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ごー
タイムアスモデウス
ごー
Katherine
まりもっこす
Nerium
■タイトル 

淫悅全裸ヒロイン 淫麗假面 ~悪鬼を魅了する麗しき淫惑~ 《後半》 [No.11364]

■プロット
《前半》 からお読み下さい。
《前半》 https://www.giga-web.jp/mousouz/plot_detail.php?id=11363


【シーン④-1 八番倉庫:浄化される張】

八番倉庫。武装警官2人が《鬼》たちを相手に苦戦している。
鬼は3体。絶、張、鬼化した馬渕署長である。
絶と張の外見は以前と同じ。馬渕(鬼)は警察署長の制服に黒い半面、黒ずんだ目元、黒い邪霊気という特徴が加わっている。

戦いは武装警官①vs張、武装警官②vs馬渕(鬼)という二組に分かれた状態で展開されており、どちらも武装警官が劣勢。
絶は戦いに加わらず様子を見ている。

武装警官②「くそっ。まさか署長まで鬼と化してしまうなんて……」
絶「相変わらず弱いな。お前たちは」
仮面で表情はわからないが、絶は失笑に肩を揺らし、嘲笑うような口調で言った。

張の猛攻で、武装警官①は転倒して尻餅をついてしまう。
体勢を崩した武装警官①に張はとどめの一撃を放つべく手のひらに邪霊気のかたまりを出現させた。
とっさに武装警官①は両腕で防御する。

轟音が響いた。

しかし武装警官①は攻撃をくらった様子もない。
武装警官①は両腕をおろし、自分の前方を見た。
赤いブーツを履いた女の脚があった。
脚を見上げていくとブーツは途切れ、素肌の太腿が見えた。
さらに見上げていく武装警官①。

武装警官①が見ている先には何も穿いていない女の尻、いや、股間があった。
肩幅ほどに開いた脚の付け根である股間には剥き出しの女陰が見えている。
武装警官①「こっ、これはっ……!?」

画面が切り替わり、張の背中側から見た視点。
張が邪霊気を放つために伸ばした手をふんわり包むような手つきで受け止めている淫麗假面。さらに淫麗假面の向こう側で尻餅をついて驚いている武装警官①。

張を優しく見つめている淫麗假面。
淫麗假面「すぐ元に戻してあげます。だからおとなしくしていて下さい」
張の視界で、恋愛対象を見ているかのように淫麗假面の上体がきらめいている。

淫麗假面に見惚れ、呆然としている張の体からキラキラした光の粒(合成)が控えめに放出されている。緩やかに浄化されているのだ。

絶「あの女は何者だ……!?」
絶が只事ではない緊迫感を漂わせる。

武装警官②と馬渕(鬼)も交戦の手を止め、淫麗假面の姿に見入っている。
武装警官②「なんだ、あの破廉恥な姿は……!?」
馬渕(鬼)が我に返り、隙だらけの武装警官②に打撃を繰り出す。

間一髪。馬渕(鬼)の打撃が武装警官②に当たる寸前、その打撃からかばうようにミヤコが現れた。
武装警官②「ミヤコ先生!!」
突然現れたミヤコに驚く武装警官②。
ミヤコは打撃をいなした動作から、そのまま馬渕(鬼)に一撃くらわせ、馬渕(鬼)を下がらせた。
ミヤコは馬渕(鬼)に向かって身構え、武装警官②に聞こえるように語りかける。
ミヤコ「どうやら間に合ったようね」
武装警官②「はい。……とすると、あの女性も味方なんですか!?」
と言って淫麗假面に目を向ける武装警官②。
ミヤコ「そうよ。彼女は淫麗假面。あの刺激的な姿で鬼を魅了し、邪気を消し去る神秘の力を持っているの」

体勢を立て直した馬渕(鬼)がミヤコに攻めかかる。応戦するミヤコ。武装警官②も馬渕(鬼)に攻めかかり、ミヤコ&武装警官②vs馬渕(鬼)の交戦となる。

淫麗假面の方を見つめている絶。
絶「淫麗假面……。どうやら危険な相手のようだな」

淫麗假面に優しく手を包まれた張は呆然とした状態でキラキラした光の粒(合成)を控えめに放出し、緩やかな浄化が続いている。
未だ尻餅をついた状態の武装警官①は、淫麗假面の後ろから女陰が剥き出しの尻を見上げている。

