「投稿」「いいね」「コメント」を行うにはログインが必要です!
ログインする
ごー
ヒロインハメ撮り 聖炎戦隊バーンレンジャー バーンピンク編…
ごー
ヒロインスーツ堪能 怪獣戦隊ジュウカイザー ジュウバイオレット編…
タイムアスモデウス
人妻ヒロイン敗北→無様陥落!ミス・インフィニティー~過去から襲ってきた…
Katherine
美少女仮面フォンテーヌ、ロード・オブ・ザ・リングの帰還(悪魔が来た)…
まりもっこす
天翔戦隊ウィングレンジャー 復讐の女王 ホワイトウィング精神処刑…
Nerium
■タイトル
淫悅全裸ヒロイン 淫麗假面 ~悪鬼を魅了する麗しき淫惑~ 《前半》 [No.11363]
■プロット
主人公《淫麗假面》は中華風の覆面全裸ヒロインで、内容にも中華風の要素を採り入れています。
作中には「淫悅化力 越蕩越強」「麗軀惱亂 煌姿惑鬼」という文言が登場し、淫麗假面の特徴を意味すると同時にキャッチコピーでもあります。
意味は「淫らな悦びを力に変え、蕩ければ蕩けるほど強くなる」「麗しき肉体は悩ましく乱れ、きらめく姿は鬼を惑わす」というものです。
婦人警官である主人公は“快楽から霊力を生みだす”能力を秘めており、市民を救うために淫麗假面となります。覆面に付いている霊石《淫麗石》の力で淫麗假面の心身は常に発情。官能的な全裸修練を経て、以下のような能力に覚醒していきます。
☆自分の性感帯(主に乳首と女陰)を霊気で刺激し、快楽を得られる。
☆霊気に満ちた肉体を見せつけることで邪悪なものは虜となって浄化される。
こうした能力から「露出痴女的な裸体の見せつけで邪悪なものを浄化する」という全裸ヒロインにしか表現できない戦闘スタイルが特徴となっています。
終盤では素顔でのセックスも展開され、敵の邪悪な霊気を吸い尽くして勝利。
分類的には「逆陥落」型の内容ですが、同系統の作品にありがちな高飛車タイプではなく敵にも優しく接するタイプの性格設定となっています。
かなり文字数が多くなりましたので《前半》《後半》の二分割で投稿しました。
場面描写を具体的に書いた事で文字数は多くなってますが、内容そのものは前後編にするまでもない構成かと思います。
■英題案
Ecstasy Naked Heroine: Lusty Grace Mask
~The Beautiful Temptation That Bewitches Demons~
■登場人物
▼劍 深麗/淫麗假面
つるぎ みれい/いんれいかめん。優しい性格の婦人警官。市民を守るために戦う意志は強いが、相当な怖がりで特にネズミやお化けが苦手。
婦人警官としての服装はスカート型の冬制服。詳しくは本編内の注釈を参照。
淫麗假面の衣裳は「覆面」「チョーカー」「付け袖」「ブーツ」という構成。
☆覆面(全頭マスク)
白地に赤い装飾。『純情仮面 第二話』(GHPM-32)の覆面に近いイメージ。
https://www.giga-web.jp/db_titles/ghpm/ghpm32/sample/007_l.jpg
覆面の額に宝石飾りがついており、この宝石は《淫麗石》という重要アイテム。
淫麗石の影響でヒロイン自身の目も淫麗石と同系色(カラコン)になります。
☆チョーカー
中華襟タイプのチョーカー。もしくは中華襟タイプの付け襟。色は赤。
マフラーは不要です。
☆付け袖
中華風(漢服風)の付け袖。オペラグローブに近い丈。色は赤。
肘より上(上腕部)はフィットさせ、肘から袖口にかけて開いていく形状。
袖口には大振りな襞(フリル)もあると可愛くて良いです。
手については素手となります。
☆ブーツ
赤いハイサイブーツ。ヒールは無理に高くせず、アクション優先で。
赤い部位の生地に、赤地に金柄のチャイナブロケードを使用するのが理想的ですが、これについては「可能であれば」ということで。
中華風のタッセル飾りなど、中華風の雰囲気を高める装飾も各部に欲しいです。
淫麗石と同系色(カラコン)となっている目は、淫麗假面が淫乱な言動をする際などにアップで強調すれば本来の人格ではないと印象づける使い方ができますので、なるべく強い発色のカラコンが望ましいと考えてます。
常時、誘淫剤が効いてるかのように発情し、自分の霊気に性感帯を刺激されてしまう設定上、演技的には物理的な刺激なしで悶絶してる場面が多くを占めるヒロインです。裸体を見せつける露出痴女的な戦闘スタイルも、ポーズの手数などを問われると思いますし、そうしたセクシー表現に長けた女優さんが理想です。また、乳首の勃ちが良いとセクシー表現が一層引き立つと思います。
裸体を見せつける表現上、女陰を強調する描写もありますが勿論、モザイク処理を前提としてます。
終盤で淫麗石が暴走して覆面を失いますが、淫麗石の力がヒロイン自身に融合してしまった事で大幅にパワーアップ。覆面の下から現れた素顔も、本来の素顔とは異なっています。
☆両目は覆面があった時のまま、鮮やかな色の瞳(カラコン)。
☆淫乱さを感じさせる濃いめのメイク。
☆目元には中華風の赤いぼかし、唇には濃厚な赤みとぷるぷるの光沢感。
☆髪は薄桃色のボブ(ウイッグ)。中華風の装飾もついてます。
▼硯 ミヤコ
すずり みやこ。白い太極拳服を着た退魔拳師で、主人公の師匠に相当する女性。
主人公(淫麗假面)を鍛えるために官能的な修練をさせる一方、主人公が快楽に悶える様子を見ながら愉しんでるフシもあります。
▼王牙道士
おうがどうし。紺碧市の工事現場で壊された古い祠に封印されていた悪霊。
黒い道袍を着た姿。頭部は悪鬼そのもので人間とは骨格から異なる顔つき。
邪悪な霊気「邪霊気」により、紺碧市の人々を凶悪な《鬼》に変えていく。
《鬼》の特徴:
☆服装は元々着ていたもの。
☆顔に“顔の一部を隠せる程度の(オペラマスク的な)黒い半面”を着けている。
