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ごー
TGN2G
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
モーリー夕
■タイトル 

戦隊ヒロイン悲壮~ダイノピンク 戦友たちに秘められた欲望 [No.10690]

■プロット
●あらすじ

太古の昔から地球を守ってきたダイノ族の末裔である超竜戦隊ダイノレンジャーは、地球侵略を目論むバンゾーラ一味と戦っていた。
ダイノレンジャーの紅一点であるダイノピンク・マイは、バンゾーラ一味のゾーラモンスターが出現したとの連絡を受け現場に駆け付けるが、ピンクを除く4人のダイノレンジャーはゾーラモンスターに飲み込まれてしまう。残されたピンクは4人を救うため単身ゾーラモンスターに戦いを挑むが、圧倒的な力の前に敗北し、ピンクもまたゾーラモンスターに飲み込まれてしまう。
ピンクはゾーラモンスターの体内の異空間でレッドを発見するが、レッドの様子がおかしいことに気づく。すると突然レッドはピンクに襲い掛かりピンクの体を触りだす。それは想像を絶する地獄の始まりに過ぎなかった。

●登場人物

【ダイノピンク・マイ】
超竜戦隊ダイノレンジャーの紅一点。平和を愛する心優しい戦士。
元ネタは恐竜戦隊○ュウレンジャーのプテ○レンジャーです。
※変身前のコスチューム、変身後の強化スーツ(縦伸び仕様、レザーグローブ、マスクの唇を象ったデザインなど)は元ネタ、本家に近い仕様・デザインだと嬉しいです。

【ゾーライーター】
バンゾーラ一味のモンスター。ダイノピンクを飲み込み、異空間へ送り込む。

【欲望の鎧】
異空間で欲望に支配されダイノピンクに襲い掛かる鎧。

●ストーリー

1 プロローグ

ダイノピンクがバンゾーラ一味の戦闘員と戦っていた。華麗な技で戦闘員を蹴散らしていく。
「地球の平和は、私たちダイノレンジャーが守ってみせるわ!」

立ち去るピンクをバンゾーラ一味の首領・魔女バンゾーラと幹部たちが映像で見ていた。
「小娘が調子に乗りおって。仲間がいなければ何もできないくせに!」
バンゾーラの前に幹部のダークバットが現れる。
「バンゾーラ様、ダイノピンクに地獄を味わわせてやるのに打ってつけのゾーラモンスターがおります。ゾーライーター!」
禍々しい姿をした一体のゾーラモンスターが姿を現した。


2 残されたピンク

パトロール中のマイの元にゾーラモンスター出現の報が入る。マイが現場に急行すると、ダイノレッドがゾーラモンスターと戦っていた。
「レッド!」
「気を付けるんだマイ、奴は手強い。ブラック、ブルー、イエローは奴に飲み込まれてしまった」
「何ですって!?」
「オレの名はゾーライーター。お前たちも飲み込んでやる!」
「そうはいかないわ!ダイノチェンジャー!」
マイがベルトのバックルを翳す。バックルが輝き、鮮やかなピンク色の強化スーツがマイの体を包む。マスクが装着され、ダイノピンクに変身が完了する。
「ダイノピンク!」
ピンクがポーズを決め、レッドと共にゾーライーターに挑む。だがゾーライーターの戦闘力は凄まじく、2人掛かりでも歯が立たなかった。
「何ていう強さなの!?」
「ピンク、オレが囮になる。その隙に君のダイノアローで攻撃するんだ。」
「そ、そんな、無茶よ!」
「ほかに方法はない、このままでは2人ともやられてしまうぞ!」
レッドがゾーライーターに向かって行く。ピンクが専用武器のダイノアローを構える。ゾーライーターの長い舌がレッドを捕えた。
「今だ、ピンク!」
ゾーライーターがレッドを飲み込もうとする。ピンクが狙いを定める。
「きゃああ!?」
ピンクが矢を放とうとしたその時、何者かがピンクを突き飛ばした。
「フン、そうはいかないよ」
「ダ、ダークバット!」
バンゾーラ一味の幹部・ダークバットの妨害によりピンクは攻撃のチャンスを失い、その間にレッドは飲み込まれてしまった。
「そんな、レッドまで!」
狼狽するピンクにゾーライーターが襲い掛かった。
「きゃあああ!」
連続攻撃を食らい、ピンクの強化スーツが火花を上げた。
「ゾーライーターの体内は異空間に繋がっている。日没までにゾーライーターを倒さないと、仲間たちが大変なことになるぞ」
「そ、そんな…ダイノアロー!」
ピンクが必殺の矢を放つが、ゾーライーターに全て叩き落とされた。
「ああ!?」
「こんな物が効くか!」
ゾーライーターがピンクを痛めつける。ピンクもダイノアローの打撃攻撃で応戦するが、パワーでは太刀打ちできず、一方的に甚振られた。
「ああ!ううああ!なんて力なの!?」
攻撃を受け止めたダイノアローが衝撃に耐えきれず破壊された。
「ダイノアローが…!?」
「そんなことでオレを倒せるかな?」
「くっ、ダイノソード!」
ホルスターに携行したダイノスティックを短剣に変形させ斬りかかるが、容易く受け止められた。
「ダイノレンジャーの中で最も非力なお前がオレに勝てるはずなかろう!」
ゾーライーターの攻撃を食らい強化スーツが火花を散らす。
「きゃあああああああ!」
ゾーライーターの強烈な一撃がピンクに直撃し、ピンクが吹き飛ばされた。


