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ごー
ごー
タイムアスモデウス
Katherine
名無しさん
ミス系マニア
■タイトル 

堕ちた聖女アイリ ―悪魔に奪われた信仰― [No.11059]

■プロット
聖女アイリは女神セレナへの信仰を胸に、女戦士ミス・グレイスとして悪魔の軍勢と戦い続ける。だが強力な悪魔アスモゲイルとの戦いで敗北し、恐怖と羞恥に濡れながら「信仰は捨てない」と叫ぶ姿は、すでに揺らぎを抱えていた。やがて人間の悪魔教徒に襲われ、祈りは嘲笑にかき消され、加虐の中で変身を解かれる。悪魔の祭壇に連れ去られた彼女を待つのは、女悪魔リリセリアとモルビナ。アイリは再びミス・グレイスに変身して戦うが、鞭と電撃、尾の蠱惑的な責めに苛まれ、涙と絶叫の中で否応なく快楽を刻まれていく。さらに幻覚の処刑で、杭、火責め、水責め、針山、溶鉱と、幾度もの死を繰り返し与えられる。祈っても女神は応えず、錯乱の果てに「信仰を捨てます」と絶叫し、変身も解除される。聖女の誇りは砕けた。再び現れた女悪魔たちの責めによって、聖女の姿で十度の絶頂を重ね、ついには「もっとして」と自ら快楽を乞うまでに堕落。最後に現れた悪魔王アバドラスの触手は、胸や股間に吸い付き魂を吸引。アイリは「死ぬのに気持ちいい」と錯乱しながら、命乞いと絶頂を繰り返し、全てを奪われ絶命する。

<あらすじ>

プロローグ

聖女アイリは白亜の神殿で女神セレナに祈りを捧げる。悪魔の勢力が増す中で、戦士ミス・グレイスとして戦い続ける決意を新たにするが、心の奥には拭えぬ恐怖と不安が芽生えていた。清らかな聖衣に身を包んだ彼女の姿は、気高さと儚さを同時に湛えていた。

第一章 最初の敗北

街に現れた悪魔アスモゲイルと、ミス・グレイスが激突。窒息と毒針の責めに追い詰められ、必死に耐えるも、ついに命乞いを漏らしてしまう。羞恥と恐怖の中で失禁し、無様に敗北。聖女の姿をさらしたアイリは、なお信仰を口にするが、アスモゲイルは「いずれ信仰を捨てさせる」と言い残して去る。その胸に初めて、信仰への揺らぎが生まれていた。

第二章 悪魔信者の群れに沈む光

聖域に乱入した悪魔教徒メーソンの信者たちが、聖女アイリを襲撃。変身して応戦するが、人間相手には本気で戦えず、次々と加虐を受ける。「人間の善」を信じようとする彼女の祈りは嘲笑にかき消され、加虐と羞恥の中でついに変身解除。失禁し、聖女の姿で倒れる彼女を、アスモゲイルが「信仰を捨てさせてやる」と嗤い、祭壇へと連れ去らせる。

第三章 女悪魔たちの責め

アスモゲイルの前に投げ出されたアイリは、変身して再び立ち上がるが、女悪魔リリセリアとモルビナが襲来する。鞭の毒打、電流、尾による締め付けと蠱惑的な責めに晒され、苦痛の中で否応なく快楽を覚えさせられていく。「絶頂なんてしていない」と涙ながらに否定するも、繰り返し絶叫と失禁を強いられ、ついには五度の絶頂を刻まれる。それでもなお「信仰は捨てない」と叫ぶが、意識を失い、濡れたバトルスーツのまま崩れ落ちた。

第四章 幻覚の処刑

磔にされたミス・グレイスは、アスモゲイルの力によって幻覚の処刑を繰り返し体験させられる。杭に貫かれ、火に焼かれ、水に沈み、針山に落とされ、岩に潰され、溶鉱に沈む――幾度も「死」を与えられる悪夢。祈りは虚しく、女神セレナに救いを求めても返答はない。涙と失禁にまみれながら「死にたくない」と錯乱し、ついに「信仰を捨てます」と絶叫。その瞬間変身は解け、汗と失禁に濡れた聖衣のまま、信仰を失った聖女アイリが晒される。

第五章 堕落の聖女

聖衣のまま祭壇に投げ出されたアイリは、リリセリアとモルビナによる最終の責めを受ける。鞭・電撃・尾・触手によって繰り返し絶頂を強いられ、涙ながらに「絶頂していない」と否定し続ける。だが身体は痙攣を繰り返し、失禁で濡れ広がる。十度の絶頂を重ねるうちに「もっとして」と自ら哀願するまでに堕落。聖衣が剥がれ、汗と失禁で濡れ透けたハイレグのインナースーツを晒しながら、完全に快楽を求める存在へと変貌してしまう。

第六章 闇に堕ちる魂

もはや信仰を捨て、命乞いするアイリは悪魔王アバドラスの祭壇に投げ出される。触手が吸盤を開き、胸・腹・股間・首筋に吸い付いて魂を吸引。苦痛と快楽が入り混じる責めの中で「死ぬのに気持ちいい」「もっと吸って」と錯乱した声を上げる。魂を引き剥がされながらも快楽を乞い続け、絶叫と失禁にまみれ、発狂寸前のまま絶命する。アバドラスは「信仰を失った魂こそ甘美」と嘲笑し、聖女は無惨に堕ちきった最期を迎える。

エピローグ

闇の神殿の祭壇に、ピンクのインナースーツを濡らしたままのアイリの亡骸が晒される。涙と汗と失禁にまみれ、清らかさを失ったその姿は、聖女の象徴の完全な否定。リリセリアとモルビナは嘲笑し、アバドラスは「絶望こそ勝利」と高らかに宣告。誰に悼まれることもなく、聖女アイリは冷たい闇に沈んでいった。