☆半面ごしに見える目元は黒ずみ、体の周囲に“煤煙のような黒い霊気”が漂う。
☆肉体の頑強化、拳法技を使いこなす一方、知能は低下して会話もできない。
▼泊 絶
とまり ぜつ。女性8人を殺害して逃走中の容疑者。凶悪で攻撃的な性格。
服装はヒョウ柄などの派手なチンピラ風。
《鬼》となっても人格を失わず、会話もできる異常個体として登場します。
さらに大量の邪霊気を注がれ、飛躍的に強化された《拳鬼》になります。
《拳鬼》の特徴:
☆トップスは着丈の短いチャイナベスト。ボトムはカンフーパンツ。上下とも黒。
☆顔全体を覆う黒い仮面。半面の《鬼》より完全となった状態です。
最終的に王牙道士と融合し、黒い仮面を外すと王牙道士の顔になっています。
▼張
ちょう。商店街で中華料理店を営んでいる中年男性。厨房服を思わせる服装。
序盤から《鬼》となった状態で登場します。
▼馬渕 胖亮
まぶち ひろあき。警察署長。制服姿で登場。
後半で《鬼》となってしまいます。
▼武装警官①、②
《鬼》を相手に苦戦する役として登場。
フェイスガードと防弾装備を着用しており、顔は見えなくても構いません。
▼青耳ネズミ
主人公が苦手としているネズミです。
ギガチューのようなハンドパペットやぬいぐるみでの表現をイメージしてます。
ハンドパペットの場合、演者さんは黒子服を着用するイメージです。
勿論、ギガチューのようにセクハラを繰り広げる場面もあります。
■本編
【シーン① 路地裏】
――紺碧市(こんぺきし)では最近、市民が《鬼》と化して暴れ回る事件が次々に起きている。
――奇しくも先月、市内の工事現場で古い祠(ほこら)が破壊されたことも話題となっており、事件との因果関係を疑う者は少なくない。
巡回中の婦人警官・劍深麗(つるぎみれい)。
[テロップ]
| 劍 深麗 (振り仮名:つるぎ みれい)
| 紺碧警察署の婦人警官。
▽ 注釈 ▽
深麗は婦人警官の制服を着ており、イメージ的にはスカート型の冬制服です。
スカートは“下着が見えっぱなしとはならない”程度にミニ丈。ガーター型の白いストッキングを穿いており、パンチラ時には白いレースのパンティが直に見えます。
パンティの下にはミニローターを仕込んでおり、そこから伸びた細いコードが太腿のストッキングに挟まれたコントローラーに繋がってます。
△ 注釈 △
深麗が通りかかった路地の奥から女性の悲鳴が聞こえてきた。
路地に駆け込む深麗。路地の奥では異様な気配を漂わせた中年男性・張(ちょう)が、今まさに一般女性を襲おうとしている。
張は“中華料理店の厨房服”を思わせる服装だが、顔に“顔の一部を隠せる程度の(オペラマスク的な)黒い半面”を着けている。半面ごしに見える目元は黒ずみ、体の周囲に“煤煙のような黒い霊気”を漂わせた異様な姿である。
深麗は張の顔を見て、驚きの声をあげた。
深麗「張(ちょう)さん!? あなた、商店街で中華料理のお店を営んでいる張(ちょう)さんですよね!?」
張は獣じみた唸り声を発しながら、深麗を睨みつけるばかりで言葉が通じるようにはとても思えない。
深麗「あの黒い霊気……。張(ちょう)さんも邪霊気にとり憑かれてるんだわ……」
[テロップ]
| 邪霊気
| 悪霊から生じる黒い霊気。
| この霊気に支配された者は《鬼》と化す。
深麗は中国拳法のように構え、《鬼》と化した状態の張を見据えた。
張も唸り声を発して深麗を睨んでいる。
襲われそうになっていた一般女性は這うように逃げだし、どうにか深麗の前までたどり着いた。
深麗「(一般女性に)すぐにここから逃げてください。あとはわたしが何とかします」
一般女性は頷き、半ばパニック状態で逃げていった。
深麗は張と対峙しながら太腿にある(ミニローターの)コントローラーに手をかけた。
深麗「思いきって強めでいくわよ……」
コントローラーを指で操作し、パンティの下にあるミニローターのパワーを上げるとモーター音がハッキリ聞こえてくる。
深麗「んっ……、ああぁっ……」
思った以上に強くしてしまったのか喘ぎ声を漏らし、腰砕けになりそうな深麗。
深麗の股間からピンク色のキラキラした霊気が放たれる。
深麗は気力で持ち堪え、体勢を整えた。股間の霊気放出も止まっている。
深麗「かかってきなさい……」
張が深麗に襲いかかる。
大振りな攻撃を躱しながら反撃する深麗。構えと同様に中国拳法を思わせるパンチ技を打き込んでいる。
深麗が特に強力なパンチを打ち込んだ時、拳からピンク色の霊気が放たれ、張は電流が走ったかのように全身に拡がる痛みとダメージを受けている。
深麗が何発目かの痛打を食らわせ、張は気絶するようにダウンした。
深麗は「ふぅ……」と息を吐きながら、ミニローターのパワーを下げた。
その時、後ろから聞こえてくる拍手に気づいた深麗。振り返ると、白い太極拳服を着た女性・硯ミヤコ(すずりみやこ)が満面の笑みで拍手している。
[テロップ]
| 硯 ミヤコ (振り仮名:すずり みやこ)
| 警察から依頼され、協力している退魔拳師。
| 深麗が秘めていた退魔拳師の素質に気づき
| 退魔拳を伝授するようになった。
深麗「ミヤコさん!」
ミヤコ「いい戦いぶりだったわ。まだ修業を始めたばかりなのにそこまで霊気を使いこなせるなんて凄い成長よ」
深麗「ありがとうございます。けれど、こんな方法で強くなれるのがまだ信じられません」
と苦笑いを見せる深麗。
ミヤコ「実を言うとわたしもよ。わたしの霊気では同じようにいかないもの」
ミヤコが数秒間、全身から青い霊気を発して見せた。
ミヤコ「深麗が生みだす桃色の霊気は“快楽が力となる”特殊な才能よ。さらに奥義を極めれば、邪霊気を浄化することもできる。そうすれば、鬼となった人達を元に戻すことも可能になるのよ」
ダウンしたまま倒れている張に目を向ける深麗。
