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ごー
ごー
タイムアスモデウス
まりもっこす
Katherine
ベロ
■タイトル 

真・フォンテーヌVS逆・フォンテーヌ [No.11638]

■プロット
魔界に大規模な地殻変動が発生し、厳重な封印が施された箱が地表に現出した。
封印を解いた箱の中には「鏡」が納められていた。「封印」に関する記述が無く、軽々しく姿を映す事が出来ずにいたが、魔族の道具である限りは、魔族の不利益になる物ではないという結論に達した。そこで、対フォンテーヌ用兵器として試用する事になったが、何と!鏡に映ったフォンテーヌは二人に増殖した!
ダブルフォンテーヌには撃退されたが、「鏡」の用途を理解した魔族は、新たな戦略を練る事にした。

一方、共闘した二人のフォンテーヌだが、「鏡」の中から出現したフォンテーヌ2️⃣の様子がおかしい!フォンテーヌにべったりで離れようとしない!「正義」のヒロインとしての矜持は不変だが、「性質」がフォンテーヌとは正反対だったのだ!「高潔」ではなく「下品」、「清楚」ではなく「淫乱」な性質の2️⃣は、フォンテーヌを下品に淫らに責める。
拒絶すれば、外に「獲物」を求めるので、フォンテーヌは身体を許すしかない!
しかし、「鏡」の事を思い出したフォンテーヌは、敵が無限に増殖して襲ってくる事態を想像して慄然とする。「でも、魔族の本拠地なんか判らないじゃん!」フォンテーヌと記憶を共有していない2️⃣には、敵の本拠地で、フォンテーヌが何度も苦汁を舐めた事実を知らなかった。「後で遊んであげるから!」と2️⃣を説得するフォンテーヌ。「嫌だ!」と答える2️⃣。「私が貴女を遊ぶの!絶対に!絶対の約束だからね!」、「約束する!」そんな約束を交わしてしまって大丈夫だろうか?兎に角、二人は闘いに赴いた!

敵の本拠地に到着したが、魔族の気配は無い。しかも、魔物の亡き骸が塁々と横たわっている。警戒しつつ奥に進むと、魔物同士が闘っている!しかも、同一の魔物同士で。判明した「鏡」の用途に浮かれて、封印の意味を軽んじた魔族の失態であった!あの「鏡」は、映す鏡面(表裏)、映す時間(払暁、逢魔ヶ刻)、その他の条件次第で、出現する「同一性」が異なる「魔鏡」だったのだ!制御が極めて困難な魔道具であるが故に封印されたのだ!正義のアイデンティティーを有する「自身」と戦闘中の魔物が、フォンテーヌに懇願する!「鏡」を封印してくれ!と。
フォンテーヌは封印を試みるが、2️⃣が行く手を阻む!「封印されたら、私は消失してしまう!」、「正義のヒロインが約束を違えてもいいの?」とフォンテーヌに詰め寄る2️⃣。
2️⃣の気持ちを思うフォンテーヌは、どうしても彼女を倒せない!涙を流すフォンテーヌを見た2️⃣は、「正義のヒロインが優しいだけじゃ、何も護れないわよ。」と言って、自ら「鏡」を箱に納める。「自分で封印は出来ない。あなたがして。」涙を拭って、フォンテーヌは封印を施し、「鏡」から現し世に現れた存在は、全て消失した。
残った魔物は、「闘い疲れた。今日はお前とは闘えない。」とフォンテーヌに告げて去って行った。その言葉に関心を持つ事無く、フォンテーヌは「鏡」を封印した箱を撫で続けていた。

自室の鏡を見詰めるフォンテーヌ。2️⃣の声が聞こえる気がする。辺りを見回すが、当然居る筈もない。しかし、再び鏡を見ると、鏡の中から2️⃣が微笑んでいる。一緒に鏡の世界に帰った正義の魔物と、「仲良く」やっているらしい。「淋しい思いをしているなら、浮気しに行ってあげてもいいわよ!」とフォンテーヌをからかう。「そうね。約束も果たしていないしね。」とフォンテーヌは応える。嬉しそうに笑った2️⃣は、本当に鏡の中から現れてフォンテーヌにキスをする!「正義のヒロインが不倫ってアリなの?」、「貴女達、婚姻関係にないからセーフよ!」そして、二人同時に心の中で呟く。「貴女は私で、私は貴女だからいいんじゃない?。」鏡の中からは、呆れ顔の2️⃣の伴侶が覗いていた。


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