プロローグ

白亜の礼拝所に、夕暮れの光が差し込む。
聖女アイリは祭壇の前にひざまずき、胸の前で両手を重ねていた。
美しい黒髪が静かに揺れ、清楚な顔立ちはどこか儚げで、大きな瞳には強い意志と脆さが同居している。

身を包むのは白を基調とした聖衣。肩や背中には透ける布が重なり、腰から腿にかけては深いスリットが走る。胸元は慎ましく覆われていながらも、薄布越しに柔らかな曲線を描き、その姿は清純さと気高さを同時に漂わせていた。

「女神セレナさま……。どうか私に力を……」

囁く声は震えていた。
悪魔崇拝の秘密結社《メーソン》が呼び出す悪魔は、力を増す一方。
ミス・グレイスに変身して戦うたびに勝利を収めてきたものの、次に現れる敵には勝てないのではないか――そんな不安が胸をかすめる。

それでも。
聖女として人々を守ると誓ったのだ。
「私は信じています。女神セレナが導いてくださるなら……どんな悪魔にも決して屈しません」

祈りの言葉は、礼拝所の静寂に吸い込まれていった。
決意の瞳の奥に、消えぬ影のような恐怖を宿しながら。


第一章 最初の敗北

夜の街を、不気味な瘴気が覆っていた。
瓦礫の上に、巨大な影がゆらめく。

「ミス・グレイス……待っていたぞ」
黒鉄のような肉体、背から無数の触手をうねらせる男悪魔――アスモゲイル。
その声は大地を震わせるように重く響く。
「我が名はアスモゲイル。ここでお前の光を摘み取ってやろう」

相対するのは、ミス・グレイス。
美人を象った金髪のマスクと、身体のラインを浮かび上がらせるハイレグのバトルスーツ。
ミス・グレイスは強く息を吸い込み、構えを取った。
「悪魔の好きにはさせないわ……あなたをここで止める!」

激突の瞬間、アスモゲイルの触手が地を裂く。ミス・グレイスは跳んでかわすが、次の瞬間には背後から巻きつかれる。

「しまっ――!」
首へ、胸へ、腰へ。しなる触手が次々と絡みつき、全身を締め上げる。
「くっ……ぐうっ……!」
喉を塞がれ、息が詰まる。肺が焼けつくように悲鳴を上げ、胸が上下するが空気は入ってこない。必死に手で触手を引きはがそうとするが、力は逆に吸い取られていくようだ。

(くるしい……っ! でも負けられない……セレナ様、どうか……!)
涙がにじむ視界の中、必死に耐える。
だが追い討ちのように、新たな触手の先端が開き、無数の毒針が雨のように突き刺さった。
「――ッ!!」

声にならない悲鳴が喉を裂いた。
灼けつくような痛みと痺れが全身を駆け巡り、脚から力が抜ける。
膝をつきながらも、歯を食いしばって立ち上がろうとする。
「私は……ここで……倒れるわけには……っ!」
声は震えている。
だが必死に耐えようとする意思が、その言葉ににじんでいた。

しかし、触手はさらに強く締め上げる。首が潰れそうになり、視界が霞む。
苦しげに喉を鳴らすたび、マスクの中で涎がこぼれ落ちていく。
(息が……できない……! 頭が……真っ白に……!)
毒針の灼熱と窒息の恐怖が、心を切り裂いていく。
それでも――。

「まだ……わたしは……!」
声を振り絞る。だが次の瞬間、喉を圧迫する触手が口元までも覆い、声が途絶える。
「ひゅ……ひゅぅっ……!」
情けない音が喉から漏れる。
必死に堪えようとする意志はある。だが、限界が迫る。
(だめ……死ぬ……っ! このままじゃ……!)
白く染まる視界の中で、ついにミス・グレイスの心が悲鳴を上げた。
「……た……たすけ……て……!」

それは意図せぬ命乞いだった。
堪え切れずにこぼれた一言が、自らの敗北を告げるように響いた。
全身の力が抜けていく。
絶望と恐怖が心を突き崩し、膀胱が緩んだ。

ピンクのバトルスーツの股間から、温かい液体がじわりと広がり、滴が地面を濡らす。
ミス・グレイスはマスクの中で羞恥に顔を歪めながらも、もうどうすることもできなかった。
(セレナ様……わたし……負けてしまう……!)
掠れた祈りと共に、身体は地面に崩れ落ちた。

光が消え、白衣の聖女アイリの姿が露わになる。
「……セレナ様……どうか……おゆるしを……」
敗北を悟ったアイリの声が、嗚咽の中で漏れる。
その姿を見下ろし、アスモゲイルは目を細めて嗤った。
「ほう……そうか。お前は聖女だったのか」
低く響く声に、ぞっとする残酷さが混じる。
「なるほど……これほどの恐怖に震えながらも、なお信仰を掲げるか。いいだろう」
嗤いを深め、闇をまとった声で告げる。
「今日は見逃してやる。お前が女神への信仰を自らの口で捨てるその時まで……何度でも苦しませてやる」

闇の中に消えていくアスモゲイル。
残されたアイリは、地に伏したまま涙と嗚咽を止められなかった。
その胸に初めて、信仰への「揺らぎ」が芽生えていた。


第二章 悪魔信者の群れに沈む光

月明かりがかすかに差し込む女神の礼拝所。
祈りの場であるはずの神域を、荒々しい足音と罵声が踏みにじった。
「ここに聖女アイリがいるはずだ!」
「あの女がミス・グレイスだ、やつを捕らえろ!」
祈りを捧げていた聖女アイリを、男たちが取り囲む。
「あなたなちは……っ」

「ミス・グレイスを捕らえろ! この女を悪魔王への捧げものに!」
黒いフードで顔を隠した悪魔崇拝の信者たち――メーソンの群れ。
手にした棍棒や鞭が、神聖な石床に乱雑な音を響かせる。

その中心でアイリが立ち上がり、構えを取る。
「やめなさい……! 人を悪魔に売り渡すなんて……! バトル・チェンジ……!」
アイリの身体が輝き、ミス・グレイスに変身する。
しかし彼女の拳は震えていた。
信者たちは「人間」。女神に仕える聖女として、彼らを殺めることはできない。
(どうすれば……? 私は人間を守るために戦っているのに……!)

