雫は悪魔達を睨んで「当たり前でしょ!皆を守るために、悪魔に負けたりなんてしないわ!」と返す。
 すると悪魔達は大声で笑いだし、雫は「何を笑っているの?」と言う。
 悪魔は笑いながら「お前は知らないだろうが、お前を捕まえるのに裏で糸を引いていたのは人間なんだよ!」と告げる。
 驚いた雫は「そんなこと、あるわけないじゃない!」と必死に否定するが、悪魔は「イヤ、本当のことだ。これを見ろ!」と言うと雫の目の前に悪魔と男性が映像が映し出される。

 その男性は雫が悪魔に捕まるきっかけになった戦いで人質になった男性で、その時とは違って高そうな服や時計を身に着けていた。
 悪魔は男性に「それじゃあ、そのエンジェル・ドロップとかいうヒロインを捕まえればいいんだな?」と尋ねると、男性は「あぁ、そのための協力は惜しまないよ。」と答える。
 そして「キミが私たちを襲い、エンジェル・ドロップがやってきたところで私を人質に取ってくれ。」と続ける。
 「人質がいるなら捕まえるのは簡単だな。」
 「よろしく頼むよ。」
 「しかしお前たちを守ってくれるヒロインを捕まえて見世物にしようとはな。人間の考えることは解らん。」
 「確かにヒロインに守ってもらわないと生きられない人間たちにとってはそうだろうね。」
 「お前は違うというのか?」
 「私のような金や権力を持っている人間は違うのだよ。現に君たち悪魔と対話できているだろう?」
 得意げにそういう男性に、悪魔は「利用価値のある人間には優しくするだけだ。」と返す。
 男性は「ハハッ!」と笑って「まあよろしく頼むよ。」という。

 映像を見終わった雫に、悪魔は「どうだ?」と尋ねる。
 雫は「まだわからないわ!あの人だけが特別なのかもしれない!」と否定する。
 すると悪魔は「それならこれでどうかな?」と言う。
 そして指を鳴らすと周りの壁が透明になって、たくさんの人間たちが楽しそうに雫たちを見ているのが解るようになる。
 それを見て「アレは一体…。」と混乱する雫に、悪魔が「お前は金持ちの見世物にされたのだよ。」と言う。
 さらに一点を指さして「あそこを見てみろ。」と悪魔がいい、雫がそこに視線を向けるとさっきの映像に移っていた男性が楽しげに笑いながら雫たちを見ている。
 「そんな…私は見世物になっていたというの?」
 絶望する雫に、悪魔は「そうだ。お前は金持ちたちの見世物になっていたんだ。」と告げる。
 それを聞いた雫は「私は…私はあんな醜悪な人達を守っていたの…あんなの、悪魔と変わらないじゃない…。」と言うと「ウ…ウワアァー!」と叫んで乱暴に腕を振るう。
 すると強力な衝撃波が悪魔達を襲って、悪魔達は一撃で全滅してしまう。
 さらに雫は壁を力任せに何発も殴って壁を破壊してしまうと、怒りを隠そうともせずに男性に近づく。
 男性は「まさか!あの壁を壊せるなんて!」と驚いて、「わ、私たちは悪魔に脅されていたんだ!」と慌てて手を振りながら言い訳をする。
 しかし雫は冷酷に「もう全部わかっているのよ…。」と告げるとその場にいた人間たちも全員殺してしまう。
 人間と悪魔の死体に囲まれて、雫は「人間たちも甘い顔だけじゃあだめだわ。悪い人間は粛清しなくちゃ…。」と決意を新たにする。

 数か月後、不良たちが悪魔に襲われているところへ、コスチュームが変わった雫が駆けつける。
 「人々を襲う悪魔はこのエンジェル・ドロップが成敗します!」
 雫は名乗りを上げると悪魔が認識するのも待たずに倒してしまい、不良たちが「ありがとう!」とお礼を言って近づくと、雫はそのうちの一人を切り殺してしまう。
 「何をするんだ!」
 「貴方達はこんな時間にこんなところで何をしていたのかしら?」
 「そ、それは…。」
 「やっぱりね。答えられないようなことをしている貴方達のような人は、社会の害悪でしかないわ。」
 雫はそう言ってさらに一人切り殺し、不良たちは慌てて逃げ出そうとする。
 しかし雫が回り込んで不良たちを逃がさず、害虫を駆除するように淡々と不良たちを殺してしまう。
 「悪魔でも人間でも、エンジェル・ドロップは害悪になるものには容赦はしない!」
 雫は冷酷にそう呟いて振り返りもせずにその場を立ち去る。

HAPPY END?

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