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タイムアスモデウス
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Katherine
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モーリー夕
■タイトル 

ヒロイン隷属愛撫 ~超戦隊シールドファイブ シールドピンク 背信の武器と強化スーツと戦友 [No.11070]

■プロット
●あらすじ

魔科学帝国デッドダルクに捕われた仲間たちを救出するため、超戦隊シールドファイブの紅一点、シールドピンク・桃尾マキは、敵の本拠地デットピアに乗り込む。だが、待ち構えていた敵の集中攻撃を受け、デットピア内を敗走するも追撃に遭い追い詰められ、ボロボロに痛めつけられる。

捕われたマキは隙を突いて逃げ出すが、それも敵の罠だった。シールドピンクに変身して追手と戦うも、正義の武器であるはずのシールドリボンがピンクの言うことを聞かなくなり逆にピンクを苦しめる。リボンに体中を縛り上げられたピンクは、戦闘員に体を弄ばれる。

ピンチを脱したピンクの前に、デッドダルクの最高幹部・デッドモルグ大元帥が現れる。シールドリボンがピンクを苦しめたのはデッドモルグの能力のせいだった。デッドモルグは、その手で触れたものの性質を悪に染めるという特殊能力を持っており、正義の武器であるシールドリボンは悪の武器に変えられていた。戦いを挑むピンクだったが、今度は体が自由に動かなくなる。デッドモルグはピンクの強化スーツもピンクを苦しめる悪の装備に変えていた。変身を解除することもできず、ピンクは自らの意思に反して厭らしいポーズを取らされ、デッドモルグを誘惑させられ、絡みを強いられる。

決死の作戦でデッドモルグを絶頂させ再びピンチを脱したマキの前に現れたのは、捕われているはずのシールドレッドだった。安堵するマキだったが、すぐにレッドの様子がおかしいことに気づく。それはピンクに対する最悪の裏切りの始まりだった。

※登場人物の人数やセリフ、場面転換の回数、細かい流れなどにこだわりはありません。


●登場人物

【シールドピンク・桃尾マキ】
超戦隊シールドファイブの紅一点。才色兼備で心優しい戦士。必殺武器のシールドリボンを駆使した華麗な技が得意だが、戦闘能力は男性メンバーに劣る。
※元ネタは大戦隊〇ーグルファイブのゴーグ〇ピンクですが、各名称、変身前のコスチューム、変身後の強化スーツ(縦伸び仕様、レザーグローブ、マスクの唇を象ったデザインなど)はGIGAさんのシールドファイブを参考にさせていただいています。

【デッドモルグ大元帥】
デッドダルクの最高幹部。対象に触れることでそのものの性質を悪に染めることができ、右手で生物を、左手で無生物を悪に染める。

【デッドモルグ配下の怪人×2】
デッドモルグの配下の怪人。薙刀のような武器を使う。とても強い。

【シールドレッド】
シールドファイブのリーダー。


●ストーリー

1 プロローグ

(うううぅ…ああああ!)
薄暗く広い宮殿内に、悲鳴が響き渡る。

魔科学帝国デッドダルクに捕われた仲間を救出するため、超戦隊シールドファイブの紅一点、シールドピンク・桃尾マキは、敵の本拠地デットピアに乗り込んだが、待ちかまえていた敵の集中攻撃に晒された。デットピア内を敗走するピンクだったが、追撃に遭い追い詰められ、為す術無く痛めつけられていた。