戸惑いの一瞬を突かれ、後方から棍棒が振り下ろされる。
「――っ!」
背中に棍棒の一撃を受け、思わずよろけるミス・グレイス。
さらに腹部に衝撃が走り、身体が折れ曲がる。苦悶の吐息が漏れた。
次々と殴打が浴びせられる。
背中、腕、腿。やがて鞭が首に絡みつき、乱暴に引き倒される。
「ぐっ……はぁっ……!」
「やめて…私はあなたたちを守りたいの…!」
床に膝をつき、必死に耐える。
だが群がる信者たちは止まらない。

「悪魔に跪け、聖女め!」
「お前の女神など偽りだ!」
叫びながら、鞭を喉に巻きつけて締め上げる。
息が詰まり、視界が霞む。
(く、苦しい……! でも……人間は……こんなはずじゃない……!)
ミス・グレイスの心は揺らぎながらも、必死に否定を繰り返す。
「人は……悪魔なんかに……従わない……! 本当は……善を信じられるはず……!」
声は涙に震えていた。

だが、容赦のない加虐が降り注ぐ。腹を蹴り上げられ、倒れ伏した背を踏みつけられ、無理やり仰向けにされて股間を踏み躙られる。
「ひっ……あっ……!」
必死に声を抑えようとするが、呻きが漏れる。
羞恥と苦痛が胸を締めつけ、信じてきた「人間の善」が打ち砕かれていく。

「お前の守るべき人間とは、この連中だ。どうだ? 無駄な信仰を捨てたくなったか」
その声とともに、礼拝所の奥から影が現れる。
黒き悪魔――アスモゲイルだった。
「これで分かっただろう、ミス・グレイス。お前が守ろうとした人間たちの本性を」
彼は嗤いながら、信者たちの加虐を眺めていた。
「所詮、人間も悪魔と同じだ。ならば信仰など無駄だろう?」
ミス・グレイスは必死に顔を上げ、震える声で叫ぶ。
「違う……! 人間は……そんな存在じゃない……! セレナ様の光は……まだ……!」

だが、次の瞬間、無理やり膝立ちに引き起こされ、鞭が喉をさらに締め上げる。
「うえっ……うあっ……!」
息が途絶える。さらに腹を蹴られ、視界がぐらりと揺れる。
(もう……立てない……! でも……信じる心だけは……!)
必死に耐えてきたが、極限の苦痛と恐怖に、ついに身体が裏切った。
脚の力が抜け、熱い液体が腿を伝い、床に滴り落ちていく。
「……やめ……て……」
か細い声が漏れる。
その瞬間、全身の力が抜け、光が砕け散るように変身は解除された。
聖女アイリの姿が露わになる。

信者たちの嘲笑が響く中、彼女は意識を手放して崩れ落ちた。
「ククク……」アスモゲイルが低く嗤う。
「信仰にすがろうと、こうして無様に倒れるだけだ……。だがよい。我らの手で信仰を捨てさせてやる。この聖女を捕らえ、我らが祭壇へ連れていけ」
命じられた信者たちが、ぐったりとしたアイリを担ぎ上げる。
女神の礼拝所は血と加虐の匂いに染まり、再び静寂にかえった。


第三章 女悪魔たちの戯れ

闇の祭壇の前で、アイリは床へ投げ出されていた。
荒い息を繰り返し、力の入らない身体を震わせる。
「立て、聖女」
アスモゲイルが髪を鷲掴みにし、無理やり引きずり起こす。
「さあ変身しろ。信仰を掲げるならば、その姿で証明してみせよ」
呻きながらも、アイリの身体は光に包まれる。
ミス・グレイスへと変わり、よろめきながらも立ち上がった。
「……私は……まだ負けない……!」

だが、その決意をかき消すように、艶めいた笑い声が響いた。
「ふふ……待っていたのよ」
光沢の黒鞭を携え、女悪魔のリリセリアが現れる。
「私はリリセリア。苦しみながら悦ぶあなたを、たっぷり味わわせてあげる」
しなる鞭が振り下ろされた。
「きゃあああっ!!」
鞭で打ち据えられた瞬間、毒が沁み込み、焼けるような痛みと痺れが走る。
「くっ……ああああっ!!」
脚の力が抜け、膝が床に落ちた。

「可愛い悲鳴……もっと聞かせて」
背後からモルビナが忍び寄り、ヒロインを尾で絡み取って引きずり起こす。
ミス・ユニバースの身体に尾を絡ませ、ゆっくりと刺激し始める。
「私はモルビナよ……ほうら、気持ちがいいでしょう」
「や、やめてっ……! ちがう……きもちよくなんて……ない……!」
必死に否定する声。しかし、震える脚は抗えない。

リリセリアが電流を帯びた指を胸に這わせた。
「ひっ……! あああぁぁっ!!」
胸と腹に火花が散り、背筋が弓なりに反る。
指先で電撃しながら、スーツの胸から腹を刺激し続ける。
「ふふふ、痛いでしょう……でも感じるはずよ」
「感じてない……! これは……痛みだけ……!」
涙をこらえ、震える声で否定する。

しかしモルビナが背後から強く抱き締め、尾を下腹に絡めた。
「じゃあ、この熱も……痛みだけかしら?」
「ひっ……あぁぁ……!!」
さらにリリセリアが唇で首筋を吸い、そこから力が抜けていく。
「んぁっ……! ち、違う……感じてなんて……!」
二人の連携責めに、アイリは崩れ落ちそうになる。
その瞬間――

