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ごー
タイムアスモデウス
タイムアスモデウス
Katherine
ごー
ボンバーパンク
■タイトル 

漆黒の女王様戦士ボンテージ仮面、メス豚奴隷に堕ちる [No.9587]

■プロット
(登場人物)
ボンテージ仮面(桜馬場 弥生)
漆黒のボンテージスーツとアイマスクで正体を隠し、悪と闘う最強無敗のクィーン。凶器ともいえる自らの巨乳、巨尻を駆使したサディスティックな技と達人級の鞭で敵をなぎ倒す。
通称 サディスティック・ジャンヌダルク

マリア タランチュラ(椿原 小雪)
スパイスシティを拠点とする悪徳宗教団体ウィークエンドに突如、幹部として加入したクィーン。真っ赤なボンテージスーツに身を纏っている。
正体は凄腕の殺し屋・椿原小雪。2年前にボンテージ仮面に敗北し、顔に傷を負わされている。その時の復讐のため、ボンテージ仮面との再戦を熱望している。
通称 猛毒の女王

鰻 美智子
スパイスシティ警察署に所属する女性警察官。露出度の高い制服を着ている。若干、熟女の魅力を漂わせている。仕事では、毎回、ボンテージ仮面から先を越されてしまうが、高い格闘技技術を習得している。

(あらすじ)
セクシーで高飛車な正義の女王様戦士ボンテージ仮面。自らの肉体を凶器のレベルにまで進化させ、卑猥かつサディスティックな技で悪党を成敗していた。そのボンテージ仮面に恨みを抱く謎の女王様戦士マリア・タランチュラ。ボンテージ仮面はマリアとのクィーン対決にまさかの敗北を喫し、この世で最も卑しい身分とされるドM奴隷へと転落していく。


(序章)
犯罪多発都市スパイスシティ。
ボンテージ仮面こと桜馬場弥生は自らの肉体(ジャイアントなバストとヒップ)を凶器のレベルにまで進化させ、悪との闘いを繰り広げていた。

真夜中の路地裏を強盗グループが逃走している。

…と、その時だった…!!

「そこの坊や達、お待ちなさい」

「ヒッ…!!」
「お、おまえは…!!」
立ちはだかったのは、漆黒のボンテージスーツにアイマスク、高いヒールを身に纏ったボンテージ仮面だった。
「…強盗ね、実に無能な最底辺のチンカスが考える事よね。アナタ達がいると、街の空気が汚れちゃう。このサディスティックジャンヌダルクことボンテージ仮面様が消毒してあげるわ!!」
ボンテージ仮面が上目遣いでそう言う。
「やべっ!!俺、言葉責めだけでイキそう」
強盗の1人が股間を抑える。
「バカッ!!何言ってんだ!!」
「そうだ!!この露出狂女を倒すぞ!!」
強盗達は一斉に襲いかかるが、その戦闘能力の差は歴然だった。

ドガァァッ…!!!!

バギィィッ…!!

ゴスゥゥゥ…!!

「よわ~い!!弱過ぎるわ!!もしかして、アナタ達ってわざとやられたいアブナイ趣味の人達?」
ボンテージ仮面は退屈そうにそう言った。
「ひぃ~!!逃げろ~!!」
ボンテージ仮面の圧倒的な強さの前に、遂に強盗達は退散をはじめる。
「あらあら、こっからが本番なのにね。アナタが代表で罰を受けなさい」
ボンテージ仮面が鞭を手に取る。

シュゥゥゥッ…

ガッ…!!!!

「うわぁぁぁぁ!!!」

ボンテージ仮面の鞭は逃走する強盗の足元に絡み付いた。
大きな音をたてて強盗は転倒する。

…と、次の瞬間だった…。

「ひぃぃぃぃ~!!!!」
強盗は目を見開き絶叫した。
空中からボンテージ仮面が降ってきたのだ。

ボスゥゥゥゥッ…!!!!

ボンテージ仮面のTバック尻が強盗の顔面を押し潰す。これまで幾多の悪党を窒息地獄へ追い込んできたボンテージ仮面の得意技 『顔面騎乗ハードロック』だ。
強盗は必死に手足をバタバタと動かすばかりで何もできない。
「ハハハ!!!!必死過ぎておかしいわ!!!!無駄よ!!無駄無駄!!死ぬ寸前のゴキブリって感じね!!ハハハ!!」
ボンテージ仮面はドッシリと腰掛けたまま大笑いをする。
この技を受けた者は最終的には失神へと追い込まれるが、なぜか途中、勃起するという特徴があった。そして、それは今回も例外ではなかった。
「あらあらあら。チンコ、ビンビンじゃない?男って何でこんなに愚かな生き物なのかしら?ほらぁ、さっさと死になさいよ!!!!グチャって汚ならしく潰れてしまいなさい!!」
ボンテージ仮面は強盗のチンコや乳首をいじり尽くした。その表情はまるで悪魔だ。
「ほらぁ!!BPM170!!180!!190!!!!」
ボンテージ仮面の手の動きが加速し、強盗は「ひょえぇぇ~」と悲鳴をあげる。
「…200突破よ!!210!!220!!230!!240!!!!」
既にボンテージ仮面の手は肉眼でとらえる事はできない。
「んぐぅぅ~!!むぐぅぅぅっ~!!!!むぐぅぅぅっ…」