2人の怪人の斬撃が、シールドピンクを一閃した。
「ああああああああ!」
吹き飛ばされピンクが地面を転がる。強化スーツはボロボロに傷つき、剥き出しになった内部メカが火花を上げている。2人の怪人と指揮官と思われる1人がピンクを見下していた。
「はぁ、はぁ、はぁ…あぁうぅ…!」
呻き声を上げるピンクを怪人たちが無理矢理起き上がらせ、痛め付ける。
「ああ!あぁあ!」
殴られ、蹴られ、踏み付けられる度に、ピンクの強化スーツが火花を上げた。バイザーが警告を告げていた。
「うぅ…みんなを助けるまでは、負け、ない…!」
既に大ダメージを受けフラフラのピンクは為す術無く痛めつけられた。強化スーツもピンクの体も限界だった。羽交い絞めにされたピンクに、怪人たちが武器からエネルギーを流し込む。
「うああああああ!ああああああ!」
倒れることすら許されず、ただただエネルギーに蝕まれる。フラフラのピンクをまたも怪人たちが一閃する。大の字に倒れたピンクには、起き上がる力すら残されていなかった。
「たった1人でこのデットピアに乗り込んでくるとは愚かな」
2人の怪人がピンクの首元に武器を交差させる。
「止めだ、シールドピンク」
敵の武器にエネルギーが充填される。
「うぅ…あああ…!」
2人の怪人が武器を振り下ろす。
「ああああああああああ!」
ピンクの強化スーツがこれまでで最大の火花を上げる。傷つき意識を失ったピンクを見下ろし、怪人たちが笑っていた。


2 デッドモルグ大元帥

先ほどピンクを痛めつけていた指揮官らしき人物が跪いている。
「総統ダフー様、シールドピンクを捕らえました」
総統と呼ばれた人物の姿は見えないが、どこからか声がした。
(さすがはデッドダルクの最高幹部、デッドモルグ大元帥。即刻シールドファイブを処刑せよ)
「ただ処刑するなど生温い。デッドダルクに歯向かった報いを受けさせるのです。私の能力を使い地獄を味わわせてやりましょう」
(何か考えがあるようだな。良かろう。して、ターゲットは?)
「ターゲットは、シールドピンク。仕込みは既に終えております」
デッドモルグが不敵に笑った。

マキが目を覚ました。
「うぐっ!」
体中にダメージが残っており痛みで思わず胸を押さえる。周りに敵の姿はなく、枷もされていなかった。変身ブレスが傍らに無造作に置かれていた。
「ブレスは奪われていない。それに見張りもいないわ。勝ったと思って油断したみたいね。今のうちにみんなを探さないと」
マキがブレスを拾い駈け出した。