3 飲み込まれたピンク

ピンクは必死でゾーライーターに挑み続けていた。
「はっ!やああ!」
しかしゾーライーターに全く歯が立たず、焦りを隠せなかった。
「くっ…くう…もう、日没が…!」
「食らえ!」
ゾーライーターの一撃がピンクに直撃する。
「きゃあああああああ!」
吹き飛ばされ大ダメージを受ける。違和感を覚え胸元に手をやると、攻撃を受けた個所の強化スーツが破壊され、内部メカが露出してしいた。
「そ、そんな…強化スーツが…!?」
「もろい強化スーツだな!」
ピンクが胸元を押さえ後ずさりする。ゾーライーターがピンクに襲い掛かる。ピンクも抵抗するが、ダメージを負ったピンクの攻撃が通じるわけもなく、逆に滅多斬りにされてしまう。
「きゃああああ!ああああ!」
「止めだ!」
ゾーライーターの渾身の攻撃が傷ついたピンクに直撃する。
「きゃあああああああ!」
ピンクが崩れ落ちる。強化スーツが火花を上げている。
「あああ…ううう…ぐあああ!」
「ダイノピンクよ、日没だ」
「そ、そんな…!」
「仲間を助けることができなかったな。お前も飲み込んでやる」
立ち上がろうとするピンクをゾーライーターの巨大な舌が捕えた。
「こ、これは…うう…!うあああああ!」
ゾーライーターがピンクを締め上げる。ピンクは必死に抵抗するが、徐々にゾーライーターに引き寄せられていく。ついにピンクの頭部がゾーライーターの口に入ってしまう。
「あああ!このままじゃ、飲み込まれてしまう!いやあ!」
必死にもがくが、ついに飲み込まれてしまう。
「ハッハッハ、オレの中の異空間でさらなる地獄を味わわせてやる」