…バタリ…。

やがて強盗は絶頂に達する。大量の射精を終えると同時にと力尽きた。
ボンテージ仮面は立ち上がると、失神した強盗の股間をグリグリと踏みにじった。
「あ~あ、情けない姿。私だったら自殺しちゃうわ」
ボンテージ仮面は笑みを浮かべて、そう勝ち誇った。


(1)
高級SMクラブ『美修羅』。
そのVIPルームが桜馬場弥生への任務依頼の場だった。
「あら?また、アナタなの?」
弥生は笑みを浮かべた。
弥生の元に訪れたのはスパイスシティの市長であるグリーニー金城だった。
弥生に任務を依頼するのは、これが初めてではない。
「…で、今回の任務は何かしら?」
「ウィークエンドという宗教団体、ご存知ですか?」
「…えぇ。もちろんよ。この街に本部を構える超絶うさん臭い宗教団体よね?」
「元々は『終末時計』という名称で、土井垣大山という人物が…」
「面倒だから長い説明はやめて。手短にお願い」
「…は、はい…」
弥生は高そうな椅子に足を組んで座り、金城は絨毯を敷かれた床に正座している。
クライアントは正座をして、弥生から見下されながら任務を依頼するというのが交渉のルールだった。
「…昨年、創始者の土井垣大山が死去しまして、それからウィークエンドに新しい女幹部が入り混んできたんです。その女の目的はわからないんですが、ウィークエンドの幹部を抹殺して、組織を内部から操ってるようなんです。最近は麻薬密売やテロ計画を活発化させ、核物質まで製造して輸出ています…」
「…ふぅん。悪い奴らね。でも、残念。今回はあんまり興味が沸かないわ。警察にでも相談したら?アナタ、市長なんだし、警察くらい簡単に動かせるでしょ」
弥生は煙草に火をつけると、長い紫煙をフゥーと吐いた。
紫煙を顔に浴びながら金城は話を続けた。
「問題は、その女幹部がクィーンという事です」
「…!?」
その言葉に弥生はピクッと反応した。
「そいつの名前は?」
「マリア・タランチュラ。そう名乗ってます。そして、自分が最強のクィーンだと…」
「…」
弥生の表情が険しくなる。
金城は明らかに不機嫌になった弥生の前に一枚の紙を差し出した。弥生はその紙に目を向ける事なく破り捨てた。
「…ギャラはいらないわ。そのマリア何とかを跪かせて、メス豚のペットにしてあげる。私に喧嘩を売った事、後悔させてあげるわ」
そう言うと、弥生の視線が鋭さを増した。
「…で、市長さん?今日のプレイはどうすんの?どうせ、プレイもやりに来たんでしょ?」
「ひゃ、120分コースでお願いいたします」
弥生は椅子から立ち上がると「OK」と答えた。
さっきまでの佇まいが嘘のように、金城の顔が赤くなる。

この後、延長に延長を重ねた金城の壮絶な悲鳴は、朝まで止む事はなかった。


(2)
…午前1時…。

「ここね…」
金城からの情報を元にボンテージ仮面はある廃工場の前に立っていた。

…と、その時だった。

「ちょっと待ちなさい、ボンテージ仮面」
背後から聞き覚えのある声がした。
そこにはセクシーな制服姿の女性警察官が立っていた。
一方的にボンテージ仮面をライバル視している鰻美智子だった。
「あら、ウナちゃんじゃない?どうしたの?」
ボンテージ仮面は馬鹿にしたような口調でそう言った。いつも犯人を取り逃がす警察をボンテージ仮面は明らかに見下していた。
「金城市長からアナタをサポートするよう、指令が下ったわ。仕方ないから来てあげたのよ」
「本音は私のサポートなんかじゃないんでしょ?」
「えぇ、ウィークエンドは私達、警察の案件。今日こそはアナタより先に奴らを検挙するわ」
「ふっ、警察より私の方が街の治安に貢献してるもの、アナタ達の面目丸潰れよね」
その言葉に美智子ムッとする。
「アナタがどれだけ街の平和に貢献しようと、その格好は公然わいせつ罪よ」
ボンテージ仮面は美智子に近づくと、軽くキスをした。
「なっ…!?貴様!!」
美智子は明らかに不機嫌な顔をする。
「ふふん、怒らないで、格好ならアンタも人の事言えないでしょ。とにかく、付いて来るのは勝手だけど、足、引っ張らないでよね」
「…」
2人は暗闇に浮かぶ廃工場の中へと入って行った。


(3)
「警察よ!!動かないで!!」
美智子の声が工場内に響く。
「…や、やべぇっ…!!何でバレた…!?」
「おい!!ボンテージ仮面もいるぞ!!」
その場が騒然となる。
「静かにしなさい!!」
女の声だった。
一瞬で静寂が広がり、コツン、コツンと靴音が響いた。
「お待ちしておりましたわよ、ボンテージ仮面…」
そう言いながら奥の方から女が現れた。
その女は真っ赤なボンテージスーツを身に纏い、アイマスクで素顔を隠していた。
紛れもなくクィーンのスタイルだ。
「アナタがマリア タランチュラね」
ボンテージ仮面が問い掛ける。
「えぇ」
「自称No.1クィーン…らしいわね?」
「…えぇ。今夜から名実ともにNo.1よ。アナタを倒して、名誉も地位も、その気高い美貌も、奪ってあげる…」
「ふふっ…。私に喧嘩売った事、尻穴ヒクつかせながら後悔させてあげるわ」
2人は笑みを浮かべたまま、ゆっくりと、しかし、確実に間合いを詰めていく。