3 裏切りのシールドリボン

逃げるマキを戦闘員たちが追う。囲まれ戦闘になるが、体にダメージが残っており苦戦する。
「はぁ、はぁ、やられてたまるものですか…!」
マキが右手の変身アイテム・シールドブレスを翳した。
「シールドチェンジ!」
ブレスが呼応し光を放つ。桃色に輝くパンツスタイルの強化スーツがマキの体を覆う。マスクが装着され、額に埋め込まれた宝石が光を放つ。桃色の戦士・シールドピンクに変身が完了する。
「シールドピンク!」
ピンクが勇ましくポーズを決めた。ダメージの残る体でもピンクは戦闘員たちを倒していく。
「シールドリボン!」
必殺の武器を放ち戦闘員を縛り付ける。
「リボンスパーク!」
ピンクがエネルギーをリボンに流し込み、戦闘員たちは大ダメージを受ける、はずだった。だがリボンは何も反応を示さなかった。
「え…?リボンスパーク!」
何度やっても、ピンクの技が炸裂することはなかった。それどころか、リボンは自らの意思で戦闘員を解放してしまった。
「そ、そんな…シールドリボン!」
再びリボンを放とうとしたが、リボンは反応しない。何度試みても、リボンがピンクの思い通りに動くことはなかった。
「シールドリボンが、思い通りに動かないわ…!?」
ピンクはリボンから邪悪な雰囲気を感じた。
「きゃっ!?」
リボンが怪しい光を放ちピンクの手から離れたかと思うと、みるみるうち禍々しい武器へと姿を変えた。
「シールドリボンが…なんて禍々しい姿なの!?」
ピンクは戸惑いを隠せなかった。戦闘員がリボンを拾い上げた。
「もうこれは正義のための武器ではない。お前を苦しめる悪の武器となったのだ!」
戦闘員がピンクに向けてリボンを放った。リボンがピンクの体を縛り上げた。
「ああ!?ぐううう!」
リボンは戦闘員が操っているとは思えない程の強力な力でピンクの体を締め上げていた。必死に藻掻くが全く解くことは出来なかった。戦闘員がリボンからエネルギーを流し込む。やはり戦闘員とは思えない程のダメージがピンクを襲った。
「ああああああ!そんな、シールドリボンが、悪の武器になったなんて、うそよ!」
「まだまだこんなものではないぞ」
四方八方からリボンが伸び、ピンクの四肢を縛り上げた。ピンクは完全に体の自由を奪われた。
「ああああ…何ていう力…正義の武器であるシールドリボンが、本当に悪の武器になってしまったというの!?あなたたち、何をしたの!?シールドリボンを返しなさい!」
戦闘員たちが、自由を奪われたピンクを舐め回すように見ている。徐にピンクの尻を撫でた。
「きゃあ!?な、何をするの!?」
「お前の体を楽しませてもらう」
戦闘員たちはピンクの尻を撫で、胸を揉み始めた。ピンクは必死に体を捩り逃れようとしたが、リボンに自由を奪われ戦闘員たちに為されるがままであった。
「味方だと思っていた武器に裏切られた気分はどうだ」
「シールドリボンが、私を裏切るわけない!お願い、シールドリボン、もう一度、力を貸して!みんなを助けるには、デッドダルクと戦うには、あなたの力が必要なの!目を覚まして!」
ピンクは必死にシールドリボンに呼び掛けた。だが、リボンはピンクを解放するどころか、逆に締め上げる力を強くした。さらにリボンは自らの意思でピンクにエネルギーを流し込んだ。
「ああああああ!…そんな、そんな…シールドリボンが、私を…」
打ちひしがれるピンクを、戦闘員たちがなおも弄ぶ。卑猥な器具を取り出しピンクの胸や尻や秘部を刺激し始めた。
「やめて、やめなさい…!」
ピンクは弱々しく抵抗を続けたが、戦闘員たちはその姿を楽しむように体を弄び続けた。
「シールドリボンが、本当に悪の武器になってしまったというの?私は、どうやって戦えばいいの?」
抵抗を示さなくなったピンクの体を戦闘員が弄ぶ。
「諦めたか。なら存分に楽しませてもらう」
(いいえ、私が負けたら、誰がみんなを助けるの!?諦めるわけにはいかない!シールドリボン、ごめんなさい、あなたを傷つけてしまうかも知れないけど、このまま負けるわけにはいかないの…!)
「シールドスパーク!」
ピンクが強化スーツからエネルギーを逆流させた。ピンクがリボンから解放される。慌てる戦闘員たちをピンクが蹴散らした。


