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ごー
タイムアスモデウス
タイムアスモデウス
Katherine
ごー
黒影
■タイトル 

ポリス戦隊サイレンジャー 狂宴の一夜 [No.9698]

■プロット
(登場人物)

♦サイレン2号/アリサ
ポリス戦隊の紅一点、24歳
真面目でお堅い性格

♦サイレン3号/タツヤ
アリサの後輩、楽天家でけっこうドジ


(あらすじ)


♢アリサの思い出

ある日、サイレンジャーに〇〇町に無理矢理ケーキを食べさせるパティシエ怪人の通報が入ってくる
今は離れているが〇〇町はサイレンピンク/アリサが生まれ育った町だ
アリサは後輩タツヤの運転するサイレンカーの助手席で外の景色をぼんやりと眺めながら幼少期~学生時代の事を思い出していた…
(パティシエ怪人か…そういえば、子供の頃に大好きだったケーキ屋さんがあったな…)
タツヤ
「どうしたんですか先輩?何かぼんやりして」
アリサ
「ああ、少し昔のことを思い出してな」
「私が子供の頃お母さんと毎週の様に買いに行ってたケーキ屋さんがあってな、福寿堂っていう店だった」
「私はその店のケーキとおじさんが大好きだったんだ…」
「でも高校生にもなると駅前のおしゃれなカフェやパティスリーに行くようになった、なんだか福寿堂でケーキを買うのが格好悪く思えてな…」
「めっきり足が遠のいたある日…町でばったりそのおじさんと出会ったんだ…」

----------回想---------

福寿堂のおじさん
「アリサちゃん、久しぶりだね~元気そうでよかったよ」
「アリサちゃんが好きなウサギちゃんのケーキ、まだ作ってるから…いつでも来てよ」
アリサ
「やだぁ、おじさん私もう高校生だよ~そんな子供っぽい物もう食べないって」
「おじさんのお店ももっとおしゃれなケーキ作らないと…若い女の子は行かないよ~」
おじさん
「そうか…おじさんのケーキ古臭いもんな…」
「ごめんね、アリサちゃん…」
力なく振り返りおじさんは去っていった

------------------------

アリサ
「今思い出すとどうしてあんなこと言っちゃったんだろうなって…大好きなおじさんだったのに」
「あの日のおじさんの寂しそうな後ろ姿を思い出しちゃって…」
タツヤ
「誰でもそういう時ってあるっしょ♪でも、先輩にもそんな可愛い時代があったんすね~」
軽口を叩きながら軽快に運転を続けるタツヤ
アリサ
「コイツッ!!」
アリサがタツヤにゲンコツをしようとすると
タツヤ
「うわぁ~待ってください危ないですって!!」
「ほ、ほらっ折角久しぶりに地元に帰ってきたんですから折角だからそのケーキ屋さん寄っていきましょうよ!!」
「立派になったアリサさんが店に来たらおじさんも喜びますよきっと!!」
アリサ
「今回は調査で遊びに来たわけじゃないんだぞ、まあいいか…福寿堂に向かってくれ」
タツヤ
「ハイッ!先輩」
タツヤはハンドルを切って福寿堂へと向かった
アリサ
「こ、これは…」
福寿堂はアリサが街を離れて間もなく閉店していた、ボロボロになった廃屋の前でアリサは呆然と立ち尽くしていた
タツヤ
「先輩…仕方ないっすよ、パトロールに戻りましょう」


♢悲しい再会

アリサとタツヤが町に戻ると町の人たちが怪人に襲われている
怪人
「さあ、もっと食え~!わしのケーキは美味いだろ~っ!!」
怪人は叫び声をあげながらケーキを雨あられと投げつけてくる
タツヤ
「おわっ!」
たちまちケーキまみれになるタツヤ
タツヤ
「先輩!!このケーキ甘くて美味いっすっ!!」
アリサ
「もうっ!なに悠長に食べてるのっ!ケーキが甘いのは当たり前でしょっ!!」
アリサがタツヤが埋もれているケーキに目を向けると見覚えのあるウサギのケーキが目に入った
アリサ
「ひょっとしてあの怪人は…」
「タツヤっ!後は自分で何とかしなさい!!」
「サイレンチェンジっ!!」
アリサはサイレンジャーに変身すると怪人を追いかける
怪人はそのまま福寿堂へと逃げ帰った
アリサ
「やっぱり…おじさん…なの」
アリサは怪人を追いかけてそのまま福寿堂へと入っていった
アリサが店内に入ると扉が閉まりロックがかかった、慌てて開けようとするが
アリサ
「駄目だ…開かない」
落ち着いて店内を見回すと廃屋だった筈の店内はまるで昔の様に綺麗なままだ
アリサ
「いったいどうなってるの?」
戸惑うアリサに奥から出てきた何者かが声をかける
おじさん
「いらっしゃい、アリサちゃん」
アリサ
「おじさん…おじさんがあの怪人でしょっ!!なんであんな酷い事」
おじさん
「酷い…どっちが酷いんだい…アリサちゃんが来てくれないから、おじさんのお店つぶれちゃったんだよ」
「つぶれちゃったんだよぉぉぉぉぉーーーーー!!」
おじさんはそう叫ぶと手に持っていたケーキ用めん棒でサイレンピンクを叩きつける
本来はめん棒で叩かれたところでサイレンピンクの特殊強化スーツにはダメージひとつ入らない筈なのだが物凄い衝撃に打ちのめされそうになる
アリサ
「おじさん…これはやっぱり怪人の力…」
めん棒の攻撃でふらふらになったアリサにおじさんが大量のアラザンを投げつけると体に当たったアラザンが爆発を起こす
アリサ
「あっ!ああーーーー!!!!!」
アラザンの爆発でアリサは変身を解除されるとそのまま気を失い倒れこんだ