…と、その時だった…。

「ちょっと待ちなさいよ!!」
一触即発の両者に美智子が割って入った。
「痴女同士で盛り上がってるけど、これは我々警察の案件よ!!マリア タランチュラ!!署まで同行願うわ!!」
「…嫌だと言ったら?」
マリアの顔から笑みが消えた。
「武力行使に出るまでよ」
美智子が構えをとる。
「アンタはまず、私と闘う資格を証明して貰わないとね…」
マリアがそう告げると、部下達が一斉に臨戦態勢をとった。
美智子の表情に緊張が走る。
「…ボンテージ仮面、手は出さないでね」
「そんな野暮な事はしないわよ。それよりウナちゃん、せいぜい蒲焼きにされないようにね」
「ご心配なく、私は野性の電気ウナギよ。養殖みたいにはいかないわ」
美智子は指をクイクイと動かし、相手を挑発した。
「ぶっ殺せぇぇぇ!!!!」

…ダッ…!!

掛け声と同時に、部下達が襲い掛かる。
美智子は武器である警棒を取り出した。

ガスゥゥッ…!!

ドガァァッ…!!

ボゴォォッ…!!

美智子の前に部下達は次々となぎ倒されていく。
「…うっ…強ぇ…」
「どうしたの?最後まで男らしさ見せなさいよ」
「…こ、このぉぉぉ…!!」
最後に残された部下が玉砕覚悟で美智子に襲い掛かろうとする。
「…へっ…?」
しかし、すぐに異変に気付いた。両腕が手錠で拘束されていたのだ。
「ひっ…!!」
思わず部下は悲鳴をあげる。
目の前で美智子の長い足が高く垂直に上がっていた。

ゴスゥゥゥッ…!!!!

強烈な脳天踵落としが直撃し、部下はその場に卒倒した。
「死んではいないわ。脳震盪起こしてるだけよ。早く警察病院へ搬送する事をお勧めするわ」
「へぇ…」
マリアはゆっくりと美智子の方に近づいてくる。
「この役立たず!!!!」

…ドスゥゥ…!!

「ぐへぇぇっ!!」

途中、マリアは倒れていた部下の腹に容赦なく蹴りを入れた。

両者が距離が近づくと、先に美智子が警棒をグッと握り構えをとった。
「タイトルマッチ前に、前座の試合も私がやる事になるとはね」
そう言いながら、マリアも武器である鞭を構えた。
しばらく両者はお互いの間合いを探るように時計回りに動いた。
「…アナタ、格闘技の経験は?」
美智子がそう問い掛ける。
「普通、自分から先に教えるもんでしょ?」
「それもそうね、私はボクシング、レスリング、柔道…それと、一番得意なのは…」

…シュッ…!!

「…!!」

話しが終わる前に、美智子の前足が地面を放れた。前蹴りだ。
マリアは反射的に後方へ下がり、ギリギリの距離でその前蹴りを躱した。
「テコンドーよ」
蹴り終えた後、美智子はそう言った。
「卑怯だったかしら?」
「いや、全然」
「よかった。アナタに失望せずに済んだわ」
「予想外のご馳走かもね」
マリアはペロリと舌舐めずりをした。

…シュッ…

先に間合いを詰めたのは美智子の方だった。至近距離から次々と攻撃を繰り出していく。

ビュッ…!!

シュッ…!!

ヒュッ…!!

目にも止まらぬ連続攻撃をマリアは紙一重で躱していく。
「どうしたの?避けるだけじゃ、勝てないわよ」
美智子は攻撃の手を止めない。

…と、次の瞬間だった…。

「…私の実力、少しだけ見せてあげる…」

マリアはそう囁くと、連続攻撃を躱し、一気に間合いに入った。
「…!!」
思わず美智子に緊張が走る。
「ヴァイオレット・ファンク…」

ザシュゥゥ…

マリアは紫の気を纏った中指を立て、美智子の額に撃ち込んだ。

「ぐへぇぇぇぇぇぇ~!!!!」

…ドスンッ…

その瞬間、美智子は下品な悲鳴をあげ、その場に尻餅を突いた。眼球はグルンと上を向き、舌をダラリと垂らしている。
マリアは大きく鞭を構えた。
「It’s Showtime!!!!」

…ビシビシビシ…ビシビシ…ビシビシビシビシ…ビシビシビシ…ビシビシ…ビシビシビシ…ビシィィィィ…!!!!

「グハァァァ!!!!」
華麗なダンサーのような鞭さばきの前に、美智子はなす術なく餌食となるばかりだった。

『…くっ…くそっ…体が…言う事を聞かない…一体、何をされたというの…!?』

美智子は鞭攻撃を受けながら、何とか立ち上がろうとする。しかし、平衡感覚を取り戻す事ができない。

『…な、何とかしないと…このままでは、やられてしまう…そうだ…!!』

美智子が力を振り絞り、ボンテージ仮面の方を振り向いた。
「…ボンテージ仮面!!!!ダメよ!!!!」
突然、美智子がそう叫ぶ。
「…!?」
一瞬、マリアは攻撃の手を止め、ボンテージ仮面の方を確認した。ボンテージ仮面は助太刀する様子は一切ない。
「なかなか悪知恵の働くやつね…」
マリアがそう言いながら美智子の方を見る。
その時だった。
一瞬の隙をついて、美智子はマリアの方に銃を向けていた。
「…フッ…」
マリアは笑みを浮かべる。
「両手を上げなさい。脳みそ、ぶっ飛ばすわよ」
「アンタ、クィーンを嘗めてるでしょ?」
「…撃つわよ…」
美智子は静かな口調でそう言った。引き金に掛けた指にグッと力を入れる。

…と、次の瞬間だった…。

…ダッ…

「…えっ…!?」
美智子が声をあげる。
目の前からマリアの姿が消えた。

…パァン…!!