4 裏切りの強化スーツ

「はぁ、はぁ、なぜ、どうして、正義の武器であるシールドリボンが、私を苦しめるの!?」
「自分の武器に苦しめられる気分はどうかな?」
声のする方を振り返ると、デッドモルグが立っていた。
「…はっ、あなたは…!」
ピンクは目の前の敵が先刻自分を甚振った相手と気づき、一層警戒を強める。
「あなたがシールドリボンに仕掛けを!?あなたは何者なの!?シールドリボンに何をしたの!?」
「私は、デッドモルグ大元帥。デッドダルクの最高幹部」
「デッドモルグ大元帥、最高幹部ですって…!?」
(デッドダルクの最高幹部だなんて、道理で強いはずだわ!)
「私はこの手で触れたものを悪に染めることが出来る。右手は命ある生物を、左手は無生物を悪に変える。私に触れられたものは、正義の心を持った仲間や持ち主を裏切り、逆に苦しめるのだ」
「触れたものを悪に…そんな恐ろしい能力を持つ敵がいたというの…!?」
「シールドピンク、お前が意識を失っている間に、左手でお前の武器に触れたのだ。どうかな、信頼していた正義の武器に裏切られ、戦闘員たちに弄ばれた気分は?」
「よくもシールドリボンを…許せない、絶対に許せない!あなたを倒してシールドリボンを取り戻すわ!」
ピンクがデッドモルグに果敢に挑んで行く。だが力の差があるのは先ほどの戦いからも明らかだった。デッドモルグはピンクの攻撃を軽くあしらい次々と反撃を食らわせた。
「そう焦るな。これから楽しいショーの第二幕の始まるのだからな」
「何を言って…やああ!」
ピンクが再び攻撃を仕掛けようとした時、デッドモルグが左手を翳した。ピンクの動きが止まった。
「え!?なに!?体が…動かない…!」
「私が左手で触れたのは、お前の武器だけではない」
ピンクが徐に厭らしく体をくねらせ始めた。
「な!?体が、体が勝手に!?」
「どうした?卑猥な動きをして」
デッドモルグが薄ら笑いを浮かべている。
「そんな、体が勝手に動く…私に何をしたの!?」
ピンクが自らの胸や股間を強調するポージングをし始めた。
「また…体が、私の体が操られている!?」
だがピンクは違和感を覚えていた。
(体が勝手に…いいえ、これは、私の体が操られているというより…外側から強い力で無理やり動かされている…それに奴は左手を翳している、私自身が操られているなら右手のはず…!)
「まさか…!」
「気づいたか。そう、お前ではない。私が左手で触れたのは、お前の強化スーツだ」
「私の強化スーツに…!?」
「私が触れたことによって、お前の強化スーツはもはやお前を守る正義の装備ではなくなった。お前を裏切り苦しめる悪の装備と化したのだ」
「そんな…」
またもピンクが妖艶なポーズを取り始めた。胸や尻を強調し誘惑するようなポーズだった。ピンクの強化スーツが無理やりピンクの体を動かしポーズを取らせていた。
「いや、こんな…デッドモルグ、能力を、解きなさい…あぁ!」
ピンクが自ら大股を開き、股間を指で撫で始めた。
「あああ!?いや、こんなことまで…い、や…!ダメ、これでは戦いにならない、いったん変身を解除するしか…!シールドチェンジ・解除!…え?シールドチェンジ・解除!解除!…変身を解除できない!」
「自らの意思で変身を解除することもできん。もはやお前は、強化スーツの傀儡と化したのだ」
ピンクがどれだけ体に力を入れて抵抗しても、強化スーツがピンクの体を無理やりに動かす力の方が圧倒的に強かった。
「シールドファイブの強化スーツは、悪と戦うための正義の装備なのよ!?こんな奴の力に負けないで!お願い!」
ピンクは股間を撫でながら必死に呼びかけたが、強化スーツはピンクの体を無理やり動かし続けた。ピンクが徐にデッドモルグに近づき、体を密着させ始めた。
「今度はオレを誘惑しているのか」
「な、違う!お願い、こんなことさせないで…!」
ピンクがデッドモルグに密着し胸を押し付ける。
「そんなにオレを誘惑したいというわけか」
「違う、違うわ!」
言葉とは逆にピンクがデッドモルグに絡みつく。デッドモルグがピンクの胸や尻を揉む。
「やめて、やめてえ!」
言葉では拒むが、ピンクの体の動きは完全に愛撫を受け入れている。無理やりピンクの体を動かす強化スーツの力には抗えず、まるで愛し合っているかのような、ピンクとデッドモルグの濃密な絡み合いが続いた。ピンクの自身の体を強調したポージング、絡み方と強化スーツの光沢が相まって、極めて官能的だった。
「いや、あぁ、ん…あぁん!」
(強化スーツ自体が操られてしまっては、どうすることもできないわ…!それに、デッドモルグの刺激の仕方が上手くて、体が気持ちよくなってきちゃう…!このままではまずい…こうなったら…!)
「あ、ぅん…気持ち、良い…あぁ…!」
それまで言葉では拒み続けていたピンクが、突然厭らしい声を出した。
「デッドモルグ、いえ、デッドモルグ様。強化スーツにまで裏切られては、もう私に勝ち目はない。降参するわ。私の負けよ…!」
ピンクの突然の敗北宣言にデッドモルグも驚きを隠せなかった。
「デッドダルクに忠誠を誓うわ。その証に、奉仕させて欲しいの。だからお願い、せめてマスクだけは解除させて」
「何だと?そんなこと信じられると思うか」
「強化スーツはこのままで良い、マスクだけを解除しても抵抗できないでしょう!?」
「ぬう、まだ完全には信用できないが、確かに強化スーツには抗えまい。良いだろう、奉仕させてやる。言っておくが変な気を起こしても無駄だ。私の一物は人間如きに嚙み切れるほど柔ではない」
デッドモルグは迷いながらも左手を翳しピンクのマスクだけが解除された。ピンクが自由になった口でデッドモルグの一物を咥えて刺激し始めた。体は強化スーツに動かされていたが、ピンク自身も抵抗はしていなかった。ピンクは決して慣れてはいない口でデッドモルグの一物を刺激し続けた。ピンクに刺激されデッドモルグの快感がピークを迎えようとしていた。デッドモルグの様子を察し、ピンクがそっと口を外した。
「デッドモルグ様、どうか私に…」
デッドモルグが頂点に達し、ピンクに向けて液を発射した。ピンクは恍惚とした表情を浮かべていた。デッドモルグが脱力した。その瞬間、ピンクは自分の自由を奪う強化スーツの力が弱くなったことを感じた。
「強化スーツの力が弱まった。今だわ、シールドスティック!」
一瞬の隙を逃さず、右腰のホルスターに携行したスティック状の武器を抜き、デッドモルグの左手を目掛けて一閃した。
「なに!?ぐああ!」
ピンクの攻撃がデッドモルグの左手に命中した。ピンクを苦しめていた強化スーツの力が消えた。
「やっぱり、左手にダメージを与えれば元に戻るんだわ!今のうちに!」
ピンクがその場を去った。
「おのれ小癪な。だが、これで終わったと思ったら大きな間違いだ」
デッドモルグが不敵に笑っていた。