「ああああああああぁぁぁっ!!」
全身が大きく痙攣し、股間から熱い液体が溢れた。
床に滴る音が響く。
「ふふ……失禁しちゃったの。絶頂したのね」
「ち、違う……! 私は……絶頂なんか……!」
「抵抗しても無駄よ。聖女なんてやめて、快楽に堕ちなさい」
「いや……! 信仰は……捨てない……!」

だが責めは終わらない。
リリセリアは再び鞭でスーツを打ち据え、モルビナは尾を這わせて敏感な部分を抉る。
「ひぎゃああぁぁっ!!」
二度目の痙攣が襲い、ミス・グレイスは絶叫する。
「やめ……やめて……! 殺されちゃう……!」
「聖女のくせに、悪魔に二度も絶頂させられて……」
リリセリアが冷酷に囁く。
「もう信仰なんて意味がないでしょう」
「ち、違う……! 私は……信仰を……捨てない……!」

リリセリアは胸元へ唇を落とし、吸い取るように甘美な痺れを注ぎ込む。
モルビナは背後から抱き締め、尾を蠢かせながら熱を送り込む。
「やっ……あ、ああああぁぁぁっ!!」
三度目の波が襲い、全身が震える。
「……だめっ……! こんなの……!」
「聖女……? いいえ、ただの雌ね」
「ちがう……! 私は……セレナ様の……っ……!」
「まだ堕ちないの?」
リリセリアが楽しげに囁く。

「なら、もっと奥まで確かめてあげる」
尾がさらに深く這い回り、電流が肩から背中に走る。
「ひいいいいああああぁぁぁぁぁっ!!」
絶叫と共に、ミス・グレイスの身体は大きく震え、四度目の絶頂が襲った。
「ふふ……四度目よ。まだ否定するの?」
「……絶頂なんか……してない……! 信仰も……すてない……!」
声は涙で濡れ、かすれていた。

そして最後に。
二人の女悪魔は互いに視線を交わし、同時に責めを強めた。
リリセリアが電流を帯びた指を胸と腹に走らせ、唇で鎖骨を吸う。
モルビナは全身で抱き潰すように締め上げ、尾を敏感な場所に這わせる。
「ひぎゃあああああああぁぁぁぁっ!!」
絶叫と共に、ミス・グレイスの身体は跳ね上がった。
「いやああああっ!! も、もう無理……!」
全身が痙攣し、股間から再び液体があふれ、床を濡らす。

「うふふ、可愛い子……でも女神には見捨てられたようね」
リリセリアが冷酷に囁く。
「いや……セレナ様……! 私は……信仰は……捨てない……!」
必死に抗う声は、震えながらもなお消えなかった。
視界は白く霞み、意識が遠のいていく。
ピンクのバトルスーツを濡らしながら、ミス・グレイスは床に崩れ落ち、痙攣を残して意識を失った。

「この子の信仰を捨てさせるには、もっと苦痛と恐怖が必要みたいね」
「そうね……アスモゲイル様にお任せしましょう」
無様に股間を広げて痙攣するミス・グレイスを、女悪魔たちが楽しげに見下ろす。


第四章 幻覚の処刑

意識の底から浮かび上がるように、ミス・グレイスは呻き声を漏らした。
全身が痺れ、鉛のように重い。気がつけば、両腕両脚を大きく広げられ、X字の磔台に吊るされていた。
黒い鎖が肌に食い込み、身動きは一切許されない。

「……あ……あぁ……」
朦朧とした瞳が、闇の奥に蠢く巨影を捉える。
「目が覚めたか、ミス・グレイス」
アスモゲイルがそこにいた。
背から噴き上げる黒炎、血のように赤い双眸――最終形態へと至った悪魔の姿。

低く響く声が、意識を無理やり引き戻す。
「これから数え切れぬ死を与えてやろう。死の苦痛と恐怖を幻視させ、魂を削り尽くす……許しが欲しくなったら、信仰を捨てるがいい」
「や、やめ……女神さま……セレナ様……」
かすかな声で名を呼ぶが、返答はない。

アスモゲイルが右手を掲げると、世界は暗転した。
祭壇も磔台も消え失せ、代わりに処刑場が現れる。
次の瞬間――ミス・グレイスの目の前に、巨大な杭が突き出てきた。
鋭い先端が腹を貫き、背を突き抜ける。
「ぎゃあああああぁぁぁぁぁっ!!」
焼けるような痛みに絶叫し、血にまみれる感覚が脳を支配する。
「女神さまっ……セレナ様っ!! 助けてぇぇぇぇっ!!」
(げ……幻覚……でもいや……いやだっ……殺される……! 怖いっ!!)
アスモゲイルの笑い声が幻視を震わせた。
「どうした聖女。女神はお前を見捨てたようだな」

杭が消えたかと思えば、火責め。
炎が足元から這い上がり、肌を焼く。
「熱いぃぃっ!! やだ……やだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
煙が喉を焦がし、息が詰まる。
「いやぁぁ殺さないでっ……女神さまっ……セレナさま助けてぇぇぇぇっ……!!」
(死ぬ……燃えて死ぬ……いやだ……もう死にたくない……!)
「ほら、もっと祈れ。だが女神は応えぬぞ」

炎が掻き消え、水底へと沈む。
肺を冷たい水が満たし、喉を裂く。
「ごぼっ……ぐぅぅっ……たすけ……セレナ様ぁぁぁっ!!」
(苦しい……怖い……このまま死ぬ……死にたくないっ!!)
その瞬間、現実の磔台の上で、ミス・グレイスの股間から温かい液体が滴り落ちた。
羞恥と恐怖にまみれ、ミス・グレイスは無様に失禁していた。

意識が遠のいた刹那、ミス・グレイスは針山の上に投げ落とされた。
鋭い鉄針が全身を貫き、皮膚を裂く。
「ぎゃああああぁぁぁぁぁっ!!!」
血に濡れる幻覚の身体。痛みは現実と変わらない。
「もうやだっ……女神さまぁっ!! 助けてぇぇぇぇっ!!」
(やだ……もう殺されるのはいや……! 死にたくない……っ!!)
「ククク! 何度死んでも、また死ぬだけだ」

背に灼熱の衝撃。光沢を帯びた鉄鞭が打ち込まれる。
「ひぃっ……あああぁぁぁぁっ!!」
皮膚が裂ける錯覚とともに、電流のような痺れが神経を焼いた。
「女神さまぁっ! お願い……助けてぇぇぇっ!!」
(痛い……痛いっ……もういや……でも……信仰は……)
「まだ信仰にすがるか? 哀れな聖女だ」

岩盤に押し潰される。骨が砕け、内臓が潰れる感覚。
「ぎゃっ……がぁぁぁぁぁっ!!」
「殺さないで……死にたくないっ!!女神さまぁぁぁぁ!! 」
(助けて……お願い……死にたくない……!)