深麗「一日も早く、皆さんを元の生活に帰してあげないと……」
その時、深麗の視界内で動くものがあった。
青い耳のネズミが路地の片隅にひょっこり現れ、深麗を見つめている。
深麗「きゃぁーっ!!!」
悲鳴をあげてミヤコの後ろに隠れ、しがみつく深麗。
ミヤコ「ちょっ、ちょっと深麗、どうしたの!?」
深麗「ネズミです! わたし、苦手なんですネズミ!」
まくしたてながら青耳ネズミを指差す深麗。
ミヤコは青耳ネズミを睨みつけ、力強く足を踏み鳴らした。
青耳ネズミは驚き、素早く逃げていった。
▽ 注釈 ▽
この“青耳ネズミ”はギガチューのようなハンドパペットやぬいぐるみでの表現をイメージしており、差し支えなければギガチューそのものでも嬉しいぐらいです。ハンドパペットの場合、演者さんは黒子服を着用するイメージです。
△ 注釈 △
ミヤコ「ネズミはどこかへ行ったわよ」
と言いながら、しがみついている深麗の肩を優しく叩くミヤコ。
深麗は安堵し、大きく息を吐いた。
ミヤコは苦笑いを浮かべている。
その時、深麗の無線機とミヤコのスマホが同時に鳴り始めた。
深麗とミヤコは頷き合い、それぞれの着信に応答する。
深麗「工場団地の六番倉庫で緊急事態です」
ミヤコ「こっちも同じだわ。すぐに向かいましょう」
深麗「はい!」
【シーン② 六番倉庫】
六番倉庫。凶悪な雰囲気の男・泊絶(とまりぜつ)が武装警官2人と戦っている。
[テロップ]
| 泊 絶 (振り仮名:とまり ぜつ)
| 全国で女性8人を殺害して逃走中の容疑者。
絶は怪力と打たれ強さで武装警官を圧倒しており、警棒で頭部を殴られても平気そうに笑い飛ばしている。
絶の服装はヒョウ柄などの派手なチンピラ風。そこに張と同じ《鬼》の特徴が加わっている。黒い半面、黒ずんだ目元、黒い邪霊気を漂わせており、武装警官に挑発的な言葉を発しているところは張以上に危険な雰囲気が漂っている。
絶「ハーッハッハーッ!! なんだ、そんなものか? もっと本気でかかってこい!」
武装警官が絶と戦っている様子を物陰から不安そうに見ている警察署長・馬渕胖亮(まぶちひろあき)。
[テロップ]
| 馬渕 胖亮 (振り仮名:まぶち ひろあき)
| 紺碧警察署の署長。
そこにやってきた深麗とミヤコ。
深麗「署長!」
馬渕「おぉ、来てくれたか」
深麗とミヤコも、絶と武装警官が戦っている様子を物陰から窺う。
深麗「あれが……、全国で女性8人を殺害した容疑者・泊絶……」
馬渕「そうだ。しかし、なんなんだ、あの強さは」
ミヤコ「あれは非常に危険な状態です。邪霊気に支配されても人格を失わないのは邪霊気に順応(じゅんのう)している証(あかし)。人体の常識や限界を遥かに超えた脅威となるのも時間の問題です」
馬渕「なっ、なんとかならんのかね!?」
馬渕が思わず発した大声が、絶の耳に届いた。
絶「おや? そんなところにいいオンナがいるじゃないか。こっちへ来な? かわいがってやるからよぉ」
と言いながら口元から溢れるよだれを掬うように舌舐めずりする絶。
絶の下品な口ぶりにイラついた様子でミヤコが舌打ちし、絶の方へすたすたと歩いていく。
深麗「ミヤコさん!?」
ミヤコ「深麗。あなたも来なさい」
深麗「はっ、はいっ」
絶と対面し、拳を構えるミヤコ。
深麗はミヤコの後ろに隠れ、絶には気づかれないように(ミニローターの)コントローラーを操作した。股間の刺激に顔をしかめ、小さく「んっ……」と声を漏らしたが、絶は気づかない様子。
絶「(ミヤコに向かって)いかにも格闘家らしい姿をしているが、よほどの自信があるようだな?」
ミヤコ「そうね。だけど、あなたをひとりで倒すのは難しいと思うの。だから、ふたりがかりでいかせてもらうわ」
ミヤコがそう言うと、ミヤコの後ろから深麗が歩み出て、緊張気味に拳を構えた。
絶「いいぜ。かかってこい」
挑発する絶にミヤコが攻めかかり、深麗も追随する。
絶は明らかに油断した様子でミヤコが放ったパンチを片手で受け止めた。その瞬間、ミヤコの拳から閃光のように青い霊気がほとばしり、絶の腕に強烈な痛みが走った。
ひるんだ絶に今度は深麗のパンチが迫る。苦しまぎれにガードした絶の腕に深麗のパンチが当たるとピンク色の霊気がほとばしり、絶は思わず痛みの声をあげた。
絶「ぐあああぁっ!」
絶は痛みの余り、後ずさりしながらも、ミヤコと深麗に怒りの視線を向ける。
絶「妙なワザを使いやがって……」
ミヤコ「邪悪な力で調子に乗ってる誰かさんとは違うのよ」
絶「くそが!!!」
絶がミヤコに攻めかかる。応戦するミヤコ。絶の挙動には先程のような油断はすでになく狙い澄ました技を次々に繰り出してくる。深麗も割って入るが、的確に対応する絶。
絶はミヤコと深麗からの攻撃を巧みに躱し、ミヤコと深麗は絶からの攻撃をいなすように捌いて、互いに大きなダメージを避けている。
決め手に欠ける応酬が続き、膠着状態に陥る。
絶「まったく頭にきやがる……。こんな話は聞いてねえぞ……」
苛立ちを募らせた絶がブツブツと不満をこぼし始める。
絶「この力があれば誰も俺には逆らえないと言ったよなぁっ!?」
絶が叫んだ瞬間、周囲にドス黒い煙のような邪霊気が漂ってくる。
ミヤコ「これは!!」
深麗「どっ、どういうこと!?」
一点に凝集した邪霊気が、黒い道袍を着た道士のような姿になった。頭部は悪鬼そのもので人間とは骨格から異なる顔つきである。
ミヤコ「ついに姿を見せたわね。王牙道士!!」
王牙道士「ほう。わしのことを知っておるとはやはり只者ではないな」
[テロップ]
| 王牙道士 (振り仮名:おうがどうし)
| 市内の工事現場で壊された古い祠に
| 封印されていた悪霊。邪霊気の根源。
一瞬で間合いを詰めたミヤコが王牙道士にパンチを突き込んだ。
しかし、そのパンチはまるで真綿を押したように手応えを生じない。