絶「なにをやっているんだ!!! その女を倒せ!!!」
絶が張に檄を飛ばした。
呆然としていた張はハッと我に返り、淫麗假面に包まれていた手を払って引き下がる。身構え、唸り声をあげて淫麗假面を睨む張。だが、唸るばかりで襲ってこない。
張はその場から動かず、全身が大きく揺れるほど呼吸を乱して興奮している。
淫麗假面「もうっ……」

淫麗假面は振り返り、後ろで尻餅をついている武装警官①に手を伸ばして身を屈める。
淫麗假面「起き上がれますか?」
武装警官①「あっ、あぁ……」
近づいてきた淫麗假面の乳首(乳房)に目をいってしまう武装警官①。
張の位置から見ると背を向けた淫麗假面が屈んで尻を突きだしている状態。

武装警官①は淫麗假面の手を掴み、その手を引きながら立ち上がった。
身を屈めていた淫麗假面も上体を起こす。
武装警官①「ありがとう……。今のは、なにをしていたんだ?」
淫麗假面「あの鬼を浄化しようとしていたんです」
と言いながら淫麗假面は武装警官①の手を放し、張の方に振り向いた。

背を向けた淫麗假面に尋ねる武装警官①。
武装警官①「浄化だって……?」
淫麗假面「はい。わたしの力で鬼を浄化し、元の人間に戻します」

淫麗假面は張に裸体を見せつけるポーズで霊気を集中した。
乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が発生し、背筋や体のあちこちがびくんびくんと跳ねるように震えている。
悩ましく眉根を寄せ、喘ぐように荒い呼吸が漏れてくる。
淫麗假面は踊るようにポーズを変化させ、張に裸体を見せつける。

張の視界で、恋愛対象を見ているかのように淫麗假面の全身がきらめいている。
身構えていた張がまた吸い込まれるように淫麗假面に見惚れ、全身からキラキラした光の粒(合成)を急速に放出している。
もはや止められない勢いで浄化されているのがわかる。

信じられない光景に愕然としている絶。
絶「まさかあんな方法で浄化されるとは…………」

張がその場にどさりと倒れた。気を失っているが、完全に浄化されており、気持ち良さそうな寝顔。鬼の特徴だった黒い半面なども無くなっている。

淫麗假面は安心した様子でひと息ついた。
乳首と女陰に生じていた雷光も消えている。

武装警官①「元に戻ったのか!」
淫麗假面が武装警官①の方に振り向いて応える。
淫麗假面「はい。すぐにこのかたを病院へ搬送してください」
武装警官①「わかった!」

淫麗假面と武装警官①が話しているところに轟音が聞こえてきた。
反射的に音が聞こえた方を見る淫麗假面と武装警官①。

音が聞こえた方では、ミヤコが馬渕(鬼)に強烈な一撃を決めて残心している。攻撃のイメージは鉄山靠。ミヤコの全身に青い霊気が雷光のように生じている。
その正面で馬渕(鬼)が仰向けにダウンしている。馬渕(鬼)の全身にも雷光のような青い霊気。意識はあるが、起き上がろうとしても弱々しくもがくのがやっと。

※武装警官②はこの時点までに強烈なダメージを受けており、やや離れた位置で這いつくばってる状態。起き上がるのは難しいが、強い苦痛はない程度のイメージ。

ミヤコが淫麗假面の方を向いて呼びかける。
ミヤコ「こっちもお願いよ淫麗假面!」
淫麗假面「はい!」
ミヤコに応えたのち、淫麗假面は再び武装警官①の方を向き、張のことを任せる意思を込めて無言で頷いた。武装警官①も敬礼を返す。

※武装警官①と張はこれで退場となります。


【シーン④-2 八番倉庫:浄化される馬渕】

馬渕(鬼)がダウンしているところへ淫麗假面が小走りでやってくる。
すぐ近くにいるミヤコと頷き合う淫麗假面。

淫麗假面は馬渕(鬼)の頭部を慎重に跨ぎ、ひとり言のように「えっと……、失礼します」と小声で呟いた。
淫麗假面は馬渕(鬼)の胴体の方に顔を向けて跨いでいる。
馬渕(鬼)は戸惑い、もがくのも忘れている。

淫麗假面は中腰ぐらいまで腰を落としてガニ股となり、左右の手で女陰をさらに開きながら真下にいる馬渕(鬼)に見せつける。
淫麗假面の乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が発生し、背筋や体のあちこちがびくんびくんと跳ねるように震えだす。
悩ましく眉根を寄せ、喘ぐように荒い呼吸が漏れてくる。