…パァン…!!

一瞬、パニック状態に陥った美智子は闇雲に発砲する。
「…ここよ…」
頭上から声が聞こえた。
美智子がハッとするが、時既に遅しだった。
マリアは肩車のような体勢で美智子に乗り掛かっていた。そのまま、右足で美智子の頸動脈を絞め、左足できつくロックした。

「ぐはぁぁぁぁぁ…」

ギリギリという音をあげ、美智子の頸動脈が絞まっていく。美智子も必死に抵抗するが次第に意識が薄らいでいく。遂には白目を剥き、口からは大量の泡を吹きはじめた。美智子の意識が完全に落ちようかという、まさにその時だった。
「このまま絞め落としたんじゃ、あまりにも芸がないわよね?ボンテージ仮面?」
マリアはボンテージ仮面の方に挑発的な視線を向けると、両足を美智子の首に絡み付かせたまま、体を反らし、ブリッジのような体勢になった。
「…3、2、1…ボム!!!!」

ドゴォォォォォ…!!!!

強烈な脳天直撃型のフランケンシュタイナーが炸裂する。
美智子はマングリ返しの恥ずかしい体勢で失神していた。意識の外側でスカートはめくり上がりTバックが露となっている。
「あ~あ、恥ずかしい格好~」
マリアはペニバンを装着し、美智子に近づいて来る。
「ここは、弱肉強食の世界。敗者は喰われて糞になるだけよ。それじゃあ、いただきまぁ~す!!」
マリア甘い口調でそう言うと、美智子の肉体と重なりピストン運動をはじめた。
マリアの腰の動きは次第に加速し、遂には肉眼では追えない程速くなる。
「喰らえぇぇぇ…!!!!ヘビーメタルサンダァァァァァァァァ…!!!!」
「…や、やめてぇぇ~!!!!もう、やめてぇぇぇぇ~!!!!」
「何言ってんだぁぁぁ!!骨の髄までしゃぶり尽くしてやるわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
美智子は嘘のように汐らしい口調で敗北宣言をするが、マリアは腰の動きを止める事はない。
「逝けぇぇぇ!!!逝っちまえぇぇぇぇ!!!!」
「ひぃぃぃぃぃ~!!!!もう、だめぇぇぇぇ~!!」

…パタン…

遂に美智子は力尽きた。マングリ返しのまま白目を剥き、全身をヒクヒクと痙攣させている。2度目の失神だ。
しかし、屈辱的なまでの完全敗北であるものの、美智子の顔は恍惚で満たされていた。
「ご馳走さまでした」
マリアは立ち上がると、まるでゴミのように美智子の体を軽く蹴った。マングリ返しになっていた体勢が崩れ、仰向けになる。

…成敗…!!!!

マリアは美智子の股間を踏みつけ、勝利ポーズをとったのだった。


(4)
「あ~あ。こりゃダメね、完全にイッてるわ…」
ボンテージ仮面は美智子の顔を覗き込み、合掌した。
「前菜も終わって、やっとメインディッシュね。その肢体から、おっぱいから、お尻から、おいしい脂が滴り落ちてるわよ、ボンテージ仮面」
「私も、待ちくたびれて、お股までグチョグチョよ」
「地獄に送ってやるわ」
「あら?私はアナタを天国逝きにしてあげようと思ってたけど?」
両者は腰をくねらせながら間合いを詰めていく。
「マリア・タランチュラだっけ?アナタ、椿原小雪よね?」
その言葉にマリアはフッと笑みを浮かべた。
「よくわかったわね、さすがはボンテージ仮面…」
「アナタの動きは悩殺流格闘術ではなく、悶絶殺人術…。今更、私に何の用かしら?」
「ボンテージ仮面、2年前の借り、忘れたとは言わせないわ…」
その瞬間、マリアの表情が険しくなった。

椿原小雪は任務成功率100%の凄腕女暗殺者であった。
ついた異名はミス・パーフェクト。
ボンテージ仮面に敗れるまでは…。

…今から2年前…。

小雪はある闇組織から依頼を受けた。
依頼の内容はスパイスシティの治安改善を掲げ市長に当選した金城の暗殺だった。
この時、小雪の前に立ちはだかったのが、金城護衛の任務を受けたボンテージ仮面だったのだ。
結果、金城の暗殺は失敗。
小雪にとって生涯初の敗北。それも完敗だった。
勝敗が決しても尚、降伏を口にしない小雪にボンテージ仮面は必要以上の制裁を加えた。
遂には小雪の顔を執拗に鞭で切りつけ、生涯消える事のない傷を負わせたのだった。

その時の事を思い出し、ボンテージ仮面は笑みを浮かべた。
「…ふふふっ、醜い顔をマスクで隠して復讐に来たって訳ね」
対称的にマリアは厳しい表情で鞭を手に取った。
「…ねぇ?クィーン同士の闘いには厳しい掟がある事、知ってるわよね?」
ボンテージ仮面が問い掛ける。
「えぇ。勝者のみが女王を名乗れる…。惨めな敗者はこの世の最底辺であるドMメス豚奴隷として以後の人生を送る…」
「えぇ。アンタ、ドMメス豚奴隷として、生きてく覚悟あるの?」
「這いつくばるのら、アンタの方よ!!!!」

ビュゥゥゥゥッ…!!!!