次は灼熱の溶鉱に沈められる。
皮膚が溶け、骨まで焼け爛れる錯覚。
「ぎぃぃぃやあああああぁぁぁっ!!」
「セレナ様ぁぁぁっ!! たすけてぇぇぇぇっ!!」
「どれほど叫んでも救いは来ぬ。貴様の女神は沈黙した」
幾度も繰り返される死。

再び杭に刺され、炎に焼かれ、水に沈められ、針に貫かれ、潰され、溶かされる。
女神の名を叫んでも救いは現れない。
(もう嫌だ……もう嫌だ……死にたくない……っ!)
(どうして……どうして助けてくれないの……女神さま……!)
「やめて……やめてぇぇぇぇっ!! 殺さないで……死にたくないっ!!」
「セレナ様ぁぁぁぁっ!! お願い、助けてぇぇぇぇっ!!」
マスクの中で涙と涎を垂らし、嗚咽混じりの絶叫は虚空に吸い込まれる。
やがて――。

「もういやぁぁぁぁっ!! 信仰を……捨て……ます……! 捨てますっ……捨てるからっ……もう許してぇぇぇっ!!」
叫んだ瞬間、幻覚が霧のように消えた。
磔台に吊るされたミス・グレイスの身体から光が抜けていく。
輝きは弾け、変身が解ける。

聖女アイリの姿が晒され、力尽きて弛緩した身体ががくりと震えた。
美しい黒髪が垂れ、白い聖衣は汗と失禁で濡れている。
「女神の加護は……完全に失われた」
アスモゲイルの嘲笑が空間を支配する。

その時――羞恥と絶望の中で、聖女アイリの股間から再び熱い液体が滴り落ちた。
磔にされたまま失禁し、滴が床を濡らす。
「セレナ様……どうか……お許しを……」
しかし、その祈りは誰にも届かなかった。


第五章 堕落の聖女

闇の祭壇の前に投げ出された聖女アイリは、まだ白の聖衣をまとっていた。
黒髪は汗に濡れて頬に張りつき、儚げな顔立ちには涙の痕が刻まれている。
肩から背にかけて透ける布は乱れ、スリットの入った衣は震えた腿を晒していた。
清らかであるはずのその姿は、今や苦悶と羞恥に塗り替えられつつあった。

闇の中から、二つの影が歩み出る。
リリセリアとモルビナ――女悪魔たちが、妖艶で禍々しい最終の姿を現していた。
「これが私たちの真の姿よ」
リリセリアの声は甘く、しかし氷のように残酷だ。
胸と股間に黒き瘴気をまとい、その指先は妖しく輝いていた。
「信仰を捨てたあなたには、ご褒美をあげないとね。死ぬ前に――この世のものではない悦びを、存分に味わわせてあげる」

アイリは床に倒れたまま、体を動かすこともできない。
「ふふ……泣き叫びながら快楽に溺れていく姿を見るのが、楽しみね」
モルビナが蛇の尻尾をうねらせ、腰から伸びる触手を広げてじりじりと近づく。
「さあ、可愛い聖女ちゃん……あなたの身体を、わたしたちのものにしてあげる」

リリセリアの指先が、胸の柔らかな曲線に触れる。
電流が奔り、アイリは絶叫した。
「ひあああああぁぁぁっ!!」
痛みの波が全身を揺さぶる。だがその奥に、甘い痺れが忍び込む。
すぐにモルビナが背後から絡みつき、触手で全身を締め上げながら、聖女の身体を無理やり引きずり起こす。
「やだっ……いやぁ……これ……苦しいのに……っ」
(ちがう……これは痛み……苦痛……快楽なんて……ない……!)
(でも……なんで……震えてるの……!?)
涙を滲ませて首を振るアイリ。

「苦しいでしょう、でも気持ちいいはずよ」
「違う……っ! これは……痛いだけ……快楽なんて……感じてないっ!!」
「否定するのね……でも、身体は正直よ」
蛇の尻尾が腰を締めつけ、触手が腿や腕を這い、聖衣に浸透する毒を流し込む。
「やっ……苦しい……っ! でも……これ……っ!」
身体は悲鳴を上げ、だが同時に震えは強くなる。
「ふふ……もう震えてる。ねえ、アイリちゃん、これは毒の痛みだけ? それとも……?」
「ち、ちがっ……ああああぁっ!」
呻きながらも震える腿。

リリセリアは指先を光らせ、再びアイリの胸元へと触れた。
電流が奔り、アイリは絶叫した。
「ひあああああぁぁぁっ!!」
痛みの波が全身を揺さぶる。だがその奥に、甘い痺れが忍び込む。
(いや……痛いだけよ……でも……なんで……身体が……)
「苦しんで……でも震えてる……可愛いわ」
「いやっ……いやぁぁぁぁっ!!」
リリセリアが唇を首筋に押し当てた瞬間、虚脱と甘さが同時に押し寄せ、アイリは背をのけぞらせて痙攣した。
「やっ……ああああぁぁぁぁっ!!」
「可愛い声……やっぱり身体は正直ね」
リリセリアの甘い囁きとともに、モルビナの触手が全身を這い、毒と熱を押し込んでくる。
「ひっ……あぁぁぁぁぁっ!!」
悲鳴は次第に嗚咽へと変わり、震える声が漏れた。
「やだ……やだぁ……気持ちよくなんか……ない……っ!」
(どうして……どうして震えが止まらないの……っ!)
(女神さま……私……どうしたら……どうしたら……!)