4 欲望の鎧

「きゃああ!」
ゾーライーターに飲み込まれたピンクは薄暗い空間に放り出された。
「うう、ここが、ゾーライーターの体の中なの?」
辺りを見回す。戦いのダメージはあるものの、ピンクの体には異変は無かった。
「変身も解除されていないし、異常はないみたい…みんなも無事かもしれないわ!」
わずかな希望に賭け歩き出したピンクの前に人影が現れた。飲み込まれたダイノレッドであった。
「レッド!良かった、無事だったのね!」
駆け寄ろうとするピンクだったが、レッドの異変に気付く。
「レッド?いったい何があったの?」
「ピン、ク…ここは、恐ろしい空間だ…逃げろ…オレはもう、我慢できない…!」
突然レッドがピンクに抱きつき、体を触った。
「何をするのレッド!?やめて!」
「ピンク、いい体だ…!」
レッドはそう叫びながらピンクを押し倒そうとした。
「いや、やめ、て…!」
ピンクが何とかレッドを突き飛ばす。
「レッド!いったいどうしてしまったの!?」
突然レッドが苦しみ出す。レッドはみるみる姿を変え、漆黒の鎧を纏った。ダイノレンジャーの強化スーツにも似ていたが、明らかに邪悪な雰囲気を放っていた。
「そうか、こいつはレッドじゃない、偽物ね!」
鎧がピンクに襲い掛かる。
「レッドの偽物なんかに負けないわ!やあ!」
鎧との戦いが始まった。しかし、鎧の戦闘力はピンクの予測を遥かに上回っていた。
「きゃあああ!そ、そんな、強い!」
追い詰められるピンクの頭上からダークバットの声が聞こえた。
「ダイノピンク、ゾーライーターの腹の中はどうだ」
「ダークバット!こいつはいったい何者なの!?」
「そいつは紛れもなくダイノレッドだよ」
「嘘よ!レッドが私に攻撃を、それに、私の体に、あんなことを…するはずないわ!」
「ゾーライーターの体内の異空間に飲み込まれた男は、心の奥底に秘めていた欲望がどんどん大きくなってしまうのだ。そしてやがては正気を失い、欲望に支配され、欲望を満たすためだけに動く存在になってしまうのだ」
「欲望に支配!?」
「その鎧は欲望の鎧。完全に欲望に支配されてしまった証だよ。ダイノレッドはこれまで心の奥底に隠していた欲望に完全に支配されてしまったというわけだ」
「うそ、嘘よ!レッド、お願い目を覚まして!」
「無駄だ。ダイノレッドはもはや欲望に支配されている。ダイノピンクよ、ダイノレッドが心の奥底に秘めていた欲望が何かわかるかな?」
ピンクは、先ほどレッドに体を触られ、押し倒されたことを思い出した。
(レッドが欲望に支配されるわけない、でも、もしダークバットの言ったことが本当なら、レッドの欲望は、私を、そんな…!)
再びダークバットの声が響く。
「どうやらダイノレッドは、お前のことを性欲の対象として見ていたようだな」
「だ、黙りなさい!こいつはレッドなんかじゃないわ!」
「フ、まあいい。その欲望の鎧は、お前たちの強化スーツと同じく纏った者の力を何倍にも増幅させる。それも秘められた欲望の強さに比例して強力な力を」
「な、何ですって!?」
「そいつは、ダークレッドとでも言ったところか。さあ、ダークレッドを倒せるかな?」
再びダークレッドがピンクに襲い掛かった。
「レッド、レッド!お願いやめて!」
「無駄だよ、一度欲望の鎧を纏った者は、二度と元に戻ることはない」
ピンクの必死の呼びかけも空しく、ダークレッドはピンクを痛めつけた。同じダイノレンジャーであっても、女性であるピンクは5人の中で最も戦闘力は低く、特にリーダーであるレッドとは大きな力の差があった。さらに欲望の鎧を纏ったダークレッドは普段よりも力が増していた。ダークレッドはピンクよりも遥かに強かった。
「あああああ!」
(どうすればいいの!?このままじゃ!)
追い詰められたピンクの前に、さらに人影が現れた。それは先に飲み込まれたレッド以外の3人、ブラック、ブルー、イエローだった。
「はっ、みんな!レッドが!」
しかし3人の様子もレッド同様におかしかった。
「みんな…まさか!?」
またもやダークバットの声が響く。
「飲み込まれたお前の仲間は全員欲望に支配されているよ」
「そんな!」