「…!!」

先に動いたのはマリアだった。
「…闘いはいつも、格下から動くものよ…」
ボンテージ仮面は冷静に見極める。先制攻撃を紙一重で躱し、ボンテージ仮面は即座に反撃に出た。

ゴスゥッ…!!

ガゴォッ…!!

ズバァッ…!!

ザシゥッ…!!

両者が肉眼では追えない程の攻防を繰り広げる。
「喰らえ!!ヴァイオレット・ファンク!!」
マリアが紫のオーラを纏った中指を突き出すが、ボンテージ仮面はその攻撃も躱した。
「蝶のように舞えても、蜂のようには刺せないわね」
「何っ!?」
「ふふふっ…。私もスピード上げようかしら」

ビュゥゥッ…!!

ガスゥゥッ…!!

ゴスゥゥゥ…!!

ボンテージ仮面の言葉は決して強がりではなかった。格段にスピードアップした攻撃の前に、次第にマリアは遅れを取りはじめる。

「そこぉ!!隙あり!!」

ボスゥゥゥゥ…!!!!

「ガハァァァ…!!」

ボンテージ仮面の得意技ビックバンヒップアタックが炸裂する。
「ひれ伏しなさぁぁぁい!!!!」
ボンテージ仮面が大きく鞭を振り上げたその瞬間だった。

ボブゥゥゥゥゥゥ…

「ゴホォォォッ…!!!」

突如、マリアの尻から緑色の毒霧が噴射された。
毒霧を浴びたボンテージ仮面は視界と呼吸器官を奪われてしまう。
「ジェイド・オン・ザ・スモーク…」
マリアはそう言った。
その技の名前だった。
「こ、このぉぉぉぉぉ…!!!何処よ!!!!」
「ボンテージ仮面!!奥の部屋で待ってるわ!!そこで、第2ラウンドよ!!」
マリアは悶え苦しむボンテージ仮面にそう告げ、扉の向こう側へと消えて行った。

(5)
間もなくして視界が回復したボンテージ仮面はマリアの待つ部屋へとたどり着いた。
『…毒術を習得してたなんて…正直、甘く見ていたわ…。気をつけないと…』
誤算を認めながらも、ボンテージ仮面は冷静さを保っていた。
「…屁で攻撃なんて、女として終わってるわね…アンタの事、スカンククィーンて呼んであげるわ…」
「…笑ってられるのも今のうちよ」
マリアは冷淡な口調でそう言うと、血のように赤い液体をグラスに注いだ。
「…これは、ウィークエンド創始者 土井垣大山の細胞を液状化したもの…そして、私はこれを求めてウィークエンドに近づいた。アナタを倒すためにね!!」
マリアはそう言うと、その液体を一気に飲み干した。

と、次の瞬間だった…。

「…こ、これは…一体…!?」

マリアが怪人化し、その肉体は大きく変貌を遂げた。さすがのボンテージ仮面も動揺を隠せない。さらにマリアの股間がムクムクと盛り上がっていく。
ふたなり化だ。
「その様子じゃ、金城から何も聞いてないみたいね?土井垣大山は脅威の生命力と性欲を誇り、昨年152歳で死去するまでに1000人の女を強姦したとも言われてるわ。そして…」
マリアは自らの股間を指差した。
「土井垣大山は異常遺伝子の持ち主で、犯された女はふたなり化するの…。私は今、その細胞と融合したわ!!まさに、クィーンとキングの融合よ。アナタを倒すためにね!!」
「…だ、黙りなさい!!!」

ビシィィィッ…!!!!

ボンテージ仮面の鞭がマリアをとらえるが、マリアはビクともしない。
「ふふふっ、それ、何?」
「…くっ…!?」
ボンテージ仮面は攻撃の手を止めない。

ビシィィィッ…!!

バシィィィッ…!!

ビシィィィッ…!!

マリアは全ての攻撃を受け切り、余裕の表情を浮かべる。
「喰らえぇぇぇ…!!!!」

…ダッ…!!

ボンテージ仮面が拳を振り上げ、間合いを詰める。

バシッ…!!!!

「…うっ…!?」
「見誤ったわね」
ボンテージが大振りした拳をマリアはいとも簡単に掴まえる。
「こうしてア・ゲ・ル」

…ボコォォォッ…!!!!

「ギャァァァァッ!!!!」

ボンテージ仮面の肩から鈍い音が鳴った。関節が脱臼した音だ。ボンテージ仮面は右肩を抑えて、その場に膝を突いた。
「あぁ、と~ってもいい音。濡れちゃうわ~」
マリアはうっとりとした表情で舌なめずりをし、股間はムクムクと大きくなる。

「こ、この変態野郎!!!!」

ゴスゥゥゥゥゥッ…!!!!

ボンテージ仮面が立ち上がると同時に放った蹴りはマリアの股間に炸裂した。
しかし、それでもマリアにダメージはない。
「…えっ…?」
ボンテージ仮面が呆然とする。
「女はいつもそう、平手打ちか、噛みつきか、急所蹴り。私は、そのいずれの攻撃も克服した。と、土井垣大山の細胞が言ってるわ」
「…そ、そんな…」
「そうそう、その表情よ。必死に抵抗して、万策尽きた女は犯される前にその表情になるの。アナタも所詮は女という事よ、ボンテージ仮面…」
マリアはそう言うと、一気に攻勢に出た。
「…は、はやい…!!」

ドスゥゥゥゥ…!!!!