馬渕(鬼)の視界で、眼前に迫る陰部がきらめいている。

※勿論、モザイク処理が大前提です。

淫麗假面が見ている先、馬渕(鬼)の下半身で男根が明らかに勃起しており、そこからキラキラした光の粒(合成)が細めに噴き上がっている。まだ本格的な噴出ではない。
淫麗假面「わたしのおまんこで興奮してるんですね」
淫麗假面の興奮はさらに高まり、女陰を開いている手にますます力がこもる。
淫麗假面「見て。すごくひくひくしているの」
女陰が見づらくならない程度の控えめな動きで女陰を馬渕(鬼)の顔に近づけたり離したり、なまめかしく尻を動かしている淫麗假面。乳首と女陰に生じている雷光の刺激が絶えず快感をもたらし、なまめかしい喘ぎ声をあげている。
馬渕(鬼)の下半身から噴き上がっている光の粒(合成)が徐々に勢いを増す。

淫麗假面「あと少しで浄化できそう」
淫麗假面の方も絶頂を迎えるかのように背筋や体のあちこちを震わせ、強張らせ、メリハリのある喘ぎ声が高まっていく。

淫麗假面「いっ……、いくっ……、いっ……ちゃう……」
淫麗假面がほぼ硬直状態で体を震わせており、陰部から盛大に失禁している。

馬渕(鬼)の下半身からキラキラした光の粒(合成)が盛大に噴き上がり、見る見るうちに細っていく。

馬渕(鬼)の顔はすでに浄化されて、黒い半面なども無くなっており、淫麗假面の失禁でびしょ濡れだが満足げな寝顔で気を失っている。

ミヤコ「署長もこれで安心ね」
淫麗假面「はい」
小走りでミヤコの横にやってくる淫麗假面。

絶がいる方に顔を向ける淫麗假面とミヤコ。
ミヤコ「ずいぶんと悠長に見ていたわね」
絶「俺にも警戒心というものがあってな」
ミヤコ「そういうタイプではなかったように思うけど?」
と言うとミヤコは絶にひときわ鋭い視線を向ける。

絶は沈黙していたが、徐々に肩を揺らし、笑いだした。
絶「いい勘をしているではないか貴様」
そう言って、絶は仮面を外した。
仮面の下から現れた顔は王牙道士そのものだった。

淫麗假面「えっ!?」
ミヤコは知っていたかのように平静を保っている。
絶「融合したのだよ。無論、合意の上だ」

※顔は王牙道士ですが、声は絶のままです。

淫麗假面が小声でミヤコに尋ねる。
淫麗假面「あの……、あんな状態でも人間に戻すことはできるんですか?」
ミヤコ「……浄化できる可能性は低いわね。それに、あの男は間違いなく死刑になる人間よ」
淫麗假面「はい。ですが、悪しき者を浄化するのがわたしの使命です」
ミヤコ「じゃあ、浄化するつもりでやってみなさい」
淫麗假面「はい!」

※ミヤコはこのやりとりのあと、馬渕と武装警官②を介抱しながら淫麗假面の戦いを見守ります。


【シーン④-3 八番倉庫:絶との激闘~覆面喪失】

絶が威圧的な気配を漂わせながら、淫麗假面の方に歩いてくる。
受けて立とうと歩み出る淫麗假面。

攻撃が届く間合いとなった瞬間、絶が猛然と攻めかかった。
絶は一撃必殺の強打を放ったが、淫麗假面はそれをしっかりガードした。
さらに絶が猛攻を仕掛ける。
淫麗假面はガードと回避に追われ、防戦一方だが引き下がる様子はない。

渾身の打撃を躱された絶に隙が生じた。
そこに淫麗假面のカウンターが炸裂する。淫麗假面の打撃からピンク色の霊気がほとばしり、重い打撃音が雷鳴のように轟いた。
絶「ぐぁっ……!!」

ひるんだ絶に追い討ちを仕掛ける淫麗假面。
攻守逆転するも、巧みに躱し続ける絶。
焦った淫麗假面が繰り出した中途半端な掌打を、絶が掴み止めた。
反対側の手で繰り出した掌打も絶に掴まれ、手四つで組み合った状態となる。