5 裏切りの戦友

マキは物陰に隠れていた。
「変身も解除できた。デッドモルグが近くに居ないから?それとも左手にダメージを負って操る力が無くなったの?とにかく、今のうちにみんなを!」
再び仲間の捜索を開始しようと駆けだした時、何者かが立ちはだかった。それはシールドファイブのリーダー・シールドレッドだった。
「レッド!?無事だったのね!」
マキがレッドに駆け寄る。だがすぐにレッドの様子がおかしいことに気づいた。
「レッド、どうしたの?」
次の瞬間、レッドがマキに攻撃を仕掛けた。マキは間一髪で躱した。
「レッド、何をするの!?まさかあなたも私と同じように、強化スーツを操られて無理やり!?」
レッドは無言のまま攻撃を続けた。マキは避けるので精一杯だった。
「やはりそうなのね!?いくらレッドでも、デッドモルグに強化スーツを操られては抗えない。何とかしないと…!」
マキは攻撃を躱しながら必死に考えを巡らせた。
「レッドを助けるには変身を解除するしかないけど、デッドモルグに操られた強化スーツは自分の意思で解除はできない。でも、レッドにダメージを与えて変身を解除させることは出来るかも知れない…」
(レッドにダメージを与えるには変身して戦わなきゃ…でも、変身したらまたデッドモルグに操られてしまうかも知れない。それに、たとえ変身しても私の力でレッドに太刀打ちできるの!?)
様々な不安がピンクの頭を過る。だがレッドの攻撃は鋭さを増していく。迷っている暇はなかった。マキが右手のブレスを翳した。
「シールドチェンジ!」
再びシールドピンクに変身した。
「体は自由に動く、強化スーツを操られてはいないわ!」
ピンクがレッドを迎え撃つ。強化スーツを操られてはいなかったが、懸念した通り、シールドピンクに変身しても戦闘能力はレッドの方が遥かに上だった。
「きゃあああ!」
ピンクの攻撃は軽々と捌かれ、逆にレッドの攻撃が確実にピンクにダメージを与えていった。リボンを失いシールドスティックで戦うも、剣術も格闘術もピンクではレッドに歯が立たなかった。
「ダメだわ、私の力では、まともに戦っても勝ち目はない。こうなったら、相打ちを覚悟で…」
レッドが攻撃を仕掛ける。ピンクは避けずにまともにレッドの斬撃を受けた。強化スーツが大きく火花をあげる。
「あああああああ!」
悲鳴を上げながらも何とか耐え、レッドの武器を掴む。密着した状態で最後の力を振り絞ってレッドに攻撃を当てた。ゼロ距離での反撃にさすがのレッドもダメージを受け、変身が解除された。ピンクがフラフラになりながらレッドに駆け寄った。
「レッド!目を覚まして!」
レッドが目を覚まし、ピンクを見つめた。ピンクが安堵する。
「レッド、良かった…!」
次の瞬間、レッドがピンクの首に手を掛けた。
「レッド、何を!?そんな、変身は解除したのに、やめて、目を覚まして…!」
狼狽するピンクの前に、デッドモルグが現れた。
「侮ったぞシールドピンク。まさか相打ちを覚悟でダメージを与え変身を解除させるとは。だが残念だったな」
「変身は、解除したのに、なぜなの…!?」
「自分が強化スーツを操られていたからレッドもそうだと思ったか。だが、わざわざ強化スーツを操らなくとも、私の右手は生物を操る。強化スーツではなくシールドレッド自身を悪に染めれば良い。シールドレッド自身が、お前を裏切る悪の戦士となったのだ。変身を解除しても意味がない。残念だったな」
「そんな、そんな…!レッド!」
ピンクは必死に呼び掛けるが、レッドは手を緩めない。何とかレッドの手を振り解いたが、ピンクは呼び掛けることしかできなかった。レッドがピンクににじり寄る。ピンクが後ずさる。