「ピンク…欲しいいいぃい!」
そう言って3人も欲望の鎧を纏った。ダークバットが楽しそうに叫ぶ。
「まさか、ダイノレンジャーが全員心の中ではピンクのことを欲しいと思っていたとは。さあ、何とかしないと仲間に穢されてしまうぞ、ダイノピンク!」
ピンクの背筋が凍る。ダークレッド、ダークブラック、ダークブルー、ダークイエロー、欲望に支配された仲間たちがピンクに襲い掛かる。
「きゃあ!み、みんな、やめて…きゃあ!みんなを助けなきゃ…でも、いったいどうすればいいの!?きゃああああ!」
レッド以外の3人も、戦闘力はピンクよりも上であった。
「ダメだわ…手加減なんてできる相手じゃない。戦わなきゃ、やられる…!」
ピンクはダイノソードを構え4人と対峙する。
「諦めてはダメ!みんなを助ける方法はきっとあるわ!」
必死に自らを奮い立たせ、応戦する。だがどれだけ必死に抵抗しても1対4ではピンクに勝ち目はなかった。
「はぁ、はぁ、ダメ、強すぎるわ…!きゃああああ!」
容赦ない猛攻に晒され、ダメージが限界に達する。4人の一斉攻撃を受け、変身が解除された。
「あ、ぐ…ああ、変身が…!」
4人がマイににじり寄る。
「みんな、私よ、マイよ!私たちは正義の戦士、ダイノレンジャーなのよ!?お願い、目を覚まして!」
必死に仲間に呼びかけるが、仲間たちは構わずマイに近づく。
「はあ、はあ、オレは前から、お前の体、良いなと思っていたんだ」
仲間たちが耳を塞ぎたくなるような言葉を発する。
「何ていうことを…戦士として恥ずかしくないの!?」
マイは恐怖を感じるとともに、心底恥ずかしくなった。
「まずはオレからだ」
3人を遮りダークレッドがマイの体を触る。
「あっ、いやあ!」
マイの胸を鷲掴みにする。
「きゃあ!」
必死に払い除け、ダークレッドたちと距離を取った。
「お願い…みんな、やめて!」
「ちっ、抵抗しやがって…だが思ったとおり、良い体してやがる」
「抵抗するなら、無理やりにでも…」
再びダークレッドたちがマイに襲い掛かる。マイも必死に抵抗するが、相手は屈強なダイノレンジャーの男4人である。穢されるのは時間の問題だった。
「ああ!離して!」
「ヒヒヒ、梃子摺らせやがって。やっとお楽しみだぜ」
ダークレッドたちはマイの手足を押さえつけ、それぞれがマイの体を弄っている。
「んんん…んはぁ!あなたたち、いい加減に…!」
マイが気丈にレッドたちを睨みつける。そんなマイを嘲笑い、マイの衣服のファスナーをゆっくりと下ろしていく。
「あ、何するの!?」
ファスナーを下ろし、下着の上からマイの豊満で形のいい胸を揉む。
「いや、ああ…!」
「ヒヒヒ、やっぱり、かなりエロい体してやがる…たまんねえ…!」
下着を外すと、マイの美しい乳房が露になる。
「あああ!やめてえ!」
「お、おい、オレにもやらせろよ」
ダークレッドたちが代わる代わるマイの乳房を揉みしだいていく。さらに下着を下ろし、秘部を刺激する。マイの秘部が次第に濡れて行く。
「やめ、てえ…はぁん!」
「ヘヘ、エロい声出しやがって」
ダークレッドが男性器を露出させ、マイの顔に擦り付け、無理やり銜えさせ、刺激させた。マイは必死に抵抗するが、無理やり倒され、手足を押さえつけられる。
「ハハッ、もうたまらねえ…!」
ダークレッドが嫌がるマイの秘部に挿入する。
「あっ、あっ、あっ、あああああ!」
初めての感覚がマイを襲う。ダークレッドがゆっくりと腰を振る。
「ああ…あっ…あっ…!」
腰の振りが徐々に激しくなっていく。
「あ、あああ…!いやあああ!ああああ…!」
マイの悲鳴が響く。
「やめ、てえ…!あああん!」
ダークレッドは腰を振り続ける。マイが顔を歪める。美しい髪もすっかり乱れていた。
「さて、そろそろ…」
「いや、それだけはやめて!いやあああ!」
ダークレッドがマイの中に出しした。
「ヘッヘ、じゃあオレは…」
ダークブラックはマイの顔面に射精する。
「ああ…そんな…みんな…こんなこと…目を覚まして…!」
「ヒヒ、まさかピンクを穢せる日が来るなんてな!」
「ひと休みしたらまた楽しませてやるぜ」
マイは犯されながら絶望に打ちひしがれていた。