▽ 注釈 ▽
絶と手四つで組み合うまでの攻防は、主人公が《淫麗假面》となった後に発生する唯一のアクションシーンです。
中国拳法っぽいアクションの応酬が展開されると嬉しいです。また、淫麗假面の動作は仆歩(腰を深く下げて片脚を伸ばした構え)や提膝(片膝を高く上げた構え)など、女陰が丸見えになるような構えも意識されていると理想的です。
全裸ヒロインはアクションにおいても胸や股間、お尻、後ろ姿まで丸出しの裸体を堪能できるのが重要な魅力だと思います。通常のアクションとは異なる画角や緩急で“構え”を強調する等、よりエロティックに見える工夫を凝らしていただけると嬉しいです。
△ 注釈 △

手四つで組み合った淫麗假面と絶は全身に力を込め、淫麗假面からは桃色の霊気、絶からは邪霊気が噴き上がる。
絶が歯を食いしばり、唸るような声をあげる。
淫麗假面もガニ股で力強く踏ん張り、お尻側から見ると女陰が丸見えになっている。乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が発生し、悩ましい声で唸る淫麗假面。

絶が劣勢となり、絶の腕から骨がきしむ音も聞こえてくる。
絶「おのれ……。こんなふざけた力に押されるとは……」
勢いをつけて腕を払い、引き下がる絶。
淫麗假面「こっちだって必死なんだから……」

手四つでの組み合いが解けて気がゆるんだ淫麗假面に、すかさず絶が呪法を仕掛けた。
淫麗假面の上半身に“黒い帯”が巻きつき、激しく締めつける。
迫力のある書体で技名「冥帶絞縛咒」と表示される。

※帯は和装で用いるぐらい幅広なイメージ。柔らかい帯だと細く締まってしまい、幅を活かせない不安もあるので、和装用のしっかりしたものが望ましいと思います。

淫麗假面「ああぁっ!!」
強烈な締めつけに苦痛の叫びをあげる淫麗假面。
帯が締まる音、骨がきしむ音も聞こえてくる。

呪法が成功し、絶は得意気な様子で淫麗假面が苦しむのを見ている。
絶「その帯(おび)には霊力を消耗させる呪いが込められている。貴様の怪しげな霊力に対抗するにはちょうどいいシロモノだ」

淫麗假面は苦悶しながら、帯に巻きつかれていない下半身でどうにか踏ん張っている。肩幅ほどに開いた脚の付け根で、女陰からピンク色の微細な雷光が発生している。
淫麗假面(心の声)「だっ、だめ……。力が、湧いてこない……」

淫麗假面は目を閉じ、苦しそうにうめいている。
その一方で覆面の額にある淫麗石(飾りの宝石部分)がピンク色のキラキラした霊気を大量に放っている。
淫麗假面(心の声)「力を……、もっと、集中しないと……」

淫麗假面の戦いを見守っていたミヤコが、淫麗石の強烈な発光に驚いている。
ミヤコ「あの光はまさか……。淫麗石が暴走している!?」

淫麗假面は頭上を見上げて叫ぶようなうめき声をあげ、それに同調して淫麗石の霊気放出も勢いを増す。

絶「なんだ、あの光は……」

強烈な霊気放出に耐えられないかのように淫麗石に亀裂が入る。
周囲がピンク色の光芒に照らされ、淫麗假面の絶叫が響き渡る。

やがて光が収まり、淫麗假面の絶叫も止んだ。

帯が淫麗假面を締めつける音が聞こえてくる。
そこに、ばちばちと千切れるような音が聞こえ始めた。

淫麗假面が力強く唸りながら上半身に力を込め、締めつけに抗う力がどんどん高まっていく。それに伴い、千切れるような音も激しくなる。

淫麗假面の足元に“黒い帯”が千切れた状態で落下してくる。

絶「そんなバカなっ……」
絶は驚きながら恐怖を感じ始めている。

ミヤコも驚きながら淫麗假面を見つめている。
そこに新たな驚きが生じた。
ミヤコ「えっ!?」

淫麗假面の足元に落ちている“黒い帯”の残骸の上に、淫麗假面の覆面がぽとりと落ちた。覆面は破損しており、額の淫麗石も小さな破片しか残っていない。

淫麗假面の全身が映る。すでに“黒い帯”は残らず解けている。
頭部は覆面を失っており、素顔が丸見えである。しかし、覆面を着ける前の素顔とは様子が違う。

両目は覆面があった時のまま、鮮やかな色の瞳(カラコン)。
顔全体がセクシーで濃いめのメイクとなっており、目元には中華風の赤いぼかし、唇には濃厚な赤みとぷるぷるの光沢感。
髪は薄桃色のボブ(ウイッグ)。中華風の装飾もついている。