♢拘束されて

アリサが目を覚ますと服を脱がされベッドに拘束されていた
アリサ
「なに…拘束されてる…」
おじさん
「アリサちゃん、目が覚めたかい」
アリサが声の方を向くとおじさんが刷毛と何か液体を持って立っている
アリサ
「おじさん…何するつもりっ!やめてっ!!」
おじさん
「アリサちゃん…アリサちゃんは誰にも食べられずに廃棄になったケーキの気持ちを知らなくちゃいけないよ」
「アリサちゃん自身がケーキになってその気持を味わうんだ…」
おじさんはそう言うと刷毛を使ってアリサの体に液体を塗りだす
おじさん
「これはアンビバージュと言ってね…これをスポンジに染み込ませるとケーキは一層美味しくなるんだ…大事な作業なんだ」
「アリサちゃんの体にも染み込んでいくのがわかるだろう…」
アリサの腕から足、そして脇から胸へと刷毛でシロップが塗られていく
アリサ
「おじさん…やめてっ!!こんな事しないでっ!!」
「あっ…あぁんっ」
おじさんに必死の説得を試みるアリサだが刷毛が胸の辺りへと近づいてくると息が荒くなり感じ始めてしまう、そして刷毛が乳首にさしかかると
アリサ
「ひゃっ…あぅうんっ!!」
思わず大きな声をあげてしまう
おじさん
「スポンジはこんな事で感じたり声をあげたりしないんじゃよ」
「アリサちゃんはなんて出来の悪いスポンジじゃ、おしおきじゃ」
おじさんはアリサの乳首を舐めだす
アリサ
「ああん…おじさん…」
おじさん
「何じゃ、お仕置きをされておるのにこんなに乳首を立ておって…本当に出来の悪いスポンジじゃ」
アリサ
「おじさん、ごめんなさい…出来の悪いスポンジでごめんなさい…でも感じちゃうの…」
ひとしきりアリサの乳首を舐めまわしたおじさんはそのままアリサの臍から陰部へと刷毛でシロップを塗り進めていく
おじさん
「シロップを塗っているだけなのにここはどうした事じゃ、アリサちゃんの蜜でどんどんシロップが流れてしまっているじゃないか…塗っても塗ってもこれではどうにもならんわい、本当に悪い娘じゃ」
おじさんはアリサの陰部を舐めまわしアリサの蜜を吸い上げる
アリサ
「あぁん、おじさんアリサは悪い娘…でも気持ちよくって止まらないの…ごめんなさい…ごめんなさい」
アリサはイッてしまうとそのまま気を失ってしまった