「あああああああああああああああああああああっ!!!」
絶頂の波と共に、アイリの全身が痙攣する。
「ふふ……もう絶頂したわね。聖女のくせに、可愛い声を出して」
絶頂に達してしまったアイリを、リリセリアが嗤う。
「ちがうっ……絶頂なんて……してないっ!」
だがその時アイリの股間から、熱い液体が溢れ出す。
「ああいやっ……いやああああっ……」
「うふふ、漏らしちゃったわね……信仰を捨てた聖女なんて、こんなにも無様。でも可愛いわよ、アイリちゃん……♡」
床に広がる失禁の痕跡を、モルビナが背後から嗤う。
「ちがうっ……ちがうのっ……」
必死に否定するアイリ。
「ふふ……ならもっと確かめてあげるわ」

モルビナの触手に締め上げられ、胸を這うリリセリアの指から電流が全身を貫く。
「やああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
喉を裂く絶叫と共に、身体は震え、視界は白く弾ける。
「ほら、二度目よ。苦痛に泣き叫びながら、また絶頂しちゃった」
「や、やめっ……ちがっ……!」
嗚咽混じりに首を振るアイリ。
「ふふ、可愛い。ちゃんと感じてるじゃない」
「いいのよ……私たちが数えてあげる。三度、四度と、全部ね」
モルビナが舌で耳を舐め、囁いた。

唇を吸われ、触手で絞め上げられ、四肢に快楽が突き抜ける。
「ひぐっ……いやぁっ……あああぁぁぁっ!!」
涙を垂らしながら、嗚咽混じりに声をあげる。
「やああああああああああああぁぁぁぁあぁぁぁっ!!」
悲鳴と共に絶頂が弾ける。
「うふふ、可愛い子ね、また絶頂した……もう三度目よ」
「ちがっ……うぅぅっ……!」
「ほら、素直に“気持ちいい”って言えば楽になるのに」
モルビナが頬を舐め、涎をすくい取る。
「やだっ……言わない……言えない……!」
(だめ……だめなのに……何度も……っ!)
(これは罰なの……? 女神さま……私が……信仰を……捨てたから……?)

モルビナの触手が頬を撫で、リリセリアが胸の突起を強く抓んだ。
「ひぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「やっぱり胸が弱いのかしら? 可愛い声、もっと聞かせて。また絶頂しなさい、聖女ちゃん」
「ちがっ……絶頂なんて……!」
「胸が波打ってる。感じてるの、バレバレ」
 モルビナが舌で涎をすくって笑った。
「感じてないっ……絶頂なんてしないっ……絶頂なんてしないぃぃっ」
「強情ね。でも身体は跳ねてるわ。ねえ、リリセリア、もう濡れてきてる」
「ふふ……可愛い聖女ちゃん」
モルビナの触手が全身を愛撫し、股間を撫で上げる。
「ひああああああぁぁぁぁっ!!」
聖衣の股間に、熱い液体がにじみ出す。
「ほら、股間が濡れてきた。もう信仰より身体が正直ね」
「いやぁっ……そんなの……!」
「ふふ、素直に“気持ちいい”って言えば楽になるのに」
「やっ……だめぇっ……もう無理っ……いやぁぁっ……でも……きもち……よくない……っ!」
「ほら、もう認めなさい、快楽を。信仰も捨てたんだから、自分の身体に素直になりなさい」
「そんなの……そんなのだめ……あっ……あっ……」
「もう我慢できないんでしょう。抵抗しても無駄よ、可愛い聖女ちゃん」
「ああだめっ……だめっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

「うふふ、四度目。とうとうイクって言ったわね……♡」
リリセリアの囁きが耳に絡みつく。
アイリは涙を流しながら首を振った。
「ちが……ちがうっ……イってない……イってないっ……!」
「嘘ついてもだめよ、可愛い声でイクって叫んだくせに」
「わたし……イってないっ……イってなんかなぃぃぃぃぃぃっ……!」
「なら、もっと確かめてあげる」
「いやああああああああっっ!!」
泣き叫びながらも、身体は跳ね、痙攣する。
「イってないっ……イってないっ……!」
モルビナが尾を腿に這わせ、触手で全身を撫で回す。
「女神さまたすけてっ……わたしっ、わたしもうっ……女神さまぁぁぁぁっ」
「信仰を捨てた聖女に、女神の加護なんてないわよ。さあもう諦めなさい」
「ああああああぁぁぁぁぁぁっ!!イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
絶叫と共に涙が飛び散る。

「うふふ、やっぱりイってるじゃない。もう五回もイッたのよ。さあ次で六度目」
「やっ……もう……だめ……もう……いやぁぁ……でも……!」
「気持ちいいんでしょう……信仰も捨てたんだから、もう認めてしまいなさい」
アイリの涙に濡れた瞳が潤み、ついに声が漏れた。
「き……きも……きもちっ……ちがっ……ちがうっ……!」
女悪魔に嬲られる羞恥と快楽に、ついにアイリの心が限界を迎える。
(……女神さま……セレナさま……わたし……わたしもうっ……)
「いやっ……いやぁぁぁっ……きもちいっ……きもちいいのぉぉぉっ!!」
「うふふ、女神の聖女が、とうとう自分から“気持ちいい”って言ったわ」
「ちがっ……違うっ……!」
「でも“気持ちいい”って、ちゃんと言ったわよ。もう認めたのよねぇ、アイリちゃん」
リリセリアが舌で唇を奪い、涎を啜った。
「ああああああああああああっ!!」
胸を吸われ、腿をなぞられ、股間を嬲られる。
「もう全身が弱点ね。さあ次で六度目よ」
「やだぁぁぁぁぁぁっ!! いやっ……でも……ああああぁぁぁっ!!」
「やだっ、やだイクっ……イっちゃうっ……イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」