薄桃色の髪は帯電しているかのようにピンク色の微細な雷光が発生している。

※覆面を失ったことに伴い、名称表記を「淫麗假面」から「淫麗」に変更します。

淫麗は、覆面がなくなった違和感に気づいた様子で顔に手をやり、ぺたぺたと触れている。
足元を見ると破損した状態の覆面が落ちている。

淫麗「覆面は取れてしまったけど……」
自分の手を見ながら笑みを浮かべる淫麗。
淫麗「なんだか強くなった気がする」

淫麗の様子を緊迫した表情で見つめているミヤコ。
特にピンク色の雷光を纏っている薄桃色の髪に視線を向けている。
ミヤコ(心の声)「あれは淫麗石からあふれたものが肉体に融合してしまったんだわ……。困ったことにならなければいいけど……」

淫麗は自信に満ちた笑みを絶に向けた。
絶「くっ……」
反射的に身構えてしまう絶。

淫麗が両手で丸いものを包むように構え、桃色の気弾を練り上げる。
練り上げられた気弾が、前方へ押し出されるように放たれた。

▽ 注釈 ▽
気弾を放つ動作のイメージはスーパー〇トリート〇ァイター2の春〇が使用する必殺技「〇功拳」です。上半身を“地面と水平になるぐらい”前傾させて気弾を放ち、それにより、お尻を突きだした姿勢になるのが特徴です。足は肩幅程度に開いた体勢。
特徴的な「お尻を突きだした姿勢」を全裸ヒロインで見てみたいという意図です。柔軟性やバランス感覚的にも難しい動作ですし、そこまで完全再現を望む訳ではありません。
△ 注釈 △

淫麗から放たれた気弾が絶を直撃し、絶の全身に微細なピンク色の雷光が走る。
絶「ぐわぁっ!!!」
身構えた体勢だったにも関わらず、絶は強烈なダメージで倒れそうになりながら後ろへ下がり、背中を壁にぶつけた。
壁にもたれ、どうにか立っている絶の全身をピンク色の雷光がしつこく痛めつける。


【シーン④-4 八番倉庫:フェラチオ】

絶の正面に淫麗がすたすたと歩いてくる。高まる緊張感。
絶は危険を感じながらも、壁にもたれて立っているのがやっと。足も震えている。

すぐ正面まで近づいた淫麗が、急にしゃがみ込んだ。
絶「!?」
淫麗の挙動を目で追うように下を向いた絶。

絶の真正面でしゃがみ込んだ淫麗が、絶の股間に手をやっている。
絶「なっ、なんのつもりだ!?」
淫麗「このおちんちんから濃厚な邪霊気をいっぱい出してほしいの」
絶「やっ、やめろ……」
淫麗「気持ち良くなってもらえるように頑張るから、いやがらないで」

服から取り出された絶の男根はすでに勃起しており、立ちのぼる熱気で空気が揺らめいている。
淫麗は口を開け、舌を伸ばす。その舌先にはピンク色の微細な雷光が生じている。
舌先が絶の男根に触れた瞬間、電流に貫かれるような刺激が絶を襲った。
淫麗「ごっ、ごめんなさい! まだ加減がわからないの」
淫麗が絶の男根にふーっ、ふーっと息を吹いている。エロく見える感じで。

息を吹きかけたあと、淫麗は再び舌先を絶の男根に近づけ、慎重に舌先を這わせて愛撫を始めた。
絶は、男根を愛撫する淫麗を見下ろしながら戸惑っている。手を動かそうとするが、その手にピンク色の雷光が生じて金縛りのように身動きができない。
絶(心の声)「くそっ……。このままではこいつに浄化されてしまう」

ふと顔を上げた淫麗は、絶に見つめられていることに気づく。
好意すら感じられる笑みを返す淫麗。
絶の視界で、恋愛対象を見ているかのように淫麗の笑みがきらめいている。
絶は、見惚れてしまったかのように抵抗をやめた。

淫麗は、奉仕するように優しく丁寧に舌先での愛撫を続け、男根の先端から糸を引く粘り気が出始めた。
絶の男根を口腔で包むように咥え、優しくソフトなフェラを繰り広げる淫麗。

絶「……うっ。くぅっ……」
絶の腰にこわばるような震えが生じた。
射精が近いのを察した淫麗は、ペースをあげて、ラストスパートにかかる。

絶が淫麗の口内に射精すると絶の全身からキラキラした光の粒が放出された。
淫麗は搾りだすように唇をすぼめ、何度かしごいた後に唇をすぼめたまま、顔を男根から離した。
息継ぎをするように「はぁっ」と開いた淫麗の口から絶の精液があふれ、こぼれる。すぐに口をつぐみ、あふれた精液を指ですくうと、それを口の中に戻した。