「どうすれば、どうすればいいの!?ああっ!?」
その時、ピンクの体が再び自由を奪われた。デッドモルグが左手を翳していた。
「お前の強化スーツも私の支配下にあることを忘れたか?」
「しまった、また…強化スーツを…!」
デッドモルグが力を込めると、ピンクのマスクが解除された。
「ああ、マスクが…!何をする気…!?」
「今度は仲間同士で絡み合うが良い」
「な、何ですって!?」
レッドがピンクに近づく。
「レッド、お願い、目を覚まして!」
「ヒヒヒ、梃子摺らせやがって。やっとお楽しみの時間だぜ」
レッドが信じられない言葉を発した。
「な、レッド、何を言ってるの!?」
(違う、レッドは、操られているだけなのよ!)
耳を覆いたくなるようなレッドの言葉も、操られているからだと必死に自分に言い聞かせる。レッドがピンクを抱き寄せ口づけした。
「んんん…んはぁ!いい加減に…!」
ピンクは必死に振り払おうと力を入れるが、強化スーツがそれを許さなかった。それどころか、ピンクの体をレッドに絡ませた。
「ああ、体が…言うことを聞かない…!」
悲痛な叫びとは裏腹に体はレッドと絡み続けている。
「良いぞ、ピンク。次は…」
レッドが落ちていたシールドスティックを拾った。
「何をする気!?まさか、やめて!」
嫌がる言葉とは逆にピンクは自らの胸を無防備にレッドに差し出した。レッドがピンクの胸の部分をシールドスティックで斬りつける。ピンクの強化スーツが火花をあげる。レッドが何度も何度もピンクを斬りつける。ついに、ピンクの強化スーツの胸の部分が裂け、豊満な胸が露になる。
「きゃああ!?」
今度はピンクが自ら大股を開いた。
「いや、やめて!」
レッドはピンクの股を斬りつけ、強化スーツの股の部分を破壊する。ピンクの秘部が露になる。体の自由を奪われたピンクは、胸や秘部を覆い隠すことすらできなかった。
「ヒヒ、やっぱりな。前から思っていたが、綺麗な体してやがる」
レッドがピンクの豊満で形のいい胸を揉む。
「いや、ああ…!」
「ヒヒヒ、何てエロい体だ…たまんねえ…!」
「何ていうことを…いくら操られているからといって、そんなの正義の戦士が言う言葉じゃない!いい加減に目を覚まして…!」
レッドの下衆な言葉に耐えられなくなる。レッドはお構いなしにピンクの胸を揉みしだき、さらに秘部を刺激する。ピンクの秘部が次第に濡れて行く。
「やめ、てえ…はぁん!」
「ヘヘ、エロい声出しやがって」
言葉はレッドを拒むが、ピンクの体は、無理やりさせられているとは思えないほど、妖艶に積極的にレッドに絡んでいた。レッドもまたピンクを愛撫した。レッドが一物を露出させる。
「ああ!?いやあ!」
ピンクの顔に擦り付けた。ピンクの意思に反し手が優しくレッドの一物を刺激する。
「ハハッ、もうたまらねえ…!」
レッドがピンクに挿入する。
「あっ、あっ、あっ、あああああ!」
初めての感覚がピンクを襲う。レッドがゆっくりと腰を振る。
「ああ…あっ…あっ…!」
腰の振りが徐々に激しくなっていく。
「あ、あああ…!いやあああ!ああああ…!」
ピンクの悲鳴が響く。だが体は気持ち良さそうにレッドに委ねている。レッドはピンクの胸を揉みしだきながら、腰を振り続けた。
「やめ、てえ…!あああん!」
レッドは腰を振り続ける。ピンクが顔を歪めるが体は従順を強いられている。
「さて、そろそろ…」
「いや、それだけはやめて!レッド!レッドお願い!いやあああ!」
レッドがピンクの中に出しした。
「私…そんな…いや、いやああああ!」
ピンクの悲痛な叫びが響いた。