「グハァァァ!!」

ガゴォォォ…!!!!

「オグゥゥ!!」

バギィィィィッ…!!!!

「ガフッ!!」

マリアのパワー、スピードは想像以上だった。ボンテージ仮面はマリアの動きに全くついていけない。さらには肩の負傷もあり、連続攻撃を次々と被弾していく。

ドガァァァァァァッ!!!!

「グハァァァァァァ…」

マリアの渾身の一撃でボンテージ仮面の体は軽々と吹き飛ばされ、壁に衝突する。
「…うっ…ぐっ…」
マリアはボンテージ仮面の髪を掴み、無理やり立ち上がらせた。
「この程度だったとは、ガッカリよ。アナタはもう、私の好敵手ではない…。補食されるだけの獲物よ」
「…クィーンは、美しくあってこそ価値がある…今のアナタは、醜いドブネズミ…私は認めないわ…」
「ふふふっ、今のがアナタのクィーンとしての最後の言葉…。冴えない台詞だったわね」
その言葉を受け、ボンテージ仮面はマリアの顔に唾を吐き掛けた。
マリアの表情が怒りで満ちていく。
「…このぉ、腐れマンコ女がぁぁぁぁぁ!!!!」

ゴスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!!!

「グギャァァァァァァァ…!!!!」

マリアの股間蹴りが炸裂する。
「…おっ…おぐぅぅぅぅ…あうぅぅぅ…」
ボンテージ仮面は下品な唸り声をあげながら、その場に跪いた。尻を高く突き上げ、まるで土下座のような体勢だ。
「ボンテージ仮面ともあろう者が、ブザマな格好じゃない?そんな姿を人様に晒したんじゃ、最強クィーンの称号が泣くわよ」
マリアは勝ち誇りながら、クィーンの命ともいえるボンテージ仮面のマスクに手を掛けた。
失神状態のボンテージ仮面はあっさりとマスクを剥ぎ取られてしまう。
そこに現れたのは白目を剥き、口からはブクブクと泡を吹いたブザマな桜馬場弥生の素顔だった。
マリアは笑いながら、ボンテージ仮面の顔に鼻フックを装着する。
「あらぁ~?クィーンのマスクより、こっちの方が似合ってるんじゃない?」
マリアはボンテージ仮面を踏みつける。

「…ハッ…!」

…その時、ボンテージ仮面が意識を取り戻す。

「…うっ…!!」
屈辱的な格好への恥じらう間もなく、体内で生じている異変に襲われた。

『…ど、どうして…?…呼吸が…できない…!!』

それだけではない。
内臓の奥の方から異物が逆流してくる。
「おげぇぇぇぇぇぇぇ~!!!!」
ボンテージ仮面がドボドボと音をたてて嘔吐する。
「あ~あ。汚いわね~、ちゃんと掃除しなさいよ」
マリアは全身に大量の汗を掻いて、悶えるボンテージ仮面を見下した。
「…こ、これは…一体…」
「アナタが屁だとか言って馬鹿にしたジェイド・オン・ザ・スモークよ。アナタの内臓は大量の猛毒に汚染されてるのよ」
「…な、何ですって…!?」
ボンテージ仮面は苦悶の表情を浮かべる。
「私が猛毒女王と呼ばれる意味がわかったでしょ?さぁ、敗北を認めなさい、私に土下座して許しを乞えば解毒してあげるわ。っていうか、もう、土下座みたいな格好してるわね」
「ふ、ふざけないで…私は…最強のクィーン、ボンテージ仮面よ…誰が、貴様なんかに…」
ボンテージ仮面は鋭い視線でマリアを睨み付けた。
「ふ~ん」
マリアはドスッという音をあげて、ボンテージ仮面の背中に腰を下ろした。まさに、その時だった。
「…ん…?」

じょろじょろじょろじょろじょろじょろ~

筋肉が弛緩した所にマリアの体重が掛かり、ボンテージ仮面は失禁してしまう。
「…うっ…くぅぅっ…」
人生最大の屈辱的な場面に遭遇し、ボンテージ仮面は必死に涙を堪えた。
「ねぇ…」
マリアが冷淡な口調で話し掛ける。

ビシィィィィッ…!!!!

「グハァァァ!!」

マリアはボンテージ仮面の尻を叩いた。
「私のヒールがアナタの小便で汚れたんだけど?」
「…フフッ、アナタには…小便まみれのヒールが…お似合いよ…」
「ふ~ん」
マリアは立ち上がると、ボンテージ仮面の頭を踏みつけた。
「どうしたぁ!!このマリア様に謝罪しなさいよ!!高貴なマリア様のヒールを汚らわしい小便で汚して申し訳ございませんってね!!!!」
「…だ、誰が貴様なんかに…」
断固として強気な姿勢を崩さないボンテージ仮面に遂にマリアはしびれを切らした。ボンテージ仮面の背後に移動すると鞭を大きく構えた。
「喰らえぇぇぇ!!!!レッド・ホット・スネイク・クラッシュ!!!!」

ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシ…!!!!