絶は戸惑いながら淫麗の顔を見下ろし、注視している。
淫麗は顔を上げ、絶と見つめ合いながら精液をごくりと飲み干した。
淫麗「はぁっ……。おいしい……」
まだ勃起している絶の男根に頬擦りしながら、絶に笑みを向ける淫麗。

絶(心の声)「一気に邪霊気を吸収された……。だが、余力はまだある……」


【シーン④-5 八番倉庫:立ちバック~立ち側位】

淫麗が立ち上がり、絶に背を向けて前屈みになる。突きだした尻の肉を両手で開き、女陰を剥き出しにする淫麗。
淫麗「今度はこっち……」
絶「ふっ、ふざけるな! 貴様に邪霊気をくれてやるつもりはない!」
と言った絶の腕に微細なピンク色の雷光が走る。
直後、絶の片手が動きだし、淫麗の尻に手をかける。
絶「なんだ!? 手が勝手に!?」
反対側の手が絶の男根を支え、下半身を淫麗の尻に向かって近づけていく。
絶「くそっ! 体が、支配されている!」
わずかに抵抗できる体が動きに抗い、がくがく震えている。

淫麗「ああぁっ……」
淫麗が艶のある声で喘いだ。
絶は抵抗も虚しく淫麗の背後から深々と男根を挿入していた。
抵抗のせいでぎこちない動きだが、絶は徐々に腰を振り始め、淫麗を立ちバックで悦ばせる。

操られた状態でも、立ちバックで淫麗を悦ばせている状況に興奮が高まってくる絶。
徐々に絶自身の意思で動いているかのように腰の振りが自然になってくる。

淫麗は壁に手をつき、より無理のない立ちバックとなる。
その体勢から、絶が淫麗の片足を高く持ち上げ、大胆な“立ち側位”に移る。
淫麗「あぁっ、すごい! こんなの、こっ、興奮しちゃう!」
絶「ハナっから興奮しているくせに何を言ってやがる」
絶は吹っ切れたように“立ち側位”で激しく腰を振り、ガン突きを浴びせる。
淫麗「いっ、いくっ、いっちゃう! あぁっ、いくぅっ!!」
とびっきり嬉しそうに悶える淫麗。薄桃色の髪にピンク色の雷光が生じている。

やがて絶が射精(中出し)に至り、絶の全身からキラキラした光の粒が放出された。
淫麗の女陰から絶の男根が引き抜かれ、精液が垂れ落ちる。

絶が一息ついた瞬間、絶の視界がぐにゃりと歪む。
強烈な虚脱感に襲われ、絶は崩れるようにしゃがみ込んだ。
ゼエゼエと息苦しそうな絶。


【シーン④-6 八番倉庫:スパイダー騎乗位~逆正常位】

淫麗が絶の隣に腰を下ろし、いたわるように絶の背中に手をやる。
淫麗「横になって」
気遣う表情を浮かべながら、淫麗は絶の体を仰向けに寝かせた。
淫麗はそのまま絶の腰にまたがり、大胆なガニ股で腰を下げる。

その時、絶の口(顔)から絶ではなく王牙道士の声が聞こえてくる。
絶(王牙道士の声)「もう無理だ……」
淫麗「弱音を吐かないで。わたしがもっと気持ち良くしてあげるんだから」
淫麗は“スパイダー騎乗位”の体勢で迫り、(絶の男根に手を添えて)男根の先端を膣口に挿し込んだ。先端だけを入れた状態のまま、なまめかしい笑みを浮かべる淫麗。

絶(王牙道士の声)「こっ、これ以上、邪霊気を吸収されたら、わしは存在を維持できなくなる。助けてくれ!」
淫麗「だめよ。そんなこと言われたら、わたし……」
よだれを垂らしそうな程、欲情に蕩けた表情を浮かべる淫麗。
薄桃色の髪にピンク色の微細な雷光が発生し、淫麗の体にも雷光が走る。
体に走った雷光の刺激で、淫麗は「はあぁぁあん……」と悶える。
絶の視界で“スパイダー騎乗位で先端だけを入れた状態”の淫麗が、まるで恋愛対象を見ているかのようにきらめいている。
淫麗「…………加減できなくなっちゃう」(エコーをかける)
甘えるように悩ましく言い終えたところへ古風な書体(レイ書体)の縦書きで以下の2行が表示される。
「淫悅化力 越蕩越強」
「麗軀惱亂 煌姿惑鬼」