ミヤコ「!?」
王牙道士「あいにく、わしはまだ十分な状態ではない。ゆえに《鬼》を増やしておるのだ」
王牙道士が見せつけるように膨大な量の邪霊気を放ち、危険を察したミヤコは即座に離れた。
絶「おい爺さん。なんで俺がこんなヤツらに苦戦しなきゃならねえんだ。話が違うだろ!」
王牙道士「わしとて、この時代に悪霊と戦う術(すべ)を身につけた者がいるとは思っておらなんだ」
絶「無責任なこと言いやがって……」
王牙道士「こうなっては仕方がない。お主にいま使える限界まで邪霊気を分けてやろう。正気を失っても悪く思うなよ?」
絶「いいぜ。元から正気なんてありゃしねえからなァ」
王牙道士「クククッ。恐ろしいやつめ」
王牙道士が大量の邪霊気を絶の肉体に送り込む。
邪霊気に包まれた絶の姿が《拳鬼》に変貌する。
▽ 注釈 ▽
《拳鬼》に変貌した絶の姿は「中国拳法の達人を思わせる服装」と「黒い仮面」が特徴です。
トップスは着丈の短いチャイナベスト。ボトムはカンフーパンツ。上下とも黒。
王牙道士の黒い道袍と共通した雰囲気が欲しいです。
黒い仮面は、これまでの半面と違って顔全体を覆うものです。半面の時より完全な《鬼》となった印象が伝わると理想的。
△ 注釈 △
絶「なるほど。確かに強くなった気がする」
絶がシャドーボクシングのように拳を放つと黒い邪霊気が拳から放出され、低い風切り音が響く。一方、王牙道士には疲弊が感じられる。
王牙道士「その力であやつらを倒すのだ。特に、桃色の霊気を持つ女は絶対に倒さねばならん」
絶「あのおまわりさんを先にやれってことか」
王牙道士「そうだ。遠い昔、あれと同じ桃色の霊気を持つ女にわしは封印されたのだ」
絶「そいつは生かしちゃおけないな」
中国拳法の達人を思わせる気迫に満ちた構えで深麗に拳を向ける絶。
深麗も、絶の気迫にひるむ様子を見せながら拳を構える。
ミヤコが深麗をかばうように歩み出て、絶に拳を向ける。
絶「(ミヤコに向かって)先に殺されたいようだな」
次の瞬間、絶がミヤコの眼前まで迫り、強烈な一撃をミヤコに叩き込んだ。
衝撃で吹き飛ばされたミヤコが床を転がっていく。
深麗「ミヤコさん!」
そう叫んだ時には深麗の真横に絶が立っていた。
深麗「!?」
深麗も絶が放った一撃で吹き飛ばされてしまう。
吹き飛ばされたミヤコは倒れた状態から必死に起き上がろうとしているが平衡感覚を失っており、視界が揺れている。
ミヤコ「なんて強さなの……」
深麗は“M字開脚”状態で倒れており、意識はあるが、やはり起き上がれる状態ではない。
丸見えになっている深麗の股間。白いレースのパンティとその下でモーター音を響かせているミニローターも見えてしまっている。
絶「これは驚いた。この街のおまわりさんは仕事中にあんなものでお楽しみなのか?」
そう言いながら、深麗に近づいていく絶。
深麗はあわてて足を閉じたが、間近まで来た絶に膝をつかまれ、強引に開脚させられてしまう。
深麗「やめてっ」
絶「何言ってやがる。この変態女」
深麗「ちっ、違うわよ!」
絶「どう違うんだ?」
と言いながら、絶は深麗の股間からミニローターを引っぱり出した。
ミニローターを顔に近づけて眺める絶。ミニローターはモーター音を響かせ、明らかに濡れている。
絶「こんなものよりもっとイイ思いをさせてやる」
王牙道士「待て! 余計なことは考えるな!」
絶「いいじゃねえか。こんなの我慢できるかよ」
絶はズボンから男根を取り出した。
さらに深麗のパンティを乱暴に脱がせ、剥き出しになった女陰に男根を近づける。
深麗を押さえつけ、正常位の体勢で挿入しようとしている絶。
絶の興奮した息が仮面の中でうるさく響いている。
深麗「いっ、いやっ」
深麗の膣口に男根をあてがい、挿入していく絶。
ゆっくりだがスムーズに男根が奥まで挿し込まれる。
膣奥まで押し込むような動きから、ゆるやかなピストン動作を始める絶。
深麗は必死に堪えながらも震える声で悶えてしまう。
絶の興奮はどんどん高まり、正常位のまま一心不乱に腰を振っている。
深麗もなまめかしい声で喘いでいる。
絶「気持ち良さそうにあえぎやがって……。本当に警察官なのか」
その様子を、未だに起き上がれない状態のミヤコが見つめている。
ミヤコ(心の声)「深麗。あなたの霊気は快楽によって真の力を発揮する。意識を集中しなさい……」
一心不乱に腰を振っている絶の全身に微細なピンク色の雷光が走る。
絶「なっ、なんだ今のは?」
絶は挿入したまま動きを止めた。ピンク色の雷光が繰り返し、絶の全身を覆う。
王牙道士「いかん! すぐにその女の息の根を止めてしまえ!」
絶「わかった……!」
絶はまっすく指を伸ばした手刀の先端で、深麗の首を貫こうと狙いを定めた。
しかし、絶の視界がぐにゃりと歪み、絶の全身が痺れ始める。
絶「こっ、これはっ……!?」
さらに次の瞬間、絶の真横まで接近していたミヤコが絶に渾身の一撃を叩き込む。
絶は衝撃で吹き飛ばされ、得体の知れない痺れのせいで上手く起き上がれない。
ミヤコは深麗に肩を貸して立ち上がらせ、そのまま立ち去ろうとしている。
絶「待てっ……。くそっ、体が……」
ミヤコ「悪しき力に溺れた報いを受けなさい」
深麗はミヤコに支えられ、苦しそうに立っている状態で言葉を発する余力もない。
王牙道士がミヤコと深麗に邪霊気を放とうとするが、少量の邪霊気しか放出することができない。
王牙道士「ぐぬぬっ……」
悔しそうな声を残し、霧散するように姿を消す王牙道士。
起き上がることができない絶に武装警官2人が駆け寄り、押さえつける。
絶「ちくしょおおおおおおおおおお!!!」
絶の叫びが六番倉庫に響き渡る。
――連続殺害事件の容疑者・泊絶は警官隊により身柄を確保されるも数時間後に身体能力を回復。移送中の警察車両を大破させた後(のち)に逃走した。