♢狂宴の夜

気を失っていたアリサが目を覚ますとすっかりと夜になっている、ベッドの拘束は解かれていた
アリサはおじさんの声がする厨房へと移動すると怪人へと姿を変えたおじさんがデコレーション用のチョコやフルーツ・クリームを用意して楽しそうに踊っている
怪人(おじさん)
「さあ、アリサちゃん…こっちへ来るんじゃ」
「今夜はわしとアリサちゃん、二人だけのパーティーじゃ」
おじさんの声を聞いたアリサはゆっくりとおじさんの方へ歩いていく、アリサはこの状況が現実なのか夢なのか自分が一体何者で何をしたいのかわからなくなっていた
アリサは怪人となったおじさんの搾り袋状の陰茎へとむしゃぶりつく
アリサ
「ああ…おじさんのココ、生クリームでパンパンになってる…とっても甘くて美味しい」
愛おしそうに舐めるとそのまま胸に挟みパイズリをし動きが速くなっていく
怪人(おじさん)
「おぅっアリサちゃん、出すぞ…わしのクリームでアリサちゃんの胸をデコレートしてくれっ」
アリサ
「ああんっ、おじさん…出して…私の体をおじさんのクリームで飾らせてぇ~」
おじさんがたまらず発射したクリームを恍惚とした顔で胸に塗りたくるアリサ
そのままクリームが塗られた胸の上に自らチョコシロップを垂らすと
アリサ
「おじさん、私の体も舐めてぇ~いっぱいいっぱい私を食べてぇ~」
怪人(おじさん)
「まだ駄目じゃ、アリサちゃんはまだケーキの気持ちがわかっとらん」
アリサ
「そんなぁ、おじさん…」
「もう我慢できないの…こんなほったらかしじゃぁアリサ寂しい…」
更におじさんの陰茎を咥えおじさんの生クリームを絞り出すとまた体中に塗りたくりそのまま自分で陰部を慰める
アリサ
「アリサ、悪い娘だった…ホントは大好きだったおじさんのケーキ…」
「格好をつけて興味ないフリしてたの…ごめんなさい…大好きだったの…」
「おじさん、早く…早く来てぇ、アリサこのままじゃ痛んじゃう…」
怪人(おじさん)
「アリサちゃん、ようやくわかってくれたんじゃな…わしの気持ち、ケーキの気持ち…」
「よーしアリサちゃん、パーティーはこれからクライマックスじゃ!!」
おじさんがアリサの体にむしゃぶりつく
アリサ
「あ~ん♥おじさん…きもちいぃ~」
「おじさん…アリサの体…おいしい?」
怪人(おじさん)
「ああ、最高じゃ…どの店にも負けない高級スイーツじゃ」
アリサ
「ああん♥おじさん…アリサ嬉しいぃ~」
アリサはフルーツを咥えるとそのままおじさんに口づけし租借したフルーツを流し込む
アリサ
「おじさん、アリサの唾でミックスしたフルーツも美味し~い?」
おじさん
「もちろんじゃ、アリサちゃんの今の気持ちが伝わってくるぞ」
「さあ、アリサちゃんわしの体も食べてくれ」
アリサ
「ああぁ、おじさん…」
「おじさんの体もとっても甘くっておいしい♥おいしいのぉ♥」
「アリサが大好きなあの時の味…もう忘れない…」
アリサとおじさんは体中クリーム・チョコ・フルーツまみれになって激しく濃厚に絡み合う、そして
アリサ
「おじさん、早く入れて…おじさんのクリーム…アリサの中にいっぱいいっぱいデコレーションしてぇ~♥」
おじさんはアリサの陰部に挿入すると激しく腰を振る
アリサ
「ああぁぁぁぁ♥おじさん…気持ちいいよぅ~」
「アリサもういっちゃう…いっちゃう~」
怪人(おじさん)
「アリサちゃん、わしもイク…イクぞ…おぉ!」
アリサ
「おじさん…出して…いっぱい出して~」
おじさんとアリサは同時に果てた、アリサはおじさんの生クリームを指で掬い口の周りや体に塗りつけるとそのまま悶え続ける
そして気持ちが満たされたアリサはそのまま眠りに落ちた
その様子を見届けた怪人はおじさんの姿に戻ると光の粒子となって天に帰っていった


♢エンディング

眠っているアリサに朝の光が差し込む
アリサ
「う…うぅん…」
アリサが目を覚ますと裸ではなく隊員服を着ている、そして綺麗だった店内は町に来た時に見た廃墟へと戻っている
アリサ
「あれ…私、昨日の夜…」
「夢を見ていたのかしら…」
ふとテーブルを見るとボロボロになったおじさんの日記があった
(アリサちゃん、太郎くん、アイちゃん、健司くん…みんな大きくなって来てくれなくなってしまった…)
(わしのお菓子は今風ではないからな、わかってはいるけど寂しいのう…)
アリサが日記をめくっていくとおじさんの失意の日々が書き綴られていた
そしてお店が閉店した日以降日記は書かれていなかった…おじさんは失意のまま亡くなっていた…
アリサ
「おじさん…」
空白になったおじさんの日記をそのままめくっていくと最後のページに新しく日記が綴られていた
(今日、立派な大人になったアリサちゃんがわしを訪ねに来てくれた…覚えていてくれたんじゃのう)
アリサが最後のページを読み終えると小さな箱が目に入る
その箱にはウサギのケーキが2個入っておりケーキに乗っているチョコのプレートには「ありがとう」とおじさんの文字で書かれていた
アリサ
「ウサギちゃんのケーキ…おじさん…」
アリサを探していた後輩のタツヤが廃屋へと入ってくる
タツヤ
「アリサさん、昨日はあれからどこに行ってたんですか?」
「僕一晩中探してたんですよ、心配したんですからっ!ところで怪人は?」
アリサ
「タツヤ、怪人なんていなかったのよ…」
タツヤ
「えぇ~!!だって昨日アリサさんも僕も戦ってるじゃないですか!?」
アリサ
「ううん、この町には怪人なんていなかったの…さあ、帰ってボスに報告しましょう」
タツヤ
「おっかしいな~」
納得できないながらも本部に戻り報告を済ます
自分の席に戻りおじさんのケーキを食べるアリサ
タツヤ
「あれ、アリサさんそんな子供みたいなケーキ食べましたっけ?」
「いつも、おしゃれな感じの食べてましたよね?」
アリサ
「そんなことないよ、私はこのケーキが一番好きなの」
タツヤ
「そうだったかなぁ~、でも2つあるんだから俺にも1個下さいよ」
アリサ
「ダ~メ、これは私とおじさんの大切なケーキだから…私ひとりでたべるの」
ケーキを幸せそうに頬張るアリサ
天国のおじさんは優しい笑顔でアリサを見守っている


END


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トオル
感動しますね。
黒影
トオルさん、コメントといいね!ありがとうございます。 ほっこりする話を書きたいと思いましたのでご評価頂いて嬉しいです。
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