ゆっくり淫麗の腰が動きだす。先端だけ入っていた男根をじっくり奥まで呑み込ませていく。
根元まで男根が入ると、また先端だけになるまで腰を上げていく。
そして再び根元まで呑み込ませるように腰を下げる。
男根が抜けないようにゆっくり長いストロークで出し入れを繰り返す。
体位では大胆な“スパイダー騎乗位”だが、フェラチオのように優しいピストン。

淫麗の腰が上がる動作の際に少しずつ、絶の体からキラキラした光の粒が放出されていく。まるで漏出していくかのように。
絶は、入浴する時のように体の奥底から湧いてくる深い吐息を響かせ、心地良さを深々と味わっている。

絶(王牙道士の声)「……くやしいが、こんな快感は経験したことがない……」
淫麗「ふふっ……。わたしの淫乱まんこで、いっっぱい、気持ち良くなろうね?」(ゆっくり粘り気のある口調で)
絶(王牙道士の声)「あぁ……」

淫麗は一旦、絶の男根を女陰から抜き、体位を変え始める。

絶の両足をガニ股となる様に上げ、まるでオムツの交換を思わせる体勢。
淫麗は、絶の男根に手を添え、淫麗自身の陰部を近づける。
女陰が絶の男根を呑み込んでいき、今度は“逆正常位”の状態となった。

淫麗はそのまま腰を振り始める。徐々に勢いをつけて尻を上下に振り、杭打ちピストンで力強く絶の男根を責める。
絶は、オットセイが鳴くような声をあげ、なされるがまま強烈な快感に襲われる。
絶の体から光の粒が放出される勢いも増している。

しかし、まもなく放出される光の粒が急に減り始める。
杭打ちピストンを止め、切ない表情を浮かべる淫麗。
絶(王牙道士の声)「くっくっくっ……。わしもいよいよ消滅する時がきたようだ」
淫麗「残念だわ……。こんなにたくましいおちんちんなのに……」
絶(王牙道士の声)「貴様がわしを消滅させようとしているのではないか」
気まずそうにうつむく淫麗。
絶(王牙道士の声)「だが、いいことを教えてやる」
淫麗「なぁに?」
絶(王牙道士の声)「この街にはまだ百八体の鬼がいるのだ」

絶の言葉にミヤコも反応する。
ミヤコ「なんですって!?」

絶(王牙道士の声)「物量戦を挑むつもりだったのだが、わしが倒されてしまえば、数が多いだけのケダモノに過ぎん。せいぜいヤツらの邪霊気も味わってやるがいい」
ごくりと音を立てて唾を呑む淫麗。
淫麗「望むところよ」
絶(王牙道士の声)「これでもう言い残すことはない。さらばだ」
絶の全身から力が抜け、全身が淡い光に包まれた。
淡い光が粒状の光となって飛び散るとそこには《鬼》となる以前の絶の姿があった。最初に着ていた派手なチンピラ風の服装となっており、血色のいい素顔で気持ち良さそうに眠っている。


【シーン④-7 八番倉庫:悪戯好きな青耳ネズミ~終劇】

元に戻った絶をその場に寝かせて立ち上がる淫麗。
そこにミヤコが駆け寄ってくる。
ミヤコ「お疲れさま」
淫麗「はい!」
ミヤコ「ほんとうによくやったわ。でも……」
ミヤコが淫麗の髪を見た。薄桃色の髪にピンク色の雷光が時々生じている。
淫麗も髪の先をつまんで、苦笑いを浮かべる。
淫麗「やっぱり元には戻れませんよね?」
ミヤコ「今の時点ではどうすればいいか見当もつかないわね……」
申し訳なさそうに表情を曇らせ、うつむくミヤコ。
淫麗「あっ、あのっ、そんなに気にしないでください。わたしにはまだ百八体の鬼を浄化する使命があります。それを果たすため、これからもわたしはこの肉体で戦っていきます」
ミヤコ「それは頼もしいのだけど、一般市民が見ている前で戦わなくちゃいけない場合もあると思うの」
淫麗「わたしはそれでも構いません!」
ミヤコ「そうね。だけど、一般市民にどう説明したらいいか……」
顎に手を添え、考え込むミヤコ。