【シーン③-1 トレーニングルーム:着替え】
――数日後。
トレーニングルーム。深麗がスポブラ&ショーツ姿でウォームアップしている。
髪を結い上げて動き易そうな髪型。スポブラ&ショーツは、このあとの場面で覆面全裸ヒロインの姿となる展開なので「下着痕が残りにくい物」を最優先。生足。靴はカンフーシューズ的なシンプルな物。
深麗の近くに大きなバーベル型の器具が置かれている。軸の両端に大きな“円盤材(輪切りの丸太)”が付いており、清朝末期(20世紀初頭)を舞台とするカンフー映画の特訓シーンに登場しそうな木製の手作り感が理想。重さは200kgという設定。
※バーベル型の器具はすぐには使用しません。ひとまず見せておくだけです。
深麗ひとりだけのウォームアップをしばらく見せた後、トレーニングルームにミヤコがやってくる。ミヤコは意味深な“中華風の衣裳箱”を抱えている。
衣裳箱には古風な書体(レイ書体)の横書きで「面假麗淫」と書かれており、さらに縦書きで以下の2行が綴られている。
「淫悅化力 越蕩越強」
「麗軀惱亂 煌姿惑鬼」
▽ 注釈 ▽
横書きの「面假麗淫」は“右から読む”昔ながらの書式です。
縦書きで綴られている2行の意味は以下の通りです。
「淫らな悦びを力に変え、蕩ければ蕩けるほど強くなる」
「麗しき肉体は悩ましく乱れ、きらめく姿は鬼を惑わす」
この2行は本案のヒロイン《淫麗假面》の特性であり、これを要諦とした特訓がここからの場面で展開されます。その都度、縦書き2行の部分をアップで見せる演出もあるので読みやすさと格好良さを備えた表記となってることが望ましいです。
△ 注釈 △
ミヤコが来たことに気づき、ウォームアップを中断する深麗。
深麗「ミヤコさん!」
ミヤコ「体の調子はどう?」
深麗「もう大丈夫です」
そう言ったのち、ミヤコが抱えている衣裳箱に深麗の目が向いた。
深麗「いよいよ準備が整ったんですね……」
ミヤコ「そうよ」
ミヤコは衣裳箱を開き、入っている物を取り出した。
取り出されたのは《淫麗假面》の衣裳であり、覆面、付け袖、ブーツが揃っている。
衣裳の詳細は登場人物の記載を参照。
衣裳を取り出した後も、近くに衣裳箱を置いておくこと。
ミヤコ「渡した資料には目を通したわね?」
深麗「はい。休んでいる間に」
ミヤコ「覚悟はいい?」
深麗「まだ十分とは言えないと思います。でも、わたしがやらなくっちゃ……」
――逃走した泊絶は次々と女性を襲い、紺碧市を震撼させている。
――さらに《鬼》と化した市民が収容されている施設を襲撃し、解放した《鬼》を手下とする組織化も急速に進んでいた。
ミヤコ「そうね。時間もないわ。今からこれに着換えなさい」
深麗「はい」
深麗はスポブラ&ショーツを脱いで全裸となり、衣裳を身に着けていく。
素足にブーツを履き、次に付け袖を着ける。
覆面を着ける時はミヤコが手伝う。
覆面後部の紐を強く締められ、深麗が「んっ」と短くうめいた。
ミヤコ「最初は少し窮屈かも知れないけど我慢してね」
深麗「はい」
ミヤコは深麗の首にチョーカーを着け、覆面の端をチョーカーの下に差し込む。
覆面の形を整え、顔に馴染むように覆面の上から頬や頬を撫でるミヤコ。さらに耳の形をなぞるように指を這わせ、耳の穴にあたる部分にも力を込める。
愛撫されてるかのようになまめかしい声を漏らす深麗。
覆面の額にある飾りの宝石部分がピンク色のキラキラした霊気を放っている。
宝石部分に合わせて、テロップ表示。
[テロップ]
| 淫麗石 (振り仮名:いんれいせき)
| 伝説の退魔仙師『淫麗』が遺した霊石で
| 強い波動と残留思念が込められている。
| 桃色の霊気を飛躍的に活性化する一方、
| 心身にも影響を及ぼす。
ミヤコは深麗の耳元に顔を寄せ、小声ながらも力強く囁きかける。
ミヤコ「あなたの名前を強く思い浮かべなさい」
深麗「はい」
深麗は集中するために目を閉じた。
画面に合成で「深麗」という二文字が古風な書体(レイ書体)の縦書きで大きく浮かび上がる。
「深」がぼやけ始め、やがて「淫」に変化して「淫麗」という二文字が輝きを放つ。
深麗が目を見開いた。その瞳は鮮やかな色(カラコン)となっている。この色は、覆面の額にある飾りの宝石部分と同じ色、もしくは同系色であるイメージ。瞳と宝石部分が同じフレームで映った時、類似した色に意味があるように見えることが理想。
深麗「わたしは……、淫麗……」
ミヤコ「そうよ。あなたは劍淫麗(つるぎいんれい)。またの名を淫麗假面」
※以降、深麗を「淫麗假面」または「淫麗」と呼称します。
ミヤコが「淫麗假面」と呼んだ直後、淫麗假面の全身からピンク色のキラキラした霊気が放たれた。
淫麗假面の体内にぞくぞくする感覚が湧き起こり、震えと呼吸の乱れも生じてきた。悶えるように身をよじり、悩ましい目つきで眉根を寄せている。
淫麗假面は誘淫剤を服用したかのように淫らな変調をきたしている。
身悶えしながら「んっ、んっ……、んふぅっ……」と息を詰まらせる淫麗假面。
ミヤコが小声ながらも抑揚のある語調で淫麗假面に囁き続ける、
ミヤコ「じっとしている事もできないぐらい、体中がソワソワして仕方がないのかしら?」
淫麗假面「はい……」
ミヤコ「どうしてか、わかるわね?」
頷くようにうつむく淫麗假面。
淫麗假面「いっ、淫麗假面の体は、どんな時も発情している、はしたない肉体だからです……」
ミヤコ「そうよ。その盛り(さかり)がついた体を刺激すれば、とろけるような快楽に満たされ、桃色の霊気に秘められた真の力を発揮することができる」
淫麗假面「わたし、頑張りますっ」
淫麗假面は体のうずきに震える声でそう言いながら、胸元で両手をかわいらしく握りしめた。淫麗石(覆面の額にある宝石部分)がピンク色のキラキラした霊気を放ち、ぱっちり開いた両目の鮮やかな瞳(カラコン)でミヤコを見つめてくる。