5 逆転

仲間たちに穢され、マイは心が折れないよう必死に保っていた。気持ちよさそうな顔で脱力しているダークレッドたちが目に入る。マイにある考えが浮かんだ。ダークレッドたちに渾身の蹴りを食らわせた。
「こいつ、まだこんな力が!」
「また痛めつけてやる!」
ダークレッドたちがマイに襲い掛かる。しかし先ほどとは異なり、マイは4人を相手に互角以上の戦いを見せる。
「やっぱり、私を弄ぶという欲望が叶ってしまったから、欲望の力が、鎧の力が弱まっているんだわ!」
「な、欲望の力が弱まっているだと!?」
拘束から逃れ、急いで衣服を纏い、ベルトを装着しバックルを構えた。
「ダイノチェンジャー!」
バックルが輝き、鮮やかなピンク色の強化スーツがマイの体を包む。マスクが装着される。強化スーツのダメージは回復しておらず、傷ついた個所の回路が剥き出しになっていたが、ダイノピンクに変身が完了する。
「今なら、私1人でもダークレッドたちを倒すことができるわ…!」
ピンクが見抜いた通り、性欲が満たされたばかりの4人はピンクを弄ぶという欲望が弱まっており、鎧の力も弱まっていた。
「みんな、ごめん…やあああ!」
ピンクが渾身の一撃を放つ。
「ぐあああ!」
ダークレッドたちが倒れ込み意識を失った。
「ここから脱出することさえできれば、みんなを元に戻す方法はきっとあるはず!みんな待ってて…必ず助けてあげるから!」
ピンクは出口を探して走り出した。
「フッフッフ、欲望の鎧の弱点を見抜くとはさすがダイノピンク。自分を穢した仲間を見捨てないとは何て健気な。だが、まさかまだ地獄が終わっていないとは夢にも思うまい」
ダークバットの不気味な笑い声が響いていた。