そこに馬渕の声が聞こえてくる。
馬渕「それについては警察署長であるわたしに任せてくれたまえ」
意識を取り戻し、起き上がった馬渕。顔は依然びしょ濡れのままである。

淫麗「署長!」
馬渕「紺碧市(こんぺきし)は今この瞬間も邪悪なものにおびやかされている。君はその脅威から市民を守ることができる唯一の存在なのだ。警察も君を全力でサポートする必要があるとわたしは考えている」
淫麗は跳ねるような足取りで馬渕に駆け寄り、嬉しそうに馬渕の手を握りしめる。
淫麗「そう言ってもらえると心強いです!」
馬渕の視界で、恋愛対象を見ているかのように淫麗の笑顔がきらめいている。
馬渕「きっ、君のためなら、わたしは――」
と馬渕が口走っているところに周辺から不気味な気配が漂ってくる。

ミヤコはすでに緊迫した表情で周囲を見回している。
ミヤコ「邪霊気の気配がするわね……」
淫麗「この近くに鬼がいます!」
淫麗も馬渕の手を離し、周囲の様子を窺っている。

ミヤコと淫麗が同時に目を向けた先、片隅に置かれているドラム缶の上で小さな影がひょこひょこ動いている。
青耳ネズミである。だが、様子がおかしい。全身から邪霊気を漂わせ、顔が半分隠れる程度の黒い半面を着けている。
淫麗「まっ、まさか、あのネズミが!?」
ひどく困った様子でミヤコに問いかける淫麗。
ミヤコは気まずそうに頷いた。
ミヤコ「どうやら、あれも百八体のうち一体のようね。なんとかしないと――」
淫麗「ムリです」
ミヤコ「…………」

会話で目を離した隙に青耳ネズミ(鬼)がドラム缶の上からいなくなっている。

ミヤコ「どこへ行ったの!?」
慌てふためき、周囲を見回す淫麗とミヤコ。

淫麗が急に「きゃぁっ!」と短く悲鳴をあげた。
淫麗とは別の方を見ていたミヤコがあわてて振り返る。
ミヤコ「どうしたの!?」
淫麗「うっ、後ろ……。後ろにネズミが……」
そう言われ、おびえるようにちぢこまった淫麗の後ろへ回り込むミヤコ。

前屈みにちぢこまった淫麗の尻に青耳ネズミ(鬼)が顔を突っ込み、激しく動いている。淫麗は足を肩幅ほどに開いて踏ん張っており、股間も無防備に開いているところへ青耳ネズミ(鬼)がぐりぐりと入り込もうとしている。
淫麗「ふえぇぇ……。取ってぇぇ……。やぁだぁぁ……」
ミヤコ「もう少し我慢して。すぐに捕まえるから……」
ミヤコは慎重に青耳ネズミ(鬼)を捕まえようと両手を構える。

ミヤコの手が素早く動いた。しかし、青耳ネズミ(鬼)は捕まる寸前に姿を消した。
ミヤコ「消えた!?」

馬渕「あっちだ!」
馬渕が指差した先、ドラム缶の上で青耳ネズミ(鬼)が楽しそうに踊っている。
ミヤコ「まさか瞬間移動!?」
ミヤコは素早く手を伸ばし、青耳ネズミ(鬼)に向けて青い霊気弾を放った。
しかし、青耳ネズミ(鬼)は再び姿を消す。
ミヤコ「今度はどこへ行ったの!?」

淫麗「こっちですぅ……」
淫麗の胸元に青耳ネズミ(鬼)がしがみついている。
淫麗はネズミを怖がって触れることもできず何とか振るい落とそうと胸を左右に振っている。

馬渕「わたしに任せろ!」
馬渕が両手で鷲掴みにするような構えで青耳ネズミ(鬼)を捕まえようとタイミングを狙う。

ここぞとばかりに馬渕が動くと再び青耳ネズミ(鬼)は姿を消し、馬渕が両手で鷲掴みにしたのは淫麗の両乳房だった。
半泣きのふくれっ面を馬渕に向ける淫麗。
ミヤコ「署長、なにやってるんですか!?」
馬渕「もっ、申し訳ない!」
馬渕はあわてて淫麗の乳房から手を放す。

淫麗に平謝りしている馬渕を尻目にミヤコが周囲を見回している。
ミヤコ「これは、先の長い戦いになりそうね……」
呆れた表情でため息をつくように呟いたミヤコ。

淫麗やミヤコたちから見えない位置で、青耳ネズミ(鬼)がケタケタと笑うように体を揺らしている。
そこへ大きく「劇終」と表示。

- 劇終 -


最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。

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