ミヤコはその微笑ましい仕草に優しく笑みを浮かべる。
ミヤコ(心の声)「その覆面を着けているあいだ、あなたは淫麗石の強い波動で本来の心と体ではなくなってしまう。一刻も早く元に戻るためにも、全力を尽くさなくてはいけないわね」
【シーン③-2 トレーニングルーム:重量挙げ】
引き続き、トレーニングルームにいる淫麗假面とミヤコ。
先程から置かれていたバーベル型の器具をこれから使おうとしている。
バーベル型の器具を見下ろしているふたり。
ミヤコ「重さは200キロ。霊気を集中すれば持ち上げることができるはずよ」
淫麗假面「はい」
淫麗假面はガニ股で腰を落とし、下ろした両手で器具のシャフト部を握る。
全身に力を込め、それと同時に淫麗假面の全身からピンク色のキラキラした霊気が放たれた。
バーベル型の器具はゆっくり床から離れ、淫麗假面が体を起こしながら器具を持ち上げていく。かなり重そうに見えるが、危険を感じる程ではない。
ミヤコ「そのまま肩に担いで、中腰まで腰を落としなさい」
淫麗假面は言われた通りに器具を肩に担ぎ、中腰まで腰を下げた。
淫麗假面は肩に担いだ器具を両手で握り、女性器まで剥き出しのガニ股で腰を下げた状態となっている。全身は強張って震え、不安定な姿勢ゆえの揺れもあるが、どうにか維持できそうな雰囲気を感じられる。
いつの間にか、ミヤコは筆と小さな瓶を用意していた。
筆は中華風の唐畢。瓶も中華風もしくは古い雰囲気で、ヒョウタン等でも可。
▽ 注釈 ▽
瓶に入っているローション的な粘液を筆につけ、淫麗假面の乳首や女陰への愛撫に用いる場面となる訳ですが、特に女陰への愛撫では“筆先を上に向ける”状態が生じてくると予想してます。
それを踏まえ、粘液が垂れてこないようにハチミツ並に高い粘度が望ましいと考えてます。
瓶には「春葯」と書かれている、または「春葯」と書かれた札が貼られてます。「春葯」の意味は誘淫剤ですが注釈を表示する必要はないと考えてます。
△ 注釈 △
ミヤコが持っている筆と小さな瓶を目にした淫麗假面はすぐに使い道を察したのか目を見開いて驚いている。
淫麗假面「そっ、それでなにをするんですか!?」
ミヤコ「そういえばどんな修練をするかは資料に書いてなかったわね」
ミヤコは楽しげな笑みを浮かべながら、筆先を瓶に入れて粘液をたっぷり絡ませた。
淫麗假面「無理です! そんなものを使われたら集中できません!」
ミヤコ「大丈夫。ちゃんと気持ち良くしてあげるわよ」
淫麗假面「でっ、でもっ――」
粘液をたっぷり絡ませた筆先を淫麗假面の乳首にゆっくり近づけるミヤコ。
淫麗假面の乳首に筆先が触れた瞬間、淫麗假面は目を細め、口から「ふわぁぁっ」と少し間の抜けた喘ぎ声が漏れた。
淫麗假面の乳首をくすぐるようにミヤコが筆先を動かす。乳首にも粘液が絡み、なまめかしい光沢を放っている。
心地良い快感を味わう淫麗假面。
乳首を愛撫されている淫麗假面の体からピンク色のキラキラした霊気が放たれる。
何か気づいた様子で驚きを見せる淫麗假面。
淫麗假面「……えっ? 少し軽くなった?」
淫麗假面の霊気が高まり、バーベル型の器具を担ぎながら中腰ガニ股を維持する負荷を上回る力が湧いたようだ。
近くに置かれている衣裳箱の「淫悅化力 越蕩越強」と綴られてる箇所を映す。
[テロップ]
| 淫らな悦びを力に変え、蕩ければ蕩けるほど強くなる。
ミヤコ「この敏感な体に湧き上がる快感は、あなたを強くしてくれる。その感覚をしっかり身につけるのよ」
淫麗假面「はい、わかりました」
ミヤコは引き続き、粘液を絡ませた筆先で淫麗假面の乳首を愛撫する。たっぷり愛撫したら反対側の乳首に移る。
淫麗假面はバーベル型の器具を担いだ中腰ガニ股を維持しながら心地良い快感に耽り、全身からピンク色のキラキラした霊気を断続的に放出している。
反対側の乳首もたっぷり愛撫したら、次は淫麗假面の女陰を愛撫するミヤコ。
中腰ガニ股で剥き出しとなっている淫麗假面の女陰に筆先をあてると乳首以上に心地良さそうに悶える声が淫麗假面の口から溢れた。
女陰への愛撫で淫麗假面の恍惚は深まり、びくんびくんと大きな震えが起きている。
淫麗假面は快楽に耽りすぎたのか力が抜けそうになり、危ういところで立て直す。
苦笑いを浮かべるミヤコ。
ミヤコ「しっかりしなさい」
淫麗假面「すっ、すいません……」
再開された女陰への愛撫で淫麗假面の体は再び、びくんびくんと震えだす。
震えに同調するようにピンク色のキラキラした霊気が緩急をつけて全身から放出され、徐々に霊気の性質が変わり始める。
ピンク色のキラキラした霊気が、ピンク色の微細な雷光に変わり、淫麗假面の全身を覆う。
淫麗假面「えっ? えっ!?」
ミヤコ「落ち着いて。それはあなたの霊気が進化した証(あかし)よ」
ミヤコは淫麗假面の女陰から筆先を離し、笑みを浮かべながら言った。
淫麗假面「進化?」
ミヤコ「そうよ。今、体中でいちばん敏感な部分を意識してみなさい」
淫麗假面「はい……」
少し間を置いて、淫麗假面の乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が集中した。
淫麗假面「いっ、……いぃっ!? ……んあぁっ!? こっ、これはっ!?」
淫麗假面の乳首と女陰を激しい刺激が襲った。姿勢を維持するのも危うい程、全身がぐらついている。
ミヤコ「進化した霊気が刺激を与え、快楽を自由に生み出せる体になったの。加減できるようにならないとイキっぱなしになってしまうわよ?」
淫麗假面「もっ、もうイキそうですっ!」
ミヤコ「ふふっ。仕方がないわね」
そう言いながら、ミヤコは懐から黄色い呪符を7~8枚取り出した。
黄色い呪符には朱墨で「壓重 壹佰公斤」と縦書きされている。
[テロップ]
| 重量100kg増加
ミヤコ「強い快感をより強い力に変えていくのよ」