6 新たな絶望

出口を探して彷徨っていたピンクは背後に気配を感じた。振り返ると、何体もの欲望の鎧がピンクに迫っていた。
「欲望の鎧!?こいつらはいったい!?」
「ハッハッハ!ゾーライーターが飲み込んだのはお前の仲間たちだけではない。他にも多くの男どもを飲み込んでやったのだ」
「じゃあ、この人たちも!?何ていうことを!」
「ダイノピンク、お前の目の前にいる男どもは皆同じ欲望に支配されている」
「同じ欲望…!?」
ピンクは嫌な予感がした。
「そう、お前の仲間たちと同じ欲望、すなわち、地球を守る正義のヒロイン、ダイノピンクを好きにしたいという欲望だ!」
「そんな、うそ、嘘よ!」
「お前が命懸けで守ろうとした地球人の男どもが、あろうことか自分たちを守ってくれている正義のヒロインを穢したいと思っていたとは傑作だ。ダークレッドたちほどではないにせよ、普通の人間でも欲望の鎧を纏えば力を得ることができる。そいつらもお前と同じ程度の力は持っていると思え」
「ダイノピンク、お前が、欲しいいい!」
欲望の鎧を纏った男たちがピンクに襲い掛かった。
「やめて、目を覚まして!欲望に支配されているとはいえ、普通の人間であるあなたたちとは戦えないわ!」
しかし鎧たちはお構いなしに一斉にピンクに襲い掛かりピンクを切り裂いた。ピンクのスーツが火花を上げた。
「きゃあああ!な、何というパワーなの!?本当に私と同じかそれ以上のパワーを持っている!戦わなきゃ、やられてしまうわ!」
攻撃を受け、ピンクはすぐに考えを改め、必死に応戦する。
「はぁ、はぁ…やあああ!」
ダメージを受けながらも、鎧たちを倒していく。
「ごめんなさい…でも、あなたたちのことも必ず助けるわ!」
最後の一体を倒し、ダメージで片膝をつく。
「はぁ、はぁ…!」
「よく戦ったといいたいところだが、ダイノピンク、お前を穢したいと思っていた男どもはそいつらだけではない。まだまだいるぞ。数えきれないほどにな!」
ピンクの前に新手の欲望の鎧が現れた。
「そんな、まだいるの!?」
「欲しい、ダイノピンクが欲しいい!」
新たな鎧たちは次々に現れ、一斉にピンクに襲い掛かった。
「きゃああああ!そんな!いったい、何体いるの!?これじゃあ…これじゃあキリがないわ!」
鎧たちが連続でピンクに攻撃を浴びせる。
「きゃあああ!」
戦闘経験に差があるとはいえ、一体一体がピンクと同等の力を持ち、しかも無限に現れる鎧たちが相手では多勢に無勢であった。
(命がけで地球を守って来たのに…こんなにも沢山の人たちが心の中では私のことを…そんなの…そんなのって…!)
ピンクは心が折れそうになるのを必死に堪えながら戦っていた。
「どうしたダイノピンク、もう終わりか?」
「こんなの、どうってことない…どうってことないわ!」
「それはよかった。まだまだいるから安心したまえ」
新手の鎧たちが現れてはピンクに襲い掛かった。
「あああああ!」
倒しても倒しても現れる欲望の鎧を相手に、ダメージと疲労が蓄積していく。
「はぁ、はぁ、はぁ…負けない、負け、ない…!」
既にダメージの蓄積していた強化スーツはさらに何か所も破壊され、内部メカが露出し、火花を上げている。バイザーが警告を告げていた。
「バ、バイザーが、警告を…!このままじゃ、強化スーツの防御機能が…!」
ピンクの力も強化スーツも限界に近かった。鎧たちがエネルギーを集中しピンクに向けて放った。
「きゃああああああ!あ、ぐう、うああああああ!ああああああ!」
(苦、しい…!もう、パワーが…!)
強力なエネルギーがピンクを蝕み、バイザーが最大限の警告を伝えている。
「きゃあああああああ!」
必死に抵抗していたピンクもついに力尽き、崩れ落ちた。
「ぐう…あああ…!」
「ここまでのようだな、ダイノピンク。さあ、お前たち、ダイノピンクを穢してやるのだ!」
何体もの欲望の鎧たちがピンクを押さえつけ、無理矢理マスクを剥がそうとする。
「や、やめて!」
ピンクは必死に振り払うが、大勢の鎧に押さえられマスクを無理矢理剥がされる。汗だくの表情が露になる。
「まさか、ダイノピンクを穢せる日が来るとは!」
ピンクにはもはや抗う力は残されていなかった。
「たとえ、どれだけの男の人が私を穢したいと思っていても…私は、私は…地球の人々を守るため最後まで戦う…!」
だが、抵抗空しく捕らえられたピンクは、なされるがままに体を弄ばれた。
「ハッハッハ!ダイノピンクよ、仲間だけではなく、お前たちが命懸けで守ってきた地球人どもにすら穢される気分はどうだ!?」
「ああああ…やめてえ…!」
欲望の鎧たちはピンクの股間にエネルギーを放った。ピンクの股間の強化スーツが破壊され、秘部が露になった。
「きゃああ!?」
鎧のうち一体が男性器を露出させ、ピンクを引き寄せる。
「いや、いやああ!」
抵抗も空しく、鎧がピンクに挿入する。
「あああ!」
鎧がゆっくりと腰を振る。
「ああ…あっ…あっ…!」
腰の振りが徐々に激しくなっていく。
「あ、あああ…!いやあああ!ああああ…!」
鎧は時折ピンクの胸を揉みながら腰を振る。
「やめ、てえ…!あああん!」
体位を変えさせながら腰を振り続ける。ピンクが顔を歪めている。美しい髪もすっかり乱れていた。
「いや、それだけはやめて!いやあああ!」
再び中に出され、ピンクが脱力する。
「あ…ああぁ…うぅ、そんな、そんな…うううぅ…!」
「まだまだ、次が控えているぞ、ダイノピンク!」
「いや、いやあ!」
鎧たちがピンクに群がる。ピンクの悲鳴と男たちのうめき声が響いていた。

バンゾーラ一味の基地では、一部始終を見ていたバンゾーラたちがダイノピンクに同情すらしていた。
「敵とはいえ、ダイノピンクに同情すらしてしまう。地球人とはこうも愚かなものなのか。自分たちを守ってくれている正義のヒロインを犯したいなどとは。しかもこんなにも多くの男たちが」
「やはり、こんな奴らはとっとと滅ぼしてしまうべきだ」


7 エピローグ

「ああん!いや、やめてえ!」
ピンクが手足を拘束され股を開かされた状態で穢され続けている。破壊された強化スーツから秘部が覗いている。欲望の鎧を纏った男たちが次々とピンクに挿入していく。ダークバットの声が聞こえる。
「どうだダイノピンク。こんな者たちを守るために戦うなど馬鹿馬鹿しいとは思わないか?諦めて我々の軍門に下れば、助けてやらんこともないぞ」
「ああああああ…いや…負けない、わ、私は、ダイノピンク、戦士の誇りは、捨てない…あああああ…!」
ボロボロになりながらも正義の心を失わない。しかし、ピンクの地獄はまだ続く。順番を待つ鎧たちは今も増え続けていた。




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