「うふふ……胸もあそこも、全部で絶頂してる。ほんとに可愛いわ」
モルビナの触手が背から尻を撫で上げ、リリセリアが耳を噛む。
「ひっ……いやああああぁぁぁぁぁっ!!」
「お尻が跳ねてるわ。感じるところ、もう隠せない」
「やだっ……やだぁぁぁっ!!」
「でも腰は欲しがってる。ほら、揺れてるわよ」
触手に全身を絡められ、胸を這う電流。
股間をなぞられ、胸を抓まれ、耳を舐められる。
(もうだめ……わたし……もうがまん……できない……!女神さま……)
「さあ聖女ちゃん、“もっと”って言ってごらんなさい……♡」
「……もっ……もっと……してぇぇっ!! お願い……もっとぉぉぉっ!!」
自ら哀願する言葉が口を突いて出た。
(ああ……言ってしまった……! でも……でも……もう抗えない……!)
(もっと欲しい……もっと……!)
「清らかな聖女が……自分から快楽を乞うなんてね」
「いやっ……いやぁぁぁっ……でも……きもちいいのぉぉぉっ!!もっとっ、もっとぉぉぉぉ」
モルビナの触手で全身を締め上げられ、リリセリアに唇を吸われる。
「ひぃっ……いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!ああイクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」

「とうとう七回もイッたわね。」
モルビナの触手が股間を愛撫し、リリセリアが胸を吸っていく。
「女神さまたすけてっ……狂っちゃうっ……狂っちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」
半狂乱の叫びが祭壇に響く。
「いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! イクっ、イクっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ」
「これで八度目。もうやめて欲しいの? 」
リリセリアが甘く囁く。
「だめ……もっと……もっとしてっ……おねがいっ……もっとしてぇぇぇっ!!」
「それでいいのよ……いいわ、もっとしてあげる。次で九度目よ、淫らな聖女ちゃん」
毒の滴る触手が股間を撫で上げ、電流の走る指先が聖衣の胸を撫で回す。
「ああイクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!

聖衣が裂け、白布が床に散り落ちる。
晒されたのは、淡い光を受けて輝く薄桃色のボディスーツ。清らかさを象徴するはずのインナースーツは、汗に濡れて肌へと張り付き、胸元も股間も線を描き出していた。
「ふふ……聖衣の下に、こんな可愛い衣を隠していたなんて」
リリセリアの指が布越しに滑り、ぴたりと張り付く感触をなぞる。
「見なさい、汗で透けてる……胸も、腰も、股間も……丸見えね」
「だめっ……見ないでぇっ……!」
アイリは必死に身を捩るが、モルビナの触手に絡め取られ逃げられない。
やがて、全身を責め抜かれ、腰を震わせながら絶叫した。
「ひあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!」
その瞬間、ピンクのインナースーツの股間が濡れ、生温かい液体が滲み出して腿を伝い落ちる。布は汗と失禁でさらに重く張り付き、色を濃く変えていった。

「十度目よ。可愛いインナーまで濡らして……もう完全に堕ちたわね」
リリセリアが耳元で囁く。
「こんなにぐっしょりにして、“もっと”って泣いてる。哀れな聖女ちゃん……♡」
モルビナが触手で股間を撫で、艶めいた声で嘲笑う。
「もっ……もっと……! もっとしてぇぇぇっ!!」
涙と涎にまみれたアイリは、濡れたインナースーツを晒したまま、完全に哀願していた。
(ああ……私は……聖女なのに……身体も心も、すべて汚されて……堕ちてしまった…… でも……もう……いい……もっと……もっと……欲しい……!)
絶頂の余韻に震えながら、アイリは涎と涙を垂らし、熱い液体に濡れたまま、意識を失って崩れ落ちた。

「楽しかったわよ、アイリちゃん」
「完全に堕ちたし、そろそろ処刑の時間ね。アバドラス様にこの子を献上しましょう」
汗と失禁で濡れたインナースーツ姿で横たわるアイリを、女悪魔たちが祭壇に寝かせていく。


第六章 闇に堕ちる魂

黒き祭壇の上に、ピンクのインナースーツ姿のアイリが投げ出されていた。
涙と汗で濡れた髪が頬に貼りつき、大きな瞳は虚ろに揺れている。
「……もう……もう信仰は……捨てました……。だから……お願いです……」
アイリは震える声で、祭壇の奥に鎮座する巨躯へと縋った。
「悪魔王さま……アバドラスさま……どうか……命だけは……助けてください……」

闇を覆う声が轟く。
「聖女が命乞いか。だが無駄だ。――信仰を失い、絶望に沈んだ魂こそ、最も甘美な糧」
漆黒の巨体から、無数の触手がうねりをあげて伸びてくる。先端は花弁のように開き、ぬらぬらと脈動する吸盤状の口を覗かせていた。
「ひっ……や、やめ……!」
アイリは身を捩ったが、触手はたやすく両手両脚を絡め取り、X字に祭壇へ押し広げる。

胸へと迫る二本の触手が、口を開いてインナースーツの両胸に吸着した。
「いやぁぁぁっ! やめてっ……そこはっ……!」
胸から強烈な吸引が走り、視界が白く塗り潰される。
「ぎゃああああああああああああっ……!!」
(そんなっ……吸われるっ……命を……吸われちゃうっ……!)
(苦しいっ……苦しいのにっ……気持ちいっ……気持ちいっ……!)
「ひぎぃぃぃぃっ!! あああぁぁっ!! 死んじゃうのに……気持ちいいっ……!」
背を反らし、涙を流しながら絶叫する。
(ああっ……魂を……吸われる……! だめ、死にたくないっ……!)