画面が切り替わり、バーベル型の器具(ウエイト部分)に黄色い呪符がありったけ貼られている。
淫麗假面は器具を担いだ中腰ガニ股を維持しているが、器具に発生している異常な重力により空間が陽炎のように揺らいでいる。
淫麗假面「いぃっ! あっ、あぁっ! いくっ、いくっ、いくぅーっ!」
姿勢を維持しながらイキ狂っている淫麗假面。乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が集中しており、足元には度々の失禁で出来たと思われる水たまりがある。
また絶頂を迎えた拍子に失禁してしまう淫麗假面。CGではなく本物の放尿で。
じょろじょろと放尿している淫麗假面を見ながら苦笑いしているミヤコ。
ミヤコ「いっこうに加減できるようにならないわねぇ」
【シーン③-3 トレーニングルーム:木人艷殺功】
黒い画面に白い字でテロップ『2時間経過』
四つん這いで呼吸をゼェゼェ、ヒュウヒュウ言わせている淫麗假面。全身汗だく。
バーベル型の器具はすぐそばに置かれている。
ミヤコはその場を離れているのか淫麗假面の近くに姿はなくトレーニングルームにガシャガシャと運搬作業のような音が響いている。
淫麗假面の横にミヤコがやってくる。
ミヤコ「ようやく次の準備ができたわ」
淫麗假面「お疲れ様です……」
ミヤコ「ほら、あれを見て」
淫麗假面は顔を起こし、ミヤコが示した方を見た。
薄暗い一画に《木人》が一体置かれていた。
▽ 注釈 ▽
《木人》の外見は以下の通りです。某アクション映画の木人とは異なります。
・等身大の勃起ペニスを連想させる形状。木目のため、こけしにも見えます。
・一対の目があり、ギラギラした邪悪な視線を感じさせる眼球がついてます。
・GIGA作品に何度か登場している怪人ペニスラーの頭部~上半身にも近い形状。
https://www.giga-web.jp/db_titles/mebo/mebo01/sample/010_l.jpg
・手足はついてません。
・胴に黄色い呪符が貼られていて、黒い字で「封印」と縦書きされてます。
・鈴口には射精可能な穴がありますが射精は合成で考えてます。
等身大ですが、中に演者さんが入るということは考えてません。
また、この木人が勃起ペニスのような形状をしていることに淫麗假面はすぐには気づきません。気づく場面となるまで木人の周囲は薄暗くしておき、わかりにくくしておくイメージです。
△ 注釈 △
木人は内部からゴトゴト音を立てており、両目をギラギラさせている。
淫麗假面は不気味な木人に怯えた視線を向けながら、ゆっくり立ち上がった。
淫麗假面「あれはなんですか?」
ミヤコ「あなたにこれから挑んでもらう《木人艷殺功(ぼくじんえんさつこう)》の練習台よ」
画面に「木人艷殺功」という五文字がテロップ表示される。
淫麗假面「木人……?」
その瞬間、木人の両目が淫麗假面を捕捉して「ギシャーッ」と声を発した。
淫麗假面「きゃぁっ」
淫麗假面は驚き、ミヤコにしがみついた。
ミヤコ「怖がりねぇ」
苦笑いを浮かべるミヤコに気まずそうな目を向ける淫麗假面。
ミヤコ「あの木人には、とびっきり強力な悪霊が封印されているの。浄化するには相当な霊力が必要なのだけど、残念ながらわたしでは難しいのよ」
淫麗假面「そんなに強力なんですか……」
ミヤコ「えぇ。でも淫麗假面が秘めた力を発揮すれば簡単に浄化できるはず。この修練はその力を引き出すためにおこなうものよ」
淫麗假面「じゃあ、これで鬼となった人達を元に戻すことも可能になるんですね!」
ミヤコ「そうよ」
画面が切り替わり、淫麗假面が木人から数メートルほど離れた位置で木人と向き合っている。どうすればいいかもわからないため、構えもせず逃げ腰で立っている淫麗假面。
木人は真正面にいる淫麗假面に反応しているのか、さらに激しくゴトゴト音を立てており、少々やかましい。
ミヤコは淫麗假面を横から眺めるような位置から見守っている。
ミヤコ「淫麗假面の霊力には邪悪なものを虜(とりこ)にする力があるの。邪悪なものは虜にされたが最後、すさまじい快楽で浄化されてしまうのよ」
木人が激しくゴトゴト音を立てている。
木人の挙動にびくびくしている淫麗假面。
ミヤコ「そんなに怖がっていたら修練どころじゃないわね……」
淫麗假面「すいません……」
ミヤコ「あの木人をよく見なさい。あなたの気持ちが盛り上がるように工夫した形になっているのよ」
淫麗假面「?」
びくびくしながら木人を観察する淫麗假面。
少し経ったところで淫麗假面は思わず口元に手を当てて驚いた。木人が勃起ペニスのような形状をしていることにようやく気づいたのだ。
薄暗くなっていた木人の周囲も明るくなり、形状がわかりやすくなっている。
淫麗假面「おっ、おちんちんだわ……」
淫麗假面の全身にピンク色の微細な雷光が走った。
身をよじり、思わず「あぁっ!」と喘ぎ声をあげる淫麗假面。
淫麗假面の乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が集中し、身悶えしながら悩ましく眉根を寄せて「んっ、んっ……、んふぅっ……」と息を詰まらせる。
ミヤコ「これで怖い気持ちはなくなったわね」
そう言われて淫麗假面はミヤコに顔を向け、悩ましい声で答える。
淫麗假面「でっ、でも、こんな状態で何をすれば……」
ミヤコ「まず、霊気を集中しなさい。敏感なところに霊気を集め、より強い刺激を与えるの」
淫麗假面「えっ……?」
ミヤコ「強い力を得るには強い快感が必要になる。今は大変でも、少しずつ加減できるようになりなさい」
淫麗假面「はい」
再び木人の方を向いて身構える淫麗假面。
足は肩幅ほどに開き、両手は腰の位置で構え。中国拳法よりは空手風。