「ギャァァァァァァ…!!!!」

それは悩殺流格闘術の必殺奥義である百烈殴打と酷似した技だった。これまでボンテージ仮面が幾多の敵を沈めてきた技だ。
さらにマリアの鞭は加速していく。

『…ま、まさか…』

「まだまだよぉぉぉ!!!超絶フィーバー!!!!」

ボンテージ仮面の悪い予感が的中する。

…バシィビシィバシィ…ビシィバシィ…ビシィバシィバシュビシィ…バシィビシィ…バシィッビシィィッ…!!!!

「ギャァァァァァァァァ!!!!」

「フィニッシュ…!!!!」

バシィィィィィィィィン…!!!!

「グギャァァァァ!!!!」

ボンテージ仮面は背中をビンと反らせて絶叫した。赤く腫れ上がった尻からはプスプスと煙が上がり、しばらく全身をヒクヒクと痙攣させた後、ガクリと力尽きた。

ビュゥゥッ…!!

マリアの鞭が風を切り裂いた。
僅か1秒にも満たない誤差でボンテージ仮面のコスチュームの股間部分がハラリと切り裂かれ、尻とオマンコが露となる。
「…ったく、汚いケツの穴ね…」
マリアはボンテージ仮面の尻穴を覗き込むと、怪訝そうにそう言った。ボンテージ仮面は赤面し、下を向く。
「まずは、アンタのケツの穴がドロドロに溶けるまで舐め回してやるよ」
「…や、やめっ…!!!!」
「やめて!!」と言い終える前に、マリアはグチュグチュという卑猥な音をたてて肛門を舐めはじめた。マリアの濡れた蛇のような舌に、ボンテージ仮面はただ、耐えるだけだった。
「フフフッ…どうしたの?ケツの穴がヒクヒクしてるじゃない?気持ちいいんでしょ?女王様(笑)」
「…ち、違う…そんなん…じゃ…」
「尻穴舐められるクィーンがどこにいんのよ!!アナタはもう、クィーンじゃないのよ!!ブザマな負け犬なのよ。負け犬!!メス豚ぁ!!」
「うぅっ…」
ボンテージ仮面は反論できない。
自らの中に芽生えはじめた苦悶と快楽に気付いていたからだ。それでも、最後の逆転に賭けて、心が折れないよう必死に耐えていた。
「…」
暫くするとボンテージ仮面の反応がなくなっていく。
「ねぇ?」
「…」
「ん?」
顔を覗き込むとボンテージ仮面は白目を剥き、口から大量の泡を吹いていた。
「あらあら、少し遊び過ぎたかしら?本当に死ぬかもね」
マリアは勃起したペニスを剥き出しにした。
「まぁ、いいわ。死なれても面白くないわ。アナタには私のふたなりドMメス豚奴隷になって貰わないといけないからね。解毒の秘孔は、ココにあるのよ」

ザシュゥゥ…!!!!

「あぐぅぅぅ!!」
マリアはボンテージ仮面のオマンコに極太のペニスを突き刺すと、そのまま腰を動かしはじめた。
「…うっ…うぐぅぅっ…」
秘孔を何度も突かれると次第に解毒の効果が現れはじめる。ボンテージ仮面は意識を取り戻す。しかし、それはボンテージ仮面にとって地獄、いや、天国への入り口だった。
「あう…あぐぅぅぅぅ…」
「アナタの時代は、もう、終わったのよ!!ド変態の豚奴隷がお似合いよ!!」
「…あっ…あぐぅ…」
「ドM!!変態!!負け犬!!ブス!!デカ尻!!」
「…あぁ…あっ…あぁぁ…」
次々と浴びせられる罵声と、息つく間もない強姦の前にボンテージ仮面の表情には恍惚が浮かびはじめる。
「うぅっ~うぅ~」
「何、喘いでるんだぁぁ!!!!ヘビーメタルサンダー!!!!」
マリアの腰は加速し、肉眼では捉えられない。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!壊れる!!子宮が壊れちゃう~!!!!もう、やめてぇぇぇぇぇぇ~!!!!私の負けぇぇぇ!!!!私の負けですぅぅぅぅ!!!!」

「ハハハッ!!!遂に出たわね敗北宣言!!!!でも、まだまだよ!!!ヘビーメタルサンダーフラッシュ!!!!」

ドビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!!!

「いやぁぁぁぁぁ~ぁぁぁぁぁん…!!!!」

理性のコントロールを失い、ボンテージ仮面は絶頂へと達してしまう。
蛇に喰われた蛙…。
ライオンに喰われたシマウマ…。
蜘蛛に喰われた紋白蝶…。
ボンテージ仮面は生涯ではじめて喰われる側へと立たされたことなる。クィーンとして許さざる事であるが、ボンテージ仮面の胸の奥の方はマグマのように熱い何かで満たされていた。
「…ま、負けました…私の…負け…です…敗北…しました…私は…負け…犬で…す…」
ただ、うわ言を繰り返すボンテージ仮面を、マリアは腕組みし、見下していた。

と、その時だった…。

「…うっ…!?」

ボンテージ仮面が目を見開いた。自分の股間に違和感があったのだ。あるはずのないペニスがニョキニョキと生えてきた。
「…な、何よこれぇぇぇ…!!!!」
思わずボンテージ仮面は絶叫する。
「…あらぁ?なかなかいいおチンポが生えたじゃない?言ったでしょ?土井垣大山にイかされた女はふたなり化するってね。アナタはこれから、ふたなり変態メス豚奴隷として生きていくのよ」
「…そ、そんなの嫌ぁぁぁぁ~!!お願い!!元に戻して下さい!!何でもします!!お願いしますぅぅぅ~!!」
ボンテージ仮面は激しく取り乱し、膝まづいて涙ながらに哀願する。
「そうね~チンポが生えて120秒以内に射精すれば、元に戻るそうよ」
「…えっ…!?」
「せいぜい、まだ60秒くらいでしょ?ほら、頑張ってオナニーしなさい」
ボンテージ仮面はその言葉にハッとする。脱臼していない方の手でチンコを掴み、オナニーをはじめた。
「ハハハッ!!!!必死過ぎて超笑えるわ!!!!」
マリアから馬鹿にされようと、ボンテージ仮面には他の選択肢は残されていない。必死にオナニーを続けた。


「あぁ~ん!!!!」

ドビュゥゥゥゥ…!!!!