6 最悪の裏切り

「ハッハッハ、シールドレッドとシールドピンクの絡み合う姿が見られるとはな」
「デッドモルグ…レッドを悪に染め、こんなことをさせるなんて、絶対に許さないわ…!」
ピンクが言葉を絞り出す。デッドモルグが愉快そうに笑みを浮かべる。
「悪に染め、か。良いことを教えてやろう。私の能力は、私自身の意思で解くこともできる。私は途中からシールドレッドを操ってはいなかった」
「ど、どういうこと…!?」
ピンクの頭に悍ましい仮説が浮かぶ。
「お前たちが絡み合っている途中、シールドレッドは正気に戻っていた。正気に戻ってからも自らの意思でお前を穢し続けたのだ」
「そんな、信じない!」
ピンクがレッドの方を見た。
「ち、違う!ピンク、そんな奴の言うことに騙されるな!オレが、仲間である君の体を弄び、挿入なんてするわけが…」
「私の能力で悪に堕ちている間は記憶がないはず。挿入したことを覚えているのが何よりの証拠だ」
「あ、しまった、そ、それは…!」
レッドが慌てふためく。ピンクの体から力が抜ける。
「悪に染まったフリをして挿入するとは。常日頃から、シールドピンクの体を狙っていたというわけか。これは傑作だ」
「うそ、うそよ!」
「違う、違うんだピンク!」
「触らないで!」
ピンクがレッドの手を払いのけた。
「正義のために一緒に戦っている仲間だと、信じていたのに…いやあああ!」
レッドが戦闘員に連行されていく。ピンクは膝をつきただただ茫然としていた。


7 エピローグ

シールドピンクが2体のデッドモルグの配下の怪人と戦っている。力の差は圧倒的で、戦っているというよりも一方的に甚振られていると言った方が正しかった。攻撃を仕掛けようとしたピンクの動きが止まった。
「うう、また、体が…!」
ピンクが大股を開き強化スーツの上から股間を撫でる。そして今まで戦っていた怪人たちにすり寄り、胸を擦り付ける。
「もうやめて、いったいどれだけ私を弄べば気が済むの!?」
変身したまま勝ち目のない戦いを強いられ、戦いの最中に強化スーツを操られ敵を誘惑するような動きを強いられる。ピンクにとってこれ以上悔しい仕打ちはなかった。ピンクの体が自由になると、再び勝ち目のない戦いが始まる。
「はぁ、はぁ…負けない、負けない!やああ!」
再びデッドモルグの配下に甚振られる。そしてまた強化スーツを操られ望まない動きや奉仕をさせられる。ピンクにとってこれ以上ない敗北の時間が続く。
「やめて、もうやめて…!」
ピンクの体は敵を誘惑し続けている。ピンクの悲痛な叫びが響いていた。




最後までお読みいただきありがとうございました!

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まりもっこす
武器やスーツが悪に染まり裏切っていくという設定は面白いと思いました。 また、レッドの裏切りも精神を操られてしまう… 物語的に納得する部分でいいと思いました。またラストの正気に戻っていたのか?戻ってなかったのか?はピンクの心を折るには十分すぎる展開でした。 ラストもしっかりと無惨な姿を晒すのもさすがはモーリータさんだと思います!! 映像化期待してます!!
モーリー夕
まりもっこす様 コメントありがとうございます!敵の能力を結構なチート能力にしてしまい、設定が強引な気もしていてどうかなと思っていたのですが、そのよう感想を頂けて嬉しいです。まりもっこすさんがコメントをくださるのでとても励みになります。いつもありがとうございます!
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