乳首と女陰にピンク色の微細な雷光が集中し、背筋や体のあちこちがびくんびくんと震えている。
悩ましく眉根を寄せ、喘ぐように荒い呼吸が漏れてくる。
勃起ペニスによく似た形状の木人が、淫麗假面の視界でイケメンでも見ているかのようにきらめいている。
淫麗假面(心の声)「どうしよう……。わたしが虜(とりこ)になっちゃう……」
乳首と女陰にひときわ強い雷光が発生し、叫ぶように「ああぁっ!!」と喘ぎ声をあげた淫麗假面はそのまま強烈な快楽に襲われ続ける。
かくかくと腰を前後に振り、一心不乱に興奮する淫麗假面。
淫麗假面「いっ、いくっ……、いっちゃう! おちんちん! 見てるだけでいっちゃうのっ!」
とっさにミヤコが自分の口をおさえ、笑い出しそうになるのを防いだ。
淫麗假面「だめぇっ……、あぁっ……、まっ、またいっちゃう!」
イキ狂っている淫麗假面の正面で、木人にも変化が起きている。
木人「ギッ、ギシャッ……」
木人は苦しそうな声を漏らし、挙動もゴトゴトからカタカタ程度に大人しくなっている。
淫麗假面「どっ、どうしたの? 急におとなしくなって」
ミヤコ「悪霊も、あなたを見て興奮しているのよ」
淫麗假面「えっ……」
木人の頭頂部にある鈴口からキラキラした光の粒(合成)がわずかに噴出している。
射精の前兆に見える感じと少しずつ浄化が始まってる感じが伝わると理想的。
淫麗假面「……わたしの霊力が効いているんですね?」
ミヤコ「そうよ。それに、目の前で裸同然のあなたが、とってもいやらしく悶えているのよ。興奮するに決まってるでしょう?」
そう言われて、少し恥ずかしくなる淫麗假面だが、込み上げてきた快感に「ああぁっ」と悶絶する。
ミヤコ「あの悪霊にもっと、いやらしい姿を見せてあげなさい」
淫麗假面「はっ、はいっ……」
戸惑いを見せながら、淫麗假面は木人に向かってポーズを試行錯誤する。
最初は手を頭の後ろに回して、開いた腋の下から乳房へのラインを強調するようなポーズ。そこまで過激なポーズではないが、込み上げる快感に悩ましい声をあげながら体を震わせる様子がなまめかしい。
木人側の視界で、恋愛対象を見ているかのように淫麗假面の姿がきらめいている。
木人「ギッ、ギシャッ……」
木人の頭頂部にある鈴口からキラキラした光の粒(合成)がわずかに噴出している。
近くに置かれている衣裳箱の「麗軀惱亂 煌姿惑鬼」と綴られてる箇所を映す。
[テロップ]
| 麗しき肉体は悩ましく乱れ、きらめく姿は鬼を惑わす。
淫麗假面はさらにお尻を揺らすように見せつけたり、パケ写撮影のようにいろいろなポーズを切り替えていく。そこまで過激ではない範囲で。BGMもつけて、イメージビデオ的な雰囲気。
木人の鈴口から断続的に噴出している光の粒(合成)も勢いを若干増していくが、ポーズの過激さが足りないせいか爆発的な噴出には至らない。
淫麗假面に疲弊が溜まってくる。体に汗がにじみ、息もゼェゼェと荒い。乳首と女陰にピンク色の雷光が生じ、悩ましく喘ぎながら背筋や体のあちこちがびくんびくんと震えている。
ミヤコは無言で見守っている。
勃起ペニスによく似た木人がカタカタ音を立てながら、頭頂部にあたる鈴口からキラキラした光の粒(合成)を控えめに噴出している。
淫麗假面「もうっ……。見ていたら我慢できなくなっちゃう……」
左右の手を後ろにやり、尻肉を掴んで女陰を剥き出しにしている淫麗假面。足を開いて立っているため、後ろの低い視点から見ると女陰を見せつけるような体勢になっている。
※勿論、モザイク処理が大前提です。
女陰のうずきに眉根を寄せている淫麗假面。
淫麗假面「…………そうよ。あなたも我慢できなくなればいいんだわ」
淫麗假面は木人に背を向け、女陰が剥き出しになっている尻を突き出した。左右の手で掴んでいる尻肉をしっかり開き、これ以上ないぐらい女陰を見せつけている。
淫麗假面「こっ、これでっ……、どう?」
木人「ギッ、ギギッ……、ギッ、ギシャッ……」
木人がうめくように声を発しており、鈴口からの噴出が止まっている。
淫麗假面「我慢しようとしているのね……。そうはさせないわよ」
女陰を剥き出しにした状態で突き出している尻をさらに突き出す動作を繰り返す淫麗假面。
木人がひときわ息苦しそうにうめき声を発する。
淫麗假面の動作はさらに激しくなり、膝に両手をついて状態を支え、尻は「突き出す」より「上下に振る」ような動きとなっている。
これを正面から見た時、画面内の構図では「淫麗假面の両足の間から向こうに見える木人」をあたかも女陰に挿入して杭打ちピストンしてるように見せるイメージ。
一心不乱に腰を振る淫麗假面。
木人のうめき声もいよいよ限界が迫っているのが伝わってくる。
淫麗假面「わっ、わたしのっ、おまんこでっ、いっちゃいなさい!」
木人「ギギッ……、ギッ、ギッ、ギシャァァァァァーッ!!」
木人の鈴口からキラキラした光の粒(合成)が噴水のように噴き上がる。
淫麗假面も長めの喘ぎ声をあげながら絶頂に達し、硬直した体が震えている。
木人が静かになり、ギラギラしていた両目から光が失せた。
淫麗假面は力が抜けて座り込みそうになるのをどうにか持ち堪える。
ミヤコ「浄化に成功したわね」
拍手しながらミヤコが言った。
淫麗假面「はい……」
疲れきっている淫麗假面。
ミヤコ「少し休憩したらまた次の木人に挑戦しましょう」
淫麗假面「はい。頑張ります」
《後半》 に続く。
《後半》 https://www.giga-web.jp/mousouz/plot_detail.php?id=11364
いいね!
|
コメントする
5人
がいいねと言ってます
コメントをするには
ログイン
をしてください。
※「コメント」は承認制です。反映までにお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
▲ページの先頭へ戻る