「ふふ、聖女がまた自分の口で“気持ちいい”と認めたわ」
「いいわぁ……もっと吸って欲しいんでしょう? ねぇ、もっと欲しいって言いなさい」
リリセリアとモルビナの声が絡み合い、嘲笑と誘惑を重ねる。
「いやぁ……でも……あああっ……もっと……もっと吸ってぇぇぇぇぇぇっ!!」
「ほうら、自分から言ったわよ……♡」
「吸ってっ……もっと吸ってっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」
錯乱した声が、虚空に木霊した。
「女神さまっ……セレナさま助けてっ……助けてぇぇぇぇっ!!」
アイリの絶叫は、虚しく神殿の闇に響くだけだった。
「見捨てられたからこそ甘美なのだ、聖女よ」
アバドラスの嘲笑が轟く。

次の瞬間、腹部を這う触手が臍に吸着し、強烈に吸い込む。
「ひぎぃぃぃっ!? あああああああああぁぁぁっ!!」
内臓を引きずられるような痛みと、痺れるような快楽が同時に突き抜けた。
「ぎゃあああぁぁっ!! だめぇぇぇっ……! 殺されちゃうのに……気持ちよすぎるぅぅっ!!」
(いやっ……苦しいのに……身体が熱い……! こんなの……感じてるなんて……!)
「いやぁぁっ! 殺さないで……! 殺さないでっ……やめてっ……やめてぇぇっ!」
涙と涎を垂らし、アイリは錯乱したように命乞いを繰り返す。
(女神さま……! 助けて……! 快楽が……強すぎて……! だめ……壊れる……!)
「ああイクっ……だめイクっ……イクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

「ほら、またイっちゃったわ。命を吸われているのに、絶頂を止められない……♡」
「死にたくないのに……自分から求めてる……ふふ、惨めで愛らしい……♡」
女悪魔たちの艶めいた声が重なる。
「もっと……! もっと吸って……! お願い……殺さないで……でも……もっとぉぉぉっ!!」
涙と涎にまみれた口から、哀願とも懇願ともつかない声が溢れた。

さらに、股間を覆うピンクの布地に触手が喰らいついた。
「いやああああああああぁっっ!!!!」
股間に吸い付いた触手が、脈動を倍加させる。
「ひあああああああああああぁぁぁぁっっ!!!!」
股間を中心に爆発的な熱が弾け、全身を駆け巡る。
「や……やめてぇ……! そこは……! ああああっ……!」
「やあぁぁっ……死ぬのにっ……だめぇ……でも……もっと……もっと吸ってぇぇぇぇぇっ!!!」
「もっとっ、もっとっ……ぜんぶっ、ぜんぶっ……ああイクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
(いや……死ぬのに……快楽が……強すぎる……! こんな……だめぇ……!)
脚を震わせ、腰を突き出し、無様に絶頂を迎える。

その瞬間、インナースーツの股間が濡れ、失禁の滴が床へと散った。
(壊れる……私……死ぬ……でも……もっと……もっと欲しい……!)
「また漏らしちゃったわよ……そろそろ死んじゃうのに、気持ちよさそうね」
「聖女が自分から悪魔王さまに快楽を乞うなんて……最高だわ」
リリセリアとモルビナが重なり笑う。

「死んじゃうのにっ……死んじゃうのにっ……気持ちいっ……気持ちいぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」
「ククク、聖女の最後は無様だな。信仰を捨て、命乞いにすがり……快楽に溺れて果てる」
「やめ……やめてぇ……! 女神さま、助けてっ! 死にたくないぃぃっ!!」

触手はさらに首筋へと吸着し、血流を逆流させるように魂を吸い上げる。
「ぎゃああああああああああぁぁぁっ!!!!」
痙攣する身体。汗と涙と失禁が滴り落ち、ピンクの布は暗く染み広がっていった。
「死んじゃうのにっ……気持ちいいのっ……! いやぁ……もっと……もっと吸ってぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
(いや……いやぁ……! 死にたくない……! でも……感じちゃう……! ああっ、もっと……もっと……!)
「女神さま……! 見捨てないでっ……見捨てないでぇぇぇぇっ……!」

最後の祈りは届かない。
「その絶望――甘美だ」
アバドラスが冷酷に断罪する。
全身を絡め取った触手が、一斉に脈動した。
胸、腹、股間、首筋――あらゆる場所から、魂ごと生命エナジーが吸い尽くされていく。
「あっ……ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「たすけっ……たすけてっ……ああイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!」

絶叫。錯乱。半狂乱。
苦痛と快楽の渦の中で、アイリは自分でもわからない声を上げ続けた。
「えあああああっ……! 吸ってっ……! ぜんぶっ……ぜんぶ吸ってぇぇぇぇっっ!!!」
(もう……壊れる……! 死ぬのに……快楽に……溺れて……! いや……でも……もっと……! もっと吸ってぇぇぇっ!!)
「もうだめっ……もうだめっ……イクっ、イクっ……ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

全身から生命と魂が一気に引き剥がされ、アイリの瞳から光が消える。
錯乱した絶叫の余韻を残したまま、彼女は痙攣して――息絶えた。
まだ痙攣する身体が祭壇の上で脱力し、最後の失禁が流れ出る。


エピローグ

闇の神殿、祭壇の中央。
ピンクのインナースーツを濡らしたまま、アイリの亡骸が横たわっていた。
頬には涙の跡。身体は汗と失禁で無様に濡れ、清らかな聖女の面影はそこにはない。

「終わったわね」
リリセリアが冷笑する。
「信仰を捨てた聖女の魂……甘美だったわ」
モルビナが艶やかに舌なめずりする。
「人類の希望は潰えた。絶望こそ、我らの勝利だ」
悪魔王アバドラスの声が、虚空に轟いた。

――こうして、聖女アイリの物語は幕を閉じた。
その亡骸は祭壇に晒され、誰に悼まれることもなく、冷たい闇に沈んでいった。







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