ボンテージ仮面のペニスから大量の精液が吐き出される。はじめて味わう巨大な快楽に押し潰され、ボンテージ仮面は腰を抜かし、その場に倒れ込んだ。
「ど、どうして、チンコが消えない…元に戻らない…」
「ふふっ、嘘に決まってるじゃない。なかなか面白かったわ」
「…だ、騙したのね!!卑怯者!!殺してやる!!」
「…何だって?」
「…うっ…あ、いや…そのぉ…」
マリアの鋭い視線の前に、ボンテージ仮面はしどろもどろしてしまう。まさに蛇に睨まれた蛙だ。
「奴隷のくせに嘗めた口聞いた奴には、オーバーキル発動よ」
「ぐふぅっ…!!」
マリアは両足をボンテージ仮面の首に絡ませ、きつく絞めつけていく。柔術でいう三角絞めだ。
「…あっ…あぐっ…ぐふぅ…」
「勃起してるじゃない?アンタ、完全にMの世界に目覚めちゃったんじゃない?」
「…がっ…がはぁっ…がふぅ…」
必死に踠き、抵抗するボンテージ仮面であったが、次第に意識はブラックアウトしていく。眼球はグルリと上を剥き、口からは大量の白い泡がブクブクと吹き出されていた。
意識が完全になくなると、失禁と射精が同時に起きたのだった。

「ボンテージ仮面、骨の髄まで美味でこざいました…」
マリアが勝利宣言をする。
「…でも、アナタのこんなブザマな姿、本当は見たくなかったわ…」
三角絞めを解かれたボンテージ仮面は、尻を突き上げたブザマな体勢で失神していた。奇しくもその構図はマリアに土下座をし、許しを乞うているようにも見えた。もはや、ボンテージ仮面は戦意も誇りも失い、自らの非力さをただ、悔やむしかないのだった…。


(終章)

…翌日…

呼び出しを受けた金城は美修羅へと向かっていた。
「さすが桜馬場さん、仕事早いなぁ。もう、ウィークエンドを壊滅させたんだ。それにしても、桜馬場さんから呼び出すなんて、珍しいな…」
金城は一抹の疑問を抱えながらも、弥生からのマリア成敗の報告だと思い込んでいた。

「…桜馬場さん、金城です…えぇぇぇっ…!!!!」
いつものVIPルームを開けた瞬間、金城は驚愕した。
「お待ちしてましたわ。金城市長」
「…こ、これは、一体…」
そこには弥生ではなく、マリアの姿があった。
マリアは四つん這いになった全裸ラバーマスクの人間椅子に腰掛けている。
さらにその横には、ふたなり全裸ラバーマスクの奴隷がもう1人いた。マリアはそのふたなり奴隷の方に足を伸ばし、丁寧に指を舐めさせていた。ふたなり奴隷は右手でオナニーをしながら、ラバーマスクの目の部分からは溶けてしまいそうな視線を覗かせていた。
2体の奴隷の尻には『敗者』との刻印が焼き付けてある。
「…ま、まさか…これは…」
少しずつ金城は状況を飲み込みはじめる。
「ふふっ、こっちはゴキブリメス豚クソ雑魚の元警察官 鰻美智子よ…」

バシィィィン…!!!!

マリアから尻を叩かれた美智子は「ブヒィィィィ!!」と下品な鳴き声で反応した。首には警察署の身分証明証を掛けているが、そこに載った凛々しい姿はもう何処にもない。

「…そして、こっちは…」
マリアはそう言うと、ある物を手に取り金城に見せた。女王様戦士にとって命ともいえるボンテージ仮面のアイマスクだった。
「そう、負け犬淫乱元自称最強クィーン(笑)のボンテージ仮面こと桜馬場弥生よ」
マリアはボンテージ仮面のアイマスクを金城の方にゴミのように投げ捨てた。
ボンテージ仮面は涎を垂らし、マリアの足を舐め続ける。
「2人とも超絶弱過ぎてこのザマよ。アナタもさぞかし失望してるでしょうね」
「…ひっ…!!」
金城は青ざめた表情でその場から逃げようとした。

と、次の瞬間だった…。

バキュゥゥゥゥン!!!!

銃声が鳴り響き、頭を撃ち抜かれた金城はバタンと倒れた。マリアが持っていたのは美智子の銃だった。
「…アナタからの依頼は果たしたわ。土井垣大山…」
マリアは自らのチンコを優しく愛撫する。
「これで、2年ぶりにミス・パーフェクトの名を取り戻したわ…フフフ…」
奴隷化した弥生を見下し、マリアは満足げに笑みを浮かべるのだった…。

 
                     BAD END・・・。

最期まで読んでいただきありがとうございました。











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